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さらに、[[2018年]][[7月14日]]には[[Jリーグ]]開幕25周年を記念したコラボレーション企画としてTVシリーズ第907話「Jリーグの用心棒」が放送され、遠藤が「東京スピリッツ」の対戦相手「ガンバ大阪」の選手として本作に続き、2度目の本人役で登場し、ゲスト出演した<ref> |
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[https://www.oricon.co.jp/news/2114332/full/ |
[https://www.oricon.co.jp/news/2114332/full/ ガンバ大阪・遠藤保仁選手、『コナン』TVシリーズにゲスト出演] ORICON NEWS |
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ガンバ大阪・遠藤保仁選手、『コナン』TVシリーズにゲスト出演] ORICON NEWS |
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2018年6月26日</ref>。 |
2018年6月26日</ref>。 |
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2018年7月29日 (日) 00:06時点における版
名探偵コナン 11人目のストライカー | |
---|---|
Detective Conan The Eleventh Striker | |
監督 |
山本泰一郎(総監督) 静野孔文(監督) |
脚本 | 古内一成 |
原作 | 青山剛昌 |
出演者 |
高山みなみ 山崎和佳奈 小山力也 山口勝平 林原めぐみ 高木渉 岩居由希子 大谷育江 松井菜桜子 茶風林 緒方賢一 |
音楽 | 大野克夫 |
主題歌 | いきものがかり 「ハルウタ」 |
撮影 | 西山仁 |
編集 | 岡田輝満 |
制作会社 | トムス・エンタテインメント |
製作会社 |
小学館 よみうりテレビ 日本テレビ 小学館集英社プロダクション 東宝 トムス・エンタテインメント |
配給 | 東宝 |
公開 |
2012年4月14日 2012年7月6日 2012年7月26日 2013年1月28日 2013年10月29日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 32.9億円[1][2][3][4][5][6][7] |
前作 | 名探偵コナン 沈黙の15分 |
次作 | 名探偵コナン 絶海の探偵 |
『名探偵コナン 11人目のストライカー』(めいたんていコナン じゅういちにんめのストライカー)[注 1]は2012年4月14日公開の日本のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの16作目。上映時間は110分。興行収入は32億9000万円[1][2][3][4][5][6][7]。
小学館創業90周年記念作品。
概要
沿革
前作『沈黙の15分』から総監督に山本泰一郎が就任し、3代目の監督に静野孔文が就任したため、本作でも監督が2人体制の作品となっている。脚本も前作から引き続き古内一成が担当している。
前々作『天空の難破船』と同様、回想を含めて殺人事件が発生しておらず、「サッカースタジアムに設置された爆弾の捜索・解除、及び爆弾を仕掛けた犯人の特定」が物語の主軸になっている。映画のタイトルが登場人物の台詞から採られる例は『世紀末の魔術師』以来13年ぶりで2作目となる。
本作は、Jリーグ20周年記念プロジェクトとのコラボレーション作品でもあるため、それを記念して本編に現役のプロサッカー選手が本人役で登場している。また、声優としても参加しており、三浦知良(横浜FC)・遠藤保仁(ガンバ大阪)・楢崎正剛(名古屋グランパス)・中村憲剛(川崎フロンターレ)・今野泰幸(ガンバ大阪)の5人がプロサッカー選手の本人役としてコナンたちと共演を果たした。その他、Jリーグ特命PR部女子マネージャーの女優・足立梨花も同じく本人役、Jリーグメディアプロモーション経営戦略本部放送業務支援部の岩貞和明が特別出演し、夢のコラボレーションが実現することになった[8][9]。また、2011年シーズン・2012年シーズンの両シーズンで、Jリーグ ディビジョン1(J1)に所属していた、15クラブのチーム・所属選手も登場している[9]。
ゲスト出演としてタレントの桐谷美玲が容疑者の1人・香田薫役で出演している[10]。また、前作『沈黙の15分』に続いてアナウンサーの宮根誠司が、自身が司会を担当している『情報ライブ ミヤネ屋』のキャスター役としてアシスタントの川田裕美(当時読売テレビアナウンサー)と本人役で登場した。
TVシリーズのキャラクターからは、プロサッカー選手が多く初登場している(赤木英雄・上村直樹・比護隆佑)。榎本梓も初登場を果たした[注 2]。なお、比護に台詞が与えられるのは原作・TVアニメを含めても本作が初めてである。
本編前半と公式サイトでは、コナンたちが応援するサッカーチーム「東京スピリッツ」の対戦相手は実在のチームである「ガンバ大阪」になっている(本編後半と特報は「ビッグ大阪」)。そのため、J1は実在の18チームに『名探偵コナン』で活躍している「東京スピリッツ」・「ビッグ大阪」の2チームを加えた、全20チームで構成されている。そのため、原作に登場したチーム「ノワール東京」は存在しないことになる。
国立競技場で開催された、FUJI XEROX SUPER CUP 2012の指定席が「名探偵コナンシート」として特別に設けられ[11]、収録された試合中の歓声が本編で使用されている[12]。
本作からアニメーション制作会社の名義が「東京ムービー」から「TMS/V1 Studio」に変更され、プロデューサーも吉岡昌仁から浅井認・石山桂一に交代した。
本作の小説版が小学館ジュニア文庫から2012年4月12日に発売されている[13]。コナン映画の文庫版は本作が初となる。
2014年6月14日には2014 FIFAワールドカップ開催を記念し、本作の後日談となるTVシリーズ第742話「Jリーガーとの約束」が放送され、真田・比護・香田が登場した[注 3]。また、ゲストとして浦和レッズから槙野智章が本人役で登場している。槙野は幼少時からの『コナン』ファンであり、本作の出演者候補に挙がっていたが、当時は都合がつかずに出演できなかったため、後日談でようやく実現することとなった[14]。
さらに、2018年7月14日にはJリーグ開幕25周年を記念したコラボレーション企画としてTVシリーズ第907話「Jリーグの用心棒」が放送され、遠藤が「東京スピリッツ」の対戦相手「ガンバ大阪」の選手として本作に続き、2度目の本人役で登場し、ゲスト出演した[15]。
劇場版シリーズの定番となっているエンディング後の次回作の予告が今作でも放映された。画面に海が表示され、次回作の制作および公開が決定したという旨の字幕による予告が流れたのちに、大きな船が画面に登場した。のちに次回作は海上自衛隊のイージス艦を主な舞台とした『絶海の探偵』だと発表された。
興行成績
全国351スクリーンで公開され、2012年4月14日と翌15日で初日2日間の観客動員数54万975人、興収6億2,974万550円となり、これは最終興行収入31億5,000万円の前作『沈黙の15分』との初動興行収入の対比で106.1%に及び、興行通信社の調査による映画観客動員ランキングでは初登場第1位となった[16][17][18]。また、ぴあの調査による初日満足度ランキングでは第2位を獲得した[19]。
テレビ放送
テレビ放送は2013年4月19日[20]に金曜ロードSHOW!で放送された。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
コナンや少年探偵団は現役プロサッカー選手が指導を行うサッカー教室に参加した。そこで小五郎は、大学時代の後輩の榊良輔と再会を果たす。現在は少年サッカーチームの監督をしている彼はその昔、重要な試合でオウンゴールを決めてしまい優勝を逃すという苦い経験があった。榊は、小五郎のファンだという少年サッカーチームのスポンサーである本浦圭一郎を紹介される。本浦は病死したばかりのサッカー好きの息子の知史のことで心が癒せずにいた。そのほかにも日売テレビに勤める山森慎三、芸能カメラマンの香田薫、怪我でJリーガーへの道を絶たれた中岡一雅など様々な人物がそのサッカー教室に集まっていた。
それから2週間後の昼下がり、毛利探偵事務所に爆破予告の電話が掛かってきた。小五郎は当初イタズラだと考えるが、その直後に事務所前の路上に停められた車が爆発し、爆破予告は本物だと分かる。犯人は「これから言う暗号を解いて爆弾を見つけないと、次は大勢の死傷者が出る」と脅す。
- 『青い少年と青いシマウマ、上からの雨、下から人が左の手でそのまま示すのは左の木』
- 『次は米花。ネクスト米花』
2つの暗号を手掛かりに爆弾を見つけるため、蘭と小五郎は目暮警部らと町中を駆け回るが、一向に手掛かりがつかめない。蘭は藁にもすがる思いで新一の携帯へ連絡を取る。
その頃、コナンと少年探偵団は東都スタジアムでJリーグの「東京スピリッツVSガンバ大阪」の試合を観戦していた。前半終了後のハーフタイム、コナンは蘭からの電話で爆破予告のことを知り、暗号解読に乗り出す。タイムリミットが刻々と迫る中、コナンは暗号の解読に成功し、爆弾が今いる東都スタジアムに仕掛けられていることが判明する。爆弾の解除が間に合わず大規模な爆破が起きてしまうが、暗号を解いて事前に観客を避難させていたため、幸い死者を出さずに事なきを得た[注 4]。
だが、犯人からの挑戦はこれで終わらなかった。小五郎宛てに「次はさらに多くの人が集まる場所に爆弾を仕掛ける」という脅迫状が届く。次はどこに爆弾を仕掛けるつもりなのか。コナン達は推理を巡らせるが、犯人が仕掛けた罠はコナン達の想像を遥かに超えた恐るべき規模のものだった。Jリーグすべてを巻き込む犯人の巨大な陰謀にコナンが挑む。
登場人物
メインキャラクター
- 江戸川コナン - 高山みなみ
- 毛利蘭 - 山崎和佳奈
- 工藤新一 - 山口勝平
- 灰原哀 - 林原めぐみ
- 小嶋元太 - 高木渉
- 吉田歩美 - 岩居由希子
- 円谷光彦 - 大谷育江
- 毛利小五郎 - 小山力也
- 目暮十三 - 茶風林
- 阿笠博士 - 緒方賢一
- 白鳥任三郎 - 井上和彦
- 鈴木園子 - 松井菜桜子
- 高木刑事 - 高木渉
- 佐藤美和子 - 湯屋敦子
- 千葉刑事 - 千葉一伸
- 山村ミサオ - 古川登志夫
- 榎本梓 - 榎本充希子
- 沖野ヨーコ - 台詞なし
- 比護隆佑 - 櫻井孝宏
- 赤木英雄 - 辻谷耕史
- 上村直樹 - 台詞なし
オリジナルキャラクター
犯人
- 爆弾犯
- 毛利探偵事務所に爆破予告の電話を掛けてきた人物。いたずらではない証拠に事務所前に停車していた車を爆破し、爆弾の設置場所を示した暗号の解読を迫る。何らかの理由で小五郎とJリーグに恨みを持っており、東都スタジアムのある場所に無数の爆弾を仕掛け、大勢の東京スピリッツサポーターを危険に晒そうと企んでいる。また、コナンにそれを阻止された後も、Jリーグ全体を巻き込む更なる大規模爆破を画策し、小五郎に暗号を織り交ぜた警告文を送り付ける。
容疑者
- 山森 慎三(やまもり しんぞう)
- 声 - 千葉繁
- 日売テレビスポーツ情報局部長。51歳。
- 上層部からサッカー中継の視聴率アップを厳命され、達成しなければ降格という命令が出されている。サングラスと洒落たスーツを着用して、小五郎に無理やり握手を求める典型的な業界人。常に笑みを浮かべながら、健闘を祈ると挑発的な言動を繰り返している。この口癖から、犯人の脅迫文との関連性を疑われている。香田とは香田ちゃんと呼ぶ親しい間柄のようだが、お互いに重要な情報は隠し合い、彼女が落とした沖野ヨーコの情報が書かれたメモ帖を拾い上げニヤ付いていた。
- 香田 薫(こうだ かおる)
- 声 - 桐谷美玲
- 日売新聞スポーツ・芸能部カメラマン。27歳。
- 美人な芸能カメラマンで、社会部から芸能部に転属させられるが、社会部に戻るべくスクープを獲得するチャンスを窺っている。沖野ヨーコに関するスクープを入手しており、山森にも見せないようにしていたが、情報が書かれているメモ帖を拾われてしまっている。その後、真田貴大と同じくテレビアニメにも登場し、社会部への復帰が叶った後も、真田貴大に個人的に興味を持った事で、彼への取材を続けている事を明かしている。また、声優は白石涼子に変更された。
- 中岡 一雅(なかおか かずまさ)
- 声 - 東地宏樹
- バイク店アルバイト。21歳。
- 柄の悪い見た目と攻撃的な性格から素行の悪さばかり目立つが、数年前まではプロサッカー選手として将来を期待されていた。サッカー高校選手権で活躍して東京スピリッツ入りの内定を受けていたが、バイク事故で足を負傷した後はサッカーを止めている。現在は、実家のある群馬で暴走行為を繰り返す日々を送っており、その姿から、山村警部には「手負いのオオカミ」と評されている。根は子供好きでサッカーへの未練もまだあるようである。
- 榊 良輔(さかき りょうすけ)
- 声 - 中村大樹
- スポーツジムのインストラクターで、少年サッカークラブ監督。32歳。
- 子供達のサッカー教室に付き添っていたクラブ監督。小五郎と同じ米花大学の後輩で、リーグ最終戦で自身のオウンゴールによって優勝を逃した過去を持っており、その事を皆の前で小五郎に指摘されてしまい苦笑いを浮かべていた。本浦知史が所属していた少年サッカークラブの監督で、病弱な知史を何とか試合に出してあげようとするなど、優しい性格で良き理解者だった。捜査本部では、大きな動機が見当たらない事から重要参考人とは見られていないようで、早々に犯人候補から外されている。
- 本浦 圭一郎(もとうら けいいちろう)
- 声 - 井上倫宏
- 町工場経営者で、少年サッカーのチームスポンサー会長。43歳。
- 温厚そうな風貌の中年男性で、3か月前に息子の知史を失っている。サッカー教室を訪れた際に小五郎にその事を伝え、携帯で知史の写真を見せていた。大切な息子の知史を亡くしているため、その表情には複雑な思いが表れている。知史の一件が事件に絡んでいる可能性が高いとされ、小五郎や警察から重要参考人として自宅に押しかけられた。自宅にも知史の写真などが残されており、コナンは撮影された映像から、ある重要な証拠に気が付いた。
ビッグ大阪
- 真田 貴大(さなだ たかひろ)
- 声 - 吉野裕行
- ビッグ大阪期待の新人フォワード。比護の控えとして、ユースからプロに昇格した。18歳。関西弁の軽い性格で、ヒデにライバル宣言を放つなど自信家な面もあるが、技術は超一流。爆弾の解除装置を狙ってサッカーボールを当てる大役を任され、本心では緊張しながらも、プロとして試合に挑んだ。その後、原作・テレビアニメに登場。劇場版オリジナルキャラクターの登場は白鳥任三郎・栗山緑に続き3人目[注 5]。アニメ版では、綾小路文麿に続く4人目(香田薫が5人目)である。
- 松崎 幸司(まつざき こうじ)
- 声 - 稲葉実
- ビッグ大阪の監督。警視庁から爆弾の存在を知らされ、真田貴大に、クロスバーの中央に設置された爆弾の解除装置を狙いサッカーボールを当てるよう指示した。
東都スタジアム
- 野本 博昭(のもと ひろあき)
- 声 - チョー
- 東都スタジアムで東京スピリッツVSガンバ大阪の試合を実況したアナウンサー。コナンが爆弾の解体に動き出す中、熱い実況でスタジアムを盛り上げた。
- Jリーグスタッフ
- 声 - 岩貞和明
- 東都スタジアムの爆弾事件で観客を誘導していた男性スタッフ。声を担当した岩貞和明は、株式会社Jリーグメディアプロモーションの社員で特別出演した。
- アナウンス
- 声 - 前田愛、茂呂田かおる
- 東都スタジアム・サッカー教室のアナウンス。東都スタジアムでは爆弾事件のため、一部の応援席にいる観客は避難するようにアナウンスされた。
- カメラマン
- 声 - 川津泰彦、川中子雅人
- 東都スタジアムの試合を撮影していたカメラマン。撮影中に警備員から速やかに移動するようにと促されたので、文句を言っていた。
- 警備員
- 声 - 麻生敬太郎、青山穣、川村拓央
- 東都スタジアムの警備員。観客やカメラマンの避難誘導を担当した。また、別の警備員は爆弾を設置するために侵入した犯人に殴り倒され、気絶してしまった。
サッカー関係者
- 本浦 知史(もとうら ともふみ)
- 声 - 雪野五月
- 本浦圭一郎の一人息子。サッカーが大好きだったが、身体が弱く激しい運動は禁じられていた。3か月前、サッカーの試合を観戦中に発作を起こして亡くなった。
警察関係者
- 警察の運転手
- 声 - 蓮池龍三
- コナンや小五郎らを乗せて本浦圭一郎の自宅まで送った警察官。爆弾の起爆装置が解除されたかで一喜一憂している中、一人だけ冷静に運転していた。
メディア関係者
- 多部田 美幸(たべた みゆき)
- 声 - あらいしずか
- 毛利探偵事務所前で実況していた女性レポーター。宮根誠司から現在の状況について質問され、小五郎が暗号の解読をしたことや爆発事件のことを伝えた。
芸能人(本人役)
- 宮根 誠司(みやね せいじ)
- 声 - 宮根誠司
- 本人役で『情報ライブ ミヤネ屋』のキャスターとして出演。アシスタントの川田裕美と東都スタジアム爆発事件の解説をしていた。『ミヤネ屋』のスタジオは、第14作『天空の難破船』のニュースで登場していたが、オープニングから描かれたのは本作が初である。そのため、スタジオなども忠実に再現されている。
- 足立 梨花(あだち りか)
- 声 - 足立梨花
- 本人役で出演。観戦に来ていた子供達にガンバ大阪のマスコットについてインタビューをしており、偶然にも聞いたコナンが暗号を解くヒントとなった。
サッカー選手(本人役)
- 三浦 知良(みうら かずよし)
- 声 - 三浦知良
- キング・カズとして有名な日本サッカー界のスーパースター。朝のジョギング中にコナンと出会い、自主練習の相手役を頼んだ。帰り際、練習のお礼に白のリストバンドをプレゼントした。リストバンドを渡したのはコナンが2人目で、10数年前に赤いリストバンドをある少年に渡して以来であった。
- 遠藤 保仁(えんどう やすひと)
- 声 - 遠藤保仁
- サッカー教室で少年探偵団のコーチをした選手。阿笠博士が出題した問題をいとも簡単に答えるなど柔軟な発想力に富んでいる。プロを驚かせるプレイを披露したコナンに注目して、フリーキックのコツを伝授する。これが、爆弾の解除装置を狙ってサッカーボールを蹴るという局面で役に立った。
- 楢崎 正剛(ならざき せいごう)
- 声 - 楢崎正剛
- サッカー教室で少年探偵団のコーチをした選手。遠藤がフリーキックの蹴り方をコナン達の前で披露した際にはゴールキーパーを担当している。
- 中村 憲剛(なかむら けんご)
- 声 - 中村憲剛
- サッカー教室で少年探偵団のコーチをした選手。遠藤のフリーキックに協力するため、ゴールポストの前に立って他の選手と並んでディフェンスを担当した。
- 今野 泰幸(こんの やすゆき)
- 声 - 今野泰幸
- サッカー教室で少年探偵団のコーチをした選手。遠藤のフリーキックに協力するため、ゴールポストの前に立って他の選手と並んでディフェンスを担当した。
スタッフ
- 原作 - 青山剛昌
- 総監督 - 山本泰一郎
- 監督 - 静野孔文
- 脚本 - 古内一成
- 製作 - 都築伸一郎、齋藤敬、宮崎洋、紀伊高明、新坂純一、吉田力雄
- 絵コンテ - 山本泰一郎、静野孔文、矢野雄一郎
- 絵コンテ協力 - 寺岡巌、宮沢努、亀垣一
- 演出 - 山本泰一郎、静野孔文、矢野雄一郎、富沢信雄、小山田桂子
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 須藤昌朋
- Jリーグ選手デザイン - 野武洋行
- デザインワークス - 本橋秀之
- 総作画監督補 - 牟田清司
- 作画監督 - 堀内博之、清水義治、野武洋行、かわむらあきお、末永宏一、野口寛明、高田洋一
- 色彩設計 - 加藤里恵
- 美術監督 - 渋谷幸弘
- 美術監督補 - 福島孝喜
- 撮影監督、メインタイトルCGアニメーション - 西山仁
- 3D CGI ディレクター - 後藤優一
- デジタル光学録音 - 西尾昇
- 編集 - 岡田輝満
- 音響監督 - 浦上靖夫、浦上慶子
- 音響効果 - 横山正和、横山亜紀
- 音楽 - 大野克夫
- ストーリーエディター - 飯岡順一
- アニメーション制作 - TMS/V1 Studio
- アシスタントプロデューサー - 北田修一
- プロデューサー - 諏訪道彦、浅井認、石山桂一
- 製作 - 「名探偵コナン」製作委員会(小学館、讀賣テレビ放送、日本テレビ放送網、小学館集英社プロダクション、東宝、トムス・エンタテインメント)
- 協力 - Jリーグ全40クラブ、Jリーグ登録選手、埼玉スタジアム2002、国立競技場マリノスタウン、豊田スタジアム
- 特別協力 - アディダス ジャパン、株式会社モルテン、ゲオ、セブン-イレブン
- 取材協力 - 株式会社Jリーグメディアプロモーション、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、大宮アルディージャ、柏レイソル、横浜F・マリノス、アルビレックス新潟、名古屋グランパス、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、国立競技場、茨城県立カシマサッカースタジアム、埼玉スタジアム2002、豊田スタジアム、神戸ウィングスタジアム、印西市役所(滝野公園)
- 配給 - 東宝
音楽
サウンドトラック
『名探偵コナン 11人目のストライカー』 | ||||
---|---|---|---|---|
大野克夫 の サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | B-Gram RECORDS | |||
プロデュース | 大野克夫バンド | |||
大野克夫 アルバム 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN 4582283795065 |
収録曲
- イン トゥ ピッチ
- シャドーA
- 名探偵コナン メイン・テーマ(11人目のストライカーヴァージョン)
- サッカーゲーム
- クッションコントロール
- ナイス リフティング
- イエローカード
- クールボーイ
- ブリッジA
- サイドライン
- CCQ
- デュワップ
- オーバーウェッジ
- シャドーB
- アウェイプレイ
- インターセプト
- ペナルティ モード
- インピード
- フラッグアップ
- カウンターボード
- シャドーC
- モブスクリーン
- ボムトラップ
- サイドチェンジ
- アウェイブルー
- キーパーチャージ
- ブリッジC
- ワイドショー
- クローズドスキル
- シャドーD
- ミドルクロス
- インフロントキック
- オンザフィールド
- インサイドキック
- パープルプレイ
- 光をつかもう~挿入歌~
- 光をつかもう スローバージョン
- ブリッジD
- プレイホイッスル
- アンダーグラウンド
- ブリッジE
- アイコンタクト
- ダークエリア
- フォアチェック
- インスピレーション
- オブストラクション
- ネオストラクション
- シャドーE
- エヌ クリアランス
- アウトサイドキック
- プレイヤー
- レッドリストバンド
- ゲームアイエヌジー
- フリージング
- ホールディング
- ボールストーリー
- リスタート
- ホイッスル
- トライ&トライ
- トライ&トライS
- ハリーアップ
- ベースピッチ
- ミーツ メモリー
- スローイン
- ブリッジF
- オフサイドマインド
- ブリッジG
- ラストゲーム
- ウェッジコントロール
- ロールオーバー
- ダメージ
- チームワーク
- ストロングスピリッツ
- ファイナルトライ
- コンセントレーション
- タイムアップ
- カラージャッジ
主題歌
- いきものがかり「ハルウタ」
- 作詞・作曲 - 山下穂尊 / 編曲 - 江口亮 / 弦編曲 - 江口亮、村山達哉
- 本作品より毎年4月に公開されるコナンの映画主題歌はすべて『ミュージックステーション』で披露されている[注 6]。
- また、ビーイング以外の事務所に所属しているアーティストが映画の主題歌を担当するのは、第1作『時計じかけの摩天楼』で杏子(オフィスオーガスタ)が担当して以来15年ぶりとなった。本作の公開時点では、TVシリーズもビーイング所属歌手が担当していたが、本作から第19作までの映画シリーズは、ビーイング以外の歌手が起用されている。
挿入歌
映像ソフト化
- 名探偵コナン 11人目のストライカー スタンダード・エディション (DVD) (日本語). ビーイング. 2012/11/21. ASIN B0094A5P52。
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ファンタジスタの花
『名探偵コナン BONUS FILE ファンタジスタの花』は、『11人目のストライカー』の伏線を描いた2012年のOVA作品。コナンの新一時代を舞台にした第2作目のOVAシリーズ。
登場人物(OVA)
- 工藤新一 - 山口勝平
- 江戸川コナン - 高山みなみ
- 毛利蘭 - 山崎和佳奈
- 鈴木園子 - 松井菜桜子
- 沢村菜穂美 - 井口裕香
- 比護隆佑 - 櫻井孝宏
- 山市部員 - 志賀克也
- 浜部員 - 岡本信彦
- 外岡部員 - 花輪英司
- 押原部員 - 私市淳
- 水島部員 - 保村真
- 菊地部員 - 下和田ヒロキ
- 庄司部員 - 内匠靖明
エンディングテーマ
脚注
注釈
- ^ 第5作『天国へのカウントダウン』以来11年ぶりに、漢字の英語読みではないカタカナ表記のタイトルとなった。
- ^ 高木刑事は小五郎に梓を紹介されるまで知らずにおり、原作とは異なっている(原作・アニメでは、高木刑事は梓を張り込んだことから面識を持っており、小五郎もそのことを知っている)。
- ^ 比護はイメージのみの登場で、香田の声優は白石涼子に変更された。
- ^ この試合は途中で中止となり、そのまま成立した。これはJリーグ規約第63条「不可抗力による開催不能、及び中止となった試合」の取扱いにおける「中断時点で試合成立」に該当するが、現実のJリーグにおける適用事例は存在しない。
- ^ 山村ミサエも、第10作『探偵たちの鎮魂歌』に登場するためにデザインされたが、登場順は原作が先である。
- ^ ただし、第20作『純黒の悪夢』の主題歌となったB'zの「世界はあなたの色になる」は、『ミュージックステーション』では披露されていない。
出典
- ^ a b “2012年興行収入10億円以上番組” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2015年5月16日閲覧。
- ^ a b “名探偵コナン:劇場版新作が興収60億円突破 シリーズ最高記録を更新”. まんたんウェブ (毎日新聞社). (2016年6月6日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』興行収入は、ついにシリーズ最高60億到達!?”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2016年6月6日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が、シリーズ歴代最高興収を記録! まもなく500万人動員、65億円突破へ”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年5月29日) 2017年7月6日閲覧。
- ^ a b “「劇場 名探偵コナン」シリーズ史上初 興収50億円突破で『純黒の悪夢(ナイトメア)』メガヒットに突入”. 映画/ドラマ (アニメ!アニメ!). (2016年5月9日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」興収60億円突破 シリーズ累計は600億円に”. アニメニュース (アニメ!アニメ!). (2016年6月6日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “【どこまで行く!?】『名探偵コナン から紅の恋歌』63.5億でシリーズ最高興行収入突破!”. T-SITE NEWS (TSUTAYA). (2017年5月29日) 2017年7月6日閲覧。
- ^ "Jリーグ20周年記念プロジェクト 劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」とコラボレーション決定! ~Jクラブや選手が実名で登場! Jリーグを舞台に巻き起こる本格ミステリー!~" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 5 December 2011. 2012年3月3日閲覧。
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- ^ "【FUJI XEROX SUPER CUP 2012】 名探偵コナンシート 限定販売!!" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 19 January 2012. 2012年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月3日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ "【FUJI XEROX SUPER CUP 2012】 Jリーグ20周年記念プロジェクト 劇場版「名探偵コナン」with J.LEAGUE ~コラボレーションイベント 公開歓声アフレコ実施!!~" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 19 January 2012. 2012年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月3日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ 青山 剛昌、水稀 しま『名探偵コナン 11人目のストライカー』小学館〈ジュニア文庫〉、2012年4月12日。ASIN 4092306261。ISBN 978-4092306264。OCLC 788213035。全国書誌番号:22066344。
- ^ “浦和サポーターも必見! 「名探偵コナン」、浦和レッズ・槙野智章が本人役でゲスト出演! 6月14日放送予定「Jリーガーとの約束」で”. アキバ総研. カカクコム (2014年5月30日). 2014年6月15日閲覧。
- ^ ガンバ大阪・遠藤保仁選手、『コナン』TVシリーズにゲスト出演 ORICON NEWS 2018年6月26日
- ^ “『名探偵コナン』が過去最高のスタートで初登場首位!(4月14日-4月15日)”. CINEMAランキング通信 (興行通信社). (2012年4月17日) 2016年4月25日閲覧。
- ^ 壬生智裕 (2012年4月17日). “『名探偵コナン』初週6億超えのヒットスタート!強敵『バトルシップ』『しんちゃん』抑えナンバー1!【映画週末興行成績】”. 映画ニュース (シネマトゥデイ) 2016年4月24日閲覧。
- ^ 駒井尚文 (2012年4月16日). “国内映画ランキング : 2012年4月14日〜2012年4月15日”. 映画ランキング・映画興行収入. 映画.com. 2016年4月25日閲覧。
- ^ “現場を捉えた記録映画が満足度ランク首位に”. ぴあ映画生活 (ぴあ). (2014年4月16日) 2016年4月24日閲覧。
- ^ 名探偵コナン 11人目のストライカー
関連項目
外部リンク
- 名探偵コナン 11人目のストライカー公式サイト - ウェイバックマシン(2012年4月26日アーカイブ分)
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - トムス・エンタテインメント公式サイト
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - 東宝WEB SITE
- Jリーグ公式サイト - ウェイバックマシン(2014年7月17日アーカイブ分)
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - allcinema
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - KINENOTE
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - 文化庁日本映画情報システム
- Detective Conan The Eleventh Striker - IMDb
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - 映画.com
- 名探偵コナン 11人目のストライカー - MOVIE WALKER PRESS
通番 | 題名 | 公開日 | 脚本 | 主題歌 | 歌手 | 興行収入 | 観客動員数 |
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第1作 | 緋色の不在証明 | 2021年2月11日 | 宮下隼一 | 12.4億円 | |||
第2作 | 灰原哀物語 〜黒鉄のミステリートレイン〜 |
2023年1月6日 | |||||
第3作 | 名探偵コナン vs. 怪盗キッド | 2024年1月5日 | 大胆 | WANDS |
通番 | 題名 | 公開日 | 監督 | 脚本 | 主題歌 | 歌手 | 興行収入 | 観客動員数 |
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第1作 | ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE | 2013年12月7日 | 亀垣一 | 前川淳 | 42.6億円 | 308万人 |