「濱田祐太郎」の版間の差分
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* [[桂福点]] - 同じく現役の[[全盲]]落語家。[[天狗連]]出身。[[バリバラ]]出演者。 |
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== 脚注・出典 == |
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2018年3月21日 (水) 05:10時点における版
濱田祐太郎 | |
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生年月日 | 1989年9月8日(35歳)[1] |
出身地 | 兵庫県神戸市須磨区[2] |
血液型 | O型 |
身長 | 171cm |
言語 | 日本語 |
方言 | 関西弁 |
最終学歴 | 兵庫県立視覚特別支援学校卒業 |
師匠 | 無し |
出身 | NSC大阪校35期 |
芸風 | 漫談 |
事務所 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
同期 | ゆりやんレトリィバァ、おばたのお兄さん、ガンバレルーヤ |
公式サイト | 吉本興業プロフィール |
受賞歴 | |
2018年 R-1ぐらんぷり優勝 |
濵田 祐太郎(はまだ ゆうたろう、1989年9月8日 - )は、ロービジョンの漫談家。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。
芸風
- 白杖を持ち、スーツ姿[6]で舞台に立つ。音楽を使わず正統派のしゃべくり漫談を披露するのがピン芸人としてのスタイル[7][8]。
- 客側の「笑ってよいものか」の戸惑いに対し「迷ったら笑ろといてくださいよ」[6]。
- 先天性緑内障で生まれつき目が悪く左目は物心がつく頃から見えず、右目は明暗が分かる光覚弁のほぼ全盲[9]。
- 漫才・コント等で他人とコンビを組むなど考えたことも無く、最初から漫談を志望した[7]。
- 「ワイドナショー」でコメント芸にも達者に対応できる事を示した[10]。
- その「ワイドナショー」で松本人志は「気の毒な感じがしない」と評し[10]、立川志らくも絶賛した[11]。
- 野望は「大阪で息の長い芸人になること」で、“R-1ぐらんぷり連覇”を意識し[12]、憧れのなんばグランド花月出演を目指す[13]。
- 同期のピン芸人、溝口幸雄などがNSC卒業直前よりガイドヘルプ(手引き)など幅広くサポートした[13]。R-1ぐらんぷり2018の決勝でもセンターマイクまで手引き役が付き添っている。
来歴
- 小学6年の時にテレビでビッキーズとハリガネロックのしゃべくり漫才を聴いてお笑いに夢中になる[8]。中学の頃には自然に吉本入りを考えた[8][7]。
- 小中学校は統合教育、地元の普通の学校に通う[7]。
- 高校は視覚特別支援学校(旧称盲学校)で寮生活、あはきの国家資格を取得している[7]。
- 上記学生時代は地味な生活を送ったと言う[8]。
- 2012年、R-1ぐらんぷりに腕試しで出場し準決勝まで進出(初舞台)[8]。
- マッサージのアルバイトをして入学資金を貯め[7]大阪NSC35期生として入学する。同期にはゆりやんレトリィバァらがいる。NSCではゆりやんは優秀なクラス、濱田はそうでないクラスに振り分けられ、在学中は特に関わりもなく、濱田曰くゆりやんは「別格の存在」「売れっ子のタレント」であった[3][14]。2018年のR-1ぐらんぷり優勝は、別格の存在であったゆりやんを下した[3][14]。
エピソード
- 「かわいい声の女性が好き」[12]で、好きな声の女性タレントは鈴木奈々と小倉優子。理由は「鈴木さんは結婚してから。小倉さんは離婚してからセクシーな声になった」ため[15]。
- 簡単な料理もする。好きな食べ物はウインナー[8]。
- 部屋の電気を付ける習慣が無い。
- 盲導犬使用者ではない。(イメージほど利用率は高くない)
- ネタは思いつくとガラケーの音声メモ機能で残し[8][6]点字で転記する[13]。
- R-1ぐらんぷり制覇で「世界が変わった」という[8]。
- 趣味はフォークギター。手持ちはギブソンのJ45[8]。
- ワイドナショー出演時に「障害者イジりが嫌な人もいる(から配慮してほしい)」と発言[11]。
賞レース
- 2012年 : R-1ぐらんぷり準決勝進出[8](アマ時代、「素人はまだ」として腕試し)
- 2013年 : R-1ぐらんぷり2回戦敗退[8]。
- 2017年 : NHK新人お笑い大賞本選出場。
- 2018年3月6日 : R-1ぐらんぷり優勝 - 漫談を披露しての優勝は、2010年大会のあべこうじ以来8大会ぶりであった。
主な出演
テレビ
- バリバラ〜障害者情報バラエティー〜(2013年6月28日、NHKEテレ)
- めざましテレビ(2018年3月7日、フジテレビ)
- ノンストップ!(2018年3月7日、フジテレビ)
- ZIP!(2018年3月7日、日本テレビ)
- ごきげんライフスタイル よ〜いドン!(2018年3月9日、関西テレビ)
- あさパラ!(2018年3月10日、読売テレビ)
- ネタパレ(2018年3月16日、フジテレビ)
- ワイドナショー(2018年3月18日、フジテレビ)
ラジオ
- ラジオ演芸第6回ヤングスネーク杯(2017年12月18日、MBSラジオ)
- ラジオ・チャリティー・ミュージックソン(2017年12月24日、ラジオ大阪)
- 視覚障害ナビ・ラジオ(2018年1月14日 、NHKラジオ第2[16])
- 荒川強啓 デイ・キャッチ!(2018年3月15日、ニュースクリップ、TBSラジオ[8])
ライブ
- 「祝3周年!極プレミアム感謝祭!~マンゲキメンバー大大大集合!No.1芸人が決定しちゃいますSP!~」(よしもと漫才劇場)
関連項目
- 三遊亭歌笑 - 元祖「爆笑王」、「笑う水爆」と呼ばれた終戦期の落語家。弱視(今で言うロービジョン)。
- 笑福亭伯鶴 - 現役の全盲落語家。上方落語。
- 桂福点 - 同じく現役の全盲落語家。天狗連出身。バリバラ出演者。
脚注・出典
- ^ 濱田祐太郎 プロフィール - 吉本興業株式会社
- ^ “R-1優勝の浜田さん 漫談で「トーク番組出たい」”. 神戸新聞next. (2018年3月9日) 2018年3月19日閲覧。
- ^ a b c “R-1ぐらんぷり 16代目王者は濱田祐太郎 弱視の漫談家がピン芸人のトップに”. 毎日新聞. (2018年3月6日) 2018年3月6日閲覧。
- ^ “『R-1ぐらんぷり』濱田祐太郎が優勝 ほぼ盲目の漫談家が過去最多3795人の頂点に”. ORICON NEWS. (2018年3月6日) 2018年3月6日閲覧。
- ^ “<R-1ぐらんぷり2018>同情ではなく話芸で優勝したほぼ全盲の芸人・濱田祐太郎”. BLOGOS. (2018年3月11日) 2018年3月11日閲覧。
- ^ a b c “R-1王者・濱田祐太郎「笑ってもらいやすい言葉で伝えないと」会見みっちりレポ”. エキレビ. (2018年3月16日) 2018年3月19日閲覧。
- ^ a b c d e f “盲目のR-1王者・濱田祐太郎 「障害ネタはタブーにあらず」”. AERAdot. (2018年3月17日) 2018年3月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l デイキャッチ出演の模様(音声ファイル付)
- ^ と自認
- ^ a b “松本人志 濱田祐太郎のR-1勝因を分析「気の毒な感じがしない」”. 女性自身. (2018年3月18日) 2018年3月20日閲覧。
- ^ a b “「僕自身は全然いいんですけど」弱視の漫談家・濱田祐太郎が“障害者イジり”に訴え”. livedoor. (2018年3月18日) 2018年3月18日閲覧。
- ^ a b “ほぼ全盲のR-1王者・濱田祐太郎、好きなタイプは「かわいい声の女」”. 女子SPA!. (2018年3月17日) 2018年3月19日閲覧。
- ^ a b c “笑いの道 相方は白杖”. 読売新聞. (2017年5月29日) 2018年3月6日閲覧。
- ^ a b “R-1制した濱田祐太郎 ゆりやんは別格「同じ舞台に立ったのが不思議」”. 東京スポーツ. (2018年3月6日) 2018年3月6日閲覧。
- ^ “弱視のR-1王者に単独インタビュー 共演したい“セクシー声”の持ち主は鈴木奈々と…”. まんたんweb. (2018年3月7日) 2018年3月7日閲覧。
- ^ 迷ったら笑っといて! ―漫談家・濱田祐太郎さん 視覚障害ナビ・ラジオ