「レイフォース」の版間の差分
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* [[2007年]][[1月25日]]、[[PlayStation 2]]用ソフト『[[タイトーメモリーズ#タイトーメモリーズII 上巻|タイトーメモリーズII 上巻]]』に収録。『'''レイフォース'''』名義での初移植。エミュレーションによる移植の為グラフィックを含めゲーム内容はほぼ完全移植だが、操作遅延が大きくアーケード版と同等のプレイ感覚は再現不可能になっている。オプション設定で、アーケード版と同様の縦画面で出力できる。 |
* [[2007年]][[1月25日]]、[[PlayStation 2]]用ソフト『[[タイトーメモリーズ#タイトーメモリーズII 上巻|タイトーメモリーズII 上巻]]』に収録。『'''レイフォース'''』名義での初移植。エミュレーションによる移植の為グラフィックを含めゲーム内容はほぼ完全移植だが、操作遅延が大きくアーケード版と同等のプレイ感覚は再現不可能になっている。オプション設定で、アーケード版と同様の縦画面で出力できる。 |
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* iOS版 - 2012年1月13日配信。アーケード版音源を収録している。タッチ操作でも操作しやすいよう移動速度が調整され、一部敵キャラクターの色やエフェクトなどが変更された「Remix MODE」を搭載。iPod Touchでは処理落ち・コマ落ちしやすい。[[2017年]][[5月31日]]には大型アップデートが行われ、iPadでの全画面表示やゲームコントローラーの対応、[[土屋昇平]]によるAREA 1のBGMの新アレンジの収録が行われた。 |
* iOS版 - 2012年1月13日配信。アーケード版音源を収録している。タッチ操作でも操作しやすいよう移動速度が調整され、一部敵キャラクターの色やエフェクトなどが変更された「Remix MODE」を搭載。iPod Touchでは処理落ち・コマ落ちしやすい。[[2017年]][[5月31日]]には大型アップデートが行われ、iPadでの全画面表示やゲームコントローラーの対応、[[土屋昇平]]によるAREA 1のBGMの新アレンジの収録が行われた。 |
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* [[Android]]版 - [[2017年]][[5月31日]]配信が開始された。 |
* [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]版 - [[2017年]][[5月31日]]配信が開始された。 |
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== 関連作品 == |
== 関連作品 == |
2020年8月5日 (水) 09:37時点における版
ジャンル | シューティングゲーム |
---|---|
対応機種 |
アーケード[AC] セガサターン[SS] Windows[Win] PlayStation 2[PS2] |
開発元 |
[AC][PS2]タイトー [SS]ビング [Win]ゲームバンク |
発売元 | タイトー |
人数 | 1〜2人(同時プレイ可) |
メディア |
[AC]F3システム [SS][Win]CD-ROM |
発売日 |
[AC]1994年 [SS]1995年9月14日 [Win]1997年 [PS2]2007年1月25日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(Everyone) PEGI: 3+ OFLC: G(General) |
その他 |
PS2版は『タイトーメモリーズII 上巻』に収録 Win版はサイバーフロントより再発売 |
『RAY FORCE』 (レイフォース) は、1994年にタイトーが制作・販売したアーケード用2D縦スクロールシューティングゲームである。欧州ではGUNLOCKのタイトルでリリースされたほか、一部の家庭用では『LAYER SECTION』 (レイヤーセクション) のタイトルで移植された。
概要
8方向レバーとショット、ロックオンレーザー用の2つのボタンで自機「X-LAY」を操作し、アイテムを取ることでショットの威力強化やロックオンレーザーの同時発射数の増加をしながらステージを進める。全7面×1周。
「ロックオンマーカー」と呼ばれる自機前方に表示されている照準を低高度の敵機に合わせることでロックオンし、その状態でボタンを押すことで自動追尾するレーザーを発射、攻撃する。最大で8発まで同時に射て、耐久力のある敵には重ねてロックオンできる。なお、2人同時プレイ時は2人合わせて8発である。
一度に多くの敵機をロックオンレーザーで破壊することで、敵の得点に倍率がかかる。このため、高得点を狙うにはロックオン順序、ロックオンレーザーの発射タイミングのパターン化が必須であり、そのパターン構築が本作の醍醐味の1つとなっている。逆に、高得点を狙わず、効率的な敵の破壊に重点を置いた攻略をすることで、難易度を相対的に低下させることも可能である。
ロックオンレーザーはそれぞれ性能が異なるものの、後に制作された『レイストーム』『レイクライシス』にも採用されている。
解説
メインショットが一種類のみでボンバーなどの緊急回避動作がないなど、時代に逆行したデザインの作品ながら、全国のゲームセンターにおいてロングランヒットを記録した。しかし、当時のゲームセンターは対戦格闘ゲームが中心に設置されており、基板自体の出回りは今一つだった。
本作は、ステージ構成のみでそのストーリーを表している。「防衛艦隊を突破して宇宙からかつての母星である敵本星に降下、地下都市最深部にあるマザーコンピュータの破壊を目指す」という物語が、文字や音声を使わず、ゲーム開始から終了まで絶え間なく続くステージの流れで表現されている。
そのエンディングが悲劇的なもので、同社がかつて制作した『ガンフロンティア』や『メタルブラック』に複数のエンディングが存在していたこともあり、本作にも、最終ステージの行動によって別パターンのエンディングが存在するのではないかという噂が流れていた。これについては、開発者がゲーム誌上で公式に否定している。
本作のヒットを受け、『R-GEAR』というタイトルで続編が開発されていた。本作と同じくF3システム基板を使用し、基本的なゲームシステムはそのままで新しいロックオンレーザーを搭載した新機体が追加されていた。しかし開発途中でプラットフォームがPlayStation互換のFXシステム基板に変更されたため、R-GEARとしての開発は放棄され、タイトルも『レイストーム』に変更された。レイストームのR-GRAY2は、この時の新機体のアイデアが流用されている。
アイテム
本作で出現するアイテムは、以下の3種類である。いずれも、特定の敵機を破壊することで出現する。
- パワーアップ
- 正四面体形をした赤色のアイテムで、これを3つ取得することで自機のメインショットが1段階パワーアップする。
- スーパーパワーアップ
- 上記パワーアップアイテムが黄色になったもの。1つ取得するだけで自機のメインショットが1段階パワーアップする。
- レーザー
- 緑色で「L」の字が描かれたカプセル状のアイテム。これを取得するとロックオンレーザーの同時発射数が1つ増加する。
ステージ構成
ステージ構成と各ステージBGMのタイトルは以下の通り。
舞台 | ステージタイトル | BGM | 中ボス | ボス | ボスBGM | |
---|---|---|---|---|---|---|
AREA 1 | 敵本星リング状小惑星帯 | RED POWER TO PIERCE THROUGH | PENETRATION | デュアルランス | AGGRESIVENESS | |
AREA 2 | 敵本星衛星軌道 | THE GRAVITY OF BLUE SIDE | G | アーマースケイル ポセイドン |
ギラソル | |
AREA 3 | 敵本星上空 | THE PHANTASM OF SILVER | VISION | アスラ | ギガ | |
AREA 4 | 敵本星地表付近 | THE FISSURE OF CONSCIOUSNESS | CRACKING! | G.P.M.S.-2 | ||
AREA 5 | 敵本星地下都市 | TOWARD THE DARKNESS | INTO DARKNESS | オーディン | ATROCITY | |
AREA 6 | 敵本星地下深奥部 | THE END OF DEEP LAYER | MÖBIUS | ファランクス | ダイナモ | |
AREA 7 | 敵本星中心核 | RELEASING INFINITELY | THE PLOT THICKENS QUARTZ |
テンタクル | コンヒューマン | THE FATES DOOMSDAY |
スタッフ
- プロデューサー:阿部幸雄
- ディレクター:阿部幸雄、中村辰男
- ゲーム・デザイン:中村辰男、阿部幸雄、山下智久
- ソフトウェア:中村辰男、征矢野伸二、谷口晃、樫野正雄、大山功
- キャラクター・グラフィック:加藤秀幸、山下智久、磯部孝幸、杉谷伸二郎、鯨井洋代、野口泰弘
- スクリーン・グラフィック:加藤秀幸、V.A.P、PEACOCK
- 音楽&サウンド・エフェクト:河本圭代(ZUNTATA)
- サウンド・エフェクト:中西宗博(ZUNTATA)
- サウンド・ディレクション:殿村裕誠(ZUNTATA)
- デザイン・ワークス:KYOKO UMEZU
- ハードウェア:金岡勝美
移植
- 1995年9月14日、セガサターン用ソフトとして発売。開発はビング、販売はタイトー。タイトルは開発時の仮タイトルだった『レイヤーセクション』(LAYER SECTION)に変更された。これは、国内に同名のゲームメーカーが存在しており、名称の重複を防ぐための措置だったとされる。BGMはアーケード音源ではなくCD音源のモノラル再生。家庭用のテレビサイズに合わせるために敵出現配置などが変更されている。また、アーケード版の構成も再現した、アーケード版準拠の縦画面表示の「アーケードモード」も搭載している。北米及び欧州では『Galactic Attack』のタイトルでアクレイム・エンタテインメントより発売された。
- 1997年、Windows用ソフトとして発売。タイトルは『レイヤーセクション』。開発・販売はゲームバンクで、1999年にはサイバーフロントより再発売されている。画面レイアウトが大幅に変更されており、また一部演出が省略されている。
- 2007年1月25日、PlayStation 2用ソフト『タイトーメモリーズII 上巻』に収録。『レイフォース』名義での初移植。エミュレーションによる移植の為グラフィックを含めゲーム内容はほぼ完全移植だが、操作遅延が大きくアーケード版と同等のプレイ感覚は再現不可能になっている。オプション設定で、アーケード版と同様の縦画面で出力できる。
- iOS版 - 2012年1月13日配信。アーケード版音源を収録している。タッチ操作でも操作しやすいよう移動速度が調整され、一部敵キャラクターの色やエフェクトなどが変更された「Remix MODE」を搭載。iPod Touchでは処理落ち・コマ落ちしやすい。2017年5月31日には大型アップデートが行われ、iPadでの全画面表示やゲームコントローラーの対応、土屋昇平によるAREA 1のBGMの新アレンジの収録が行われた。
- Android版 - 2017年5月31日配信が開始された。
関連作品
- レイストーム(1996年・アーケード)
- レイクライシス(1998年・アーケード)
- ダライアスバースト クロニクルセイバーズ (2016年・PlayStation 4・PlayStation Vita・Windows)
サウンドトラック
- RAYFORCE
- 1994年、サイトロンレーベルより発売。サウンドトラック。サイトロン2000シリーズ第1弾で開発用機材からマルチトラックでレコーディングされたため、基板オリジナル音源とは異なる。資料集として、ビジュアルアートと『MISSION DATA FILE』が付属。
- RAYFORCE RUBBING BEAT
- 1997年、ズンタタレコードより発売。アレンジサウンドトラック。
- Ray'z PREMIUM BOX -BEYOND-
- 2005年、ズンタタレコードより発売。レイフォース(基板オリジナル音源とCD音源)、レイストーム、レイクライシスのシリーズ3作品のBGMを収めたオリジナルサウンドトラック。特典映像を収録したDVDを同梱。
- レイフォース オリジナルサウンドトラック -PCB Version-
- 2009年、iTunes Storeにて配信。基板オリジナル音源。
- Ray'z Music Chronology
- 2017年、ズンタタレコードより発売。レイフォース、レイストーム、レイクライシスのシリーズ3作品の基板オリジナル音源、サウンドトラック音源、アレンジアルバム「RAYFORCE RUBBING BEAT」「RAYSTORM NEU TANZ MIX」「RAYCRISIS rayons de l'Air」の音源および新アレンジや未音源化曲などを収めたオリジナルサウンドトラック。ブックレットが付属している。