コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ダーモット・ウェルド」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
72行目: 72行目:


{{DEFAULTSORT:うえると たもと}}
{{DEFAULTSORT:うえると たもと}}
[[Category:キルデア出身の人物]]
[[Category:キルデア出身の人物]]
[[Category:アイルランドの調教師]]
[[Category:アイルランドの調教師]]
[[Category:アイルランドの騎手]]
[[Category:アイルランドの騎手]]

2020年9月2日 (水) 12:58時点における版

ダーモット・ウェルド(英:Dermot K. Weld1948年7月29日 - )は、アイルランドカラ競馬場近郊のローズウェルハウス(Rosewell House)を本拠地とする調教師アイルランド競馬を代表する調教師の1人である[1]

経歴

アイルランドキルデア県出身。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(UCD)で獣医師の資格を取得[2]調教師免許を取得する前は障害(ナショナル・ハント)のアマチュア騎手としても活躍した[1]

1972年に父チャーリーの厩舎を引き継ぐ形でローズウェルハウスに厩舎を開業。2年後の1974年スティールハートイギリスミドルパークステークスを制し、G1初勝利を果たしている。1983年に初のアイルランドリーディング調教師に輝くと、1998年までに8度のリーディングを獲得している。1996年にはザグレブ愛ダービーを制し、アイルランドのクラシック競走完全制覇を達成した。2000年8月にそれまでのアイルランドの最多記録である通算2577勝を塗り替え、2016年6月には通算4000勝を達成した[1][3]

2000年以降はバリードイルエイダン・オブライエン厩舎に押され気味であるが、2010年代は厩舎に初の英ダービーの栄冠をもたらしたハーザンドを筆頭に、ファシネイティングロック、フリーイーグルなどの活躍馬を送り出している[4]

大レースではパット・スマレンとのコンビでの勝利が多い。海外遠征にも積極的で、これまでにオーストラリアメルボルンカップを2勝しているほか、1990年にはアメリカ合衆国のクラシック競走であるベルモントステークスをゴーアンドゴー(Go and Go)で制している[4]

主な勝ち鞍

アイルランドの旗 アイルランド


オーストラリアの旗 オーストラリア


フランスの旗 フランス


ドイツの旗 ドイツ


イギリスの旗 イギリス


香港の旗 香港


イタリアの旗 イタリア


アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国


脚注

  1. ^ a b c D.ウェルド | 競馬データベース. JRA-VAN Ver.World. 2019年2月12日閲覧
  2. ^ DERMOT WELD UCD Alumni Awards. 2019年2月12日閲覧
  3. ^ Dermot Weld - Aga Khan Studs trainers. Aga Khan Studs. 2019年2月12日閲覧
  4. ^ a b 【凱旋門賞】有力騎手・調教師情報【解説コラム】. JRA-VAN Ver.World. 2019年2月12日閲覧

外部リンク