「厚岸駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
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|よみがな= あっけし |
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|ローマ字= Akkeshi |
|ローマ字= Akkeshi |
2020年2月15日 (土) 06:02時点における版
厚岸駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
あっけし Akkeshi | |
◄門静 (4.9 km) (10.6 km) 糸魚沢► | |
所在地 | 北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 根室本線(花咲線) |
キロ程 | 355.0 km(滝川起点) |
電報略号 | アケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
147人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)12月1日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口 有 |
厚岸駅 | |
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あっけし Akkeshi | |
(1.2 km) 浜厚岸► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 根室本線(貨物支線) |
キロ程 | 0.0 km(厚岸起点) |
開業年月日 | 1917年(大正6年)12月1日 |
廃止年月日 | 1982年(昭和57年)12月5日 |
厚岸駅(あっけしえき)は、北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の駅。電報略号はアケ。事務管コードは▲110443[1]。花咲線区間の中間駅で唯一の有人駅である。
歴史
- 1917年(大正6年)12月1日:釧路より浜厚岸間の開業にともない中間駅(旅客扱い上は終着駅)として設置。旅客荷物のみ取扱い。浜釧路機関庫厚岸駐泊所設置[2]。
- 1919年(大正8年)11月25日:厚床まで延伸開業[2]。貨物支線との分岐駅となる。
- 1921年(大正10年)8月5日:浜釧路機関庫厚岸駐泊所が分庫となる[2]。
- 1925年(大正14年)6月20日:浜釧路機関庫厚岸分庫が駐泊所となる[2]。
- 1929年(昭和4年)11月14日:浜釧路機関庫厚岸駐泊所が分庫となる[2]。
- 1930年(昭和5年)6月1日:浜釧路機関庫厚岸分庫が駐泊所となる[2]。
- 1965年(昭和40年)10月13日:駅舎改築[2]。
- 1966年(昭和41年)3月30日:釧路機関区厚岸駐泊所廃止[2]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:浜厚岸間との貨物支線廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道に継承。
- 1999年(平成11年)3月22日:単式ホーム新設、使用開始[2]。
駅名の由来
地名より。アイヌ語の「アッケウシイ[注釈 1]」〔オヒョウニレの皮・剥ぐ・いつもする・所〕、あるいは「アッケシト[注釈 2]」〔オヒョウニレ・下の・沼〕から転じたとされる[3]。
駅構造
単式ホーム2面2線を持つ地上駅。ホーム間は跨線橋で連絡している。以前は島式ホーム1面の両側を使う形をとっていたが、駅舎前に敷かれていた浜厚岸駅への貨物支線が撤去されたこともあり、跨線橋を使う不便を解消するために駅改札に直結する形で単式ホームを1面増設している。よって1番線は線路の両側にホームが設けられているが、かつて使用されていた島式ホームの1番線側には柵が設置され、乗降できないようになっている。現在は上下列車とも、もっぱら増設されたホームを使う1番線に発着する。なお、跨線橋を有する駅では日本最東端である。
駅舎は鉄筋コンクリート造りで3324m2の平屋建てである。現在の駅舎は二代目で、2005年に外壁を水色に塗り替えている。
有人駅(営業時間は6時20分から15時10分まで)で、みどりの窓口も設置されている。花咲線の運行管理は当駅で行う。管理駅として、上尾幌駅 - 浜中駅間の各駅を管理下に置いている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■根室本線 (花咲線) |
上り | 釧路方面 |
下り | 根室方面 | ||
2 | 下り | 根室方面 |
- 2番線は列車交換時に使用する。
-
改札口(2018年2月)
-
ホーム(2018年9月)
-
跨線橋(2018年2月)
-
駅名標(2018年2月)
-
厚岸駅1番線に停車中の釧路行普通列車(5626D)。島式ホームの1番線側には柵が設置され、利用できなくなっている。2019年2月撮影。
利用状況
- JR北海道によると、乗車人員(特定の平日の調査日)平均は以下のとおりである。
調査対象の5年間 | 5年間の各調査日における 平均乗車人員 (単位:人) |
出典 |
---|---|---|
2012 - 2016年(平成24 - 28年) | 145.0 | [報道 1] |
2013 - 2017年(平成25 - 29年) | 141.0 | [報道 2] |
2014 - 2018年(平成26 - 30年) | 138.6 | [報道 3] |
花咲線区間の駅としては釧路駅、東釧路駅に次いで3番目に多い。
- 「厚岸町統計書」によると、JR北海道釧路支社提供による各年度の年間乗車人員は以下の通り。
年度 | 乗車人員 | 出典 | |
---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | ||
1989年 | 149,650 | 410 | [4] |
1990年 | 131,400 | 360 | |
1991年 | 146,000 | 400 | |
1992年 | 156,950 | 430 | |
1993年 | 164,250 | 450 | |
1994年 | 138,700 | 380 | |
1995年 | 131,400 | 360 | |
1996年 | 116,800 | 320 | |
1997年 | 116,800 | 320 | |
1998年 | 113,150 | 310 | |
1999年 | 113,150 | 310 | [5] |
2000年 | 120,450 | 330 | |
2001年 | 113,150 | 310 | |
2002年 | 105,850 | 290 | |
2003年 | 102,200 | 280 | |
2004年 | 98,550 | 270 | |
2005年 | 98,550 | 270 | |
2006年 | 91,250 | 250 | |
2007年 | 87,600 | 240 | |
2008年 | 87,600 | 240 | |
2009年 | 80,300 | 220 | |
2010年 | 76,650 | 210 | |
2011年 | 73,000 | 200 | |
2012年 | 72,270 | 198 | |
2013年 | 69,350 | 190 | |
2014年 | 67,525 | 185 | |
2015年 | 60,756 | 166 | |
2016年 | 54,750 | 150 | |
2017年 | 53,655 | 147 | [6] |
駅周辺
厚岸町の中心駅。付近の地区の中心地のため駅の周囲に公共施設が多い。
- 北海道道425号厚岸停車場線
- 北海道道123号別海厚岸線
- 道の駅厚岸グルメパーク
- 厚岸町役場
- 厚岸警察署
- 厚岸郵便局
- 国道44号、北海道道14号厚岸標茶線
- 大地みらい信用金庫厚岸支店
- 北洋銀行厚岸支店
- 日本通運厚岸営業所
- 北海道厚岸水産高等学校
- 北海道厚岸潮見高等学校
- イオン厚岸店
- フクハラ厚岸店
- イエローグローブ厚岸店
- 厚岸港
- 厚岸大橋
- 愛冠岬
- くしろバス厚岸営業所(旧北海道旅客鉄道厚岸自動車営業所)
駅弁
かつては厚岸駅ホームで駅弁の立ち売りを行っていたが、列車本数が少ないことから2011年(平成23年)6月で営業を終了した[新聞 1]。現在は事前に氏家待合所に電話し乗車する列車を伝えることで、ホームまで駅弁を届けて販売するサービスを行っている[7]。主な駅弁は下記の通り[8]。
バス路線
くしろバスにより厚岸町内路線、釧路市方面、浜中町霧多布方面へ運行される。路線詳細はくしろバス#一般路線バスを参照。
厚岸町内路線のうち国泰寺方面の一部と光栄方面は、北海道旅客鉄道(JR北海道バス 現ジェイ・アール北海道バス)厚岸線廃止に伴う移管路線。標茶駅方面への路線も存在していた。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 根室本線(花咲線)
- 日本国有鉄道
- 根室本線(貨物支線) - 1982年11月15日廃止
- 厚岸駅 - 浜厚岸駅
脚注
注釈
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c d e f g h i j JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
- ^ “アイヌ語地名リスト ア~イチ P1-10”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
- ^ “平成18年度版 厚岸町統計書”. 厚岸町. p. 90 (2007年9月). 2017年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月11日閲覧。
- ^ “平成28年度版 厚岸町統計書”. 厚岸町. p. 97 (2017年9月). 2017年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月11日閲覧。
- ^ “平成29年度版 厚岸町統計書”. 厚岸町. p. 100 (2018年9月). 2019年4月22日閲覧。
- ^ 牡蠣飯(かきめし)といえば氏家かきめし弁当|厚岸駅前 氏家待合所 公式サイト
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、717頁。
報道発表資料
- ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧。
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:
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- ^ “根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。