「特牛駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2008年7月) |
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|よみがな = こっとい |
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|ローマ字 = Kottoi |
|ローマ字 = Kottoi |
2020年2月14日 (金) 23:13時点における版
特牛駅 | |
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駅舎(2008年7月) | |
こっとい Kottoi | |
◄阿川 (3.7 km) (4.0 km) 滝部► | |
山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫264-2 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 631.1 km(京都起点) |
電報略号 | コツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
15人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)9月9日 |
備考 | 無人駅 |
特牛駅(こっといえき)は、山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
歴史
- 1928年(昭和3年)9月9日 - 国有鉄道小串線(当時)の滝部駅 - 阿川駅間延伸時に開業し、客貨取扱を開始する。
- 1933年(昭和8年)2月24日 - 小串線が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
- 1961年(昭和36年)8月1日 - 貨物取扱を廃止する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線(ホームは小串方面に向かって右側に配置)をもつ地上駅(停留所)で、古くからの木造駅舎を有している。
長門鉄道部管理の無人駅であるが、道路挟んで向かい側の建物で切符(常備券のみ)を委託販売する簡易委託駅となっている。
棒線構造のため、小串方面行きと長門市方面行きの双方が同一ホームより発車する。なお、かつては交換可能駅であったが1970年ごろに棒線化された。駅舎からホームへは数段の階段を登り、旧下り線の線路敷跡を渡り、さらに島式ホームの階段を上る。ホームには扉の無い待合室がある。
駅名の由来
地名「コトイ」に由来し、難読駅名としてさまざまなメディアで取り上げられる。地名の由来は、牝牛の意味を示す方言の「コトイ」から取ったという説と、日本海に面した小さな入り江を示す「琴江」から取ったという説がある[1]ほか、「重荷を負う強健な牛」の意から来たともいわれる。
駅周辺
下関市豊北町の北西部に位置する。駅は内陸部にあり、斜面上の集落のかなり高いところに位置している。駅前は国道435号が通っており、当駅より北側では山陰本線より西側に分かれ、南側では山陰本線に並行している。駅の近辺は田畑や民家が点在する小集落で、観光地・大規模施設などはない。駅名と同名の特牛集落(大字神田特牛)・特牛漁港は当駅前から国道435号を約3km北西に進んだ海沿いにある。
当駅は角島への最寄り駅であり、特牛漁港から国道191号(北浦街道)・県道275号線を北上したところにある角島大橋を通って角島へ渡ることができる。
路線バス
駅前にブルーライン交通の特牛駅バス停がある。特牛集落・角島大橋を経由して当駅と角島を結ぶ路線がある。角島大橋の架橋以前は角島への町営渡船乗り場であった肥中港・島戸港と当駅を結んでいた。また、豊北町中心部・豊田町中心部への路線もある。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 105 |
2000 | 91 |
2001 | 63 |
2002 | 64 |
2003 | 67 |
2004 | 58 |
2005 | 53 |
2006 | 41 |
2007 | 32 |
2008 | 36 |
2009 | 31 |
2010 | 34 |
2011 | 28 |
2012 | 29 |
2013 | 24 |
2014 | 23 |
2015 | 16 |
2016 | 19 |
2017 | 14 |
2018 | 15 |
出典:山口県統計年鑑
エピソード
近隣にある角島を主な撮影地として制作され2005年に公開された映画『四日間の奇蹟』では、「伊上畑駅」(いがみはたえき)として登場する。前夫・則幸と離婚した真理子(石田ゆり子)が失意のうちにホームから飛び込もうとした際、倉野順次(西田敏行)・和枝(松坂慶子)夫妻に声をかけられ正気に戻る回想シーンに使用された。[2][3]
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 特牛駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道