「東田子の浦駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎と富士山(2017年11月) |
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|よみがな= ひがしたごのうら |
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|ローマ字= Higashi-Tagonoura |
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2020年2月15日 (土) 03:25時点における版
東田子の浦駅 | |
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駅舎と富士山(2017年11月) | |
ひがしたごのうら Higashi-Tagonoura | |
◄CA05 原 (4.6 km) (3.9 km) 吉原 CA07► | |
所在地 | 静岡県富士市中柏原新田171 |
駅番号 | CA 06 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 137.4 km(東京起点) |
電報略号 | ヒタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,430人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1949年(昭和24年)9月15日 |
備考 |
業務委託駅(夜間無人駅) JR全線きっぷうりば 有 |
東田子の浦駅(ひがしたごのうらえき)は、静岡県富士市中柏原新田(しんでん)にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA06。
東海道本線の運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
概要
富士市の元吉原地区にある駅。富士市の南東部に位置し、駅の約1km東を富士市と沼津市の境界線が通っている。田子の浦の東にあることから、東田子の浦駅と名付けられた[1]。
当駅は、地元の請願により1949年(昭和24年)9月に開設された。駅施設は周辺住民の勤労奉仕で建設され、砂利・セメントの運搬や駅舎の建設などは住民の手で行われた[1]。開設当初は日本国有鉄道(国鉄)の運営であったが、1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化によりJR東海に運営事業者が移っている。
また、当駅は業務委託駅に分類されており[2]、駅業務は東海交通事業の係員が担当しているが、夜間は係員が配置されない無人駅となる[2]。なお、管理駅である富士駅が当駅を管理している[2]。
313系電車の車内案内表示装置では、通常は「次は○○」と表示される次駅案内が、駅名が長すぎて表示しきれないため「次 東田子の浦」と表示される(長泉なめり駅・飛騨一ノ宮駅でも同じ現象が見られる)。
歴史
- 1949年(昭和24年)9月15日:日本国有鉄道(国鉄)東海道本線の原 - 鈴川(現・吉原)間に新設開業(旅客営業のみ)[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱を廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)が継承[3]。
- 2005年(平成17年)10月5日:自動改札機を導入。
- 2008年(平成20年)3月1日:当駅でのTOICAサービス運用開始。
駅構造
ホーム・駅構内
2面3線のホームを有する地上駅である。駅構内の南側に単式ホーム1面1線、北側に島式ホーム1面2線が配置されている。
単式ホームの北側が1番線、島式ホームの南側が2番線、島式ホームの北側が3番線である。旅客列車は、下り列車が下り本線である1番線を使用し、上り列車が上り本線である3番線を使用する。2番線は待避線(中線)で、定期列車ではホームライナー浜松3号の待避をする18時40分発静岡行きが使用する唯一の運用である。(2020年1月現在)
富士駅、沼津駅からの回送列車も2番線に入線する。東京からの団体列車を沼津駅などで客扱いを終えた後ここに回送して沼津方面に折り返している。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 東海道本線 | 下り | 静岡・浜松方面[注釈 1] | |
2 | 待避列車のみ | |||
3 | 上り | 沼津・熱海方面[注釈 1] |
駅舎・設備
駅舎は1番線の南側に接して設置されている。リニューアル済みの木造駅舎であり、外壁には富士山の絵が描かれている。駅舎内部にはJR全線きっぷうりばや自動券売機、待合室があり、改札口には扉が省略された簡易型の自動改札機が導入されている。
駅舎がある1番線ホームと、そこから離れた2番線・3番線ホームは跨線橋で連絡している。
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は1,430人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)1,215 | [利用客数 2] |
1994年(平成 | 6年)1,147 | [利用客数 3] |
1995年(平成 | 7年)1,177 | [利用客数 4] |
1996年(平成 | 8年)1,163 | [利用客数 5] |
1997年(平成 | 9年)1,094 | [利用客数 6] |
1998年(平成10年) | 1,084 | [利用客数 7] |
1999年(平成11年) | 1,046 | [利用客数 8] |
2000年(平成12年) | 1,042 | [利用客数 9] |
2001年(平成13年) | 995 | [利用客数 10] |
2002年(平成14年) | 1,001 | [利用客数 11] |
2003年(平成15年) | 1,023 | [利用客数 12] |
2004年(平成16年) | 1,077 | [利用客数 13] |
2005年(平成17年) | 1,180 | [利用客数 14] |
2006年(平成18年) | 1,274 | [利用客数 15] |
2007年(平成19年) | 1,349 | [利用客数 16] |
2008年(平成20年) | 1,446 | [利用客数 17] |
2009年(平成21年) | 1,452 | [利用客数 18] |
2010年(平成22年) | 1,499 | [利用客数 19] |
2011年(平成23年) | 1,454 | [利用客数 20] |
2012年(平成24年) | 1,474 | [利用客数 21] |
2013年(平成25年) | 1,533 | [利用客数 22] |
2014年(平成26年) | 1,419 | [利用客数 23] |
2015年(平成27年) | 1,466 | [利用客数 24] |
2016年(平成28年) | 1,440 | [利用客数 25] |
2017年(平成29年) | 1,430 | [利用客数 1] |
駅周辺
駅前には東田子の浦駅の開業を記念する大きな碑が建てられている。南へ300mほど行くと、海に突き当たる。
バス路線
乗り場 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
東田子浦駅 | 元吉原小入口・吉原駅・吉原本町駅 | 吉原中央駅 | 富士急静岡バス |
東柏原 | |||
桃里・原駅入口・片浜駅入口 | 沼津駅 | 富士急シティバス |
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- ^ a b “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。