「野球殿堂 (日本)」の版間の差分
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2020年7月23日 (木) 09:57時点における版
野球殿堂(やきゅうでんどう)は、日本のプロ野球などで顕著な活躍をした選手や監督・コーチ、また野球の発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称え顕彰するために創設された殿堂である。アメリカ野球殿堂に範をとった殿堂で、殿堂ホールは東京都文京区の東京ドームに併設されている野球殿堂博物館内にあり、肖像のレリーフが展示してある。
表彰条件
競技者表彰
プレーヤー部門
- 対象者
- プロ選手で、引退後5年を経過してその後15年間(ただし2009年は経過措置として4年延長)の者(つまり、引退後20年以内の者)。ただし満65歳以上の者や故人は5年経過しておらずともよい。
- 選出委員
- 野球報道に関して15年以上の経験を持つ者(2009年で316人)。
- 選出方法
- 30人の候補を選び、選出委員1名につき7人以内の連記で投票し、3分の2の有効投票があれば75%以上の得票者が選出される。
- 対象除外者
- 前科がある選手。江夏豊や清原和博はこの項目に抵触したことによって表彰対象から除外された。
エキスパート部門
- 対象者
- 引退した監督、コーチ、審判で引退後6ヶ月以上経過している者。
- 上記プレーヤー部門の有資格者だった者で、引退後21年以上(2009年は4年延長)経過した者。
- 選出委員
- 野球殿堂入りした競技者および競技者表彰の幹事(46人)。
- 選出方法
- 10人の候補者を選び、選出委員が3人以内の連記で投票し、3分の2以上の有効投票で、75%以上の得票者が選出される。
特別表彰
- 対象者
- アマチュア野球の競技者を対象に、選手は引退後5年、監督、コーチ、審判員は引退後6ヶ月を経過している者。プロフェッショナル、アマチュアの組織または管理にかかわり野球の発展に顕著な貢献をした者、あるいはしつつある者。なお、2002年度と2003年度は、新世紀特別表彰として、20世紀の日本野球界の基礎作りに大きく貢献した野球に縁のある著名人に対する表彰も行われた。
- 選出委員
- プロ野球役員および元役員、アマチュア野球役員、野球関係学識経験者、計14名
- 選出方法
- 選出委員1名につき3名以内の連記で投票し、3分の2以上の有効投票で、75%以上の得票者が選出される。
表彰者特典
- 表彰者は、毎年オールスターゲームのうちの1試合に招待され、試合を中断して表彰式を開催する。アマチュア関係者の場合、全国高等学校野球選手権大会、都市対抗野球大会や東京六大学野球リーグ戦の最終節(早慶戦)などの際に表彰式を行う場合もある。なお物故者など、やむを得ない事情により出演できない場合は家族(遺族)ら代理人が参列する。
- 表彰者には賞金100万円と、野球殿堂博物館に掲げられるレリーフ(銅製胸像額)のレプリカが贈呈される。
野球殿堂歴代表彰者
年度がない年は該当者なし。ただし、1975年は規則改正のため表彰者はいない。
競技者表彰
年度 | 表彰者 |
---|---|
1960年 | ヴィクトル・スタルヒン* |
1962年 | 池田豊 |
1963年 | 中島治康 |
1964年 | 若林忠志 |
1965年 | 川上哲治、鶴岡一人 |
1969年 | 苅田久徳 |
1970年 | 天知俊一、二出川延明 |
1972年 | 石本秀一 |
1974年 | 藤本定義、藤村富美男 |
1976年 | 中上英雄 |
1977年 | 水原茂、西沢道夫 |
1978年 | 松木謙治郎、浜崎真二 |
1979年 | 別所毅彦 |
1980年 | 大下弘、小鶴誠 |
1981年 | 飯田徳治、岩本義行 |
1983年 | 三原脩 |
1985年 | 杉下茂、白石勝巳、荒巻淳 |
1988年 | 長嶋茂雄、別当薫、西本幸雄、金田正一 |
1989年 | 島秀之助、野村克也、野口二郎 |
1990年 | 真田重蔵、張本勲 |
1991年 | 牧野茂、筒井修、島岡吉郎 |
1992年 | 廣岡達朗、坪内道則、吉田義男 |
1993年 | 稲尾和久、村山実 |
1994年 | 王貞治*、与那嶺要 |
1995年 | 杉浦忠、石井藤吉郎 |
1996年 | 藤田元司、衣笠祥雄 |
1997年 | 大杉勝男 |
1999年 | 中西太、広瀬叔功、古葉竹識、近藤貞雄 |
2000年 | 米田哲也 |
2001年 | 根本陸夫、小山正明 |
2002年 | 山内一弘、鈴木啓示、福本豊、田宮謙次郎 |
2003年 | 上田利治、関根潤三 |
2004年 | 仰木彬 |
2005年 | 村田兆治、森祇晶 |
2006年 | 門田博光、高木守道、山田久志 |
2007年 | 梶本隆夫 |
年度 | プレーヤー部門表彰者 | エキスパート部門表彰者 |
---|---|---|
2008年 | 山本浩二、堀内恒夫 | -- |
2009年 | 若松勉 | 青田昇 |
2010年 | 東尾修 | 江藤慎一 |
2011年 | 落合博満 | 皆川睦雄 |
2012年 | 北別府学、津田恒実 | -- |
2013年 | 大野豊 | 外木場義郎 |
2014年 | 野茂英雄*、秋山幸二、佐々木主浩 | -- |
2015年 | 古田敦也[1][2] | -- |
2016年 | 斎藤雅樹、工藤公康*[3] | 榎本喜八[3] |
2017年 | 伊東勤[4] | 星野仙一、平松政次[4] |
2018年 | 松井秀喜*、金本知憲*[5] | 原辰徳[5] |
2019年 | 立浪和義[6] | 権藤博[6] |
2020年 | -- | 田淵幸一 |
特別表彰
年度 | 新世紀特別表彰者 |
---|---|
2002年 | フランク・オドール、正岡子規 |
2003年 | ホーレス・ウィルソン、鈴鹿栄 |
脚注
- ^ 古田敦也氏が殿堂入り ヤクルト一筋18年、黄金期支えた名捕手
- ^ 古田氏の殿堂入りを野茂氏がユーモアで祝福 「アマ時代はバントしかしていなかった人が」。
- ^ a b c 平成28年野球殿堂入り発表 斎藤氏、工藤氏、榎本氏、松本氏、山中氏が殿堂入り 野球殿堂博物館ニュース 2016年1月18日付
- ^ a b c "平成29年 野球殿堂入り発表 伊東氏、星野氏、平松氏、郷司氏、鈴木氏が殿堂入り" (Press release). 野球殿堂博物館. 16 January 2017. 2017年1月16日閲覧。
- ^ a b c 平成30年 野球殿堂入り発表 松井氏、金本氏、原氏、瀧氏が殿堂入り 野球殿堂博物館ニュース 2018年1月15日付
- ^ a b c 2019年 野球殿堂入り発表立浪氏、権藤氏、脇村氏が殿堂入り 野球殿堂博物館ニュース 2019年1月15日付
- ^ “野球殿堂入り候補発表 新たに松井・金本・小久保各氏ら”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2017年11月28日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ “野球殿堂に松井秀喜氏ら4人”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2018年1月15日). 2018年1月18日閲覧。