F3システム
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F3システム(Taito F3 System)は、タイトーが開発したアーケードゲーム基板である。
ゲームの供給方法は当初、PCB上のROMソケットにROMチップが装着される、旧来の基板売り方式だった。のちに基板を「NEW F3システム」として再設計し、「F3パッケージシステム(英: F3 Package System)」と称するカセット式に変更された。F3パッケージシステム第一弾は『カイザーナックル』。
エンソニック社のサウンドチップ(同社の区分ではサンプラー、いわゆるPCM音源チップ)を搭載し、当時の他メーカーのシステム基板と比べて音源の性能が高いのが特徴。なお、このサウンドチップは、同時期にタイトーが開発した世界初の通信カラオケ「X2000」にも採用されている[1]。
グラフィックも各BGレイヤやスプライトに柔軟なエフェクト機能が装備されている。代表的なものとして、半透明機能(αチャンネル)、サイズ無制限の拡大縮小機能など。
スペック
[編集]- CPU : MC68EC020 @ 16MHz
- Sound CPU : MC68000 @ 16MHz
- Sound chip : ES5505 OTIS @ 16MHz
- Sound DSP Chip : ES5510
- Video resoution : 320×224
主なタイトル
[編集]1992年
[編集]1993年
[編集]1994年
[編集]1995年
[編集]- クイズシアター3つの物語
- エレベーターアクションリターンズ
- 森口博子のクイズでヒューヒュー
- あっかんべぇだぁ〜
- パズルボブル2
- 逆鱗弾
- ついんくいっくす※ロケテストのみ
1996年
[編集]1997年
[編集]1998年
[編集]脚注
[編集]- ^ “タイトーサウンドチーム「ZUNTATA」を彩った8人が語る25周年記念インタビュー”. GIGAZINE (2012年10月24日). 2017年3月8日閲覧。