金甫炅
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カーディフ・シティでの金甫炅 (2013年) | ||||||||||||||
名前 | ||||||||||||||
カタカナ | キム・ボギョン | |||||||||||||
ラテン文字 | KIM Bo-Kyung | |||||||||||||
ハングル表記 | 김보경 | |||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||
国籍 | 大韓民国 | |||||||||||||
生年月日 | 1989年10月6日(35歳) | |||||||||||||
出身地 | 全羅南道求礼郡 | |||||||||||||
身長 | 178cm | |||||||||||||
体重 | 73kg | |||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||
在籍チーム | 水原三星ブルーウィングス | |||||||||||||
ポジション | MF (CH/OH/SH) | |||||||||||||
背番号 | 13 | |||||||||||||
利き足 | 左足 | |||||||||||||
ユース | ||||||||||||||
五柳小学校 | ||||||||||||||
熊上中学校 | ||||||||||||||
2005-2007 | 新葛高級学校 | |||||||||||||
2008-2009 | 弘益大学校 | |||||||||||||
クラブ1 | ||||||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||||||||||
2010-2012 | セレッソ大阪 | 41 | (15) | |||||||||||
2010 | → 大分トリニータ (loan) | 27 | (8) | |||||||||||
2012-2015 | カーディフ・シティ | 58 | (3) | |||||||||||
2015 | ウィガン・アスレティック | 18 | (2) | |||||||||||
2015 | 松本山雅FC | 6 | (0) | |||||||||||
2016-2017 | 全北現代モータース | 44 | (7) | |||||||||||
2017-2019 | 柏レイソル | 36 | (2) | |||||||||||
2019 | → 蔚山現代FC (loan) | 35 | (13) | |||||||||||
2020-2022 | 全北現代モータース | 82 | (10) | |||||||||||
2023- | 水原三星ブルーウィングス | 23 | (0) | |||||||||||
通算 | 370 | (60) | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||||
2007-2009 | 韓国 U-20 | 22 | (9) | |||||||||||
2009-2012 | 韓国 U-23 | 22 | (6) | |||||||||||
2010-2019 | 韓国 | 38 | (4) | |||||||||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月1日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
金 甫炅(キム・ボギョン、1989年10月6日 - ) は、大韓民国・全羅南道求礼郡出身のプロサッカー選手[1]。Kリーグ・水原三星ブルーウィングス所属。ポジションはミッドフィールダー(センターハーフ/オフェンシブハーフ/サイドハーフ)。韓国代表。
2013年、AFAアジア最優秀選手。2019年、Kリーグ年間MVP。
来歴
[編集]プロキャリアは日本のプロサッカーリーグ・Jリーグのセレッソ大阪と契約を交わして始まった。2010年、韓国の弘益大学校を中退してJリーグ・セレッソ大阪に加入することが内定していたが[2]、C大阪のA契約外国人枠(アジア枠含む)が全て埋まっていたために、C大阪と契約を交わした上で当時J2の大分トリニータに期限付き移籍した[3]。
大分では背番号10を背負い、開幕後5試合で6得点をあげるなど序盤戦において前評判通りの活躍を見せる。同年6月に、FIFAワールドカップ・南アフリカ大会に出場する韓国代表のメンバーに選出された。代表中最年少での選出で、大分からのクラブ史上初のW杯登録選手となったが、試合に出場する事は無かった。W杯よりチームに復帰して以降は2ゴール(うちPKでの得点が1つ)に終わりやや不本意な結果となった。
2011年より、期限付き移籍を満了してC大阪に復帰。以後、清武弘嗣、乾貴士、倉田秋らと共に中心選手として活躍した。
2012年シーズンにはロンドンオリンピック参加によりチームを離れる7月までで15試合7得点を記録し、得点ランキングの上位にも名を連ねた。
アジアカップ2011、FIFAワールドカップ・ブラジル大会のアジア地区予選でも継続して韓国代表に招集され続けている。2012年6月12日、4次予選のレバノン戦で代表Aマッチ初ゴールを含む2得点をあげ、勝利に貢献した。韓国代表でキャプテンを務めた朴智星には自らの後継者として名前が挙げられている[4]。
2012年7月27日、イングランドのカーディフ・シティFCへの完全移籍が発表された[5]。サポーターへの挨拶をするために大阪に帰り、大勢のサポーター一人一人への握手会、さらに集合写真、キムボギョンからのプレゼント争奪ジャンケン大会を経て、最後はサポーターに胴上げされた。胴上げ回数は背番号にちなんで7回だった[6]。
2012-13シーズン、移籍後1年目からレギュラーを掴み、クラブ創設124年目にして初めてのプレミアリーグ昇格に貢献した。香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、奇誠庸(キ・ソンヨン、サンダーランド)を抑えAFAアジア最優秀選手に選ばれた。
2014 FIFAワールドカップの韓国代表に選ばれ、グループリーグで2試合途中出場した。
2015年1月、双方合意のもとでカーディフ・シティとの契約を解除した[7]。翌月6日、ウィガン・アスレティックFCとシーズン終了までの契約を結んだ[8]。
2015年7月、ウィガン・アスレティックFCとの契約を解除、8月に松本山雅FCの練習に参加、9月に契約を結び3年ぶりにJリーグ復帰[9]。同年末に契約満了により退団。
2016年、韓国・Kリーグクラシック(現:Kリーグ1)の全北現代モータースへ完全移籍[10]。プロ入り以来初の母国リーグでのプレーとなった。
2019年、蔚山現代FCに期限付き移籍。主力としてリーグ戦35試合に出場し13得点を記録。2019シーズンのKリーグ年間MVPに輝いた。同年のEAFF E-1サッカー選手権にも10番を背負い出場。
現在も、Jリーグの古巣が気になって試合結果をチェックしている[13]。
所属クラブ
[編集]- 五柳小学校
- 熊上中学校
- 2005年 - 2007年 新葛高級学校
- 2008年 - 2009年 弘益大学校
- 2010年 - 2012年 セレッソ大阪
- 2012年 - 2015年1月 カーディフ・シティFC
- 2015年2月 - 同年7月 ウィガン・アスレティックFC
- 2015年9月 - 同年12月 松本山雅FC
- 2016年 - 2017年6月 全北現代モータース
- 2017年7月 - 2018年 柏レイソル
- 2019年 蔚山現代FC (期限付き移籍)
- 2020年 - 全北現代モータース
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2010 | 大分 | 10 | J2 | 27 | 8 | - | 1 | 0 | 28 | 8 | |
2011 | C大阪 | 16 | J1 | 26 | 8 | 0 | 0 | 3 | 1 | 29 | 9 |
2012 | 7 | 15 | 7 | 3 | 2 | - | 18 | 9 | |||
イングランド | リーグ戦 | FLカップ | FAカップ | 期間通算 | |||||||
2012-13 | カーディフ | 13 | FLC | 28 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 28 | 2 |
2013-14 | プレミア | 28 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 31 | 1 | ||
2014-15 | FLC | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | ||
ウィガン | 16 | 18 | 2 | - | - | 18 | 2 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2015 | 松本 | 26 | J1 | 6 | 0 | - | 0 | 0 | 6 | 0 | |
韓国 | リーグ戦 | リーグ杯 | FA杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | 全北現代 | 13 | Kクラシック | 29 | 4 | - | 1 | 0 | 30 | 4 | |
2017 | 15 | 3 | - | 1 | 0 | 16 | 3 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2017 | 柏 | 15 | J1 | 13 | 0 | - | 2 | 0 | 15 | 0 | |
2018 | 23 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 27 | 2 | |||
通算 | 日本 | J1 | 83 | 17 | 5 | 2 | 7 | 1 | 95 | 20 | |
日本 | J2 | 27 | 8 | - | 1 | 0 | 28 | 8 | |||
イングランド | プレミア | 28 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 31 | 1 | ||
イングランド | FLC | 48 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 51 | 4 | ||
韓国 | Kクラシック | 44 | 7 | - | 2 | 0 | 46 | 7 | |||
総通算 | 230 | 37 | 8 | 2 | 13 | 1 | 251 | 40 |
国際大会個人成績 | FIFA | |||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | クラブW杯 | ||||
2011 | C大阪 | 16 | 8 | 1 | - | |
2016 | 全北現代 | 13 | 11 | 1 | 2 | 2 |
2018 | 柏 | 15 | 4 | 0 | - | |
通算 | AFC | 23 | 2 | 2 | 2 |
- その他の国際公式戦
- 2018年
- AFCチャンピオンズリーグ2018 東地区プレーオフ 1試合0得点
出場歴
[編集]- J1初出場 - 2011年3月5日 第1節 ガンバ大阪戦(万博記念競技場)
- 初得点 - 2011年7月13日 第4節 ジュビロ磐田戦(キンチョウスタジアム)
- J2初出場 - 2010年3月7日 第1節 柏レイソル戦 (日立柏サッカー場)
- 初得点 - 同上
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- フットボールリーグ・チャンピオンシップ : 2012-13
- AFCチャンピオンズリーグ : 2016
- Kリーグ1 : 2020
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- U-19韓国代表
- 2008年 - AFC U-19選手権 (4試合出場)
- U-20韓国代表
- 2009年 - FIFA U-20ワールドカップ (4試合出場)
- U-23韓国代表
- 2012年 - ロンドンオリンピック
- 韓国代表
- 2010年 - FIFAワールドカップ
- 2011年 - AFCアジアカップ
- 2014年 - FIFAワールドカップ
- 2019年 - EAFF E-1サッカー選手権2019
試合数
[編集]
韓国代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2010 | 9 | 0 |
2011 | 3 | 0 |
2012 | 5 | 2 |
2013 | 9 | 1 |
2014 | 5 | 0 |
2015 | 2 | 0 |
2016 | 3 | 1 |
2017 | 1 | 0 |
通算 | 36 | 4 |
脚注
[編集]- ^ “축구선수 김보경, 구례 저소득 가정 위해 3100만원 기탁” (朝鮮語). 남도방송 (2019年12月10日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ 聯合ニュース (2009年12月29日). “キム・ボギョン、Jリーグ・セレッソ大阪に入団へ”. WoW!Korea 2011年2月15日閲覧。
- ^ “キム ボギョン選手加入および期限付き移籍のお知らせ”. セレッソ大阪 (2010年1月28日). 2011年2月15日閲覧。
- ^ “韓国紙「パク・チソンの後継者はキム・ボギョン」…香川に次ぐタレントと報道”. サッカーキング (2012年6月22日). 2012年8月18日閲覧。
- ^ “【12/07/27】キム ボギョン選手の移籍について”. セレッソ大阪 (2012年7月27日). 2012年7月27日閲覧。
- ^ “キム ボギョン選手 壮行セレモニーを開催しました”. 2022年9月22日閲覧。
- ^ “CLUB STATEMENT: KIM BO-KYUNG”. カーディフ・シティFC (2015年1月24日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ Kim Bo-kyung: Wigan Athletic sign former Cardiff midfielder BBCスポーツ 2015年2月6日付
- ^ クラブ公式HP (2010年9月9日). “キム ボギョン選手 ウィガン アスレチックより完全移籍加入のお知らせ”. 2015年9月9日閲覧。
- ^ 松本退団の韓国代表MFキム・ボギョン、Kリーグ王者・全北現代へ完全移籍 soccerking 2016年1月3日
- ^ 『キム ボギョン選手 移籍加入に合意』(プレスリリース)柏レイソル、2017年6月22日 。2017年6月22日閲覧。
- ^ “김보경, 전북의 재입단... "아시아 최고 자리 올랐던 영광 되찾겠다"”. 全北現代モータース (2020年1月5日). 2020年1月8日閲覧。
- ^ “クラブW杯アジア代表の元Jリーガーが語った「日本と韓国の違い」”. 2022年8月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 金甫炅 (@kbk_106) - Instagram
- 김보경의 KBK Football - YouTubeチャンネル
- 金甫炅 - Olympedia
- 金甫炅 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- 金甫炅 - National-Football-Teams.com
- 金甫炅 - Soccerway.com
- 金甫炅 - Soccerbase.comによる選手データ
- 金甫炅 - FootballDatabase.eu
- 金甫炅 - WorldFootball.net
- 金甫炅 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 金甫炅 - FIFA主催大会成績
- 金甫炅 - J.League Data Siteによる選手データ
- 金甫炅 - ゲキサカ
- 韓国のサッカー選手
- サッカー韓国代表選手
- オリンピックサッカー韓国代表選手
- サッカーのオリンピックメダリスト
- 韓国のオリンピック銅メダリスト
- 2012年ロンドンオリンピックサッカー出場選手
- 韓国のアジア競技大会銅メダリスト
- セレッソ大阪の選手
- 大分トリニータの選手
- カーディフ・シティFCの選手
- ウィガン・アスレティックFCの選手
- 松本山雅FCの選手
- 全北現代モータースの選手
- FIFAワールドカップ韓国代表選手
- 2010 FIFAワールドカップ出場選手
- 2014 FIFAワールドカップ出場選手
- AFCアジアカップ2011出場選手
- FIFAクラブワールドカップ2016出場選手
- 韓国の仏教徒
- 在日韓国人
- 在イギリス韓国人
- 全羅南道出身の人物
- 弘益大学校出身の人物
- 1989年生
- 存命人物