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オリジナルのユン・ヘヨン歌唱版([[普天堡電子楽団]]、公演版は[[ワンジェサン軽音楽団|ワンジェサン芸術団]]演奏)だけでなく、混声重唱と合唱(銀河水管弦楽団)や、[[牡丹峰楽団]]による演奏の軽音楽が知られているほか、『その方の理想』とのカップリングによる太鼓舞踊と混声傍唱 『熙川速度で強盛大国へ』が発表されており、[[朝鮮中央放送]]の音楽番組では頻繁に演奏されている。
オリジナルのユン・ヘヨン歌唱版([[普天堡電子楽団]]、公演版は[[ワンジェサン軽音楽団|ワンジェサン芸術団]]演奏)だけでなく、混声重唱と合唱(銀河水管弦楽団)や、[[牡丹峰楽団]]による演奏の軽音楽が知られているほか、『その方の理想』とのカップリングによる太鼓舞踊と混声傍唱 『熙川速度で強盛大国へ』が発表されており、[[朝鮮中央放送]]の音楽番組では頻繁に演奏されている。


この歌謡は2011年11月15日に金日成競技場で行われたワールドカップアジア地区予選の対日戦で競技場を埋め尽くす5万人の平壌市民が試合開始前に選手を応援する際に合唱された<ref>[https://web.archive.org/web/20120229233351/http://www.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=52310 〈월드컵 아시아지역예선 3단계경기〉 대 일본전, 5만명의 일체감으로 《력사적승리》](2012年2月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) 조선신보 2011-11-16(<ワールドカップアジア地域予選3試合>対日本戦、5万人の一体感に 《歴史的勝利》)朝鮮新報</ref>。
この歌謡は2011年11月15日に金日成競技場で行われたワールドカップアジア地区予選の対日戦で競技場を埋め尽くす5万人の平壌市民が試合開始前に選手を応援する際に合唱された<ref>[https://web.archive.org/web/20120229233351/http://www.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=52310 〈월드컵 아시아지역예선 3단계경기〉 대 일본전, 5만명의 일체감으로 《력사적승리》](2012年2月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) 조선신보 2011-11-16(<ワールドカップアジア地域予選3試合>対日本戦、5万人の一体感に 《歴史的勝利》)朝鮮新報</ref>。


日本のインターネット上でも、そのノリの良い雰囲気やひたすら「攻撃({{lang|ko|공격}}、Konggyŏk / Gonggyeok、コンギョ<sub>ク</sub><ref>「{{lang|ko|공격}}」は[[パッチム|子音で終わる語]]であり最後の「{{lang|ko|ㄱ}}」(k)音は朝鮮語に馴染みがないと聞き取りづらい。そのためこの曲を指して「コンギョ」と呼ぶ場合もある。</ref>)」と繰り返す部分の印象から話題に上った。
日本のインターネット上でも、そのノリの良い雰囲気やひたすら「攻撃({{lang|ko|공격}}、Konggyŏk / Gonggyeok、コンギョ<sub>ク</sub><ref>「{{lang|ko|공격}}」は[[パッチム|子音で終わる語]]であり最後の「{{lang|ko|ㄱ}}」(k)音は朝鮮語に馴染みがないと聞き取りづらい。そのためこの曲を指して「コンギョ」と呼ぶ場合もある。</ref>)」と繰り返す部分の印象から話題に上った。

2017年9月4日 (月) 23:31時点における版

攻撃戦だ
各種表記
ハングル 공격전이다
漢字 攻擊戰이다
発音 コンギョッチョニダ
(コンギョチョンイダ)
MR式
北1992年式
南2000年式
Konggyŏkchŏnida
Konggyŏkjŏnida
Gonggyeokjeonida
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攻撃戦だ』(こうげきせんだ、朝鮮語: 공격전이다)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の楽曲。ただし、これは原題をそのまま直訳したもので、朝鮮の声放送は『攻撃の勢いで』(こうげきのいきおいで)を正式な曲名としている[1]

概要

朝鮮文学芸術総同盟傘下である朝鮮作家同盟中央委員会の作家ユン・ドゥグン(윤두근)が作詞、当時普天堡電子楽団보천보전자악단)所属の作曲家アン・ジョンホ(안정호)が作曲し、ユン・ヘヨン윤혜영)が歌った。2010年1月5日の労働新聞に曲名と歌詞が掲載された。

強盛大国”を達成するために総攻撃戦(工業農業で成果を出すためのスローガン)をしようという内容であるが、国民を奮起させるためにこのような刺激的なタイトルの歌謡まで作って普及させているのを見ると絶望的な雰囲気が感じられるという見方もある[2]

また、勇ましい歌詞ではあるものの、その曲調はロボットアニメやヒーロー物の主題歌を連想させる(同国の第2代最高指導者金正日は、1985年東宝特撮スタッフを招いて『プルガサリ』という怪獣映画をプロデュースしたこともあるため、金正日の趣味が反映されているものと思われる)。

曲の人気度

オリジナルのユン・ヘヨン歌唱版(普天堡電子楽団、公演版はワンジェサン芸術団演奏)だけでなく、混声重唱と合唱(銀河水管弦楽団)や、牡丹峰楽団による演奏の軽音楽が知られているほか、『その方の理想』とのカップリングによる太鼓舞踊と混声傍唱 『熙川速度で強盛大国へ』が発表されており、朝鮮中央放送の音楽番組では頻繁に演奏されている。

この歌謡は2011年11月15日に金日成競技場で行われたワールドカップアジア地区予選の対日戦で競技場を埋め尽くす5万人の平壌市民が試合開始前に選手を応援する際に合唱された[3]

日本のインターネット上でも、そのノリの良い雰囲気やひたすら「攻撃(공격、Konggyŏk / Gonggyeok、コンギョ[4])」と繰り返す部分の印象から話題に上った。

通信カラオケ大手の『JOYSOUND』では、2014年の一時期楽曲の配信が交渉中となったり、新大久保のNK-POP(北朝鮮歌謡)イベントでも人気がある曲の一つである[5]

歌詞

「強盛大国」へのスローガン的でありつつ、白頭山백두산)や、正日峰(정일봉)と言ったフレーズが現れ、当時の指導者である金正日を意識した歌詞となっている。

脚注

  1. ^ 계속혁신,계속전진에로 부르는 진군가(2013年5月1日時点のアーカイブ) 가요 《공격전이다》를 들으며 2011年1月5日 労働新聞(継続革新、継続前進へと呼び導く進軍歌 歌謡 “攻撃戦である”を聞いて)
  2. ^ 다급해진 北…연일 '경제 총공격전' 독려(2012年7月8日時点のアーカイブ) 2010.01.29 JoinsMSN(差し迫っていた北…連日 “経済総攻撃戦”奨励)
  3. ^ 〈월드컵 아시아지역예선 3단계경기〉 대 일본전, 5만명의 일체감으로 《력사적승리》(2012年2月29日時点のアーカイブ) 조선신보 2011-11-16(<ワールドカップアジア地域予選3試合>対日本戦、5万人の一体感に 《歴史的勝利》)朝鮮新報
  4. ^ 공격」は子音で終わる語であり最後の「」(k)音は朝鮮語に馴染みがないと聞き取りづらい。そのためこの曲を指して「コンギョ」と呼ぶ場合もある。
  5. ^ 高英起 (2014年10月26日). “ジョイサウンドで“入曲交渉中”!? 魅惑の北朝鮮歌謡「NK-POP」と日本のカラオケ”. 日刊サイゾー. 2017年5月26日閲覧。

外部リンク