GLAY (アルバム)
『GLAY』 | ||||
---|---|---|---|---|
GLAY の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2009-2010 v.f.v STUDIO | |||
ジャンル |
ロック J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | loversoul music & associates | |||
プロデュース | GLAY & 佐久間正英 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
GLAY アルバム 年表 | ||||
| ||||
『GLAY』収録のシングル | ||||
| ||||
ミュージックビデオ | ||||
「Satellite of love」 - YouTube 「Precious (新潟lots「BOYS ONLY NIGHT」)」 - YouTube |
『GLAY』(グレイ)は、日本のロックバンド、GLAYのメジャー10作目のオリジナル・アルバムである。2010年10月13日発売。
解説
[編集]前作『LOVE IS BEAUTIFUL』以来、約3年9か月ぶりのオリジナル・アルバムである。メンバー自ら立ち上げた新レーベル「loversoul music & associates」からの第1弾アルバム。オリジナル・アルバム初のバンド名を冠したアルバム。
2010年7月30日に新潟LOTSで行われたライブ、BOYS ONLY NIGHT(男ナイト)にてアルバムタイトルが発表された。
デビュー15周年を終えたGLAYが16年目以降に向かうにあたって、「『これぞGLAY』と言えるアルバム」をコンセプトに作られたという。全体的にミドル・テンポのナンバーが多い。
レコーディングは、佐久間正英が取締役を務めるv.f.v STUDIOで行われた。マスタリングはニューヨークのSterling Soundで行われ、グラミー賞を受賞しているエンジニア、テッド・ジェンセンが担当。
ジャケットの「両腕を広げるTERU」の写真は、「GLAYを象徴する物は何か?」という事を話し合った際、TAKUROがTERUのように両腕を広げるポーズをとりながら「やはり、これじゃないだろうか」と意見を述べたところ、同意する意見が出た為に決定された。TERUがCulture Journalに出演した際のインタビューでは、「僕の物まねをする人たちの映像を見ていると、ほとんどの方が両腕を広げてるので、いわば『逆輸入』という感じで」とも答えている。
本作で通算8作目、ベストアルバムも含めると12作目となるオリコン週間アルバムチャート首位獲得を果たした。また、これにより、90年代、2000年代、2010年代と、3つの世代にわたって首位を獲得したことになった。
2011年には台湾でも発売され、ボーナストラックとして「Thank you for your love」が収録されている。
収録曲
[編集]- シキナ
- 作詞・作曲:TAKURO
- 打ち込みを使ったデジタルサウンドとアコースティック・ギターが融合された曲。アレンジに、dj MASSとYO FUJIIが参加している。当初はバンドサウンドだったという。
- 汚れなきSEASON
- 作詞・作曲:TAKURO
- メロコア系2ビートのロック・チューン。中盤、近年のGLAYでは珍しい速弾きのギターソロが披露されている。2010年10月15日、ミュージックステーションでテレビ初披露された。
- 「イオン ヒートファクト」CMソング。
- WASTED TIME
- 作詞・作曲:TAKURO
- 「1980年代」をテーマに作られたという。かつて世間一般で言われた'80年代の評価に対して投げかけた曲。
- 遥か…
- 作詞・作曲:TAKURO
- アレンジに永井誠一郎が参加しているピアノ・バラード。TERUのファルセットボイスが披露されている。TERU曰くアレンジはDREAMS COME TRUE風とのこと。
- Apologize
- 作詞・作曲:TAKURO
- 2010年3月29日から4月21日の期間限定でモバイルサイトで配信された楽曲。2009年の『GLAY ARENA TOUR 2009 THE GREAT VACATION』で先行披露された。
- アウトロが次曲へ繋がっている。
- 月の夜に
- 作詞・作曲:TERU
- アコーディオンのサウンドを取り入れた曲。
- 風にひとり
- 作詞・作曲:HISASHI
- ストリングスとギターフレーズを合わせた曲。
- Precious
- 作詞・作曲:TAKURO
- 42ndシングル。
- Satellite of love
- 作詞・作曲:TAKURO
- GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLDのパンフレットに付属しているCDにはAcoustic Versionが収録されている。
- 押井守監督の短編アニメーション映画「Je t'aime」挿入曲。楽曲のアレンジは、ほとんどHISASHI1人で行ったという。当初は、この曲がラストを飾る予定だった。
- Chelsea
- 作詞:TAKURO / 作曲:JIRO & TAKURO
- 『GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD BOYS ONLY NIGHT』初披露の曲。バンドサウンドを重視して作られた曲。ファンから「曲の前に変な音がする」「針とびしている」という問い合わせが発生しているが、この曲のイントロはオーケストラル・ヒットによるサウンドで始まるものでノイズなどではない。
- Thank you for your love (台湾盤ボーナストラック)
- 作詞・作曲:TERU
- 台湾盤にのみ収録されているボーナストラック。2011年5月5日にインターネット配信で発売された楽曲。ネット配信されたものより、若干曲の長さが長い。
初回限定盤DVD
[編集]- 短編アニメーション映画「Je t'aime」
- 監督:押井守
- キャラクターデザイン・絵コンテ・演出・作画監督:西尾鉄也
- 原画:本田雄 篠田和宏 徳野悠我 片桐貴悠 押山清高 小西賢一 伊藤秀次 黄瀬和哉 江面久 西尾鉄也
- 美術監督:増山修
- 3DCGI監督:佐藤敦紀
- サウンドデザイン:スカイウォーカー・サウンド
- アニメーション制作:Production I.G 8課
- 第34回アヌシー国際アニメーション映画祭短編作品部門出品
- Precious (Music Video)
- BOYS ONLY NIGHT at 新潟LOTS (2010.07.30)
- OPENING SE Tokyo vice terror
- HIGHCOMMUNICATIONS
- absolute"ZERO"
- MC
- laotour~震える拳が掴むもの~
- 月に祈る
- 誘惑
- MC
- Precious
- TERU Interview
GLAY Anthology
[編集]『GLAY Anthology』 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GLAY の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | 2009-2010 | ||||
ジャンル |
ロック J-POP | ||||
時間 | |||||
レーベル | loversoul music & associates | ||||
プロデュース | GLAY & 佐久間正英 | ||||
GLAY アルバム 年表 | |||||
| |||||
GLAY アンソロジー 年表 | |||||
|
概要
[編集]2011年7月30日、31日に行われたファンクラブ限定ライブで先行発売され、8月12日からGLAY Official Store G-DIRECT限定で販売が開始された。 アルバム『GLAY』及び『GLAY』に関連する未発表音源、豪華ブックレットが収録されたボックスである。
収録曲
[編集]- Disc 1
『GLAY』と同一内容
- Disc 2
- Let it rock
- シキナ (Demo)
- シキナ (Jet the phantom mix)
- WASTED TIME (Demo)
- WASTED TIME (Jet the phantom mix)
- Apologize (Acoustic live ver.)
- 遥か・・・ (Demo)
- Precious (Ver. 2)
- 月の夜に (Ver. 2)
- 風にひとり (Jet the phantom mix)
- Satellite of love (Demo)
- Satellite of love (Jet the phantom mix)
- Satellite of love (Live ver.)
- Chelsea (Live ver.)
- 真実 (Demo)
- Disc 3「GLAY Radio Selection」
- 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.04.18
- 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.03.28
- GLAYオフィシャルFan Club 『HAPPY SWING』 vol.58 SPECIAL INTERVIEW / GLAY
- FM NACK5 『J-POP MAGAZINE』2010.10.9 / TERU & TAKURO
- 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.09.26
- 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.10.03
- 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.10.10
- TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.13 / TAKURO
- TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.14 / HISASHI
- TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.15 / JIRO
- TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.16 / TERU
- 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.11.07
- TOKYO FM『DHC COUNTDOWN jp』 2010.09.11 / GLAY
参加ミュージシャン
[編集]- 永井利光 - ドラム演奏
- 佐久間正英 - キーボード、ストリングス編曲(#7)
- 永井誠一郎 - ピアノ(#4)、オルガン(#4)、ストリングス編曲(#9)
- YO - ピアノ編曲(#1)、チェロ編曲(#1)
- 遠藤益民 - チェロ演奏(#1)
- ゆあさみちる - コーラス(#5)
- 熊坂路得子 - アコーディオン演奏(#6)
- クラッシャー木村 - ストリングス(#7,9)
- MOTOHARU(SOIL&"PIMP"SESSIONS) - サックス演奏(#8)
この節の加筆が望まれています。 |
スタッフ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
脚注
[編集]- ^ 台湾盤のみ収録
外部リンク
[編集]- GLAY DISCOGRAPHY 『GLAY』
- GLAY DISCOGRAPHY 『GLAY Anthology』
- 『GLAY』詳細 - LSG
- GLAYインタビュー(2010.10)前編・後編(YouTube) - アルバム「GLAY」についてのインタビュー