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「大曼荼羅」の版間の差分

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*右上に[[持国天]]・右下に[[広目天]]・左下に[[増長天]]・左上に[[毘沙門天]]を配置する。
*右上に[[持国天]]・右下に[[広目天]]・左下に[[増長天]]・左上に[[毘沙門天]]を配置する。
*[[題目]]左側に[[釈迦牟尼佛]]または[[釈迦牟尼如来]]・[[浄行菩薩]]・[[安立行菩薩]]・[[普賢菩薩]]・[[弥勒菩薩]]・[[大迦葉|大迦葉尊者]]・[[釈提恒因大王]](帝釈天王)・[[大月天王]]・[[虚空蔵菩薩|明星天子]]・[[十羅刹女]]・[[阿闍世王]]・[[八大竜王|大龍王]]・[[湛然|妙楽大師]]・[[最澄|傳教大師]]・[[八幡大菩薩]]等・梵字で[[愛染明王]]を配置する。
*[[題目]]左側に[[釈迦牟尼佛]]または[[釈迦牟尼如来]]・[[浄行菩薩]]・[[安立行菩薩]]・[[普賢菩薩]]・[[弥勒菩薩]]・[[大迦葉|大迦葉尊者]]・[[釈提恒因大王]](帝釈天王)・[[大月天王]]・[[虚空蔵菩薩|明星天子]]・[[十羅刹女]]・[[阿闍世王]]・[[八大竜王|大龍王]]・[[湛然|妙楽大師]]・[[最澄|傳教大師]]・[[八幡大菩薩]]等・梵字で[[愛染明王]]を配置する。
*[[題目]]右側に[[多宝如来]]・[[上行菩薩]]・[[無辺行菩薩]]・[[文殊菩薩]]・[[薬王菩薩]]・[[舎利弗|舎利弗尊者]]・[[大梵天王]]・[[第六天魔王]]・[[大日天王]]・[[鬼子母神]]・[[転輪聖王|轉輪聖王]]・[[阿修羅王]]・[[提婆達多]]・[[龍樹菩薩]]・[[智|天台大師]]・[[天照大神]]等・梵字で[[不動明王]]を配置する。
*[[題目]]右側に[[多宝如来]]・[[上行菩薩]]・[[無辺行菩薩]]・[[文殊菩薩]]・[[薬王菩薩]]・[[舎利弗|舎利弗尊者]]・[[大梵天王]]・[[第六天魔王]]・[[大日天王]]・[[鬼子母神]]・[[転輪聖王|轉輪聖王]]・[[阿修羅王]]・[[提婆達多]]・[[龍樹菩薩]]・[[智|天台大師]]・[[天照大神]]等・梵字で[[不動明王]]を配置する。


特に中央に[[南無妙法蓮華経]]([[お題目]])並びに右上に[[持国天]]・右下に[[広目天]]・左下に[[増長天]]・左上の[[毘沙門天]]や梵字で表された[[愛染明王]]・[[不動明王]]そして([[お題目]])下の日蓮聖人の花押が重要な意味を持つ。
特に中央に[[南無妙法蓮華経]]([[お題目]])並びに右上に[[持国天]]・右下に[[広目天]]・左下に[[増長天]]・左上の[[毘沙門天]]や梵字で表された[[愛染明王]]・[[不動明王]]そして([[お題目]])下の日蓮聖人の花押が重要な意味を持つ。

2020年8月16日 (日) 12:48時点における版

大曼荼羅(だいまんだら)とは、題目の周囲に漢字梵字で記された菩薩仏弟子天台系の学僧たちインド中国日本の神々の名号などを配置した、日蓮宗法華宗)系の諸宗派で使用される本尊。「大曼荼羅御本尊」とも。

法華経の世界を名号などで表す法華曼荼羅の一種。

概要

臨滅度時本尊
日蓮の臨終時に掲げられたという伝承のある十界曼荼羅。鎌倉・妙本寺

日蓮門下の諸派に於ける法華曼荼羅は、日蓮末法の時代に対応するために、法華経後半十四品(本門)に登場する、如来菩薩明王などを漢字や梵字で書き表した文字曼荼羅である。敬称として「大曼荼羅御本尊」と称し、中央の題目から長く延びた線を引く特徴から、髭曼荼羅とも呼ばれている。また、一部には文字でなく画像で表したものもある。

十界の諸仏・諸神を配置していることから十界曼荼羅(日蓮奠定十界曼荼羅・宗祖奠定十界曼荼羅)などとも称される。

1271年文永8年)に書いたものが最初で、日蓮直筆は127幅余が現存する。[1]

構成

特に中央に南無妙法蓮華経お題目)並びに右上に持国天・右下に広目天・左下に増長天・左上の毘沙門天や梵字で表された愛染明王不動明王そして(お題目)下の日蓮聖人の花押が重要な意味を持つ。

脚注

  1. ^ 渡辺喜勝「「文字マンダラ」=光と言葉のシンボリズム」『日本の名僧12  法華の行者 日蓮 』、佐々木馨、吉川弘文館、2003年。

関連項目

外部リンク