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「志布志駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 07:22時点における版

志布志駅
駅舎(2018年4月)
しぶし
Shibushi
大隅夏井 (4.4km)
地図
鹿児島県志布志市志布志町志布志二丁目28-11[1]
北緯31度28分22.57秒 東経131度5分52.70秒 / 北緯31.4729361度 東経131.0979722度 / 31.4729361; 131.0979722 (志布志駅)
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日南線
キロ程 88.9 km(南宮崎起点)
電報略号 シシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2]
乗車人員
-統計年度-
7人/日(降車客含まず)
-2015年-
乗降人員
-統計年度-
25人/日
-2015年-
開業年月日 1925年大正14年)3月30日[2]
備考 無人駅[2]
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志布志駅
しぶし
Shibushi
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
開業年月日 志布志線-
1925年大正14年)3月30日
大隅線 -
1935年昭和10年)10月28日
廃止年月日 志布志線 -
1987年(昭和62年)3月28日
大隅線 -
1987年(昭和62年)3月14日
乗入路線
所属路線 志布志線
キロ程 38.6 km(西都城起点)
中安楽 (3.1 km)
所属路線 大隅線
キロ程 0.0 km(志布志起点)
(5.5 km) 菱田
テンプレートを表示

志布志駅(しぶしえき)は、鹿児島県志布志市志布志町志布志にある、九州旅客鉄道(JR九州)日南線で、同線の終着駅である[2]

かつては日本国有鉄道(国鉄)志布志線大隅線も乗り入れていた[2]

歴史

2代目駅舎(1989年)
2014年1月時点の3代目駅舎(バスターミナル整備前)

駅構造

単式ホーム1面1線と側線4本を有する地上駅で、夜間に列車が2本留置される。

現駅舎とホームは志布志線・大隅線が廃止された後の1990年(平成2年)に日南線専用として建設されたもの[3]。駅舎は終着駅らしくホームと直角に立っている。なお現駅舎とホームは旧駅構内の貨物取扱い用引込み線を利用して建設されたため、旧駅舎のあった場所から約100メートル東に移動した場所にある[3]。これにより日南線は起点側(大隅夏井駅方面)へ約40m短くなった。

駅前のバスターミナルは3か所に分散していたバス停を集約する目的で志布志市が整備したもので、2018年(平成30年)4月15日より運用が開始された。工事費は約6,100万円であった[7]

旧志布志駅は機関区[3]、車掌区、保線区も置かれ、転車台も備えていた。キヨスクもあり、弁当も売っていた。駅舎のあったホームが1番線、上架橋を渡ると2番線・3番線の両面ホームがあり、さらにその向こう(海側)は広大な貨物操車場であった[3]。1番線・2番線は志布志線・日南線共通の上下線として使われ、3番線が大隅線だった。

山側から降りて来る広い通り「駅前通り」が商業施設「サンポートしぶしアピア」前の大通りと交わるまさにその交差点のところが旧駅舎とホームのあった場所である。なお、後者は志布志線と大隅線が平行して走っていた軌道敷きの跡地を利用してつくられたものである。

また、旧志布志機関区の跡地の一部には「志布志鉄道記念公園」が整備されており、C58 112ヨ8951キハ52 130が保存されている。以前は志布志運動公園横に展示してあったが、この公園の整備とともに、2000年(平成12年)ごろに現位置に移動した。2008年(平成20年)ごろからは有志による車体整備が行われている。

2009年(平成21年)8月8日に駅舎内の約35平方メートルのスペースをJRから市が無償で借り受けて、志布志市総合観光案内所がオープンした[6]。観光案内所では、無料で自転車が借りられる。

種田山頭火の句碑『一きれの雲もない空のさびしさまさる』が2010年(平成22年)に建立された。

利用状況

  • 2015年度の1日平均乗車人員は7人である。[8]
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2007 14 38
2008 14 38
2009 14 36
2010 11 32
2011 11 32
2012 10 29
2013 9 29
2014 9 28
2015 7 25

駅周辺

サンポートしぶしアピア(駅前から撮影)
駅前のバスターミナル。鹿児島交通のバス停が設置されている

駅の正面にあるサンポートしぶしアピアは映画や店、ゲームセンターネットカフェが入居している。以前は2階が映画館であったが、現在は多目的ホールのほか、競艇場外発売場オラレ志布志が入居している。駅左側には森に囲まれた大きな緑地公園がある。

隣の駅

九州旅客鉄道
日南線
快速「日南マリーン号」(到着列車のみ)・普通
大隅夏井駅 - 志布志駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
志布志線
中安楽駅 - 志布志駅
大隅線
志布志駅 - 菱田駅

脚注

  1. ^ 鹿児島県. “志布志駅(駅舎)” (日本語). 鹿児島県. https://www.pref.kagoshima.jp/ao01/chiiki/bariafuri-oosumi/sibusieki.html 2018年5月9日閲覧。 
  2. ^ a b c d e JR全駅・全車両基地 No.44、p.27。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n JR全駅・全車両基地 No.44、p.11。
  4. ^ “企画[南風録]終着駅に思いさまざま、JR志布志駅に雑記帳”. 南日本新聞 (南日本新聞社). (1997-10-24(朝刊)) 
  5. ^ “企画[記者の目]ゴーゴー日南線/志布志・野平”. 南日本新聞 (南日本新聞社). (1997-08-14(朝刊)) 
  6. ^ a b “志布志駅に案内所/志布志市、「観光拠点に」=JR日南線沿線初”. 南日本新聞 (南日本新聞社). (2009-08-09 (朝刊)) 
  7. ^ a b バスターミナル運用開始 志布志駅前 市が整備 利便性向上に期待」『南日本新聞』2018年4月18日25面。
  8. ^ 鹿児島県統計年鑑

参考文献

  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日。 

関連項目

外部リンク