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|画像 = Odakyu shinmatsuda nouth.jpg |
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|画像説明 = 北口駅舎(2017年12月21日) |
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|よみがな = しんまつだ |
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|ローマ字 = Shin-Matsuda |
|ローマ字 = Shin-Matsuda |
2020年2月15日 (土) 01:20時点における版
新松田駅 | |
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北口駅舎(2017年12月21日) | |
しんまつだ Shin-Matsuda | |
◄OH 40 渋沢 (6.2 km) (2.5 km) 開成 OH 42► | |
所在地 | 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1356 |
駅番号 | OH41 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | 小田原線 |
キロ程 | 71.8 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
24,088人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
乗換 |
松田駅 (東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線) |
新松田駅(しんまつだえき)は、神奈川県足柄上郡松田町松田惣領にある、小田急電鉄小田原線の駅。駅番号はOH 41。
概要
駅前にある東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線松田駅との連絡駅である。なお、特急「ふじさん」は御殿場駅発着の直通運転のためJR松田駅1番線を経由し、当駅には到着しないが、運賃計算上同一の駅と扱われる。
歴史
- 1927年(昭和2年)
- 1944年(昭和19年)11月 - 太平洋戦争の戦況悪化に伴い、急行の運行が中止される。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿 - 稲田登戸間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる[2]。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1949年(昭和24年)10月1日 - 急行が復活し、停車駅となる。
- 1955年(昭和30年)
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1966年(昭和41年) - 特急ロマンスカー「さがみ」号の運行開始に伴い、同列車の停車駅となる。
- 1980年(昭和55年)3月5日 - 新駅舎が完成し、供用開始。この時まで使われていた初代駅舎は、向ヶ丘遊園に移設され、「鉄道資料館」の館舎となる。
- 2002年(平成14年)3月23日 - 急行等の分割・併合を開始。以降ダイヤ改正ごとに当駅で行う分割・併合の列車が増えていく。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 快速急行・区間準急が設定され、停車駅となる。当駅以西は小田原駅を除いてホーム有効長が最大6両対応のため、8両編成で運行する区間準急・各駅停車は当駅以西には乗り入れない。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 急行等の分割・併合を一部の列車を除き廃止。準急の運転区間が当駅までとなる。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 区間準急の乗り入れがなくなる。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 向ヶ丘遊園駅と共に特急ロマンスカーの停車駅から除外され、特急列車は全列車が通過になり、準急の乗り入れも無くなった。また、当駅始発の下り箱根登山鉄道線直通運転の各駅停車の運行も廃止された[3]。
- 2019年(平成31年)3月16日 - ダイヤ改正で当駅で快速急行から急行へ種別変更する列車が新設[4]。
駅名の由来
駅所在地の地名「松田」から。御殿場線(開業当時は東海道本線の一部)に松田駅があるため「新松田」と名付けられた。なお、「松田」という地名は、寒田神社の祭祀料をまかなう「祭り田(まつりだ)」があったことに由来している。
駅構造
新松田駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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|
島式ホーム2面4線を有する地上駅である。小田原方に折り返し引き上げ用のY線が設けられている。
新宿方の構内にJR東海御殿場線の松田駅に通じる連絡線があり、特急「ふじさん」がこの連絡線を経由して御殿場線と直通運転しているほか、小田急電鉄ならびに箱根登山鉄道が発注・購入した新型車両の搬入(甲種輸送)に使用される。この場合、日本貨物鉄道(JR貨物)の電気機関車が連絡線を新宿方面へ通り越してから折り返す形で当駅構内まで乗り入れる。なお、松田駅 - 当駅間の運転は、EF65形電気機関車の運転資格を有する小田急の運転士が担当する[5][6]。
1927年(昭和2年)の開業当時から1970年代後半まで、いわゆる「ギャンブレル屋根」の駅舎であった。なお、2011年時点において小田急でギャンブレル屋根を有する駅舎は向ヶ丘遊園駅北口のみである。
改札口は北口と南口の2か所であるが、駅員は北口のみ配置されている。ホームとは跨線橋により連絡しており、改札階 - 跨線橋および跨線橋 - ホーム階をそれぞれ連絡するエレベーターが設置されている。
2012年3月16日までは、9時台の小田原方面の列車には当駅で後ろ4両が各停箱根湯本行(土休日は各停小田原行)と前6両が急行小田原行を分割する列車が1本ずつ存在した。また、箱根湯本発平日6・7時台、土休日5時台の各停新松田行(4両編成)は、当駅到着後に小田原発平日7時台の2本、土休日6時台の急行新宿行(6両編成)の前部に連結され、当駅からは10両編成で運行されていた。さらに、小田原発8時台の急行新宿行(6両編成、本厚木まで各駅に停車)は当駅で前部に空車4両を増結後、10両編成で運行されていた。当駅と海老名駅での列車の連結・切り離しは、原則として1番ホーム(下り線)と4番ホーム(上り線)を使用していた。
2012年3月17日からのダイヤでは、途中駅での一般列車の連結・切り離しは完全に廃止された。 2007年春頃、駅の改札やホームなどに発車標が新設された。この発車標では列車種別表示にフルカラーLEDが使用されている。駅名標は2015年7月に、LED照明付きの中国語(簡・繁)およびハングル併記のものに交換された。
のりば
のりばは海側(南側)を1番ホームとして、下表の通りである。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 |
3・4 | 上り | 相模大野・新宿・千代田線方面 |
- 内側2線(2・3番ホーム)が主本線、外側2線(1・4番ホーム)が待避線である。
- 日中時間帯には、当駅発着の各停と急行が接続する。
- 当駅を境に種別を変更する列車がある[7][8]。
- 定期列車における8両編成の運用は当駅までで、2019年3月改正以降、新宿駅からの各駅停車も最遠は当駅までの運転となる。
-
南口(2008年1月6日)
-
南口改札(2007年7月18日)
-
新宿方から見た駅構内(2008年9月9日)
-
新宿方面にある御殿場線への連絡線(踏切から撮影)
-
新宿方の連絡線から小田急線に乗り入れる特急「あさぎり」(2011年12月4日)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は24,088人であり[9]、小田急線全70駅中45位。2018年のダイヤ改正で、運行形態の変更により準急、特急ロマンスカーの停車駅から外れた。 近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[11] |
1日平均 乗車人員[12] |
出典 |
---|---|---|---|
1982年(昭和57年) | 27,829 | ||
1994年(平成 | 6年)29,035 | ||
1995年(平成 | 7年)29,122 | 14,548 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)28,579 | ||
1997年(平成 | 9年)27,464 | ||
1998年(平成10年) | 26,601 | 13,353 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 26,255 | 13,138 | [* 3] |
2000年(平成12年) | 26,016 | 13,019 | [* 3] |
2001年(平成13年) | 25,851 | 12,972 | [* 4] |
2002年(平成14年) | 25,487 | 12,797 | [* 5] |
2003年(平成15年) | 25,199 | 12,593 | [* 6] |
2004年(平成16年) | 24,951 | 12,646 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 25,024 | 12,713 | [* 8] |
2006年(平成18年) | 25,202 | 12,798 | [* 9] |
2007年(平成19年) | 25,542 | 12,952 | [* 10] |
2008年(平成20年) | 25,622 | 12,969 | [* 11] |
2009年(平成21年) | 25,395 | 12,866 | [* 12] |
2010年(平成22年) | 25,394 | 12,844 | [* 13] |
2011年(平成23年) | 24,420 | 12,341 | [* 14] |
2012年(平成24年) | 24,179 | 12,218 | [* 15] |
2013年(平成25年) | 24,712 | 12,486 | [* 16] |
2014年(平成26年) | 24,124 | 12,183 | [* 17] |
2015年(平成27年) | 23,304 | 12,479 | [* 18] |
2016年(平成28年) | 24,546 | 12,379 | [* 19] |
2017年(平成29年) | 24,238 | ||
2018年(平成30年) | 24,088 |
駅周辺
松田町の中心市街地に位置しており、北側に松田駅(JR東海御殿場線)が隣接する。
- 道路
- 国道246号
- 国道255号
- 神奈川県道72号松田国府津線
- 神奈川県道77号平塚松田線
- 神奈川県道710号神縄神山線
- 神奈川県道711号小田原松田線
- 神奈川県道712号松田停車場線
- 東名高速道路大井松田IC
- 官公庁・公共施設
- 医療
- 公園・その他施設等
- me-byo valley “BIOTOPIA”(旧「未病いやしの里センター」)[14]
- 松田山
- 松田山ハーブガーデン
- 西平畑公園
- 最明寺史跡公園
- 松田城址
- 酒匂川・中津川・川音川
- 川音川パークゴルフ[15]
- 小田原ゴルフ倶楽部松田コース[16]
- 教育機関
- 立花学園高等学校
- 松田町立松田小学校
- 松田町立松田中学校
- 松田幼稚園
- 松田さくら保育園
- 郵便局・金融機関
- 松田郵便局
- 松田惣領郵便局
- 横浜銀行松田支店
- かながわ西湘農業協同組合松田支店
- さがみ信用金庫松田支店
- スルガ銀行松田プラザ出張所
- 神社仏閣
- 企業
- ブルックスホールディングス大井事業所
- 第一生命 新大井事業所
- 富士急湘南バス
- 小田原エンジニアリング
- 多賀製作所
- 東電同窓電機 小田原営業所
- 西湘アスコン - NIPPO 地域関係会社
- ミシマ運輸 大井松田営業所
- 第一生命保険株式会社湘南支社松田営業オフィス
- 日本生命保険相互会社松田営業部
- 住友生命保険相互会社町田支社新松田支部
- アクリテック
- 店舗
路線バス
駅前のバス乗り場は、北口の改札を出て正面の箱根登山バス乗り場と、改札を出て左側の富士急湘南バスの乗り場に分かれている。停留所名はともに新松田駅であるが、1987年頃の富士急行バスの時刻表では単に「新松田」と記されていた。乗り場番号はともに駅舎に近い方から順番に配番されている。かつては、渋沢駅や秦野駅への湘南神奈交バスの路線も発着していた。
- 箱根登山バス(新松田案内所)
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1番乗り場 | 新道 | 関本(大雄山駅) | 平日1本のみ五反田も経由 土休日1本のみ竹松も経由 | |
新道・関本(大雄山駅) | 富士フイルム西門 | 1日2 - 7本 | ||
地蔵堂 | 午前のみ 平日1本のみ内山も経由 | |||
2番乗り場 | (関本行のうち、五反田経由、竹松経由、下原トンネル経由のみ使用) |
- 富士急湘南バス(新松田駅前案内所)
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1番乗り場 | 松62 | 向原(東山北駅)・山北駅・谷峨駅・丹沢湖・中川温泉 | 西丹沢自然教室 | |
松64 | 向原(東山北駅)・山北駅・谷峨駅・丹沢湖 | 中川温泉 | 平日のみ | |
松66 | 向原(東山北駅) | 山北駅 | ||
松75 | 向原(東山北駅)・山北駅 | 大野山登山口 | 春・秋の土休日のみ (2014年は3月15日から運行) | |
松81 | 向原(東山北駅)・南足柄市運動公園(南足柄球場) | アサヒビール神奈川工場 | 平日のみ | |
松102 | 向原(東山北駅)・南足柄市運動公園(南足柄球場)・アサヒビール神奈川工場 | 大雄山駅 | 土・休日、夏休み期間のみ | |
2番乗り場 | 松01 | 金手・西大井 | 第一生命新大井事業所 | 平日のみ |
松02 | 【急行】第一生命新大井事業所 | 平日のみ | ||
松03 | 湘光中学校 | 土・休日のみ | ||
松76 | 湘光中グランド・上大井駅 | 篠窪 | 平日のみ | |
松95 | 直通(特急) | 冨士霊園 | 3月から11月の土休日・春秋彼岸・新旧盆のみ運行[20] | |
小11 | 曽我支所入口・西大友 | 小田原駅 | ||
高速バス「ハイランドライナー」 | 富士急ハイランド・河口湖駅 | 運休中[21] | ||
富士山須走口五合目 | 富士登山シーズン時 | |||
イエティライナー | イエティ・ぐりんぱ | 冬季のみ運行 | ||
3番乗り場 | 松04 | 下曽我駅・千代南 | ダイナシティ | |
松07 | 第一生命新大井事業所・ブルックスコーヒー | 新松田駅 | 左回り・右回りともにあり | |
松08 | ブルックスコーヒー・湘光中学校 | |||
松51 | 上茶屋・萱沼入口・田代向 | 寄(やどりき) | ||
松52 | 神山・萱沼入口・田代向 | |||
松53 | 神山・湯の沢上・萱沼上・長寿橋 | |||
松54 | 上茶屋・湯の沢上・萱沼上・長寿橋 | |||
松72 | 篠窪 | 平日のみ | ||
松74 | いこいの村あしがら | |||
松96 | 篠窪 | |||
小14 | 下曽我駅 | 小田原駅 | ||
上21 | 上大井駅入口 | 上大井駅 | 平日1本のみ | |
国01 | 上大井駅入口・下曽我駅 | 国府津駅 |
隣の駅
脚注
- ^ なお、各駅停車は開業当時、新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- ^ 同時に「直通」は廃止される。
- ^ "2018年3月、新ダイヤでの運行開始" (PDF) (Press release). 小田急電鉄. 1 November 2017. 2018年3月13日閲覧。
- ^ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001eqdu-att/o5oaa1000001eqe1.pdf
- ^ 鉄道ダイヤ情報 通巻145号『EXE 115DAYS』 (1996) p.21
- ^ 小田急電鉄には、JR貨物の電気機関車も運転できる運転士がいる, マイナビニュース, (2017-12-09) 2018年4月28日閲覧。
- ^ 2018年3月改正で、小田原始発各停相模大野行きは当駅で急行に変更するが、本厚木駅まで各駅に停車する。なお2019年3月改正以降、一部の快速急行は当駅で種別を急行に変更(※またはその逆)し、開成駅停車となる。
- ^ [1]
- ^ 1日平均乗降人員 - 小田急電鉄
- ^ 統計データ - 松田町
- ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ 松田町健康福祉センター入浴施設「健楽の湯」からのお知らせ
- ^ me-byo valley BIOTOPIA
- ^ 川音川パークゴルフ
- ^ 小田原ゴルフ倶楽部松田コース
- ^ まちの駅あしがら
- ^ コスモス館
- ^ 一力旅館
- ^ 新松田〜特急〜冨士霊園 (PDF) - 富士急湘南バス
- ^ 12/1よりハイランドライナー運休のお知らせ(富士急湘南バス 2016年11月19日)
出典
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 21ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)- 223ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 225ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 223ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 225ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 225ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 227ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 231ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 241ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 239ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 239ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 235ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 237ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 239ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 239ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 247ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 239ページ