「全北現代モータース」の版間の差分
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: 名前に「珉」を含む人物記事の改名によるリンク修正依頼 (辛炯珉) - log |
||
212行目: | 212行目: | ||
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=1|国籍=KOR|ポジション=GK|名前=[[李範永|イ・ボムヨン]]}} |
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=1|国籍=KOR|ポジション=GK|名前=[[李範永|イ・ボムヨン]]}} |
||
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=2|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[李鎔|イ・ヨン]]}} |
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=2|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[李鎔|イ・ヨン]]}} |
||
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=4|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[辛炯 |
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=4|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[辛炯珉|シン・ヒョンミン]]}} |
||
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=6|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[崔普慶|チェ・ボギョン]]}} |
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=6|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[崔普慶|チェ・ボギョン]]}} |
||
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=7|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[韓教元|ハン・ギョウォン]]}} |
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=7|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[韓教元|ハン・ギョウォン]]}} |
2020年8月15日 (土) 04:35時点における版
全北現代モータース | |||
---|---|---|---|
原語表記 |
전북 현대 모터스 축구단 全北 現代 모터스 蹴球團 | ||
愛称 |
全北FC Dakgong 緑色戦士(녹색전사/綠色戰士) | ||
クラブカラー | 緑(グリーン) | ||
創設年 | 1994年 | ||
所属リーグ | Kリーグ1 | ||
所属ディビジョン | 1部 | ||
ホームタウン | 全羅北道・全州 | ||
ホームスタジアム | 全州ワールドカップ競技場 | ||
収容人数 | 42,477 | ||
運営法人 | 現代自動車 | ||
代表者 | 鄭義宣 | ||
監督 | ジョゼ・モライス | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
| |||
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
全北現代モータース(チョンブク・ヒュンダイ(ヒョンデ)・モータース、ハングル:전북 현대 모터스 축구단、漢字ハングル混じり文:全北 現代 모터스 蹴球團、英語:Jeonbuk Hyundai Motors)は、韓国の南西部の全羅北道の全州をホームタウンとする韓国プロサッカークラブである。韓国プロサッカーリーグ・Kリーグ1に加盟している。通称・全北現代と表記されることもある。
概要
1993年、完山ピューマ(ワンサン―、Wansan Puma)として創立した。韓国初の市民クラブで、ホームタウンは韓国の南西部、全羅北道の全州市である。
国際タイトルでは2006年と2016年のAFCチャンピオンズリーグを2回、国内タイトルではKリーグを4回、韓国FAカップを3回、韓国スーパーカップ(2006年大会を最後に廃止された)を1回の優勝を果たしている。
歴史
1993年(クラブ創設)
完山ピューマ(ワンサン―、Wansan Puma)創立。韓国初の市民クラブ。
1994年(全北バッファロー、全北ダイノスに改称)
全北バッファロー(チョンブク―、Chonbuk Buffalo)に改称。
12月、財政悪化のためクラブ解体の危機に陥るが、現地に商用車生産拠点を置く現代自動車の出資により全北ダイノス(Chonbuk Dinos)として生まれ変わる。
1997年(全北現代ダイノスに改称)
全北現代ダイノスに改称。
2000年(全北現代モータースに改称)
5月、全北現代モータースに改称。
当時、クラブ自体はリーグ戦だと上位進出が少なく、韓国FAカップ、アジアカップウィナーズカップ、さらにはAFCチャンピオンズリーグといったカップ戦に強いことで知られるチームであった。
2006年(AFCチャンピオンズリーグ初優勝)
2006年のACLでは、グループステージでガンバ大阪、準決勝で蔚山現代FCを下し、初の決勝進出を果たす。そして決勝戦では、シリアのアル・カラマを第1戦・第2戦通じて3-2で下し、初のアジアの王者に輝いた。同年12月、アジア代表としてFIFAクラブワールドカップ2006に出場するも、出場6チーム中5位に終わった。
翌2007年のACLにも、前回優勝チームとして決勝トーナメントから出場したものの準々決勝で浦和レッズに敗れた。この試合でナショナリズム剥き出しのラフプレーを行った挙句、全北の韓国人主将が試合後にレッドカードを提示されて中指を突き立てるという、前代未聞の悪態を晒した。
2009年(リーグ戦初優勝)
クラブ創設15年目にしてリーグ戦1位でチャンピオン決定戦に進出し、城南一和天馬に勝利しリーグ戦初優勝を達成した。
2011年
AFCチャンピオンズリーグ2011のグループリーグでセレッソ大阪、山東、アレマのグループGを5勝1敗の首位通過で決勝トーナメントに進出した。
ACL2011のラウンド16で天津泰達と対戦した。ホームでの一発勝負を3-0で勝利して準々決勝に進出した。準々決勝でC大阪と対戦した。アウェイの第1戦を3-4で敗れたが、ホームの第2戦で6-1と勝利し合計スコア9-5で準決勝に進出した。
ACL2011の準決勝でアル・イテハドと対戦した。アウェイの第1戦を2-3で勝利するとホームの第2戦でも2-1で勝利し合計スコア5-3で決勝に進出した。決勝でアル・サッドと対戦した。ホームでの一発勝負を2-2(PK2-4)で敗れ準優勝に終えた。2006年以来の優勝はならなかった。
リーグ戦ではチャンピオン決定戦で蔚山現代ホランイに勝利し、2年ぶり2度目のリーグ戦優勝を飾った。
「大地震お祝い」横断幕事件
2011年9月27日、AFCチャンピオンズリーグ2011準々決勝第2戦、全州ワールドカップ競技場でのセレッソ大阪戦で、一部の全北サポーターが「日本の大地震をお祝います(原文ママ)」と、同年3月11日に日本で発生した東日本大震災を用いて、日本を誹謗中傷する横断幕を観客席で掲げたため、セレッソ大阪のスタッフが運営側に指摘し、前半途中に幕は撤去された[1]。
当時C大阪社長の藤田信良は「国のことを言われれば、我々としては抗議しなくてはいけない」として試合後、アジアサッカー連盟に抗議文を提出した。これに対し、全北側は謝罪を行い、「今回の一件で失意にくれる日本の国民とサッカーファンに深々とお詫びの言葉を述べさせていただくとともに、今後はこのようなことが再発しないように努力していきます」といった謝罪文を公式ウェブサイトに掲載し[2]、横断幕を掲げたサポーターには、10年間のホームスタジアム入場禁止の処分が下された[3]。
これに対して韓国メディアは、「気分の良い勝利だったが、グラウンドの外で問題が発生した」と報じ、韓国のインターネット上の一部に「日本のサポーターも旭日旗を持ち込んだりする」と、本件を擁護する意見があることも報じた[4](ただしAFCアジアカップ2011における猿真似パフォーマンス騒動の発端とされた旭日旗は、当日の試合会場には存在しなかったことが確認済み[5][6])。また一部の韓国メディアは、日本のマスメディアが横断幕を掲げた人物に、モザイクをかけずに横断幕の写真を掲載したことに対して、「物議を醸す出来事を報じる際には観衆の顔をそのまま露出させてはいけない」「特定人物の人格を毀損することになる」と非難した[7][4]。一方中央日報は、「全州で見られた言葉は、国籍に関係なく、人間として考えられないほど低劣だった」と、横断幕を掲げた人物を厳しく非難した[8]。
2014年-現在(クラブ初のリーグ連覇)
8回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2014のグループリーグでは、広州恒大、メルボルン、横浜F・マリノス のグループGを2勝2分2敗で2位通過して決勝トーナメントに進出した。ACL2014のラウンド16で同国の浦項スティーラースと対戦した。ホームの第1戦を1-2で敗れるとアウェイの第2戦でも0-1で敗れ合計スコア1-3で敗退した。
Kリーグクラシックでは3回目のリーグ制覇を果たした。
9回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2015ではベスト8となった。
Kリーグクラシックでは第5節に首位に立つと、その後一度も譲ることなく連覇を達成した。
八百長事件
2013年に全北現代のスカウトが審判2人に500万ウォン(約46万円)を渡し、チームに有利な判定をするように要求したことが発覚。このスカウトは懲役6ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。チームに対しては9月30日、韓国プロサッカー連盟から勝ち点9剥奪と罰金1億ウォン(約920万円)の処分が下った。勝ち点が剥奪されてもリーグ首位を維持していたが、11月6日、2016年リーグ最終節で同じ勝ち点に並ばれ優勝を争っていたFCソウルとの直接対決に敗れ、2位でシーズンを終えリーグ3連覇はならなかった。AFCチャンピオンズリーグ2017の出場権を獲得したが、2017年1月に審判買収事件で剥奪された。
2度目のAFCチャンピオンズリーグ優勝
審判不正買収の発覚による勝ち点はく奪でKリーグクラシック3連覇には失敗したが、11月26日、AFCチャンピオンズリーグ 2016 決勝でアル・アインFCを下し、2006年以来10年ぶりとなる2度目のAFCチャンピオンズリーグ優勝を決めた。
2006年以来なる2回目の出場となったFIFAクラブワールドカップ2016にAFC代表として出場し、準々決勝で北中米カリブ王者・クラブ・アメリカ(メキシコ)に1-2で敗れ、5位決定戦ではアフリカ王者・マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を4-1で下して5位に終わった。
1月18日、アジアサッカー連盟は審判買収事件でAFCチャンピオンズリーグ2017の出場権を剥奪する決定を下したと発表した[9]。全北現代はこの判定を不服としてスポーツ仲裁裁判所へと訴えを起こしたが[10]、スポーツ仲裁裁判所はこの訴えを受理しないことを決め、全北現代の出場停止は妥当であると認めた。「処分保留狙い」は失敗になった[11]。
タイトル
国内タイトル
- Kリーグ1:7回
- 2009, 2011, 2014, 2015, 2017, 2018, 2019
- 韓国FAカップ:3回
- 2000, 2003, 2005
- 韓国スーパーカップ:1回
- 2004
国際タイトル
- AFCチャンピオンズリーグ:2回
- 2006, 2016
過去の成績
シーズン | ディビジョン | 韓国FAカップ | チャンピオンシップ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | |||
1995 | Kリーグ | 前期7位 後期4位 |
- | 資格なし | |||||||
1996 | Kリーグ | 前期5位 後期7位 |
準々決勝敗退 | 資格なし | |||||||
1997 | Kリーグ | 6位 | ベスト16 | 大会なし | |||||||
1998 | Kリーグ | 6位 | ベスト16 | 資格なし | |||||||
1999 | Kリーグ | 7位 | 準優勝 | 資格なし | |||||||
2000 | Kリーグ | 27 | 11 | 4 | 12 | 34 | 40 | 37 | 4位 | 優勝 | 4位 |
2001 | Kリーグ | 27 | 5 | 10 | 12 | 23 | 33 | 25 | 9位 | 準決勝敗退 | 大会なし |
2002 | Kリーグ | 27 | 8 | 11 | 8 | 37 | 36 | 35 | 7位 | 準々決勝敗退 | 大会なし |
2003 | Kリーグ | 44 | 18 | 15 | 11 | 72 | 58 | 69 | 5位 | 優勝 | 大会なし |
2004 | Kリーグ | 24 | 8 | 8 | 8 | 23 | 18 | 32 | 前期2位 後期12位 |
準々決勝敗退 | 資格なし |
2005 | Kリーグ | 24 | 4 | 6 | 14 | 24 | 41 | 18 | 前期11位 後期12位 |
優勝 | 資格なし |
2006 | Kリーグ | 26 | 5 | 11 | 10 | 24 | 34 | 26 | 前期7位 後期13位 |
ベスト16 | 資格なし |
2007 | Kリーグ | 26 | 9 | 9 | 8 | 36 | 32 | 36 | 8位 | ベスト16 | 資格なし |
2008 | Kリーグ | 26 | 11 | 4 | 11 | 39 | 37 | 37 | 6位 | 準々決勝敗退 | 2回戦敗退 |
2009 | Kリーグ | 28 | 17 | 6 | 5 | 59 | 33 | 57 | 1位 | 準決勝敗退 | 優勝 |
2010 | Kリーグ | 28 | 15 | 6 | 7 | 54 | 36 | 51 | 3位 | 準々決勝敗退 | 3位 |
2011 | Kリーグ | 30 | 18 | 9 | 3 | 67 | 32 | 63 | 1位 | ベスト16 | 優勝 |
2012 | Kリーグ | 44 | 22 | 13 | 9 | 82 | 49 | 79 | 2位 | 準々決勝敗退 | 大会なし |
2013 | Kクラシック | 38 | 18 | 9 | 11 | 61 | 49 | 63 | 3位 | 準優勝 | |
2014 | Kクラシック | 38 | 24 | 9 | 5 | 60 | 22 | 81 | 1位 | 準決勝敗退 | |
2015 | Kクラシック | 38 | 22 | 7 | 9 | 57 | 39 | 73 | 1位 | ベスト16 | |
2016 | Kクラシック | 38 | 20 | 16 | 2 | 71 | 40 | 67 | 2位 | 準々決勝敗退 | |
2017 | Kクラシック | 38 | 22 | 9 | 7 | 73 | 35 | 75 | 1位 | ベスト32 | |
2018 | Kリーグ1 | 38 | 26 | 8 | 4 | 75 | 31 | 86 | 1位 | ベスト16 | |
2019 | Kリーグ1 | 38 | 22 | 13 | 3 | 72 | 32 | 79 | 1位 | ベスト32 | |
2020 | Kリーグ1 | 位 |
注:Kリーグは2018年からKリーグ1(1部)・Kリーグ2(2部)の2部制に移行している。2018年以降のリーグ戦の成績はKリーグ1のもの。
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
|
|
※星印は外国人選手を示す。
ローン移籍
- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
|
歴代監督
# | 氏名 | 国籍 | 在籍年 |
---|---|---|---|
1 | 車敬福 | 韓国 | 1994年11月26日 - 1996年12月 | 5日
2 | 崔萬煕 | 韓国 | 1996年12月 | 6日 - 2001年 7月18日
* | 南大植(代行) | 韓国 | 2001年 | 7月18日 - 2001年10月 3日
3 | 趙允煥 | 韓国 | 2001年10月 | 4日 - 2005年 6月12日
* | Kim Hyung-yul(代行) | 韓国 | 2005年 | 6月13日 - 2005年 7月10日
4 | 崔康熙 | 韓国 | 2005年 2013年 6月28日 - 2018年12月2日 | 7月 4日 - 2011年12月21日
* | 李興実(代行) | 韓国 | 2012年 | 1月 5日 - 2012年12月12日
* | ファビオ・レフンディス(代行) | ブラジル | 2012年12月20日 - 2013年 | 6月30日
* | 辛弘基(代行) | 韓国 | 2013年 | 6月25日 - 2013年 6月27日
5 | ジョゼ・モライス | ポルトガル | 2018年12月 | 3日 -
※(2011年12月から2013年6月まで韓国代表監督。この間クラブは監督職を置かず、監督代行が指揮を執った)
歴代所属選手
スタジアム
- ホームスタジアムは大韓民国の西南部地域・全羅北道・全州市(チョンジュ)にあるサッカー専用スタジアムの全州ワールドカップ競技場である。
脚注
- ^ 韓国で「東日本大震災を祝う」の幕 C大阪が抗議、産経ニュース 2011年9月28日
- ^ “「大地震をお祝い」横断幕の全北現代がHP上で謝罪”. サッカーキング. (2011年9月28日) 2011年9月29日閲覧。
- ^ “「大地震お祝い」横断幕を掲げたサポーターが謝罪…10年間のスタジアム入場禁止”. サッカーキング. (2011年9月30日) 2011年10月1日閲覧。
- ^ a b 【韓国BBS】サッカーで「日本の大地震を祝う」横断幕、どう思う?、サーチナ 2011年9月28日
- ^ 室谷克実、三橋貴明『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』PHP研究所
- ^ “テレ朝報じた「サルまね」旭日旗、実はW杯時の映像だった…同局が訂正、謝罪”. 産経新聞. (2011年1月28日)
- ^ サッカー・アジアCLの日韓チームの対戦で「日本の大地震をお祝いします」との横断幕、FNN 2011年9月28日
- ^ “【コラム】大地震をお祝い? 全北の恥ずかしい応援”. 中央日報. (2011年9月30日) 2011年9月30日閲覧。
- ^ “審判買収の韓国・全北現代、ACL出場禁止が決定”. Qoly Football web magazine 2017年1月19日閲覧。
- ^ “審判買収の韓国チーム、ACL追放の処分延期を狙い裁判へ”. Qoly Football web magazine 2017年1月28日閲覧。
- ^ “審判買収の韓国クラブ、「処分保留狙い」は失敗…ACL出場は不許可”. Qoly Football web magazine 2017年2月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式