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2020年7月24日 (金) 07:52時点における版
国民運動体 日本の夜明け(こくみんうんどうたい にっぽんのよあけ)は、日本の政党・みんなの党の党友・サポーター組織。
概要
当初は衆議院議員の渡辺喜美・江田憲司らを中心メンバーとして2009年2月に設立された政治団体であった。2009年1月、自由民主党を離党した渡辺と無所属の江田に加え、PHP総合研究所社長の江口克彦や評論家の屋山太郎らが参集し、同団体の発足が発表された[1]。同年2月、渡辺、江田、江口、屋山らに加え、参加を表明した首長らが集まり、発足式が開かれた。発足当初は団体名は未定となっており「国民運動体」(こくみんうんどうたい)の仮称を使用していた。公募による選定を経て、同年5月11日に「国民運動体 日本の夜明け」と命名された[2]。設立時には公職選挙法、政治資金規正法、政党助成法などに規定される政党としての要件を満たしておらず、政治団体として発足した。
8月8日、渡辺喜美を党首とする新党「みんなの党」が結成される[3]。みんなの党の結成後は、日本の夜明けは同党のサポーター組織として2010年頃まで活動を継続していたが[4]、現在は活動を停止し公式サイトも削除されている。
政策
2009年1月に行われた会見では、麻生内閣による「職員の退職管理に関する政令」改正や定額給付金導入などを批判する文書を公表した[5]。また、同年2月の発足式では、国家公務員幹部の天下り禁止が提唱された[6]。そのほかにも、国会議員の定数および歳費の削減、政治家個人への企業・団体献金の禁止、道州制導入、といった案が提示された[6]。
参加者
パートナー
ナビゲーター
- 江口克彦(PHP総合研究所社長)
- 大豆生田実(足利市市長)
- 木下敏之(元佐賀市市長)
- 三枝成彰(東京音楽大学音楽学部教授)
- 堺屋太一(第55〜57代経済企画庁長官)
- 清水勇人(さいたま市市長)
- 根本良一(元矢祭町町長)
- 野村修也(中央大学大学院法務研究科教授)
- 福岡政行(白鷗大学法学部教授)
- 藤原美喜子(アルファー・アソシエイツ社長)
- 水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト)
- 水野清(第47代建設大臣・第8代総務庁長官)
- 山中光茂(松阪市市長)
- 屋山太郎(評論家)
- 吉崎達彦(双日総合研究所調査グループ主任エコノミスト)
その他
脚注
- ^ 「渡辺、江田両衆院議員ら、午後に『国民会議』で記者会見」『渡辺、江田両衆院議員ら、午後に「国民会議」で記者会見 - MSN産経ニュース』産経デジタル、2009年1月16日。
- ^ 「渡辺喜美氏、グループ名は『日本の夜明け』――公募で選ぶ」『asahi.com(朝日新聞社):渡辺喜美氏、グループ名は「日本の夜明け」 公募で選ぶ - 政治』朝日新聞社、2009年5月11日。
- ^ “渡辺新党、8日にも旗揚げ…十数人を擁立”. 読売新聞. (2009年8月5日)
- ^ “国民運動体 日本の夜明け”. 国民運動体 日本の夜明け. 2013年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月4日閲覧。
- ^ 「『脱官僚』『地域主権』で国民の手に政治を奪還する『国民運動体』の設立について」『国民運動体 日本の夜明け 国民運動体の設立について』日本の夜明け、2009年1月16日。
- ^ a b c d 「渡辺氏、『国民運動体』旗揚げ=堺屋太一氏ら15人参加」『時事ドットコム:指定記事』時事通信社、2009年2月11日。
関連項目
外部リンク
- 国民運動体 日本の夜明け - ウェイバックマシン(2013年5月9日アーカイブ分)