「田布施町」の版間の差分
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* [[山田宏]] - [[参議院議員]]※本籍が田布施町、小中学校時代は山口市で過ごす。 |
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2020年7月25日 (土) 04:13時点における版
たぶせちょう 田布施町 | |||||
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宿井のハゼノキ | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方 | ||||
都道府県 | 山口県 | ||||
郡 | 熊毛郡 | ||||
市町村コード | 35343-4 | ||||
法人番号 | 1000020353434 | ||||
面積 |
50.42km2 | ||||
総人口 |
13,560人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 269人/km2 | ||||
隣接自治体 | 光市、柳井市、岩国市、熊毛郡平生町 | ||||
町の木 | クロガネモチ | ||||
町の花 | コバノミツバツツジ | ||||
田布施町役場 | |||||
町長 | 東浩二 | ||||
所在地 |
〒742-1592 山口県熊毛郡田布施町大字下田布施3440-1 北緯33度57分16.9秒 東経132度2分29.1秒 / 北緯33.954694度 東経132.041417度座標: 北緯33度57分16.9秒 東経132度2分29.1秒 / 北緯33.954694度 東経132.041417度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
室津半島の付け根、瀬戸内海沿岸から内陸に向かって町域が広がる。瀬戸内海に浮かぶ離島である馬島を町域に含むほか、内陸部には柳井市と光市、そして岩国市に囲まれた飛び地(小行司地区)が存在する。
隣接している自治体
人口
田布施町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
地名
- 大波野
- 波野
- 下田布施
- 上田布施
- 宿井(旧城南村)
- 川西(旧城南村)
- 麻郷奥(旧麻郷村)
- 麻郷(旧麻郷村)
- 別府(旧麻里府村)
- 馬島(旧麻里府村)
- 麻郷団地(1986年、麻郷の一部より独立)
- 中央南(2003年頃、下田布施・麻郷奥の各一部より独立。区画整理区域)
- 楠(麻郷奥より独立?田布施・平生合同斎苑の区域のみからなる)
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、下田布施村・上田布施村・波野村・大波野村の区域をもって田布施村が発足。
- 1921年(大正10年)2月11日 - 田布施村が町制施行して田布施町となる。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 麻郷村・麻里府村・城南村と合併し、新・田布施町が発足[1]。
産業
商業
- 田布施町商工会
工業
- 米出工業団地
農業
- 山口県農業協同組合(JA山口県)南すおう統括本部田布施支所
漁業
- 山口県漁業協同組合田布施支店
- 尾津漁港
金融機関
名所
交通
鉄道
バス
隣の平生町に営業所を持つ防長交通が町内に路線網を持つ。現在は、国道188号を通る柳井市・平生町・田布施町・光市・下松市・周南市を結ぶ路線と、柳井駅と田布施駅を行き来する2路線のみ。また同社は町内の地域交流館から広島バスセンター(山陽道玖珂IC経由)の高速バスも1日8往復運行している。
- 柳井駅(柳井市) - 周東病院前(柳井市) - 田布施駅前(田布施町)
- 柳井駅前 - 平生(平生町) - 八海(田布施町) - 鳥越(田布施町) - 米出(田布施町) - 浜城(田布施町) - 戎ヶ下(田布施町) - 馬島渡船場前(田布施町) - 別府(田布施町) - 別府立石(田布施町) - 光駅前(光市) - 下松駅前(下松市) - 下松健康パーク前(下松市) - 櫛ヶ浜駅前(周南市) - 徳山駅前(周南市)
道路
教育
高等学校
- 公立
中学校
- 町立
小学校
- 町立
特別支援学校
町政
- 町長:長信正治(ながのぶ・しょうじ)=元町議会副議長
- 歴代町長
警察
消防
- 光地区消防組合(管理者 : 光市長)が管轄
事案
- 2020年春、町はかつて納税課に勤務していた職員(以下、職員Aとする)を1人だけの勤務部署[4]である「町史編纂室」に異動させた。この職員Aは2018年5月当時、固定資産税を過大に徴収していたと税務課の課長らに報告したものの、調査がなされず町議らに内部告発をした。その結果、2019年9月に該当の税務課長が減給の懲戒処分となり、町長も給与を減額した。告発をした職員Aは2018年8月に別部署へ異動、その翌年4月には一部事務組合に派遣されていた。職員Aは「正しいことをした人間にこういう仕打ちをすれば、他の職員は何も言えなくなる」とコメントを残した。2020年6月9日 町議会での議論総括「人事権の乱用」との指摘も出た[5]ほか、厚生労働省が、2019年(平成31年)に示した資料には「事業主に、一定の雇用管理上の措置を講じることを義務付け」「指針で「パワハラ(パワーハラスメント)の定義」や「措置の内容」を明確化」との見解を既に発表しており[6]、大企業にパワハラ防止対策を義務付けた女性活躍・ハラスメント規制法を施行。同法は地方公務員にも適用され、指針にパワハラの例として「意に沿わない労働者に対して仕事を外し、長期間にわたり別室に隔離」と記す。厚生労働省雇用機会均等課も田布施町の件を「法に抵触する可能性がある」と指摘する[要出典]。が、町側は「問題とはとらえていない」「隔離のつもりはない」との認識を示した[7][8]。
- 2020年6月9日、田布施町によると、同日午前5時に同町企画財政課の問い合わせフォームに「6月10日15時34分に役場を爆破する」と書かれたメールが届いていた。同町は爆破予告のあった時刻の前後に、避難訓練の名目で町民と職員の多くを庁舎外に避難させた上で、柳井警察署員が町役場や周辺を捜索したが、不審物は見当たらなかった[9]。
- 2020年6月15日、町議会は全員協議会で、有識者による第三者委員会を設置して、異動の経緯などを調査する方針を確認した。これまで町は、職員Aの異動について「(現在の部署に)専門家を配置し、人員も増強する」としてパワハラを否定。東浩二町長も町議会にこれまで「隔離をしたり、人間関係から切り離したりするパワハラの意図はなかった」などとしてきたが、15日の取材に「職員がパワハラと感じたなら改善していきたい」と述べ、職員と話し合っていることを明らかにした[10]
- 6月17日、朝日新聞は、町長は17日に町役場で記者会見し「本人(職員A)にパワハラと感じさせてしまい、(異動に)配慮が足らない点があった」と謝罪した。今後、この職員Aの職場を1人部屋から複数の職員がいる部屋に移すと述べた[4]ほか、町の公式ページでは翌18日付で町長名による「報告書」を公にした[11]。6月17日、町議会の議長が同月25日に議員へ初のパワハラ研修を行うことを決め調査特別委員会を設置したが、調査特別委員会の委員長に就いた議員が「畳部屋は快適」などと発言して批判を呼んだ[12]。
著名な出身者
- 飯田宏行 - 元プロ野球選手(元広島東洋カープ・米ミネソタ・ツインズ1A)
- 井原健太郎 - 柳井市長、元平岡秀夫衆院議員秘書
- 大津正 - 佐藤栄作総理大臣政務秘書官
- 紙本栄一 - 剣道家、居合道家。
- 河本育之 - 元プロ野球選手(元千葉ロッテマリーンズほか)
- 岸信介 - 第56代 - 第57代内閣総理大臣、弟は佐藤栄作 ※出生地は山口市
- 岸信夫 - 衆議院議員、安倍晋三第90代内閣総理大臣の実弟 ※本籍が田布施町
- 北村サヨ - 天照皇大神宮教開祖
- 北村経夫 - 参議院議員、元産経新聞編集長
- 佐藤栄作 - 第61代 - 第63代内閣総理大臣、兄は岸信介
- 佐藤寛子 - 佐藤栄作の妻
- 佐藤信二 - 元衆議院議員、元通産大臣・運輸大臣、佐藤栄作の二男
- 佐藤信寛 - 元島根県令
- 末岡精一 - 法学者
- 玉木襄 - 元新自由クラブ山口県代表、元進歩党幹事長
- 原田大二郎 - 俳優
- 吹田愰 - 元衆議院議員、元自治大臣・国家公安委員長、岸信介の後継者
- 松村邦洋 - お笑いタレント
- 山田宏 - 参議院議員※本籍が田布施町、小中学校時代は山口市で過ごす。
- 吉岡牧子 - 元女性騎手
- 大畠寛美 -パーソナリティ
脚注
- ^ 小中真樹雄(2015年1月5日). “成人式:田布施町で一足早く 合併60周年で記念植樹”. 毎日新聞(毎日新聞社)
- ^ “【2018年10月16日】元副町長の東氏が初当選(無投票)”. 中國新聞デジタル. (2018年10月16日) 2020年6月11日閲覧。
- ^ “警察署の紹介”. 山口県警察. 2020年6月11日閲覧。
- ^ a b “1人部署への異動撤回 町長 「パワハラ感じさせた」(一部有料記事)”. 朝日新聞DIGITAL. (2020年6月17日) 2020年6月21日閲覧。
- ^ 令和2年第3回田布施町議会定例会一般質問通告一覧表(2/5・3/5) (PDF) - 令和2年第3回田布施町議会定例会(6月)一般質問通告一覧表(324KB)(PDF文書)、2020年6月10日閲覧
- ^ 女性活躍・ハラスメント対策の見直しについて 平成31年1月11日(金) (PDF) - 厚生労働省、2020年6月17日閲覧
- ^ “内部告発した職員、異動先は1人部署 職場は公民館和室(有料記事)”. 朝日新聞DIGITAL. (2020年6月10日) 2020年6月10日閲覧。
- ^ “「独居房」「けしからん」 内部告発職員「隔離」で批判相次ぐ、山口県田布施町 町長はパワハラ否定”. 中國新聞デジタル. (2020年6月9日) 2020年6月21日閲覧。
- ^ “職員1人部屋の田布施町爆破予告”. 西日本新聞. (2020年6月10日) 2020年6月11日閲覧。
- ^ “山口・田布施町で「パワハラ人事」 税の徴収ミス内部告発の報復か 第三者委で調査へ”. 毎日新聞. (2020年6月15日) 2020年6月17日閲覧。
- ^ “内部告発職員に対する対応方針のご報告について”. 田布施町 (2020年6月18日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “「畳部屋快適」発言に批判 田布施町議会がパワハラ初研修”. 中國新聞デジタル. (2020年6月22日) 2020年6月23日閲覧。
関連項目
外部データ
- 公式ウェブサイト
- 田布施町に関連する地理データ - オープンストリートマップ