「台北捷運民生汐止線」の版間の差分
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**3月9日:台北市政府は、交通部に台北市内全体の輸送計画の検討を依頼した。 |
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**7月16日:捷運局はSB07-SB09 (内湖蘆洲里から安康路に至る区間)の人口密度は高くないと評価していたが、前市長・[[ |
**7月16日:捷運局はSB07-SB09 (内湖蘆洲里から安康路に至る区間)の人口密度は高くないと評価していたが、前市長・[[郝龍斌]]は新湖一路から汐止に至る区間 (SB07-SB15) を第1期工区としていた。[[柯文哲]]市長はそのうち東湖から汐止に至る区間 (SB10-SB15) を優先的に推進すると発表した<ref>{{Zh-tw icon}}{{cite news|url=http://udn.com/news/story/7266/1058881 |title=北捷汐民線 東湖—汐止先推動|publisher=[[聯合報]]|date=2015-07-16}}</ref>。 |
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*2016年4月:台北市捷運局の王偉局長は、「民生汐止線のF/S報告書は2011年に行政院経済建設委員会の承認を受けており、総合計画報告書の初稿が完成した後、2014年にニ市合同研究委員会の審議に付された。現時点では、汐止から東湖へ至る区間の環境アセスメントが完了しているが、東湖から台北市内の民生西路・民生東路に至る区間の環境アセスメントがまだ完了していないため、2017年に予算の見直しが行われる予定である」と述べた<ref>{{Zh-tw icon}}{{cite news|url=https://video.udn.com/news/479302 |title=民生汐止線延宕 北市議員批交通局擺爛|date=2016-04-25 |publisher=聯合影音 |author=郭逸君}}</ref>。 |
*2016年4月:台北市捷運局の王偉局長は、「民生汐止線のF/S報告書は2011年に行政院経済建設委員会の承認を受けており、総合計画報告書の初稿が完成した後、2014年にニ市合同研究委員会の審議に付された。現時点では、汐止から東湖へ至る区間の環境アセスメントが完了しているが、東湖から台北市内の民生西路・民生東路に至る区間の環境アセスメントがまだ完了していないため、2017年に予算の見直しが行われる予定である」と述べた<ref>{{Zh-tw icon}}{{cite news|url=https://video.udn.com/news/479302 |title=民生汐止線延宕 北市議員批交通局擺爛|date=2016-04-25 |publisher=聯合影音 |author=郭逸君}}</ref>。 |
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*2017年 |
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2020年8月2日 (日) 21:04時点における版
民生汐止線 | |
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基本情報 | |
路線網 | 台北捷運 |
起点 | 大稲埕駅 |
終点 | 汐止区公所駅 |
駅数 | 15 |
路線記号 | SB |
開業 | 計画中 |
所有者 | 台北市政府捷運工程局 |
運営者 | 台北捷運公司 |
路線構造 | 地下、高架 |
路線諸元 | |
路線距離 | 17.52 km |
停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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民生汐止線 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 民生汐止線 |
簡体字: | 民生汐止线 |
拼音: | Mín Shēng Xì Zhĭ Xiàn |
通用拼音: | Mín Sheng Sì jhǐh siàn |
注音符号: | ㄇㄧㄣˊ ㄕㄥ ㄒㄧ ㄓˇ ㄒㄧㄢˋ |
発音: | ミンシェンシージーシェン |
台湾語白話字: | Bîn-Sing-Se̍k-chí sòaⁿ |
日本語漢音読み: | みんせいせきしせん |
英文: | Minsheng Xizhi Line |
台北捷運民生汐止線 (たいぺいしょううんミンシェンシージーせん) は台北捷運の計画中路線である。松山線より北側の大同区・中山区・松山区・内湖区と、新北市汐止区との間は、汐止の社后地区の人口が多いにもかかわらず台北市内に通じる外郭道路の整備が進んでいないことから、東西方向の捷運路線建設が計画された。
松山新店線と板南線の各駅には2回乗り換えが必要になるが、それ以外は乗り換え1回ですべての駅に行くことができる。
民生汐止線には、本線のほか東湖地区に東湖支線の建設が予定されている。
台北市政府捷運工程局は民生汐止線の路線記号をSBとした。
路線概要
大稲埕を始点とし、民生西路の地下を進んで淡水信義線双連駅に接続する。中和新蘆線および文湖線と交差したのち民生東路の地下を東進し、基隆河をアンダークロスして内湖区に至る。内湖区では新湖一路の地下を通り旧宗路との交差点で環状線東環段と接続する。中山高速公路をアンダークロスして成功路・民権東路に沿って進み、葫蘆洲山を越えたところで高架に出る。中山高速公路と葫蘆洲地区を抜け安康路228巷、潭美街、吉林街を経て、汐止区の社后地区に至る。社后地区には車両基地を置く。ここから東に曲がって中興路東側の計画道路用地を通り、鉄道道路併用橋として設計・建設された新社后橋で基隆河を渡り[1]、大同路(台5甲線)に至る。さらに東進して台鉄汐科駅付近の科学園区に乗り入れ、康誥坑渓に沿って進んだ後、新台五路(台5線)の汐止区公所前に新設する終点駅に到着する[2]。
路線は地下区間および高架区間があり、中運量新交通システムを採用する。全長約17.52 kmで15駅(地下駅8、高架駅7)を設け、車両基地1ヶ所を置く計画である[2]。
本線の工事は二期に分けて行われ、支線は二期工区に含まれる[2]。
- 基隆河の東側の区間は全長約11キロメートルの高架区間で、汐科駅や東湖駅を設置し、文湖線および環状線東区間と接続する。工事費は422億ニュー台湾ドルを予定する。
- 基隆河の西側の区間は台北市の中心部にあたるため、地下路線とする。同時に東湖支線を建設する[3][4]。
歴史
実現可能性調査
- 2004年4月:フィジビリティスタディ(中国語: 可行性研究、以下F/S)が行われ、民生東路および民生西路に沿った路線案が提案される。
- 2005年7月:台北捷運民生汐止線研究計画が実施される。
- 2007年12月: 関連するF/S計画書が完成し、交通部に報告された。
- 2009年7月13日: 第1期工事(新北市側)の環境アセスメントが審査委員会第180回会議で審査完了し、2010年1月21日に行政院環境保護署による審査同意を受けた[5]。
- 2010年2月16日:交通部は、民生汐止線の検討会において、台北捷運が外部から得る便益が財源に含まれていないとして、書類の再審議を要求した。
- 2011年
- 9月2日:民生汐止線および周辺の土地開発に関するF/S報告書が交通部に提出される。
- 10月4日:交通部がF/S報告書の第1回審議を開催した。
- 11月7日:交通部がF/S報告書の第2回審議を開催した。
- 11月14日:F/S報告書が交通部の審議を通過し、行政院の審議に回された。
- 11月23日:行政院において、呉院長が行政院経済建設委員会(現・国家発展委員会の前身)の審査手続きに従って審議することを決定した。
- 11月28日:行政院経済建設委員会において基本的に同意すると判断された。
- 12月19日:行政院はF/S報告書について経済建設委員会の審議結果を承認した[5]。
総合計画
- 2012年
- 12月7日: 「捷運民生汐止線・周辺土地開発総合計画」が決定し、専門のエンジニアリング会社に総合企画作業を委託することとなった。
- 12月20日:「捷運民生汐止線・周辺土地開発総合計画」について、専門コンサルタント会社との契約手続きが完了した。
- 2013年
- 1月4日:「捷運民生汐止線・周辺土地開発総合計画」の会議が行われ、詳細検討が開始された。
- 1月24日:コンサルタント会社から「捷運台北捷運民生汐止線・周辺土地開発総合計画」の実施計画書が提出された[5]。
- 2月19日:「捷運台北捷運民生汐止線・周辺土地開発総合計画」実施計画書の審査が完了した。
- 5月21日:コンサルタント会社が総合計画の期中報告を実施。
- 6月18日:総合計画期中報告につき審査実施。
- 7月-10月:地権者調整会および関係者会議が開催された。
- 11月8日および11月15日: 公聴会を開催[6]。
- 11月22日: 総合計画期末報告審査会。
- 12月5日:捷運施設用地利用変更審査会。総合計画期末報告の初稿が完成。
- 2014年
- 5月19日: 台北市・新北市の二市合同研究委員会の実務者会合が開催された。
- 5月26日: 二市合同研究委員会が開催された。
- 8月6日:民生汐止線と文湖線の接続を検討するため、台北都市圏サミットが開催された。
- 東湖支線は、第3期路線から第2期路線に繰り上げられた[7]。
- 2015年
- 2016年4月:台北市捷運局の王偉局長は、「民生汐止線のF/S報告書は2011年に行政院経済建設委員会の承認を受けており、総合計画報告書の初稿が完成した後、2014年にニ市合同研究委員会の審議に付された。現時点では、汐止から東湖へ至る区間の環境アセスメントが完了しているが、東湖から台北市内の民生西路・民生東路に至る区間の環境アセスメントがまだ完了していないため、2017年に予算の見直しが行われる予定である」と述べた[9]。
- 2017年
- 2018年
- 10月:松山区のSB05-SB06間において、従来案の民生東路直進での環境アセスメント調査では住民の反対が多く、市捷運局は当該区間を北に約400メートル迂回させ民権東路をルートとする代替案検討に着手、改めて北ルートでの環境アセスメントを諮ることになった。駅も民権東路地下、SB05-1は敦北公園および台北松山空港付近、SB06-1は民権国民小学と三民国民小学付近に設置する計画案となっている。[12]。
- 12月27日:10月に実施した民生東路・民権東路周辺住民に対する2案のアンケート調査(約30,000通)の回答を分析した結果、回収できた20%(約6,000通、約65%)が従来案の民生東路経由を支持、約30%は依然反対を表明しているものの、捷運局は民生東路案での環境アセス手続の書面を環境保護署に送付した[13]。
計画案
台北市政府捷運工程局は以下の2案を提示していた。
- 案1: 全線高架案。淡水信義線圓山駅を起点とし、民族西路、建国北路、民権東路を経由して民権大橋を渡って内湖区に入り、新北市汐止区に至る。台鉄樟樹湾駅および汐科駅に乗り入れ、康誥坑溪から新台五路に沿って進み、汐止区役所前に終点駅を建設する。また、中山高速公路の汐止ジャンクション南側の吉林路付近に車両基地を設置する。
- 案2: 地下・高架併用案。大稲埕碼頭を起点として民生西路に沿って進み、淡水信義線双連駅に接続する。ここから民生西路、民生東路の地下を東進し、基隆河および成功路をアンダークロスした後に高架に出る。以降は案1と同様とする。
最終的に案2が採用された[14]。
基隆方面
かつては1990年代から高運量規格の台北捷運南港線をそのまま東側に延伸し、基隆市中心部(基隆駅)へ乗り入れる計画が浮上したが高コストによる不採算性により実現せず、2000年代に本路線と同じ中運量規格によるLRRTを採用する基隆軽軌山線との直通運転に変更された[15]。その後同様の理由で計画自体が白紙化された[16]。2010年代には新北側の終点である汐止から基隆市都心部ではなく七堵区の百福地区まで約4.65km延伸、途中に3駅を設置する計画が提唱されたものの[17]、その後基隆軽軌は台鉄縦貫線を活用し、軌間の異なる狭軌のトラムトレイン方式で基隆と南港を結ぶ南港基隆軽軌として整備されることになったため、本路線の百福延伸および基隆都心乗り入れは事実上消滅したことになる。
駅一覧
区間 | 駅番号[2] | 駅名 | 接続路線・備考 | 構造 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本語 | 繁体字中国語 | 英語 | ||||||
第二期 | SB01 | 大稲埕駅 | 大稻埕站 | Dadaocheng Station | 地下 | 台北市 | 大同区 | |
SB02 | 双連駅 (馬偕紀念医院) |
雙連站 (馬偕紀念醫院) |
Shuanglian (Mackay Memorial Hospital) Station |
淡水信義線 | 中山区 | |||
SB03 | 行天宮駅 | 行天宮站 | Xingtian Temple Station | 中和新蘆線 | ||||
SB04 | 北大台北校区駅 | 北大台北校區站 | NTPU Taipei Campus Station | |||||
SB05 | 東社駅 | 東社站 | Dongshe Station | 松山区 | ||||
SB06 | 民生社区駅 | 民生社區站 民生東路 |
Minsheng Community Station (Minsheng East Road) |
|||||
第一期 | SB07 | 旧里族駅 | 舊里族站 | Jiulizu Station | 環状線東環段 | 内湖区 | ||
SB08 | 湾仔駅 | 灣仔站 | Wanzi Station | |||||
SB09 | 葫芦洲駅 | 葫蘆洲站 | Huluzhou Station | 地下 高架 | ||||
SB10 | 東湖駅 | 東湖站 | Donghu Station | 文湖線[注釈 1] | 高架 | |||
SB11 | 下社后駅 | 下社后站 | Xiashehou Station | ■東湖支線 | 新北市 | 汐止区 | ||
SB12 | 社后駅 | 社后站 | Shehou Station | |||||
SB13 | 樟樹湾駅 | 樟樹灣站 | Zhangshuwan Station | 基隆軽軌[注釈 2] | ||||
SB14 | 汐止科学園区駅 | 汐止科學園區站 | Xizhi Technology Park Station | 台鉄縱貫線:汐科駅 (改札外乗換) | ||||
SB15 | 汐止区公所駅 | 汐止區公所站 | Xizhi District Office Station |
脚注
注釈
出典
- ^ “汐止新社后橋通車 預留捷運共構空間”. 大紀元. (2015年9月23日)
- ^ a b c d “中華技術第101期 臺北市捷運路網後續 推動之路線規劃研究 ─捷運民生汐止線”. 台灣世曦工程顧問股份有限公司. (2014年1月31日)
- ^ “2014年東湖支線改為第二期工程”. 今日新聞 李鴻典 (2015年10月12日).
- ^ 台北捷運民生汐止線路線示意圖 台北市政府捷運工程局
- ^ a b c 「OPEN!3環3線+3線」三環六線進度公開專頁>民生汐止線 新北市政府捷運工程局
- ^ “北市捷規字第10232917520號公告” (pdf). 臺北市政府捷運工程局. (2013年10月22日)
- ^ “2014年東湖支線改為第二期工程”. 今日新聞 李鴻典 (2015年10月12日).
- ^ “北捷汐民線 東湖—汐止先推動”. 聯合報. (2015年7月16日)
- ^ “民生汐止線延宕 北市議員批交通局擺爛”. 聯合影音 郭逸君 (2016年4月25日).
- ^ “〈台北都會〉民生汐止線第二期工程 環評招標”. 自由時報. (2017年3月30日)
- ^ “民生汐止線說明”. 臺北市政府捷運工程局. (2017年9月25日)
- ^ “捷運民汐線回收問卷 年底完成環評送審”. 聯合報. (2018年12月9日)
- ^ “民生汐止線定案採民生東路版本 最快民國119年完工”. 聯合報. (2019年1月4日)
- ^ “捷運民生汐止線 最快九年後完工”. 自由時報. (2013年3月27日)
- ^ “有圖有真相!曾說捷運通基隆?郝龍斌遭張通榮文宣打臉”. 三立新聞網. (2015年12月28日)
- ^ “全台瘋捷運 沒錢沒運量 交部不點頭”. 自由時報. (2010年1月19日)
- ^ “北捷汐止線 擬開到基隆”. 台灣蘋果日報. (2014年10月10日)
- ^ 新北市議會第2屆第1次定期會總質詢書面答復表” (pdf). 新北市政府. p. 5. 2019年2月4日閲覧。 新北市議会 (2015年6月17日). “
- ^ 議案內容 ,新北市議會第2屆第1次定期會第4審查會