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「大府駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:42時点における版

大府駅
駅舎(2018年12月)
おおぶ
Ōbu
地図
所在地 愛知県大府市中央町三丁目135
北緯35度0分31.053秒 東経136度57分43.725秒 / 北緯35.00862583度 東経136.96214583度 / 35.00862583; 136.96214583
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
電報略号 オフ←ヲフ
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線(実質3面4線)
乗車人員
-統計年度-
14,753人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1887年明治20年)9月10日
乗入路線 2 路線
所属路線 CA 東海道本線名古屋地区
駅番号 CA  60 
キロ程 346.5 km(東京起点)
CA59 逢妻 (3.0 km)
(3.0 km) 共和 CA61
所属路線 CE 武豊線
駅番号 CE  00 
キロ程 0.0 km(大府起点)
(1.7km) 尾張森岡 CE01►
備考 駅長配置駅管理駅
JR全線きっぷうりば
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大府駅(おおぶえき)は、愛知県大府市中央町三丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)のである。当駅の所属線である東海道本線[1]と、当駅を起点とする武豊線が乗り入れ、分岐駅となっている。駅番号は東海道本線がCA60、武豊線がCE00

東海道本線の運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。

歴史

駅東方では、支線である武豊線が比較的まっすぐ南下する一方、東海道線はやや左へカーブしているが、これはもともと名古屋駅 - 武豊駅が先に開通し、後に岡崎方面の区間が付け足されることで本線筋が変わったからである。

年表

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを持つ地上駅。構内東側に単式ホーム(1番線)があり、その西側に島式ホーム(2 - 5番線)が並ぶ。1番線が上り本線、4番線が下り本線となっており、待避を行わない列車や通過列車などが使用する。

東海道線の上下線に武豊線のホームが挟まれる形となっており、武豊線の旅客列車は駅の東方で東海道線の下り線をまたいでいる。5番線を含む構内の西側には貨物列車用の着発線・側線が広がる。この側線群に上り列車が進入するために、共和駅方面には下り線への渡り線が、逢妻駅方面には上下線を跨ぐ高架線がある。なお武豊線を通る貨物列車は、尾張森岡駅北で分岐する線路を通っている。この分岐および立体交差は南方貨物線計画の一環として建設された[4]。かつては[いつ?]側線群の西端に有蓋車用の貨物ホームがあった。また、駅北西にある豊田自動織機大府工場へ至る専用線が1970年ごろまで分岐していた。

駅舎は単式ホームに接している。駅舎と各ホームは跨線橋で連絡しており、改札口は跨線橋と同じ高さ(駅舎2階)にある。改札口は、跨線橋とは別の東西を貫く自由通路に面している。各ホームにエレベーターエスカレータがある。大府駅の改札を出て右斜め正面にキオスク系列のベルマート(売店)がある。

駅長駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、東海道本線の共和駅 - 笠寺駅間および武豊線の各駅[3]を管理している。

構内には、東海警察署大府駅警察官詰所が設置されているほか、2018年4月に大府市健康にぎわいステーション(愛称・KURUTOおおぶ)が開設された[5]

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 CA 東海道本線 上り 岡崎豊橋方面[注釈 1] 一部列車は2番線[6][7]
2・3 CE 武豊線 - 武豊方面[注釈 1]  
3・4 CA 東海道本線 下り 名古屋大垣方面[注釈 1]
5 (番線表示案内なし。柵が設置されており事実上使用不可)

1、4番線は武豊線にはつながっておらず、東海道線の列車のみ発着・通過する。2・3番線は武豊線での列車に加え、武豊線から東海道線へ直通する列車、東海道線の当駅折り返し列車、東海道線の待避列車、解結を行う列車が発着する。5番線は番線表示がない上に柵が設置されている。よって旅客運用が不可能な為、貨物専用線となっている。

利用状況

「愛知県統計年鑑」および「知多半島の統計」によれば、1日平均の乗車人員は以下の通りであった。

年度 一日平均
乗車人員
1995年 11,282
1996年 11,364
1997年 11,129
1998年 11,164
1999年 11,087
2000年 11,115
2001年 11,314
2002年 11,321
2003年 11,415
2004年 11,711
2005年 12,115
2006年 12,182
2007年 12,641
2008年 12,831
2009年 12,650
2010年 12,712
2011年 12,808
2012年 12,993
2013年 13,291
2014年 13,300
2015年 13,830
2016年 14,129
2017年 14,521
2018年 14,753

駅周辺

表玄関は東口で商店やホテルが点在している。西口には工場や大学のキャンバスなどが存在する。

施設

大府駅東口からのびる中央通り
人間環境大学大府キャンパス

バス路線

知多バスのバス停は西口にある。かつては東口から前後駅知立駅刈谷駅有松駅へ向かう名鉄バスも発着していた。

  • 知多バス横須賀線・大府循環線(西口発着)
  • 大府市循環バス「ふれあいバス」(東口発着)
    • 全系統とも大府市役所が起終点。
    • 南コース:吉川町1丁目・米田町4丁目・森岡町4丁目 方面(左回り)

市役所方面(右回り)

市役所方面(右回り)

市役所方面(右回り)

バス路線ではないが、緑区の「緑ヶ丘自動車学校」のスクールバスがここまで出ている。

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線
特別快速
通過
新快速
刈谷駅 (CA58) - 大府駅 (CA60) - 金山駅 (CA66)
快速・区間快速
刈谷駅 (CA58) - 大府駅 (CA60) - 共和駅 (CA61)
普通
逢妻駅 (CA59) - 大府駅 (CA60) - 共和駅 (CA61)
CE 武豊線
区間快速(武豊線内各駅停車)・普通
(共和駅 (CA61)) - 大府駅 (CE00) - 尾張森岡駅 (CE01)

脚注

注釈

  1. ^ a b c 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。

出典

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 「大府停車場設置」『官報』1887年9月16日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ a b [1]
  4. ^ 祖田圭介「国鉄 - JR東海 名古屋圏の線路配線の興味」『鉄道ピクトリアル』第689号、電気車研究会、2000年8月、45頁。 
  5. ^ 健康にぎわいステーションの愛称決定 「KURUTOおおぶ」”. 大府市 (2017年11月9日). 2017年12月6日閲覧。
  6. ^ https://railway.jr-central.co.jp/time-schedule/srch/_pdf/data/201803/tokaido_Obu_A_w_u.pdf
  7. ^ https://railway.jr-central.co.jp/time-schedule/srch/_pdf/data/201803/tokaido_Obu_A_h_u.pdf

関連項目

外部リンク