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「いなかっぺ大将」の版間の差分

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2020年5月1日 (金) 12:49時点における版

いなかっぺ大将
ジャンル ギャグ漫画
漫画
作者 川崎のぼる
出版社 小学館
掲載誌 小学館の学年別学習雑誌
発表期間 1967年 - 1972年
アニメ
原作 川崎のぼる
総監督 笹川ひろし
音楽 中村勝彦
アニメーション制作 タツノコプロ
製作 吉田竜夫、タツノコプロ
放送局 フジテレビ系列
放送期間 1970年10月4日 - 1972年9月24日
話数 全104回・全208話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

いなかっぺ大将』(いなかっぺたいしょう)は、川崎のぼるによる少年漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメである。

概要

1967年(昭和43年)から1972年(昭和47年)、小学館の学年別学習雑誌などにて連載。第14回(昭和43年度)小学館漫画賞受賞。

テレビアニメ版はフジテレビ系列局を中心に放送され、さらにはイタリアなどでも放送された。『巨人の星』(原作 - 梶原一騎)と並ぶ川崎のぼるの大ヒット作品の一つである。主題歌を天童よしみが「吉田よしみ」名義で歌っていることでも知られる。

連載終了後、『コロコロコミック』にて1977年の創刊時から1979年まで、『別冊コロコロコミック』では1981年の創刊時から1982年まで、過去の作品を連載形式で掲載していた。21世紀に入った2007年、『熱血!!コロコロ伝説』Vol.8にて、「いなかっぺ大将2007」の読み切りが掲載された。

あらすじ

青森から上京して来た少年、大ちゃんこと風大左衛門かぜだいざえもんは一流の柔道家を目指し、ニャンコ先生と共に修業に励むつもりが、いつもずっこけてばかりの日々を続けている。

登場人物

風 大左衛門
- 野沢雅子
通称「大ちゃん」。青森出身の柔道少年(アニメではどこかわからない田舎出身)。
赤い越中褌に、風呂敷で作ったがトレードマーク。上は胴着。亡き父に柔道を極めろと言われ、上京してきた。ニャンコ先生から必殺技「キャット空中三回転」を習得し、小学生ながら黒帯の有段者である。
基本的に気のいい純朴な少年だが、美女を見るとてんでだらしなくなったり、時折お漏らしをしたり、涙もろく独特のアメリカンクラッカー状の涙を見せたり、音楽(日本民謡のほか、社交ダンスで使われるワルツタンゴなど)を聴くと巧みに踊り始め、しまいには丸裸になってしまうなどの「ずっこけ」行動が玉にきず。自分から人前でふんどし一丁になることはあるが、さすがに最後の1枚を失った時は羞恥心が働くようだ。
おならは、「ドバンッ」と言う爆発音のような音で、臭いの方も嗅いだ者が気絶してしまうほどのすさまじさである。
原作初期では劇画調の端正な顔つきであったが、次第にギャグ調の顔立ちに変化していった。一人称は「わし」で語尾の「――だス」(ズーズー弁)が特徴。小さいころから山奥で動物たちと過ごし、動物と会話することができる。
ニャンコ先生
声 - 愛川欽也
大左衛門の師匠。二足歩行する奇妙なトラ
父親は三毛猫だが自分は母親譲りのトラ猫だと自己紹介している。キャット空中三回転の掛け声、「とってんぱーの にゃん ぱらりっ」がキメゼリフ。セリフ語尾の「〜ぞな、もし」(伊予弁で「〜だぞ、おい」)が特徴。弟子の悪癖をカバーしてやるのも役目と心得ており、大左衛門が丸裸になってしまった時、ふんどし代わりに股間にしがみ付いて隠す役もする。だが、一緒に悪乗りしてしまうこともしばしば。浮気癖があり、妻子を持ってからも懲りることはない様子。
森 花子
声 - 杉山佳寿子
通称「花ちゃん」。大左衛門の幼馴染みで、キク子に劣らぬ美少女。
大左衛門に会いたいがために時々やってくる。キク子とは恋敵だが、大左衛門が他の美少女になびきそうになった時は共闘することも。
なお、フルネームは原作においては明記されておらず、名前のみである。
大柿 キク子
声 - 岡本茉利
通称「キクちゃん」。大左衛門の下宿先に住む美少女。
大左衛門が一目惚れしてしまう。花子とは恋敵。柔道家の娘だけあって、自分の身を守れるくらいの技は心得ており、性格は勝気。
当時16歳の岡本の声優デビュー作である。
大柿 矢五郎
声 - 大平透
大左衛門の父の友人の柔道家。キク子の父。
自宅に大左衛門を住み込ませて稽古に励ませているが、大左衛門の突拍子のない行動にいつも振り回されっぱなし。
風 陣左衛門(回想シーンのみ)
大左衛門の父で矢五郎の親友。
柔道家として大成するが、息子に柔道を教えてくれ、と矢五郎に言い残し早世する。
西 一(にし はじめ)
声 - 八代駿
大阪出身の痩せっぽちで眼鏡のケチで嫌味な少年。
大左衛門とは犬猿の仲(ごくまれに共闘する)でことあるごとに大左衛門に意地悪やいたずらを仕掛ける。普段は上下とも茶色の服(タートルネックで長袖、長ズボン)を着ている[注 1]。兄にそっくりな小学1年生の二(ふたつ、声優 - 山本圭子)という弟がいる。
豚丸木 トン子(とんまるき トンこ)
声 - 丸山裕子
クラスメイトの太った少女。中盤より大左衛門に恋し、付きまとうようになる[注 2]
原作ではチョイ役に過ぎなかったが、アニメでは大左衛門役をオーディションで野沢雅子と争った丸山裕子が演じて、一躍メインキャラに昇格した。なおアニメではこの名だが、パチンコでは原作初期に出てきた「千葉」という少女と一緒にして、「千葉豚丸木(ちば とんまるき)」と呼ばれる。原作では「豚丸木」のみである。
白雪ケメ子先生
声 - 北浜晴子
大左衛門の通う白ばら学園の担任の美人教師。
破天荒だがピュアな大左衛門のよき理解者となり、生のままに育てる。
学園では教師、生徒ともに憧れの存在だが、第21話で浅見勇青年と結婚する。
車陣八郎先生
声 - 千葉耕市
柔道の達人で「十人投げ」を可能とする腕の持ち主。
ただし性格はどこかズッコケている。酒飲み。黒部先生の先輩でもある。
黒部先生
声 - 仲村秀生
白ばら学園の柔道部顧問。
大左衛門を育て、得意技「波返し反動投げ」を編み出させる。熱血漢で厳しくも優しい根性の教師。
教頭先生
声 - 矢田稔
原作では生徒との交流の著しい教師。
アニメでは白ばら学園の保守派の筆頭で、学園の秩序を乱すとして大左衛門を苦々しく思っているという側面も描かれた。頭が禿げあがっていることから「ヤカン頭」「ツルベロリ」と呼ばれるほか、アニメでは「ハゲ山」名義の印鑑を使用している場面がある[1]。基本的にはギャグキャラで、語尾には「〜ス」がつく。
妻子も作中に登場するが、エピソードによって容貌が異なっている。
園長先生
声 - 中村紀子子
白ばら学園を束ねる女性園長。
アニメでは数々の珍事件を起こす大左衛門を謹慎させよと主張する勢力と、他児童と区別せず教えるべきとする勢力の板ばさみで困惑する。
吾作
声 - 北村弘一
田舎に住む大左衛門の保護者(祖父?)で、農夫。
陣左衛門の頼みで矢五郎に修行のため大左衛門を引き渡す。
チーコ
ニャンコ先生が想いを寄せた西一の飼い猫。のちにその愛にうたれ、家出してニャンコ先生と結婚、11匹の子供を産む。
嫉妬深さがあり、浮気なニャンコ先生にヤキモキ。ニャンコ先生にそっくりな多くの子供達の中には、唯一彼女とそっくりな子猫がいる。
クロ
声 - 大竹宏
西一の隣の家に飼われている黒猫。
ニャンコ先生の恋敵でチーコと婚約していたが、エゴイストで男気のない性格を見透かされてチーコに逃げられる。西とは気が合うようで、物語後半では行動をともにする。
ゲバクロ
声 - 大竹宏、肝付兼太
ニャンコ先生とチーコの息子なのに、なぜかクロそっくりの黒猫。
好奇心あふれる悪童で、子猫たちのリーダーになって父親や大左衛門、小左衛門にいたずらを仕掛ける。
小左衛門
声 - 滝口順平
大左衛門の飼い犬で雑種。
性格はのんびり屋で女好き。ただし、いざという時には強い戦闘力を見せつける。九州出身らしく、語尾に「〜ばい」がつく。好物はステーキ、嫌いな食べ物はドッグフード
原作・アニメともに登場した回数は少ないが、アニメ版『てんとう虫の歌』では、大柿道場の飼い犬として登場した。
陳 ハタリ(原作のみ)
中国人とアフリカ人のハーフの少年。奇術と空手の腕は一人前以上。
ふだんはちゃっかり屋で温厚な性格だが、いつもかぶっている中国帽が外れると凶暴で攻撃的になり、人に噛みつく。これは母方の人食い人種の血が目覚めたためなのだが、この設定が人種差別的ということでテレビには登場せず、風貌がよく似た南終(みなみおわり、声優 - 松島みのり)というゲストキャラとして1回出演したに留まった。一人称を「わたし」から「ぼく」、口癖を「〜ある」「キッチョンパー」から「〜だもんネ」に変化させる[2]など、作者サイドでも折角の新キャラクターを長生きさせようと工夫したが、早期の降板となった。
川崎 のぼる
原作者としてメタフィクション的に登場するほか、さまざまな役割を演ずる。浮浪者役がはまり役。
その他(モブキャラクター
声 - 大竹宏、肝付兼太、八奈見乗児
大竹は放送開始時からほぼ毎話、肝付は放送中期から後期にかけて、八奈見は不定期でゲストキャラクターや脇役などで出演していた。

連載雑誌

テレビアニメ

1970年(昭和45年)10月4日から1972年(昭和47年)9月24日までフジテレビ系列局で放送。系列局の無い青森県や当時系列局が無かった北海道岩手県などでは、他系列局を通じて放送されていた。

全104回(全て2話構成のため、合計208話)。前作『ハクション大魔王』同様、基本的には1話完結だが、第11回や第66回などのようにA・Bパートがリンクする回もある。また、第92回 - 第100回では、大ちゃんとニャンコ先生が夏休みを利用して東海道五十三次を旅し、キク子・西一らレギュラーが後を追うという連続形式だった。

平均視聴率は18.1%(タツノコプロが所有する資料による)[3]

フィルムは全て良好な状態で現存しており、しばしば再放送が行われていた。ニャンコ先生役の愛川が出演する『なるほど!ザ・ワールド』の番宣を兼ねて再放送されたこともある。一部のシーンには世代によっては不快感を覚える放送問題用語が含まれているため、再放送時はそのセリフ箇所を無音カットして放送していたが、2015年春からのフジテレビTWOの放送では、「本作品は一部不適切な表現が含まれておりますが作品のクオリティーと評価を重視しそのまま放送しております」とブラックバックに白文字でエンディング後に表示した上でそのまま未編集で放送するようになった。なお、基本的に次回予告とエンディングテーマ「西一のいびり節」についてはカットされており、現在では見ることができない。また、Yahoo!動画でも配信中。2009年4月、DVD『いなかっぺ大将 ベストセレクション』が発売された。さらに、2015年には放送開始45周年記念として、『想い出のアニメライブラリー第43集 HDリマスターDVD-BOX』全2巻が発売され、全話視聴が可能となった。

タツノコプロが外部からの原作で制作した初めてのアニメである。

スタッフ

各話スタッフ

  • 脚本 - 城山昇、武末勝、桜井京介、平田稔、小泉陽、斉藤寛、伊東恒久、伊東紀子、吉田喜昭三宅直子、松沢伸、霧生克己、柳川茂、陳野修、平谷寿敏、牧野和夫、鹿島昇、玉名はじめ、太田イサム、酒井あきよし、若松はじめ、小山高男、鳥海尽三、山木ひろ子、森忠明、陶山智、加藤有芳、中原薫、高木国子
  • 演出 - 高橋唯貴雄、案納正美、岡崎邦彦、高橋資祐、笹川ひろし、市江健次、西牧秀雄布川ゆうじ富野喜幸、蓮田正憲、本多哲

主題歌

オープニングテーマ
「大ちゃん数え唄」
作詞 - 石本美由起 / 作曲 - 市川昭介 / 歌 - 吉田よしみ
エンディングテーマ
「いなかっぺ大将」
作詞 - 石本美由起 / 作曲 - 市川昭介 / 歌 - 吉田よしみ
「西一のいびり節」
作詞 - 石本美由起 / 作曲 - 市川昭介 / 歌 - 八代駿

その他、いくつかの挿入歌が存在する(作詞・作曲の担当者は、全て上記と同じ。[1]を参照)。

いずれの主題歌も、当時は小学館プロダクションが著作権を有していた。なお、オープニングフィルムは大別して3バージョンあるが、そのうち第2バージョンは1971年の夏から秋にかけて使われたもので、大ちゃんの「さあ、大ちゃん踊りだスよ!」の掛け声から始まり、歌やニャンコ先生の合いの手(このバージョンのみ)とともに、全キャラクターが歌に合わせて踊るというものだった。さらに、このバージョンは一部マイナーチェンジ(ラストの全キャラクターがシルエットから通常キャラクターになど)されている。

各話リスト

  1. 「ワシは風大左エ門だス」 / 「東京はスゴイとこだス」
  2. 「柔の道はチビシイだス」 / 「わしは学園の人気者だス」
  3. 「これは夢か幻だスか」 / 「祭りばやしにゃ弱いだス」
  4. 「キャット空中三回転だス」 / 「学芸会はメタメタだス」
  5. 「ワンとも困っただス」 / 「これが本当の野球だス」
  6. 「ズッコケ大特訓だス」 / 「成せば成るだス成らぬだス」
  7. 「朝の夢は冷たいだス」 / 「デパートは不便だス」
  8. 「わしも歩けば棒に当るだス」 / 「子供は風の子だス」
  9. 「わしはやるだス男だス」 / 「心のまよいはすてるだス」
  10. 「とつげき新聞配達だス」 / 「可愛コちゃんニャ弱いだス」
  11. 「どっちの手紙が先だスか」 / 「わしは故郷の大物だス」
  12. 「飛んで火に入る四悪人だス」 / 「サンタは本当にいるだスか」
  13. 「つまみ食いは高いだス」 / 「わしは天下の大スターだス」
  14. 「明けましてズッコケただス」 / 「大将凧よ上れだス」
  15. 「都会の空気はにがいだス」 / 「決死の大サーカスだス」
  16. 「ズッコケ山のボス猿だス」 / 「花の姿はこの胸にだス」
  17. 「天才チンドン屋だス」 / 「わしはスーパージャックだス」
  18. 「福は外だス、鬼は内だス」 / 「ズッコケ梅にうぐいすだス」
  19. 「わしは宮本武蔵だス」 / 「モーレツ寒げいこだス」
  20. 「両手に花は困るだス」 / 「男の道はつらいだス」
  21. 「花嫁先生さようならだス」 / 「すべるだス転ぶだス」
  22. 「ズッコケボイン投げだス」 / 「ドジョウに行く先聞いてくれだス」
  23. 「桃の節句にうきうきだス」 / 「遠くにあって近いだス」
  24. 「嵐の中の男だス」 / 「これは天下の一大事だス」
  25. 「やって来る来るお花ちゃんだス」 / 「ドボジデこんなにもてるだス」
  26. 「わしはバリカン大将だス」 / 「わしの道は一本だス」
  27. 「勉強、勉強また勉強だス」 / 「別れのつらさが身にしみるだス」
  28. 「ズッコケても、ズッコケてもだス」 / 「オオ!ミステークだス」
  29. 「花を愛する心だス」 / 「ここががまんのしどころだス」
  30. 「わしは名パイロットだス」 / 「猛獣の中にわれ一人だス」
  31. 「波のまにまにドンブラコだス」 / 「D51機関車魂だス」
  32. 「そこに山があるからだス」 / 「ズッコケ、ご先祖様だス」
  33. 「わしの近道通りゃんせだス」 / 「当るも、当らぬも時の運だス」
  34. 「お上りニャンコを探すだス」 / 「母ちゃんはいいもんだス」
  35. 「わしは応援団長だス」 / 「どっちが本当の大将だスか」
  36. 「大ちゃん鍋で頑張るだス」 / 「聞いちゃならない音楽会だス」
  37. 「わしはズッコケお手伝いだス」 / 「男涙の子守歌だス」
  38. 「サルも木から落ちるだス」 / 「外人さんにゃ弱いだス」
  39. 「心の修業に旅立つだス」 / 「東海道は日本晴れだス」
  40. 「ズッコケハッピーバースデーだス」 / 「愛して恋してニャンパラリだス」
  41. 「チビットやける話だス」 / 「情は人のためならずだス」
  42. 「泥棒ねずみの皮をはげだス」 / 「そこが女の泣きどころだス」
  43. 「ズッコケ盆踊りだス」 / 「チクリと痛いイビリ節だス」
  44. 「わしは映画の主役だス」 / 「日本一のほれられ男だス」
  45. 「「熊さんお手をどうぞ」だス」 / 「デートに胸が燃えるだス」
  46. 「人情ズッコケ風呂だス」 / 「写真家泣かせのモデルだス」
  47. 「恋する海の男だス」 / 「女の誘いにゃ弱いだス」
  48. 「猫も歩けば雀に当たるだス」 / 「浮かればやしにのらんだス」
  49. 「チビット古い新入生だス」 / 「「買ってくるぞ」と勇ましくだス」
  50. 「ハエに大福なめられただス」 / 「顔じゃないだス心だス」
  51. 「今晩わ、大福奴だス」 / 「猫がだめなら犬がいるだス」
  52. 「わしは西部の勇者だス」 / 「虫歯は抜くに限るだス」
  53. 「ニャンともアツイ話だス」 / 「ニャンともめでたい話だス」
  54. 「やらねばならぬバレーだス」 / 「ケンカはわしがあずかるだス」
  55. 「温泉ホテルの番頭だス」 / 「もてるモデルは、このモデルだス」
  56. 「好きになったらもろいだス」 / 「ほれっぽいのが玉にキズだス」
  57. 「語るも涙の話だス」 / 「ソコにつける薬はないだス」
  58. 「生まれた子ニャンコ123…だス」 / 「ニャンコ、子ニャンコ、ニャンパラリだス」
  59. 「ズッコケ男のはな道」 / 「追い出せ!下宿人だス」
  60. 「ズッコケ消防署長だス」 / 「柔の道を捨てるだス」
  61. 「わるのりボウリングだス」 / 「サヨナラ航海のマドロスだス」
  62. 「うらめしや幽霊だス」 / 「きらいきらいも好きのうちだス」
  63. 「きりりとしめれば心がしまるだス」 / 「出る時、寝る時、火の用心だス」
  64. 「犬も歩けば土俵に上るだス」 / 「男らしさを見せるだス」
  65. 「頭かくして尻かくさずだス」 / 「入れて下さいこの釜にだス」
  66. 「アローハ新年おめでとうだス」 / 「アローハ今年もよろしくだス」
  67. 「デッカイ夢にかけるだス」 / 「清き一票このわしにだス」
  68. 「熱い血潮で耐えるだス」 / 「頑張らなくっちゃ!!ソノためだス」
  69. 「めでたくもあり、めでたくもなしだス」 / 「タンタン狸のいびり汁だス」
  70. 「オオ!白銀はまねくだス」 / 「わしはマンガのモデルだス」
  71. 「ズッコケ寒中水泳だス」 / 「ドボジテそんなに泣くんだス」
  72. 「日本一のしあわせ者だス」 / 「ドバッとぬいで頑張るだス」
  73. 「抱いてやるだスこの胸にだス」 / 「イビリ狐にワナかけるだス」
  74. 「ばかと迷犬は使い用だス」 / 「食って食って食いまくるだス」
  75. 「花の都のいなかっぺだス」 / 「ニャンタレ!世紀の大決闘だス」
  76. 「ドボジデアンヨがからむだス」 / 「悩める者はみなきたれだス」
  77. 「姿よりも心だス」 / 「踊るあほうにイビリ節だス」
  78. 「ズッコケ道を一人行くだス」 / 「ズッコケ風が身にしみるだス」
  79. 「鬼っ子どものお通りだス」 / 「春雨に濡れていくだス」
  80. 「ドボジテ鼠になめられるだス」 / 「タダいる猫は働くだス」
  81. 「見せちゃならないコレだけはだス」 / 「世にもふしぎな大魔術だス」
  82. 「これが男の情けだス」 / 「逃がした魚は大きいだス」
  83. 「帰って来た花婿さんだス」 / 「男の節句にモテモテだス」
  84. 「ここで男は耐えるだス」 / 「ペダルを踏めば身も踊るだス」
  85. 「甘くせつないひざまくらだス」 / 「なにがなんでも守るだス」
  86. 「わしはどこの誰だスか?」 / 「「ドボジデ男は弱いのよ」だス」
  87. 「わしはボインに弱いだス」 / 「ここは地獄の一丁目だス」
  88. 「出るに出られぬハコの中だス」 / 「子連れニャンコの一大事だス」
  89. 「そろた娘と田植唄だス」 / 「大左エ門は男だス」
  90. 「こっちの水は甘いだス」 / 「モテル男はみな敵だス」
  91. 「のらねばならぬその話だス」 / 「ソレをなめなきゃおさまらぬだス」
  92. 「花の東京あとにしてだス」 / 「着いた所はカマボコの宿だス」
  93. 「ズッコケ雲助道中だス」 / 「ぬまずくわずも修業だス」
  94. 「旅は道連れ世は情だス」 / 「男の道に茶のかおりだス」
  95. 「越すに越されぬ大井川だス」 / 「うなぎを食えば血がさわぐだス」
  96. 「狐がくれた花嫁だス」 / 「わしは天下の日吉丸だス」
  97. 「幽霊は城でもつだス」 / 「食いねェ食いねェネコ食いぇだス」
  98. 「その手はくわなのはまぐりだス」 / 「黒い涙でサヨナラだス」
  99. 「忍者の里を通りゃんせだス」 / 「琵琶湖の水はあまいだス」
  100. 「京の五条の橋の上だス」 / 「わしの名前がさえるだス」
  101. 「二人の愛が燃えるだス」 / 「女百人、男一人だス」
  102. 「結ばにゃならぬ愛の糸だス」 / 「男の中の女だス」
  103. 「キャット空中六回転だス」 / 「行くは男のいばら道だス」
  104. 「遠くて近きは男女の中だス」 / 「かがやく未来に歩むだス」

放送局

系列は放送当時の系列。
放送対象地域 放送局 放送系列 放送日時 備考
関東広域圏 フジテレビ フジテレビ系列 日曜 18:00 - 18:30 制作局
北海道 札幌テレビ[4] 日本テレビ系列
フジテレビ系列
金曜 17:00 - 17:30 1972年3月まで
北海道文化放送[5] フジテレビ系列 日曜 18:00 - 18:30 1972年4月開局から
青森県 青森放送[6] 日本テレビ系列 月曜 - 金曜 17:25 - 17:55 [注 3]
岩手県 岩手放送[7] TBS系列 日曜 18:00 - 18:30 1971年10月から放送。
秋田県 秋田テレビ[8] フジテレビ系列
山形県 山形テレビ[8]
宮城県 仙台放送[9]
福島県 福島テレビ[10] フジテレビ系列
TBS系列
月曜 - 金曜 17:15 - 17:45 1974年5月から9月まで放送。
新潟県 新潟総合テレビ[11] フジテレビ系列
日本テレビ系列
NETテレビ系列
水曜 18:00 - 18:30
長野県 長野放送 フジテレビ系列
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列
静岡県 テレビ静岡[12] フジテレビ系列 日曜 18:00 - 18:30
富山県 富山テレビ[13]
石川県 石川テレビ[13]
中京広域圏 東海テレビ[12]
福井県 福井テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県
鳥取県[注 4]
山陰中央テレビ [注 5]
岡山県 テレビ岡山 フジテレビ系列
NETテレビ系列
[注 6]
広島県 広島テレビ フジテレビ系列
日本テレビ系列
[注 7]
山口県 山口放送 日本テレビ系列 [注 8]
徳島県 四国放送
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列
高知県 高知放送 日本テレビ系列
福岡県 テレビ西日本 フジテレビ系列
佐賀県 サガテレビ
長崎県 テレビ長崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列
日本テレビ系列
NETテレビ系列
大分県 大分放送 TBS系列
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
NETテレビ系列
鹿児島県 鹿児島テレビ
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列
フジテレビ系列 日曜18:00枠
前番組 番組名 次番組
ハクション大魔王
(1969年10月5日 - 1970年9月27日)
いなかっぺ大将
(1970年10月4日 - 1972年9月24日)
科学忍者隊ガッチャマン
(1972年10月1日 - 1974年9月29日)

映画

1971年には、3回にわたって『東宝チャンピオンまつり』でテレビブローアップ版が公開されている。

『いなかっぺ大将』(3月17日公開)
第5回Aパート「ワンとも困っただス」と第10回「かわいこちゃんニャよわいだス」の再編集ブローアップ版。
同時上映は、『怪獣大戦争 キングキドラ対ゴジラ』(『怪獣大戦争』改題リバイバル)・『アタックNo.1 涙の不死鳥』・『昆虫物語 みなしごハッチ お月さまのママ』・『ムーミン』(第1作・東京ムービー版)の計4本。
『いなかっぺ大将 猛獣の中にわれ一人だス オオ! ミステークだス』(7月24日公開)
第30回Bパートと第28回Bパートの再編集ブローアップ版。
同時上映は、『ゴジラ対ヘドラ』・『帰ってきたウルトラマン』・『昆虫物語 みなしごハッチ 傷だらけのバレリーナ』・『日本むかしばなし わらしべ長者』(人形アニメ)の計4本。
『いなかっぺ大将 猫も歩けば雀に当たるだス 当たるも当たらぬも時の運だス』(12月12日公開)
第48回Bパートと第33回Bパートの再編集ブローアップ版。
同時上映は、『ゴジラ・モスラ・キングキドラ 地球最大の決戦』(『三大怪獣 地球最大の決戦』改題リバイバル)・『帰ってきたウルトラマン 竜巻怪獣の恐怖』・『昆虫物語 みなしごハッチ 忘れな草に願いをこめて』・『マッチ売りの少女』(人形アニメ)の計4本。

スタッフ

  • 監督 - 笹川ひろし
  • 製作 - 吉田健二、安達英男、市江建二、案納正美
  • 脚本 - 陣野修、吉田喜昭、城山昇、伊東恒久
  • 企画 - 鳥海尽三、平谷寿敏
  • 撮影 - 北川嵩
  • 音楽 - 中村勝彦
  • 美術 - 伊豆島君江、新井寅雄
  • 編集 - 金子登喜代

パチンコ

2000年3月に平和から『CRいなかっぺ大将』として日本各地のパチンコホールに導入された[14]

逸話

漫画

  • 作者と連載時に交流のあった望月あきらの学年誌連載作品『ドカドカドッカン先生』には、台詞はないものの1ページにわたって大左衛門がゲスト出演していた。その他、彼の手による「マンガ入門」特集にも、デフォルメのしかたの一例として、殴られて大きなコブができ、体中に絆創膏をはられた人物を出し、「川崎のぼるタッチのデフォルメ」と特別扱いで解説を加えている。
  • ゲルハルト・シュタグーン(de:Gerhard Staguhn)の著書『Warum fallen Katzen immer auf die Füße? und andere Rätsel des Alltags』の日本語訳『ニャンコ先生はなぜいつもうまく着地できるのか-世界のふしぎトリビア61』(主婦の友社、2005年、ISBN 4072474916)の表紙に、ニャンコ先生のイラストが描かれている。

アニメ

  • アニメ版に使われているBGMの一部は、同じタツノコ作品『タイムボカンシリーズ』にも流用された。
  • てんとう虫の歌』アニメ版の第68話「いなかっぺ大将がやってきた」では、サブタイトルの通り大ちゃんがゲスト出演した。
  • 最終回のエンディングでは、大ちゃんを初めとする全キャラが会話をし、その直後に流された、新番組『科学忍者隊ガッチャマン』の予告編では、大ちゃんとニャンコ先生のコンビで紹介の掛け合いを聴かせた。

脚注

注釈

  1. ^ ピクニックやスキーなどに参加するときはTPOに応じて着替えている。
  2. ^ たとえばテレビ版の初期エピソード「学芸会はメタメタだス」においては、大左衛門の行動に対するツッコミ役に徹しており、誤解ゆえの彼からのキスにも平手打ちで返している。
  3. ^ 青森放送では再放送も行われた。また、青森テレビ青森朝日放送も過去に本放送を行っており、在青民放テレビ局全てが本作の放送実績を持つ。
  4. ^ 最終回のみ
  5. ^ 山陰中央テレビは1972年9月22日に鳥取県での放送を開始したため、当番組は鳥取県では最終回のみの放送となった。相互乗り入れまでフジテレビ系列に加盟していた日本海テレビ(日本テレビ系列。正式ではないが事実上NET系列とのクロスネット)での放送の有無については不明。
  6. ^ 本放送当時、香川県への相互乗り入れはまだ実施されていなかった。香川県で西日本放送(日本テレビ系列)・瀬戸内海放送(NETテレビ系列)のどちらが放送したかは不明。
  7. ^ 再放送は、本放送終了後にフジテレビ系列フルネット局として開局したテレビ新広島でも実施された。
  8. ^ テレビ山口がTBS・フジテレビ・NETテレビ系列クロスネット局として開局した後も移行せずに継続した。

出典

  1. ^ 「今晩わ、大福奴だス」において。
  2. ^ この変化は虫プロ版コミックス「サーカス見物だス」の巻にて確認できる。
  3. ^ タツノコ世界遺産 タツノコ作品と視聴率インターネットアーカイブのキャッシュ)
  4. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1971年(昭和46年)3月、テレビ欄。
  5. ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1972年(昭和46年)4月、テレビ欄。
  6. ^ 河北新報』1973年9月3日 - 9月7日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『河北新報』1971年10月4日 - 1972年9月24日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ a b 『河北新報』1971年8月1日 - 1972年9月24日付朝刊、テレビ欄。
  9. ^ 福島民報』1970年10月7日 - 1972年9月24日付朝刊、テレビ欄。
  10. ^ 『福島民報』1974年5月2日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 『NST』(新潟総合テレビ発行)p11、12
  12. ^ a b 読売新聞』山梨・静岡版 1972年4月16日付朝刊テレビ欄。
  13. ^ a b 北國新聞』 1972年2月20日付朝刊テレビ欄より
  14. ^ CRいなかっぺ大将A”. P-world. ピーワールド. 2019年10月30日閲覧。

外部リンク