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2017年は3月の「LPGAボルヴィック選手権」で優勝、その後11月の「TOTOジャパンクラシック」で2年連続優勝、同月の「ブルーベイLPGA」でも優勝を果たす<ref name=":1" />。(最終的に賞金ランク4位<ref name=":1" />)
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この直後の女子ゴルフ世界ランキング(世界ランク)で[[朴城ヒョン|パク・ソンヒョン]]を逆転して1位となり<ref name=":5" />、これは男女を通じて中国人選手初の世界ランク1位となった<ref name=":1" />。その後1位からの陥落もあったが累計で23週1位に輝いた<ref name=":1" />。
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同年JLPGA会員制度改正に伴い「2017年TOTOジャパンクラシック優勝」の資格で同会入会を申請し<ref>{{Cite web|title=The Magnificent Seven|url=https://www.lpga.or.jp/news/info/26757|accessdate=2019-08-24|publisher=日本女子プロゴルフ協会|date=2017-12-07}}</ref>、同年12月1日付けでJLPGA89期生(インターナショナルプロフェッショナル会員)となる<ref name=":2" />。
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2020年8月22日 (土) 04:10時点における版

 馮珊珊 
Shanshan Feng
ファイル:Feng Shanshan 2014.jpg
Feng in 2014
基本情報
名前 馮珊珊
生年月日 (1989-08-05) 1989年8月5日(35歳)
身長 172 cm (5 ft 8 in)
体重 65 kg (143 lb)
出身地 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 広州市
経歴
大学 華南師範学院付属高校
プロ転向 2007
優勝数
LPGAツアー 10
女子ヨーロッパ 7
日本LPGA 5(TOTOはLPGAツアーに含む)
LPGAメジャー選手権最高成績
(優勝: 1)
ANA T8(2015年)
全米女子プロ 優勝(2012年)
全米女子OP T4(2012年)
全英女子OP T2(2014年)
エビアン T2(2019年)
成績
世界ランク最高位 1位(2017年11月13日付)
賞金ランク最高位 全米女子:4位=2013年、2017年
日本女子:6位=2012年
2019年8月23日現在
テンプレートを表示
オリンピック
女子 ゴルフ
2016 ゴルフ

馮珊珊[1](フォン・シャンシャン[2]、英語:Shanshan Feng[3]: 冯珊珊[4]1989年8月5日 - )は中華人民共和国(中国)広州市出身の女子プロゴルファーである。元女子ゴルフ世界ランキング1位[5]

経歴

父の影響で10歳でゴルフを始める[1]

アマチュア時代は中国国内のジュニアやアマチュアの大会で優勝した他、インターナショナルジュニアゴルフツアー(IJGT)の試合で2007年に4勝をあげている[3]

2007年全米女子プロゴルフ協会(LPGA)のファイナルクォリファイングトーナメント(QT)9位タイで2008年シーズンのLPGAツアー出場資格を得ると、QT終了後すぐにプロ転向した[3]。これにより中国人選手として初のLPGAツアーメンバーとなった[1]

2010年に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ファイナルQTで2位に入り[6]、2011年はLPGAツアーと並行してJLPGAツアーにも参戦[7]。「meijiカップ」と「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で優勝、同年の同ツアー年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)で7位となる[7]

2012年は欧州女子ゴルフツアー(LET)で「ミッションヒルズ・ワールドレディスチャンピオンシップ」[8]、「オメガ・ドバイ・レディース・マスターズ」を共に優勝[9]

同年JLPGAツアーにおいては、「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」、「meijiカップ」、公式戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の3勝をあげ、同ツアー賞金ランクで自身最高位の6位となる[7]

同年LPGAツアーにおいては、「ウェグマンズLPGA選手権」(全米女子プロゴルフ選手権)で優勝[10]。中国本土出身者として同ツアー初勝利を初メジャータイトルで飾った[10]

2013年LPGAツアーにおいては2勝、賞金ランク4位[3]

2014年LPGAツアーにおいては1勝、賞金ランク6位[3]。LETにおいては1勝[11]

2015年LETにおいては2勝[3]

2016年、1900年パリオリンピック以来116年ぶりにオリンピックゴルフ女子が復活したリオデジャネイロオリンピックに出場し、3位で銅メダルを授与され、中国人初のオリンピックゴルフでのメダル受賞者となった[12]

同年LETにおいては2勝[3]。この内「オメガ・ドバイ・レディース・マスターズ」は自身同大会4勝目となった[3]

同年LPGAツアーにおいては2勝[3]。この内の1つはLPGAとJLPGA共催の「TOTOジャパンクラシック」であった[3]

2017年は3月の「LPGAボルヴィック選手権」で優勝、その後11月の「TOTOジャパンクラシック」で2年連続優勝、同月の「ブルーベイLPGA」でも優勝を果たす[3]。(最終的に賞金ランク4位[3]

この直後の女子ゴルフ世界ランキング(世界ランク)でパク・ソンヒョンを逆転して1位となり[5]、これは男女を通じて中国人選手初の世界ランク1位となった[3]。その後1位からの陥落もあったが累計で23週1位に輝いた[3]

同年JLPGA会員制度改正に伴い「2017年TOTOジャパンクラシック優勝」の資格で同会入会を申請し[13]、同年12月1日付けでJLPGA89期生(インターナショナルプロフェッショナル会員)となる[2]

2019年7月のLPGAツアー「ソーンベリークリークLPGAクラシック」で同ツアー10勝目をあげる[14]

同年9月のJLPGAツアー公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3日目に9アンダーの63であがり、これが同ツアー公式戦における18ホールの最少スコアとなった[15]

ツアー優勝歴

LPGAツアー (10)

※本項の成績は全米女子プロゴルフ協会プロフィールページ[3]に基づく。大会名は出場当時で表記し、太字はメジャー大会である。

No. 年月日 トーナメント スコア アンダーパー 2位との差 2位(タイ) 優勝賞金($)
1 2012年6月10日 ウェグマンズLPGA選手権

全米女子プロゴルフ選手権

72-73-70-67=282 −6 2打差 大韓民国の旗 ジ・ウンヒ英語版
アメリカ合衆国の旗 ステイシー・ルイス
日本の旗 宮里美香
ノルウェーの旗 スーザン・ペターセン英語版
375,000
2 2013年10月6日 レインウッドLPGAクラシック 70-64-64-68=266 −26 1打差 アメリカ合衆国の旗 ステイシー・ルイス 270,000
3 2013年11月24日 CMEグループ・タイトルホルダーズ 66-74-67-66=273 −15 1打差 アメリカ合衆国の旗 ジェリーナ・ピラー 700,000
4 2014年10月12日 サイム・ダービーLPGAマレーシア 67-67-69-63=266 −18 3打差 タイ王国の旗 ポルナノン・ファトラム英語版 300,000
5 2016年10月30日 サイム・ダービーLPGAマレーシア (2) 66-70-64-67=267 −17 3打差 ノルウェーの旗 スーザン・ペターセン 270,000
6 2016年11月6日 TOTOジャパンクラシック 69-64-70=203 −13 1打差 大韓民国の旗 ジャン・ハナ英語版 225,000
7 2017年3月28日 LPGAボルヴィック選手権 68-67-66-68=269 −19 1打差 オーストラリアの旗 ミンジー・リー英語版
大韓民国の旗 朴城炫
195,000
8 2017年11月5日 TOTOジャパンクラシック (2) 66-63-68=197 −19 2打差 日本の旗 鈴木愛 225,000
9 2017年11月11日 ブルーベイLPGA 69-67-73-70=279 −9 1打差 タイ王国の旗 モリヤ・ジュタヌガーン 315,000
10 2019年7月7日 ソーンベリークリークLPGAクラシック 64-67-65-63=259 −29 1打差 タイ王国の旗 アリヤ・ジュタヌガーン 300,000

日本女子ツアー(5)

※本項の成績は日本女子プロゴルフ協会プロフィールページ[2]に基づく。大会名は出場当時で表記し、太字はメジャー大会である。

  • 2011年:meijiカップ、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
  • 2012年:ヨネックスレディスゴルフトーナメント、meijiカップ、日本女子オープンゴルフ選手権競技

欧州女子ツアー(7)

※本項の成績は欧州女子ツアーのスケジュールページ[16]の各年度に基づく。

  • 2012年:ミッションヒルズ・ワールドレディスチャンピオンシップ、オメガ・ドバイ・レディース・マスターズ
  • 2014年:オメガ・ドバイ・レディース・マスターズ
  • 2015年:ビュイック選手権、オメガ・ドバイ・レディース・マスターズ
  • 2016年:ビュイック選手権、オメガ・ドバイ・レディース・マスターズ

脚注

  1. ^ a b c 今季から日本参戦の22歳 馮珊珊が逆転V”. スポニチアネックス (2011年8月8日). 2019年8月24日閲覧。
  2. ^ a b c フォン・シャンシャン プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月24日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Bio | Shanshan Feng” (英語). 全米女子プロゴルフ協会. 2019年8月24日閲覧。
  4. ^ 本间高尔夫球队 | 全球最优秀的职业高尔夫球手” (中国語). 本間ゴルフ. 2019年8月24日閲覧。
  5. ^ a b Rankings2017-11-13” (英語). Women's World Golf Rankings (2017年11月13日). 2019年8月24日閲覧。
  6. ^ QTランキング2011”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月24日閲覧。
  7. ^ a b c フォン・シャンシャン プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
  8. ^ Reports|World Ladies Championships” (英語). Ladies European Tour (2012年3月4日). 2019年8月24日閲覧。
  9. ^ Reports|Dubai Ladies Masters” (英語). Ladies European Tour (2018年1月30日). 2019年8月24日閲覧。
  10. ^ a b フォン・シャンシャンがメジャーでツアー初勝利”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2012年6月11日). 2019年8月24日閲覧。
  11. ^ Reports|Dubai Ladies Masters” (英語). Ladies European Tour (2014年12月21日). 2019年8月24日閲覧。
  12. ^ 116年ぶり金メダルは朴仁妃”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年8月21日). 2019年8月24日閲覧。
  13. ^ The Magnificent Seven”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年12月7日). 2019年8月24日閲覧。
  14. ^ フォン・シャンシャンが29アンダーでツアー10勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年7月8日). 2019年8月24日閲覧。
  15. ^ フォンシャンシャン 圧巻のレコード更新”. 日本女子プロゴルフ協会 (2019年9月15日). 2019年9月15日閲覧。
  16. ^ Schedule” (英語). Ladies European Tour. 2019年8月24日閲覧。

外部リンク