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「スポーツ (東京事変のアルバム)」の版間の差分

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* 2010年2月度月間5位(オリコン)
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* 2010年度上半期18位(オリコン)
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2018年3月29日 (木) 00:00時点における版

『スポーツ』
東京事変スタジオ・アルバム
リリース
録音 2009年
ジャンル ファンクオルタナティブ・ロックシンセポップJ-POP
時間
レーベル Virgin Music
プロデュース 東京事変井上雨迩
チャート最高順位
  • 週間1位オリコン
  • 2010年2月度月間5位(オリコン)
  • 2010年度上半期18位(オリコン)
  • 2010年度年間40位(オリコン)
東京事変 アルバム 年表
娯楽
(バラエティ)

(2007年)
スポーツ
(2010年)
大発見
(2011年)
『スポーツ』収録のシングル
  1. 閃光少女
    リリース: 2007年11月21日(配信限定)
  2. 能動的三分間
    リリース: 2009年12月2日
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スポーツ』は、2010年2月24日EMIミュージック・ジャパンより発売された日本バンド東京事変の4枚目のスタジオ・アルバム

初回生産分のみ、金メダルエンボススリーブ・ケース仕様。

概要

2007年に発表された『娯楽(バラエティ)』以来、約2年5ヶ月ぶりとなるスタジオ・アルバム[1]。本作はその名の通りにスポーツをテーマとしており、各メンバーがそれぞれスポーツをイメージする楽曲を持ち寄って制作された。当初、タイトルは「スポーツ」としか発表されていなかったが、ブックレット内で「競技」という漢字2文字が当てられた。前作『娯楽』は、それまでメイン・ソングライターを務めていたボーカル椎名が一切作曲をしないというコンセプトで制作されたが、今作では彼女も作曲に復帰している[2]

曲の配置はこれまで通り、7曲目の「能動的三分間」を中心にシンメトリーとなっている他、本作では作詞・作曲者のクレジット表記が2文字ずつに統一されている。また、各曲の演奏時間は両端の「生きる」と「極まる」のみ5分以上と比較的長く、それ以外の楽曲は4分未満にまとめられている。

アップルが主催する「iTunes Rewind 2010」ベストアルバムを受賞している。

リリースとプロモーション

2009年10月16日、東京事変と所属レコード会社EMIミュージック・ジャパンは、バンドが4作目のスタジオ・アルバムを制作中であること、およびそれを2010年春に発売する予定であることを発表し[2]、同時にそのアルバムに向けた新しいアーティスト写真も公開した。同日、そのアルバムからの先行シングル「能動的三分間」のリリースとアルバムのサポート・ツアー「東京事変 live tour 2010 ウルトラC」を行うことも発表された[1][3]。2009年12月14日、東京事変とEMIはバンドの公式サイトにて、アルバムのタイトルと正式な発売日が2010年2月24日であることを発表した[4]

シングル

このアルバムには、2曲のシングルが収録されている。「閃光少女」は、このアルバムからの事実上のファースト・シングル。もともとはサード・アルバム『娯楽(バラエティ)』のセッション中に生まれた楽曲で、すでに2007年11月21日にはデジタル・シングルおよび同題のDVD映像作品集としてリリースされていたが、CDに収録されたのはこのアルバムが初めてである。「能動的三分間」は、アルバムからの先行シングルとして2009年11月17日にデジタル・ダウンロード規格でリリースされ、12月2日にCD規格でリリースされた。この楽曲は、オリコンCDシングル・チャートBillboard Japan Hot 100で、シングルとしてはバンド初となるチャート首位を獲得した。

収録曲

※各曲の英題および仏題はブックレット等に記載されているものではなく、あくまでSR猫柳本線の英語版ページ[5]によるもの

  1. 生きる(Vivre)
    曲の始まりから1番までは椎名と伊澤によるアカペラで、2番からはアップテンポなバンドサウンドに変わる。
    10年以上前に作曲されており、「手紙」同様、元々は伊澤があっぱ結成前に率いていたバンド「NAM」の楽曲だった。当時のタイトルは「フリーター」。
  2. 電波通信(Put Your Antenna Up)
    電子音が多用されているが、制作されているうちにアレンジが二転三転し、この曲は結局デモ通りに戻ったという。
    2月8日より、着うた着うたフルで先行配信された。
  3. シーズンサヨナラ(Season SAYONARA)
    本作の制作過程で最初にレコーディングされた曲。
    2月8日より、着うた・着うたフルで先行配信された。
  4. 勝ち戦(Win Every Fight)
    江崎グリコ「ウォータリングキスミント」TVCM「遠心力」篇 CMソング。1月16日より、着うた・着うたフルで先行配信された。
    この楽曲は2009年12月30日に行われた「COUNTDOWN JAPAN 09/10」で新曲として披露されたもの。シングルカットこそされていないが、本作のリード曲であり、TVCMにも使用された楽曲。本作発売前の2月19日には「ミュージックステーション」に出演し本楽曲を披露した。児玉裕一によりミュージック・ビデオも製作され、2011年9月に発売されたミュージック・ビデオ集「CS Channel」に収録された。
  5. FOUL(FOUL)
    この楽曲も「勝ち戦」と共に、2009年12月30日に行われた「COUNTDOWN JAPAN 09/10」で新曲として披露されたもの。コンサートで披露する際、椎名は拡声器を使用して歌唱する。
  6. 雨天決行(Life Will Be Held Even If It Rains)
  7. 能動的三分間(3 min.)
    6枚目のシングル表題曲。江崎グリコ「ウォータリングキスミント」TVCM「登場」篇 CMソング。
  8. 絶体絶命(Life May Be Monotonous But The Sun Shines)
  9. FAIR(FAIR)
    「シーズンサヨナラ」と共に本作で最初にレコーディングされた曲。曲自体は2002年頃には存在していたという。
  10. 乗り気(Ride Every Wave)
    発売時のインタビューで伊澤が「キーボーディストして特にハードルが高い曲」としてこの曲を挙げている。
  11. スイートスポット(SWEET Spot)
    2月8日より、iTunes Store限定で先行配信された。
    この曲も制作しているうちにアレンジが変更されており、当初のアレンジは伊澤曰く「アジアっぽい感じだった」。
  12. 閃光少女(Put Your Camera Down)
    スバル軽 STELLA R2」CMソング。
    2007年より配信限定でリリースされていたデジタル・ダウンロードシングル、初CD化。
  13. 極まる(Adieu)
    タイトルは「きまる」と読む。東京事変の全楽曲の中で最も演奏時間が長い曲。
    浮雲が23、24歳の頃(2002年頃)に制作した曲で、伊澤はこの曲を気に入って車で聴き続けていたらしい。

詳細

  • 全編曲:東京事変
#タイトル作詞作曲時間
1.「生きる」椎名林檎伊澤一葉
2.「電波通信」椎名林檎伊澤一葉
3.「シーズンサヨナラ」浮雲浮雲
4.「勝ち戦」椎名林檎椎名林檎
5.「FOUL」浮雲浮雲
6.「雨天決行」椎名林檎伊澤一葉
7.「能動的三分間」椎名林檎椎名林檎
8.「絶体絶命」椎名林檎
  • 伊澤一葉
  • 椎名林檎
9.「FAIR」椎名林檎浮雲
10.「乗り気」椎名林檎伊澤一葉
11.「スイートスポット」椎名林檎
  • 伊澤一葉
  • 椎名林檎
12.「閃光少女」椎名林檎亀田誠治
13.「極まる」浮雲浮雲
合計時間:

演奏

脚注