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金甫炅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金甫ギョンから転送)
金 甫炅
カーディフ・シティでの金甫炅 (2013年)
名前
カタカナ キム・ボギョン
ラテン文字 KIM Bo-Kyung
ハングル表記 김보경
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1989-10-06) 1989年10月6日(35歳)
出身地 全羅南道求礼郡
身長 178cm
体重 73kg
選手情報
在籍チーム 大韓民国の旗 水原三星ブルーウィングス
ポジション MF (CH/OH/SH)
背番号 13
利き足 左足
ユース
大韓民国の旗 五柳小学校
大韓民国の旗 熊上中学校
2005-2007 大韓民国の旗 新葛高級学校
2008-2009 大韓民国の旗 弘益大学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2010-2012 日本の旗 セレッソ大阪 41 (15)
2010 日本の旗 大分トリニータ (loan) 27 (8)
2012-2015 ウェールズの旗 カーディフ・シティ 58 (3)
2015 イングランドの旗 ウィガン・アスレティック 18 (2)
2015 日本の旗 松本山雅FC 6 (0)
2016-2017 大韓民国の旗 全北現代モータース 44 (7)
2017-2019 日本の旗 柏レイソル 36 (2)
2019 大韓民国の旗 蔚山現代FC (loan) 35 (13)
2020-2022 大韓民国の旗 全北現代モータース 82 (10)
2023- 大韓民国の旗 水原三星ブルーウィングス 23 (0)
通算 370 (60)
代表歴
2007-2009  韓国 U-20 22 (9)
2009-2012  韓国 U-23 22 (6)
2010-2019 大韓民国の旗 韓国 38 (4)
獲得メダル
サッカー
オリンピック
2012 ロンドン 男子
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

金 甫炅(キム・ボギョン、1989年10月6日 - ) は、大韓民国全羅南道求礼郡出身のプロサッカー選手[1]Kリーグ水原三星ブルーウィングス所属。ポジションはミッドフィールダー(センターハーフ/オフェンシブハーフ/サイドハーフ)。韓国代表

2013年、AFAアジア最優秀選手。2019年、Kリーグ年間MVP。

来歴

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プロキャリアは日本のプロサッカーリーグ・Jリーグのセレッソ大阪と契約を交わして始まった。2010年韓国弘益大学校を中退してJリーグセレッソ大阪に加入することが内定していたが[2]、C大阪のA契約外国人枠(アジア枠含む)が全て埋まっていたために、C大阪と契約を交わした上で当時J2大分トリニータ期限付き移籍した[3]

大分では背番号10を背負い、開幕後5試合で6得点をあげるなど序盤戦において前評判通りの活躍を見せる。同年6月に、FIFAワールドカップ・南アフリカ大会に出場する韓国代表のメンバーに選出された。代表中最年少での選出で、大分からのクラブ史上初のW杯登録選手となったが、試合に出場する事は無かった。W杯よりチームに復帰して以降は2ゴール(うちPKでの得点が1つ)に終わりやや不本意な結果となった。

2011年より、期限付き移籍を満了してC大阪に復帰。以後、清武弘嗣乾貴士倉田秋らと共に中心選手として活躍した。

2012年シーズンにはロンドンオリンピック参加によりチームを離れる7月までで15試合7得点を記録し、得点ランキングの上位にも名を連ねた。

アジアカップ2011FIFAワールドカップ・ブラジル大会アジア地区予選でも継続して韓国代表に招集され続けている。2012年6月12日、4次予選レバノン戦で代表Aマッチ初ゴールを含む2得点をあげ、勝利に貢献した。韓国代表でキャプテンを務めた朴智星には自らの後継者として名前が挙げられている[4]

2012年7月27日、イングランドのカーディフ・シティFCへの完全移籍が発表された[5]。サポーターへの挨拶をするために大阪に帰り、大勢のサポーター一人一人への握手会、さらに集合写真、キムボギョンからのプレゼント争奪ジャンケン大会を経て、最後はサポーターに胴上げされた。胴上げ回数は背番号にちなんで7回だった[6]

2012-13シーズン、移籍後1年目からレギュラーを掴み、クラブ創設124年目にして初めてのプレミアリーグ昇格に貢献した。香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、奇誠庸(キ・ソンヨン、サンダーランド)を抑えAFAアジア最優秀選手に選ばれた。

2014 FIFAワールドカップの韓国代表に選ばれ、グループリーグで2試合途中出場した。

2015年1月、双方合意のもとでカーディフ・シティとの契約を解除した[7]。翌月6日、ウィガン・アスレティックFCとシーズン終了までの契約を結んだ[8]

2015年7月、ウィガン・アスレティックFCとの契約を解除、8月に松本山雅FCの練習に参加、9月に契約を結び3年ぶりにJリーグ復帰[9]。同年末に契約満了により退団。

2016年、韓国・Kリーグクラシック(現:Kリーグ1)の全北現代モータースへ完全移籍[10]。プロ入り以来初の母国リーグでのプレーとなった。

2017年6月、Jリーグ・柏レイソルへ完全移籍[11]

2019年、蔚山現代FCに期限付き移籍。主力としてリーグ戦35試合に出場し13得点を記録。2019シーズンのKリーグ年間MVPに輝いた。同年のEAFF E-1サッカー選手権にも10番を背負い出場。

2020年、全北現代モータースへ復帰した[12]

現在も、Jリーグの古巣が気になって試合結果をチェックしている[13]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2010 大分 10 J2 27 8 - 1 0 28 8
2011 C大阪 16 J1 26 8 0 0 3 1 29 9
2012 7 15 7 3 2 - 18 9
イングランド リーグ戦 FLカップFAカップ 期間通算
2012-13 カーディフ 13 FLC 28 2 0 0 0 0 28 2
2013-14 プレミア 28 1 0 0 3 0 31 1
2014-15 FLC 2 0 3 0 0 0 5 0
ウィガン 16 18 2 - - 18 2
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 松本 26 J1 6 0 - 0 0 6 0
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2016 全北現代 13 Kクラシック 29 4 - 1 0 30 4
2017 15 3 - 1 0 16 3
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 15 J1 13 0 - 2 0 15 0
2018 23 2 2 0 2 0 27 2
通算 日本 J1 83 17 5 2 7 1 95 20
日本 J2 27 8 - 1 0 28 8
イングランド プレミア 28 1 0 0 3 0 31 1
イングランド FLC 48 4 3 0 0 0 51 4
韓国 Kクラシック 44 7 - 2 0 46 7
総通算 230 37 8 2 13 1 251 40
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2011 C大阪 16 8 1 -
2016 全北現代 13 11 1 2 2
2018 15 4 0 -
通算 AFC 23 2 2 2
その他の国際公式戦

出場歴

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タイトル

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クラブ

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カーディフ・シティFC
全北現代モータース

代表歴

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出場大会

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試合数

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韓国代表国際Aマッチ
出場得点
2010 9 0
2011 3 0
2012 5 2
2013 9 1
2014 5 0
2015 2 0
2016 3 1
2017 1 0
通算 36 4

脚注

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  1. ^ 축구선수 김보경, 구례 저소득 가정 위해 3100만원 기탁” (朝鮮語). 남도방송 (2019年12月10日). 2022年11月13日閲覧。
  2. ^ 聯合ニュース (2009年12月29日). “キム・ボギョン、Jリーグ・セレッソ大阪に入団へ”. WoW!Korea. http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2009/1229/10066040.html 2011年2月15日閲覧。 
  3. ^ キム ボギョン選手加入および期限付き移籍のお知らせ”. セレッソ大阪 (2010年1月28日). 2011年2月15日閲覧。
  4. ^ 韓国紙「パク・チソンの後継者はキム・ボギョン」…香川に次ぐタレントと報道”. サッカーキング (2012年6月22日). 2012年8月18日閲覧。
  5. ^ 【12/07/27】キム ボギョン選手の移籍について”. セレッソ大阪 (2012年7月27日). 2012年7月27日閲覧。
  6. ^ キム ボギョン選手 壮行セレモニーを開催しました”. 2022年9月22日閲覧。
  7. ^ CLUB STATEMENT: KIM BO-KYUNG”. カーディフ・シティFC (2015年1月24日). 2015年1月25日閲覧。
  8. ^ Kim Bo-kyung: Wigan Athletic sign former Cardiff midfielder BBCスポーツ 2015年2月6日付
  9. ^ クラブ公式HP (2010年9月9日). “キム ボギョン選手 ウィガン アスレチックより完全移籍加入のお知らせ”. 2015年9月9日閲覧。
  10. ^ 松本退団の韓国代表MFキム・ボギョン、Kリーグ王者・全北現代へ完全移籍 soccerking 2016年1月3日
  11. ^ キム ボギョン選手 移籍加入に合意』(プレスリリース)柏レイソル、2017年6月22日http://blog.reysol.co.jp/news/2017/015718.html2017年6月22日閲覧 
  12. ^ 김보경, 전북의 재입단... "아시아 최고 자리 올랐던 영광 되찾겠다"”. 全北現代モータース (2020年1月5日). 2020年1月8日閲覧。
  13. ^ クラブW杯アジア代表の元Jリーガーが語った「日本と韓国の違い」”. 2022年8月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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