小川超
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小川 超(おがわ ちょう、1918年 - 1982年11月30日[1])は、日本のドイツ文学者、翻訳家。
人物・来歴
[編集]愛媛県生まれ。浦和高等学校(旧制)卒、1948年東京帝国大学文学部独文科卒。立教大学教授、横浜市立大学教授、東京大学教養学部教授、1979年定年、名誉教授[2]、お茶の水女子大学教授、図書館情報大学教授を務め、在任中に死去した。ドイツ文学の子供向け翻訳を多くした。
著書
[編集]- 『山河ありて 画歌集』(短歌新聞社) 1979.5
共著
[編集]翻訳
[編集]- 「ハーモニカを持ったアーベル」(マンフレート・ハウスマン、角信雄共訳、東京創元社、『世界少年少女文学全集(ドイツ編2) 』) 1958
- 『三人の巨匠』「ディケンズ」(ツヴァイク、みすず書房、ツヴァイク全集5) 1961
- 『窓の灯』(H・V・ドーデラー、白水社) 1964
- 『わたしたちの物理学』(ハンス・ドミニク、エーリヒ・シュナイダー編、白水社) 1965
- 『追われてゆく動物たち』(スヴェン・フレロン、ポプラ社、フレロン動物文学集) 1969
- 『のろ鹿チオの冒険』(スヴェン・フレロン、ポプラ社、フレロン動物文学集) 1969
- 『山の家の少女』(リーゼ・ガスト、ポプラ社) 1970
- 『若い日の苦しみ』(リーゼ・ガスト、学習研究社、ジュニア世界の文学) 1970
- 『南海の航海王』(クルト・リュートゲン、学習研究社、アドベンチャー・ブックス) 1971
- 『悪魔の美貌』(テオドール・フォンターネ、中央公論社、世界の文学 新集12) 1972
- 『ウィルヘルム・テル』(フリードリヒ・フォン・シラー、集英社、母と子の名作文学) 1973
- 『ジャングル・ブック』(ラドヤード・キプリング、集英社、母と子の名作童話) 1974
- 『愛の一家』(アグネス・ザッパー、集英社、マーガレット文庫、世界の名作) 1975
- 『若きウェルテルの悩み』(ゲーテ、集英社、ジュニア版世界の文学) 1975
- 『スイスのロビンソン』(ヨハン・ダビット・ウィース、学習研究社) 1977
- 『世界の民話5 東欧2』(ぎょうせい) 1977.8
- 『世界の民話23 パプア・ニューギニア』(ぎょうせい) 1978.12
- 『世界の民話18 イスラエル』(ぎょうせい) 1978.3
- 『てん子ちゃんとアントン』(エーリヒ・ケストナー、集英社、子どものための世界名作文学) 1979.4
- 『パンドーラー祝祭劇』(ゲーテ、潮出版社、ゲーテ全集5) 1980.1
- 『古代クレタ文明 エーゲ文明の謎』(ハンス・バルス、関楠生共訳、佑学社) 1981.9