コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

GLAY (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GLAY > 作品リスト > GLAY (アルバム)
『GLAY』
GLAYスタジオ・アルバム
リリース
録音 2009-2010 日本の旗
v.f.v STUDIO
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル loversoul music & associates
プロデュース GLAY & 佐久間正英
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2010年10月度月間4位(オリコン)
  • 2010年度年間66位(オリコン)
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会
  • GLAY アルバム 年表
    THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜
    (2009年)
    GLAY
    (2010年)
    rare collectives vol.3
    rare collectives vol.4
    (2011年)
    『GLAY』収録のシングル
    1. Apologize
      リリース: 2010年4月1日
    2. Precious
      リリース: 2010年9月8日
    3. Thank you for your love[1]
      リリース: 2011年5月5日
    ミュージックビデオ
    「Satellite of love」 - YouTube
    「Precious (新潟lots「BOYS ONLY NIGHT」)」 - YouTube
    テンプレートを表示

    GLAY』(グレイ)は、日本のロックバンド、GLAYのメジャー10作目のオリジナル・アルバムである。2010年10月13日発売。

    解説

    [編集]

    前作『LOVE IS BEAUTIFUL』以来、約3年9か月ぶりのオリジナル・アルバムである。メンバー自ら立ち上げた新レーベル「loversoul music & associates」からの第1弾アルバム。オリジナル・アルバム初のバンド名を冠したアルバム。

    2010年7月30日に新潟LOTSで行われたライブ、BOYS ONLY NIGHT(男ナイト)にてアルバムタイトルが発表された。

    デビュー15周年を終えたGLAYが16年目以降に向かうにあたって、「『これぞGLAY』と言えるアルバム」をコンセプトに作られたという。全体的にミドル・テンポのナンバーが多い。

    レコーディングは、佐久間正英が取締役を務めるv.f.v STUDIOで行われた。マスタリングはニューヨークのSterling Soundで行われ、グラミー賞を受賞しているエンジニア、テッド・ジェンセンが担当。

    ジャケットの「両腕を広げるTERU」の写真は、「GLAYを象徴する物は何か?」という事を話し合った際、TAKUROがTERUのように両腕を広げるポーズをとりながら「やはり、これじゃないだろうか」と意見を述べたところ、同意する意見が出た為に決定された。TERUがCulture Journalに出演した際のインタビューでは、「僕の物まねをする人たちの映像を見ていると、ほとんどの方が両腕を広げてるので、いわば『逆輸入』という感じで」とも答えている。

    本作で通算8作目、ベストアルバムも含めると12作目となるオリコン週間アルバムチャート首位獲得を果たした。また、これにより、90年代、2000年代、2010年代と、3つの世代にわたって首位を獲得したことになった。

    2011年には台湾でも発売され、ボーナストラックとして「Thank you for your love」が収録されている。

    収録曲

    [編集]
    1. シキナ
      打ち込みを使ったデジタルサウンドとアコースティック・ギターが融合された曲。アレンジに、dj MASSとYO FUJIIが参加している。当初はバンドサウンドだったという。
    2. 汚れなきSEASON
      • 作詞・作曲:TAKURO
      メロコア系2ビートのロック・チューン。中盤、近年のGLAYでは珍しい速弾きのギターソロが披露されている。2010年10月15日、ミュージックステーションでテレビ初披露された。
      「イオン ヒートファクト」CMソング。
    3. WASTED TIME
      • 作詞・作曲:TAKURO
      「1980年代」をテーマに作られたという。かつて世間一般で言われた'80年代の評価に対して投げかけた曲。
    4. 遥か…
      • 作詞・作曲:TAKURO
      アレンジに永井誠一郎が参加しているピアノ・バラード。TERUのファルセットボイスが披露されている。TERU曰くアレンジはDREAMS COME TRUE風とのこと。
    5. Apologize
      • 作詞・作曲:TAKURO
      2010年3月29日から4月21日の期間限定でモバイルサイトで配信された楽曲。2009年の『GLAY ARENA TOUR 2009 THE GREAT VACATION』で先行披露された。
      アウトロが次曲へ繋がっている。
    6. 月の夜に
      • 作詞・作曲:TERU
      アコーディオンのサウンドを取り入れた曲。
    7. 風にひとり
      ストリングスとギターフレーズを合わせた曲。
    8. Precious
      • 作詞・作曲:TAKURO
      42ndシングル。
    9. Satellite of love
      • 作詞・作曲:TAKURO
      GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLDのパンフレットに付属しているCDにはAcoustic Versionが収録されている。
      押井守監督の短編アニメーション映画「Je t'aime」挿入曲。楽曲のアレンジは、ほとんどHISASHI1人で行ったという。当初は、この曲がラストを飾る予定だった。
    10. Chelsea
      • 作詞:TAKURO / 作曲:JIRO & TAKURO
      『GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD BOYS ONLY NIGHT』初披露の曲。バンドサウンドを重視して作られた曲。ファンから「曲の前に変な音がする」「針とびしている」という問い合わせが発生しているが、この曲のイントロはオーケストラル・ヒットによるサウンドで始まるものでノイズなどではない。
    11. Thank you for your love (台湾盤ボーナストラック)
      • 作詞・作曲:TERU
      台湾盤にのみ収録されているボーナストラック。2011年5月5日にインターネット配信で発売された楽曲。ネット配信されたものより、若干曲の長さが長い。

    初回限定盤DVD

    [編集]
    1. OPENING SE Tokyo vice terror
    2. HIGHCOMMUNICATIONS
    3. absolute"ZERO"
      MC
    4. laotour~震える拳が掴むもの~
    5. 月に祈る
    6. 誘惑
      MC
    7. Precious
    • TERU Interview

    GLAY Anthology

    [編集]
    『GLAY Anthology』
    GLAYスタジオ・アルバム
    リリース
    録音 2009-2010 日本の旗
    ジャンル ロック
    J-POP
    時間
    レーベル loversoul music & associates
    プロデュース GLAY & 佐久間正英
    GLAY アルバム 年表
    rare collectives vol.3
    rare collectives vol.4
    (2011年)
    GLAY Anthology
    (2011年)
    Hope and The Silver Sunrise
    (2011年)
    GLAY アンソロジー 年表
    GLAY Anthology
    (2011年)
    灰とダイヤモンド Anthology
    (2014年)
    テンプレートを表示

    概要

    [編集]

    2011年7月30日、31日に行われたファンクラブ限定ライブで先行発売され、8月12日からGLAY Official Store G-DIRECT限定で販売が開始された。 アルバム『GLAY』及び『GLAY』に関連する未発表音源、豪華ブックレットが収録されたボックスである。

    収録曲

    [編集]
    • Disc 1

    GLAY』と同一内容

    • Disc 2
    1. Let it rock
    2. シキナ (Demo)
    3. シキナ (Jet the phantom mix)
    4. WASTED TIME (Demo)
    5. WASTED TIME (Jet the phantom mix)
    6. Apologize (Acoustic live ver.)
    7. 遥か・・・ (Demo)
    8. Precious (Ver. 2)
    9. 月の夜に (Ver. 2)
    10. 風にひとり (Jet the phantom mix)
    11. Satellite of love (Demo)
    12. Satellite of love (Jet the phantom mix)
    13. Satellite of love (Live ver.)
    14. Chelsea (Live ver.)
    15. 真実 (Demo)
    • Disc 3「GLAY Radio Selection」
    1. 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.04.18
    2. 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.03.28
    3. GLAYオフィシャルFan Club 『HAPPY SWING』 vol.58 SPECIAL INTERVIEW / GLAY
    4. FM NACK5 『J-POP MAGAZINE』2010.10.9 / TERU & TAKURO
    5. 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.09.26
    6. 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.10.03
    7. 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.10.10
    8. TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.13 / TAKURO
    9. TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.14 / HISASHI
    10. TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.15 / JIRO
    11. TOKYO FM 『赤坂泰彦のディア・フレンズ』 2010.10.16 / TERU
    12. 『TAKURO MOBILE MEETING』 2010.11.07
    13. TOKYO FM『DHC COUNTDOWN jp』 2010.09.11 / GLAY

    参加ミュージシャン

    [編集]
    • 永井利光 - ドラム演奏
    • 佐久間正英 - キーボード、ストリングス編曲(#7)
    • 永井誠一郎 - ピアノ(#4)、オルガン(#4)、ストリングス編曲(#9)
    • YO - ピアノ編曲(#1)、チェロ編曲(#1)
    • 遠藤益民 - チェロ演奏(#1)
    • ゆあさみちる - コーラス(#5)
    • 熊坂路得子 - アコーディオン演奏(#6)
    • クラッシャー木村 - ストリングス(#7,9)
    • MOTOHARU(SOIL&"PIMP"SESSIONS) - サックス演奏(#8)

    スタッフ

    [編集]

    脚注

    [編集]
    1. ^ 台湾盤のみ収録

    外部リンク

    [編集]