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*エジプト王陵の秘密 [[メノー・ホルスト]] [[みすず書房]]、1960年
*エジプト王陵の秘密 [[メノー・ホルスト]] [[みすず書房]]、1960年
*贋作者・商人・専門家 [[ゼップ・シュラー]] 河出書房新社、1961年(のち改題『フェイクビジネス』小学館文庫、1998年)
*贋作者・商人・専門家 [[ゼップ・シュラー]] 河出書房新社、1961年(のち改題『フェイクビジネス』小学館文庫、1998年)
*世界城塞物語 [[エーゴン・アイス]] [[辻ひかる]]・[[内垣啓一]]共訳、河出書房新社、1962年
*世界城塞物語 [[エーゴン・アイス]] [[辻]]・[[内垣啓一]]共訳、河出書房新社、1962年
*道の文化史 一つの交響曲 [[ヘルマン・シュライバー]] 岩波書店、1962年
*道の文化史 一つの交響曲 [[ヘルマン・シュライバー]] 岩波書店、1962年
*[[フェルディナンド・マゼラン|マゼラン]] アメリゴ シュテファン・ツヴァイク 。「全集16」みすず書房、1962年、新版1980年。(ツヴァイク伝記文学コレクション、1998年)。「アメリゴ」は[[河原忠彦]]訳
*[[フェルディナンド・マゼラン|マゼラン]] アメリゴ シュテファン・ツヴァイク 。「全集16」みすず書房、1962年、新版1980年。(ツヴァイク伝記文学コレクション、1998年)。「アメリゴ」は[[河原忠彦]]訳

2020年8月25日 (火) 11:08時点における版

関 楠生(せき くすお、1924年7月15日 - 2014年7月3日[1])は、日本のドイツ文学者、超常現象研究者。東京大学教養学部名誉教授。父は当時静岡高等学校教授のドイツ文学者・関泰祐正四位瑞宝中綬章[2]

経歴

静岡県に生まれる。旧制武蔵高等学校を経て1946年東京大学独文科卒業、その後松本高等学校講師、水戸高等学校教授。1950年千葉大学助教授、1952年東京学芸大学助教授に着任。

1954年より1955年までドイツ・ミュンヘン大学に留学し、帰国後の1956年に武蔵中学校・高等学校講師となる(1965年まで)。

1959年に東京大学教養学部助教授、1970年に同教授となり、1985年定年退官。以後、東京大学名誉教授、獨協大学教授を勤める。退職後、獨協大学名誉教授。

はじめトーマス・マンの『ファウストゥス博士』を翻訳したが、以後、児童文学、古代史を中心とする歴史読物を数多く訳した。

1980年代後半から、歴史に関する読物や、超常現象を扱う著書を刊行。

2007年、高橋健二秋山六郎兵衛石中象治鼓常良らのドイツ文学者ナチス時代にどのようにドイツの作家を評価していたかを述べた『ドイツ文学者の蹉跌』を出版した。

単著

翻訳

脚注

  1. ^ 関楠生氏(東大名誉教授)が死去 読売新聞 2014年7月7日
  2. ^ 「叙位叙勲」『読売新聞』2014年8月2日朝刊