厚岸大橋
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厚岸大橋 Akkeshi Bridge | |
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湖北地区から眺めた厚岸大橋(2013年3月) | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道厚岸郡厚岸町 |
交差物件 | 厚岸湾、厚岸湖 |
設計者 施工者 | 函館、宮地[1] |
座標 | 北緯43度02分49.5秒 東経144度51分10.5秒 / 北緯43.047083度 東経144.852917度座標: 北緯43度02分49.5秒 東経144度51分10.5秒 / 北緯43.047083度 東経144.852917度 |
構造諸元 | |
形式 | 連続トラス橋[1] |
全長 | 457m[1] |
幅 | 12.9m[1] |
高さ | 20m[2] |
最大支間長 | 109.5m[1] |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
厚岸大橋(あっけしおおはし)は、北海道厚岸郡厚岸町の厚岸湾と厚岸湖との境にかかる橋。
概要
[編集]北海道道123号別海厚岸線の橋であり厚岸湖の湖口で隔てられた南北市街地を結んでおり[3]、港町(湖北地区)と奔渡町(湖南地区)を結んでいる。
釧路土木現業所(現・釧路総合振興局釧路建設管理部)が事業主体となり総工費13億5千万を費やし1972年(昭和47年)に北海道で初めての海上橋として開通、厚岸町のシンボルとしても親しまれている[3]。架橋前は日本道路公団による厚岸フェリーが運行されていたが、冬季は流氷・結氷により欠航が多かった[4]。
歴史
[編集]- 1969年(昭和44年) - 工事着工[5][3]。
- 1972年(昭和47年)9月 - 厚岸大橋が開通[3]、厚岸フェリーは廃止となる[5]。
- 2009年度(平成21年度) - 全面補修工事が行われている[6]。
- 2012年(平成24年)10月3日 - 厚岸大橋に漁船が衝突する事故が発生した[7]。
周辺
[編集]湖北地区は厚岸町役場、厚岸警察署、道の駅厚岸グルメパーク、JR根室本線(花咲線) 厚岸駅などがあり、国道44号に接続している。湖南地区は古刹の国泰寺、バラサン岬、愛冠岬、子野日公園などがあり[8]、厚岸道立自然公園にもなっている[9]。
画像
[編集]-
湖南地区から見る厚岸大橋(2013年3月)
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道の駅厚岸グルメパークから眺めた厚岸市街と厚岸大橋(2012年7月)
脚注
[編集]- ^ a b c d e “日本橋梁建設協会 橋梁年鑑データベース”. 日本橋梁建設協会. 2013年4月8日閲覧。
- ^ 小山義之; 古矢清己; 河口逸雄 (1972). “厚岸大橋の上部工設計について” (PDF). 土木学会北海道支部研究発表論文集 (札幌市中央区南1条西2丁目: 土木学会北海道支部) (28): 1-8 .
- ^ a b c d 歩いて祝う大橋50年 厚岸で記念イベント - 北海道新聞2022年9月5日朝刊
- ^ “厚岸大橋と牡蠣島”. 北海道厚岸町. 2020年8月9日閲覧。
- ^ a b “歴史年表”. 北海道厚岸町. 2020年8月9日閲覧。
- ^ “10億円かけ厚岸大橋を全面補修へ-厚岸湾に架かるトラス橋”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2009年3月25日). オリジナルの2016年3月5日時点におけるアーカイブ。 2015年1月30日閲覧。
- ^ “船舶事故調査報告書” (PDF). 運輸安全委員会. 国土交通省 (2013年6月13日). 2015年1月30日閲覧。
- ^ “観光十景”. 北海道厚岸町. 2020年8月9日閲覧。
- ^ “厚岸道立自然公園”. 北海道. 2015年1月30日閲覧。
- ^ “厚岸漁港”. 釧路開発建設部. 2020年8月9日閲覧。