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「バレーボールタイ王国女子代表」の版間の差分

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== 現在の代表 ==
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2018年FIVB[[バレーボールションズリーグ]]に登録されたメンバー<ref>[http://www.volleyball.world/en/vnl/women/teams/tha%20thailand/team_roster TEAM ROSTER]</ref><ref>FIVBバレーボール・ネーションズリーグ2018 女子豊田大会 オフィシャルプログラム 31ページ</ref>。
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2020年8月27日 (木) 08:16時点における版

バレーボールタイ王国女子代表
国または地域 タイ王国の旗 タイ
大陸連盟 アジアバレーボール連盟
協会 タイ王国バレーボール協会
監督 ダナイ・スイーワチャメータワン
国名コード THA (Thailand, Kingdom of)
FIVBランキング 14位(2019年9月版)
オリンピック
出場回数 0回
世界選手権
出場回数 4回
初出場 1998 世界選手権
最高成績 13位(2010)
ワールドカップ
出場回数 1回
初出場 2007 ワールドカップ
最高成績 10位(2007)
アジア選手権
出場回数 14回
最高成績 1位優勝(2009、2013)
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バレーボールタイ王国女子代表(バレーボールタイおうこく じょしだいひょう)は、バレーボールの国際大会で編成されるタイの女子バレーボールナショナルチームである。

歴史

1964年国際バレーボール連盟へ加盟[1]。1990年代後半から台頭してきた新しい勢力で、中国から指導者を招いてチームの強化を図ってきた。タイは速攻を絡めた攻撃重視のバレーボールを展開するチームであり、強力なジャンプサーブを打つ選手も多い。

アジア選手権には上海で開催されたアジア選手権1987で初めて出場し、11チーム中5位という好成績を残した。

アジア選手権2001では日本相手に3位決定戦で勝利し、初メダルとなる銅メダルを獲得した。2002年、ワールドグランプリに初出場、世界選手権(ドイツ)には2大会連続で出場した。2004年のアテネ五輪世界最終予選には5位となった。

自国開催のアジア選手権2007で日本、中国につづく3位に入り、はじめてのワールドカップ出場を勝ち取った。また、ワールドグランプリ2009で日本やポーランドに勝利するなど、強化の成果が表れてきている。同年9月のアジア選手権では準決勝で日本を下し決勝では北京五輪銅メダルの中国を3-1で倒すと、初のアジアチャンピオンに輝いた。その結果により、ワールドグランドチャンピオンズカップ初出場を決めた。

2010年 世界選手権では1次ラウンドを2勝3敗で4位通過となり、2次ラウンドではオランダチェコを下して13位となった。

2011年のワールドグランプリには予選ラウンドでキューバを下すなどして初の決勝ラウンドへ進出した。決勝ラウンドでは中国を破り6位と好成績を残している。

2012年ロンドンオリンピック世界最終予選は、セット率で惜しくも出場権は逃したが3位セルビアに3-0、キューバに3-1で下すなど勝ち点12で日本と並んで4勝3敗で最後まで日本と出場権を争った。僅差でオリンピック出場を逃したタイでは、タイ・バレーボール協会が国際バレーボール連盟に対して日本がセルビア戦で手を抜いて敗れたのではないかと調査を要求、タイ国内の新聞、メディアなどは一斉に八百長疑惑として報道した。この訴えに対して国際バレーボール連盟は八百長を裏付ける証拠はなかったと発表、一方で大会システムについては改善する方針を示した[2]。同年6月のワールドグランプリでは予選ラウンド7勝2敗で突破、決勝ラウンドでも強豪国相手に健闘し4位と過去最高の成績で終えた。

自国開催のアジア選手権2013でも準決勝で中国を3-2、決勝で日本を3-0で破り4年ぶり2度目のアジアチャンピオンに輝いた。

2016年リオデジャネイロオリンピック世界最終予選4日目の日本戦では最終第5セットにて、選手交代等に関するタイのキャテポン監督へのレッドカード[4]2枚での2失点[5][6][7][8][9][10][11](「コーチングゾーンを越えた敵対的な振る舞い」と「タブレット端末が機能しないことを訴えた件[12][13]による遅延行為」との判断[14])もあり、12-6から逆転負けを喫した(13-15)[15][16][17]。FIVBは「タブレット端末の操作に習熟するよう」各チームに要望した[18][19][20]。この結果、6日目の終了時点でセット率によって五輪出場権をタイは今回も逃すことが確定した[21]

過去の成績

オリンピックの成績

世界選手権の成績

1952年から1994年まで出場なし

ワールドカップの成績

アジア選手権の成績

現在の代表

2018年FIVBバレーボールネーションズリーグに登録されたメンバー[22][23]

監督 タイ王国の旗 ダナイ・スイーワチャメータワン
No. 選手名 シャツネーム 身長 所属 P 備考
1 ウィパウィ・シリトーン S. Wipaww 174 Supreme VC WS
2 ピヤヌット・パンノイ P. Piyanut 171 Supreme VC L
3 ポーンプン・グーパート G. Pornpun 170 Bangkok Glass VC S
4 タットダオ・ヌクジャン N. Thatdao 183 Khonkaen Star VC MB
5 プルームジット・ティンカオ T. Pleumjit 180 Bangkok Glass VC MB キャプテン
6 オヌマー・シッティラック S. Onuma 175 WS
7 ハッタヤ・バムルンスック B.Hattaya 178 Nakhonratchasima VC MB
8 ワチャリヤ・ヌワンジャム N.Watchareeya 177 Supreme VC MB
9 ジャラスポーン・ブンダサック B. Jarasporn 180 Bangkok Glass VC MB
10 ウィラワン・アピヤポン A. Wilavan 174 Supreme Vc WS
11 ソラヤ・ポムラ P.Soraya 169 Supreme VC S
12 タパパイプーン・シャイシー C.Tapaphaipun 168 Thai-Denmark Nongrua VC OP
13 ヌットサラ・トムコム T. Nootsara 169 フェネルバフチェ S
14 チッタポン・カムランマー K. Chitaporn 184 Khonkaen Star VC MB
15 マリカ・クントーン K. Malika 177 アゼルレイル・バクー OP
16 ピンピチャヤ・コクラム K.Pimpichaya 175 Nakhonnon-3Bb Vc OP
18 アチャラポーン・コンヨット K. Ajcharaporn 180 Supreme VC WS
19 チャッチュオン・モクシー M.Chatchu-On 175 Nakhon Ratchasima The Mall VC WS
20 スパットラ・パイロート P. Supattra 160 Supreme VC L
21 クンパ・ピアンポンサーン P. Gullapa 178 Khonkaen Star VC S
22 ハタイラット・ジャーラット J. Hathairat 182 Thai-Denmark Nongrua VC MB

歴代代表選手

脚注

  1. ^ Asian Volleyball Confederation (AVC)”. FIVB. 2010年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月7日閲覧。
  2. ^ 女子バレーで五輪逃したタイ「日本が八百長」”. 日本語総合情報サイト@タイランド (2012年5月29日). 2012年5月30日閲覧。
  3. ^ 女子バレー、タイ戦の奇跡はなぜ起きたのか - THE PAGE、2016年5月20日
  4. ^ なお、この試合の直前のオランダ対ドミニカ共和国戦でもレッドカードが出されて点数が動いたシーンがあった、との報道もあった[3]
  5. ^ 173 min・Red card for Thailand and it's 12-9. / 178 min・Another red card for Thailand and it's match point for Japan at 14-12. - FIVB
  6. ^ タイが抗議「これはショーだ」 遅延行為で2失点 - 朝日新聞、2016年5月19日
  7. ^ バレーの新システムはなぜ“今”か?タブレットとチャレンジの問題点。 - Number Web(米虫紀子)、2016年5月25日
  8. ^ バレー逆転負けにタイメディアが皮肉 - デイリースポーツ、2016年5月19日
  9. ^ 選手交代にタブレット端末を使用―― バレーボールのルールに物議、JVAに聞いてみた - ねとらぼ、2016年5月19日
  10. ^ ロンドン組そろい激戦制す バレー女子、リオに望み - 朝日新聞社 2016年5月18日 23時51分(アーカイブ
  11. ^ バレー女子、リオへ課題 飛躍のカギはセッター宮下 - 日本経済新聞(馬場到)、2016年5月25日
  12. ^ タイ監督、レッドカード2枚に激怒「なぜ警告でるのか理解できない」 - スポーツ報知、2016年5月19日
  13. ^ タイ監督激怒!レッドカードで2失点「人生初めて」 - 日刊スポーツ、2016年5月19日
  14. ^ タイ戦レッドカードは「敵対的な振る舞い」と「遅延行為」 - スポニチ、 2016年5月21日
  15. ^ News detail - Japan stage remarkable comeback to beat Thailand in five gripping sets - Women's World Olympic Qualification Tournament 2016
  16. ^ Radchatagriengkai struggles with substitution process FIVB - Press release
  17. ^ Thailand go down to Japan in close battle amidst controversial referee’s decision - The Nation
  18. ^ 日本―タイ戦でのトラブル 国際連盟が緊急会見で説明 - スポニチ、2016年5月22日
  19. ^ バレーのビデオ判定要求「端末操作の習熟を」 国際連盟 - 朝日新聞、2016年5月21日
  20. ^ 産経新聞、2016年5月22日21面 タブレット操作「不慣れが原因」国際連盟
  21. ^ 女子バレー五輪予選 最後まで全力で戦ったタイチームの涙 - Yahoo!ニュース(田中夕子)、2016年5月23日
  22. ^ TEAM ROSTER
  23. ^ FIVBバレーボール・ネーションズリーグ2018 女子豊田大会 オフィシャルプログラム 31ページ

関連項目

外部リンク