「昂昂渓区」の版間の差分
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昂昂渓は[[清|清末]]の呼称である昂阿奇屯が転訛したものである。昂阿奇とは[[ダウール語]]で「狩猟場」を意味する。清末に[[東清鉄道]]が建設されると、昂昂渓は[[鉄道附属地]]となり駅が設置されたことで商工業が発展し集落が形成されるようになった。[[1909年]]には北に離れたチチハル市街地との間に満洲で初となる民族資本の鉄道の[[斉昂軽便鉄路]]が開通している。しかし[[1926年]]に新たなに[[洮昂線]]が開通すると新興都市である[[洮南市|洮南]]・[[通遼市|通遼]]への人口流出が続き、1926年に2.4万人であった人口が[[1937年]]には1.3万人まで減少している。 |
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[[1938年]]、[[満州国]]は街村制を施行、昂昂渓は[[竜江県]]昂昂渓街となり、戦後の[[1946年]]6月、[[竜東県]]が設置され県政府が昂昂渓街に設置された。[[1948年]]3月、竜東県が竜江県に編入されると第九区と改称され、[[1952年]]10月に区級の昂昂渓鎮が、更に[[1954年]]10月、チチハル市に編入された際に昂昂渓区に改編された。 |
2020年9月3日 (木) 11:24時点における版
中華人民共和国 黒竜江省 昂昂渓区 | |
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昂々渓駅 | |
旧称:昂阿奇屯 | |
斉斉哈爾市中の昂昂渓区の位置 | |
簡体字 | 昂昂溪 |
繁体字 | 昂昂溪 |
拼音 | Áng'ángxī |
カタカナ転写 | アンアンアシー |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 黒竜江 |
市 | チチハル市 |
行政級別 | 市轄区 |
建置 | 1954年 |
面積 | |
総面積 | 623 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 9 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0452 |
郵便番号 | 161031 |
ナンバープレート | 黒B |
行政区画代碼 | 230205 |
公式ウェブサイト: http://www.aax.gov.cn/ |
昂昂渓区(こうこうけい-く)は中華人民共和国黒竜江省チチハル市に位置する市轄区。
地理
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本県の北央部、国道G111号線沿いに阿西湖がある。
歴史
昂昂渓は清末の呼称である昂阿奇屯が転訛したものである。昂阿奇とはダウール語で「狩猟場」を意味する。清末に東清鉄道が建設されると、昂昂渓は鉄道附属地となり駅が設置されたことで商工業が発展し集落が形成されるようになった。1909年には北に離れたチチハル市街地との間に満洲で初となる民族資本の鉄道の斉昂軽便鉄路が開通している。しかし1926年に新たなに洮昂線が開通すると新興都市である洮南・通遼への人口流出が続き、1926年に2.4万人であった人口が1937年には1.3万人まで減少している。
1938年、満州国は街村制を施行、昂昂渓は竜江県昂昂渓街となり、戦後の1946年6月、竜東県が設置され県政府が昂昂渓街に設置された。1948年3月、竜東県が竜江県に編入されると第九区と改称され、1952年10月に区級の昂昂渓鎮が、更に1954年10月、チチハル市に編入された際に昂昂渓区に改編された。
行政区画
→「中華人民共和国の行政区分」を参照
下部に4街道、1鎮、1民族鎮を管轄:
交通
鉄道
→「中華人民共和国の高速鉄道」を参照
→「中華人民共和国の鉄道」を参照
道路
健康・医療・衛生
- チチハル市昂昂溪区人民医院
関連項目
- 酸菜、ハルビンビール、東北菜
- アムール川(黒竜江)、松花江、松嫩平原、小興安嶺山脈、亜寒帯冬季少雨気候
- 闖関東、内満州、外満州、アイグン条約(ネルチンスク条約)、北京条約
- 在瀋陽日本国総領事館(管轄区域:遼寧省(大連市を除く)・吉林省・黒竜江省)