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「臨津江駅」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
[[京義線・東海線鉄道および道路の連結事業|京義線再連結事業]]に基づいて[[ムン山駅|{{lang|ko|汶}}山駅]] - 臨津江駅間6.8km区間開通と同時に営業を開始した。
[[京義線・東海線鉄道および道路の連結事業|京義線再連結事業]]に基づいて[[山駅|汶山駅]] - 臨津江駅間6.8km区間開通と同時に営業を開始した。


[[都羅山駅]]への乗車手続きを行う駅である。都羅山駅方面に行く場合は、[[X線検査]]と[[金属探知機]]検査を受ける必要があり、かつ当駅で臨津江 - 都羅山間の往復乗車券を事前に購入しなければならない。駅周辺には[[臨津閣]]があり、隣駅の都羅山駅と共に[[朝鮮統一問題|朝鮮分断]]の現実を肌で感じることができる駅である。
[[都羅山駅]]への乗車手続きを行う駅である。都羅山駅方面に行く場合は、[[X線検査]]と[[金属探知機]]検査を受ける必要があり、かつ当駅で臨津江 - 都羅山間の往復乗車券を事前に購入しなければならない。駅周辺には[[臨津閣]]があり、隣駅の都羅山駅と共に[[朝鮮統一問題|朝鮮分断]]の現実を肌で感じることができる駅である。
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== 歴史 ==
== 歴史 ==
* [[2001年]][[9月30日]] - 京義線復旧事業に従い、[[ムン山駅|{{Lang|ko|汶}}山駅]]から当駅まで開業(路線再開)。
* [[2001年]][[9月30日]] - 京義線復旧事業に従い、[[山駅|汶山駅]]から当駅まで開業(路線再開)。
* [[2002年]][[2月12日]] - 都羅山駅まで延伸、途中駅になる。
* [[2002年]][[2月12日]] - 都羅山駅まで延伸、途中駅になる。
* [[2004年]] - ダイヤ改正で列車本数を倍増、夜間の列車も設定される。
* [[2004年]] - ダイヤ改正で列車本数を倍増、夜間の列車も設定される。

2020年7月3日 (金) 22:02時点における版

臨津江駅
駅舎
駅舎 地図
임진강
イムジンガン
Imjingang
雲泉 (2.3km)
(3.7km) 都羅山
所在地 大韓民国の旗京畿道坡州市文山邑朝鮮語版臨津閣路 115(馬井里 1251-2)
位置座標
北緯37度53分17秒 東経126度44分49秒 / 北緯37.88806度 東経126.74694度 / 37.88806; 126.74694座標: 北緯37度53分17秒 東経126度44分49秒 / 北緯37.88806度 東経126.74694度 / 37.88806; 126.74694
駅番号 K336
所属事業者 韓国鉄道公社(KORAIL)
駅種別 配置簡易駅
所属路線 京義線
キロ程 52.3km(ソウル起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 2001年9月30日
臨津江駅
各種表記
ハングル 임진강역
漢字 臨津江驛
平仮名
(日本語読み仮名)
りんしんこうえき
片仮名
(現地語読み仮名)
イムジンガンニョク
英語 Imjingang Station
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臨津江駅(イムジンガンえき)は大韓民国京畿道坡州市文山邑朝鮮語版にある、韓国鉄道公社(KORAIL)京義線及び首都圏電鉄京義・中央線である。

概要

京義線再連結事業に基づいて汶山駅 - 臨津江駅間6.8km区間開通と同時に営業を開始した。

都羅山駅への乗車手続きを行う駅である。都羅山駅方面に行く場合は、X線検査金属探知機検査を受ける必要があり、かつ当駅で臨津江 - 都羅山間の往復乗車券を事前に購入しなければならない。駅周辺には臨津閣があり、隣駅の都羅山駅と共に朝鮮分断の現実を肌で感じることができる駅である。

山 - 当駅間の電化工事に伴い、2020年には当駅も首都圏電鉄京義・中央線の一部に組み込まれた。

アフリカ豚熱の拡散防止対策に伴い、2019年10月2日から当駅に乗り入れる全列車が無期限で運休となっていた[1]。京義・中央線開業以後も、都羅山方面へ直通する列車は引き続き運休中である。

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅。その他、側線が1線ある。民間人出入統制区域の直前の駅であるため、ソウル方面発着専用ホームと、統制区域内にある都羅山駅方面出発専用ホームが分かれている。そのため双方は連続した単線のホームだがホーム中央部分で比較的低い柵で隔離されており、憲兵が厳重に監視している。

都羅山駅方面専用改札には保安検査場(X線検査機、金属探知機)がある。この手続きのため、駅構内にはチケット売り場、軽食を取る場所、多くの待合用ベンチが設置されている。

ホーム
駅名標
臨津江駅にいる憲兵

利用状況

民間人出入統制区域に近く、付近に住宅があまり存在しないため、生活目的の利用者はほとんどいない。ほとんどが当駅近くの臨津閣やその付随施設などの利用者や、隣駅の都羅山駅まで向かう利用者である。

駅周辺

当駅から徒歩約10分の所に臨津閣があり、周辺は臨津閣国民観光地朝鮮語版として整備されている。当駅の西で臨津江を渡る京義線の臨津江鉄橋は「自由の橋」の名で知られている。

歴史

都羅山駅までの乗車方法

※本内容は2014年8月現在の内容であり[2]、情勢により予告無く変更される可能性がある。

ソウル方面から到着時

ソウル方面から当駅に到着する全ての列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着する。ここで全ての乗客は一度下車させられ、憲兵が車両内を確認する。厳重な監視の下、ドアを一旦閉めて車両のみ都羅山駅方面出発専用ホームに移動する。その列車には、手続きを終えた乗客が再乗車する。

民間人出入統制区域への入域手続

DMZ-train車内で、民間人出入統制区域へ入域のための出入申請書が配布される。都羅山駅と駅前の平和公園を観光するコース(無料)と、都羅山駅周辺の付近の観光(安保観光、有料)がセットになっているものがある。観光は午前と午後のそれぞれ指定された列車のみ可能であり、所定の定員を超えた場合は発売が中止されるため注意が必要である。また身分証の持参が必須である(外国人の場合はパスポート)。

なお、駅前にあったチケット売り場は、都羅山駅に移転したため、安保観光チケットは都羅山駅到着時に購入することになる。

都羅山方面乗車

職員、憲兵の案内に従ってホームに再入場する。乗車までに都羅山駅からの帰りの切符を購入しておく必要がある。乗車券(往復)、身分証、出入申請書を憲兵が確認する。この際、出入証を受け取る。保安検査(手荷物X線検査およびボディーチェック)を受ける。これらの検査が済むと、都羅山駅方面出発専用ホームにようやく入場することができる。ソウル方面からの乗客が全員下車した列車が、憲兵の厳重な監視の下、ホームに進入し再度ドアが開いて乗車可能となる。

平壌都羅山)方面から到着時

平壌(都羅山)方面から到着する列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着し、乗客は下車の必要はなく、そのままソウル駅方面に向かう事になる。所持している出入証、観光証は、都羅山駅の改札にて憲兵または駅係員に返却するため、下車の際に必要はない。

その他

  • 周辺に臨津閣があるため当駅は「臨津閣駅」と呼ばれることがあるが、これは誤りである。
  • 「臨津」を名乗る駅は、日本統治時代1938年-1941年にも存在していた。その駅は今の日本でいう「臨時駅」で、駅の位置も大きく異なっていた(京城起点より51.9 km)[3]。そのため、臨津江駅のウェブサイトでは開業日は2001年となっている。

隣の駅

韓国鉄道公社
京義線
DMZ-train
雲泉駅 - 臨津江駅 - 都羅山駅
京義・中央線
緩行
文山駅 (K335) - (建設中:雲泉駅) - 臨津江駅 (K336)

脚注

関連項目

外部リンク