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2017年9月4日 (月) 23:04時点における版
食玩CD(しょくがんシーディー)は、スナック菓子・チョコレート菓子等のパッケージの中に音楽CD(CD-ROM)を入れて販売している商品の形態である。
解説
2000年に登場した[1]。2003年に江崎グリコから『タイムスリップグリコ 青春のメロディーチョコレート』が発売されブームの火付け役となったが[1]、ブームはわずか数年で下火になった。
同梱されるCDは通常、8センチCDである。これは、8cmCDの最大収録時間が約22分程度であることと、12cmCDでは大きさやコストに問題があることからくるもので、収録曲が1曲だけの場合も多い。
影響
食玩CDブームが起こった2003年、1月〜11月の8センチCDの生産枚数が日本レコード協会調べで1709万5000枚と前年同期の2倍以上を記録した[1]。
食玩CDに採用されたアーティストのベスト・アルバムの売上が伸びるという影響もあった。2003年、キャンディーズは前年の1.5倍、吉田拓郎は3倍、久保田早紀は4倍以上の売上を記録した[1]。
食玩CDを発売した実績のあるメーカーと商品
北陸製菓
ReCD
2004年10月25日発売[2]
- 「いとしのマックス(マックス・ア・ゴーゴー)」荒木一郎/クレイジーケンバンドwith荒木一郎
- 「GO!GO!レンタカー」田辺靖雄&中尾ミエ/ゴーグル・エース
- 「ZenZenブルース」中山千夏/渚ようこ
- 「五ひきの仔ブタとチャールストン」森山加代子/Umekichi
- 「サン・トワ・マミー」越路吹雪/夜のストレンジャーズ
- 「本牧ブルース」ザ・ゴールデン・カップス/ザ・ヤング
- 「恋のバカンス」ザ・ピーナッツ/スーツケースローズ
- 「恋をしようよジェニー」ザ・カーナビーツ/ザ・キャプテンズ
- 「ひょっこりひょうたん島」前川陽子&ヤング・フレッシュ/花団
- 「帰って来たヨッパライ」ザ・フォーク・クルセイダーズ/ミルクティース
- 「砂に消えた涙」弘田三枝子/メトロ・トリップ
- 「ブルー・ライト・ヨコハマ」いしだあゆみ/ザ・シロップ
ブルボン
The Audition
2000年10月発売。元ZONEのTOMOKA(当時は西村朝香)などが参加し、オーディションという名目で商品化され、購入者は10人の中から3人を選出し、同封のハガキに書いて投票して選出し、アイドルグループとしてCDデビューするという趣旨であった。結果、澤亜沙美、待島佐和子、西村朝香の3人が選ばれチュエル'sとして2001年5月9日に「風と光とうたと」を発売する[3]。グループ名はブルボンの新製品「チュエル」にちなみ、「風と光とうたと」も「チュエル」のCMソングに起用された。ランタイムミュージックエンタテインメントの所属者が多数オーディションに参加しており選ばれた3人は全員ランタイム所属者であった。規格番号はTDDD 903**でありソニーミュージック制作。 参加アーティスト (番号はエントリーナンバー)
懐メロクッキー
チョコバタークッキーに1960年代~80年代にかけて流行した歌謡曲のシングルCD1枚が付いた商品。全9種類。価格は280円。2003年4月22日から5月5日までの期間限定発売。取り扱いはローソンのみ。
- 来生たかお - 「夢の途中」
- ザ・キングトーンズ - 「グッド・ナイト・ベイビー」
- 尾崎紀世彦 - 「また逢う日まで」
- 欧陽菲菲 - 「ラヴ・イズ・オーヴァー」
- もんた&ブラザース - 「ダンシング・オールナイト」
- 加藤登紀子 - 「ひとり寝の子守唄」
- C-C-B - 「Romanticが止まらない」
- 小椋佳 - 「さらば青春」
- 喜納昌吉&チャンプルーズ - 「花〜すべての人の心に花を〜」
J'sポップスの巨人たち
上記「懐メロクッキー」のヒットを受けての第二弾。チョコクッキー入りの食玩CDで、架空のシングルジャケットでアーティストごとにパッケージされている。数量限定。累計で300万個を販売[1](2003年12月時点)。
- フォーク/ニューミュージック黄金時代編
- 2003年10月28日より、日本全国で順次発売
- 80'sポップス編
- 2003年12月16日より、日本全国で順次発売[4]
- チェッカーズ - 「星屑のステージ」「ジュリアに傷心」
- レベッカ - 「フレンズ」「RASPBERRY DREAM」
- 中村あゆみ - 「翼の折れたエンジェル」「ちょっとやそっとじゃCAN'T GET LOVE」
- 杉山清貴&オメガトライブ - 「ふたりの夏物語」「ガラスのPALM TREE」
- 中森明菜 - 「セカンド・ラブ」「少女A」
- 一風堂/土屋昌巳 - 「すみれ September Love」「東京バレエ(TOKYO BALLET)」
- TM NETWORK - 「Get Wild」「Be Together」
- 尾崎亜美 - 「オリビアを聴きながら」「天使のウィンク」
- 本田美奈子 - 「1986年のマリリン」「Oneway Generation」
その他
- 懐かしのオールナイトニッポンキャンデー 60's~80's BEST Selection
- オールナイトニッポンで人気を博したパーソナリティの番組ダイジェストと当時よくかけていた楽曲を1曲収録。
- 2004年4月27日より、日本全国で順次発売[5]。
- 懐かしのアニメソングコレクション
- 2004年3月30日発売[6]
カバヤ
江崎グリコ
タイムスリップグリコ 青春のメロディーチョコレート
2003年北海道・東北地域の先行発売ののち、全国発売。レコードを模したCD。価格は300円。どのCDが入っているかは購入後開けてみないと分からない。18曲のラインナップの他に数曲のシークレットが存在した。
第1弾
2003年6月発売。累計で600万個以上を販売した[1](2003年12月時点)。
- キャンディーズ - 「ハートのエースが出てこない」
- 太田裕美 - 「木綿のハンカチーフ」
- 桑名正博 - 「セクシャルバイオレットNo.1」
- ザ・ピーナッツ - 「恋のフーガ」
- ザ・タイガース - 「銀河のロマンス」
- アグネス・チャン - 「ひなげしの花」
- アン・ルイス - 「六本木心中」
- フィンガー5 - 「学園天国」
- 石川ひとみ - 「まちぶせ」
- 布施明 - 「君は薔薇より美しい」
- 桑江知子 - 「私のハートはストップモーション」
- ガロ - 「学生街の喫茶店」
- YMO - 「ライディーン」
- 山下久美子 - 「赤道小町ドキッ」
- 来生たかお - 「Goodbye Day」
- 井上堯之バンド - 「傷だらけの天使」
- サーカス - 「Mr.サマータイム」
- 松崎しげる - 「愛のメモリー」
- シークレット
第2弾
2004年2月発売。
- 沢田研二 - 「勝手にしやがれ」
- 加山雄三 - 「お嫁においで」
- 八神純子 - 「想い出のスクリーン」
- 吉川晃司 - 「モニカ」
- 矢野顕子 - 「春咲小紅」
- ハイ・ファイ・セット - 「フィーリング」
- 辺見マリ - 「経験」
- 中森明菜 - 「スローモーション」
- チェッカーズ - 「ギザギザハートの子守唄」
- アリス - 「冬の稲妻」
- 原田知世 - 「時をかける少女」
- グレープ - 「精霊流し」
- 尾崎亜美 - 「マイピュアレディ」
- 大橋純子 - 「たそがれマイ・ラブ」
- オリジナルサントラ盤「太陽にほえろ!」
- 坂本九 - 「見上げてごらん夜の星を」
- ダウン・タウン・ブギウギ・バンド - 「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」
- 松山千春 - 「季節の中で」
- サディスティックミカバンド - 「タイムマシンにおねがい」
- 植木等 - 「ハイそれまでヨ」
- シークレット
- 原田知世 - 「時をかける少女」(ジャケット違い)
- ハイ・ファイ・セット - 「卒業写真」
- 沢田研二 - 「時の過ぎゆくままに」
- 吉田拓郎 - 「イメージの詩」
- 子門真人 - 「およげ!たいやきくん」
タイムスリップグリコ グループサウンズ編
2004年11月16日発売。
その他
2003年の阪神タイガース戦の実況と元朝日放送アナウンサー、植草貞夫[8]のナレーションを収録。地域限定販売。
メガハウス
ネスレコンフェクショナリー
- キットカットCDパック
- breaktown LABELを参照。
森永製菓
- ベストヒッツ!ハリウッドチョコフレーク(CD-ROM)
- 2004年6月22日より、日本全国で順次発売[12]
バンダイ
- お菓子CD なつかしのヒーロー&ヒロインヒット曲集(第1弾〜第3弾)
- お菓子CD ドラえもんヒット曲集
- 2004年2月発売[16]
- お菓子CD 仮面ライダースペシャル
- 2004年発売
タカラ
厳密には食玩ではなく、タカラが販売する入浴剤入り商品「浴玩」(よくがん)シリーズの一種である。
- 昭和おもひで歌謡
- 2003年12月発売。
- オルゴールバスタイム
- 2004年1月発売。J-POPのヒット曲をオルゴール編曲して収録。
ドリームズ・カム・トゥルー
ハピネット・ロビン
- 洋楽パラダイス
- 2004年6月発売[18]。
トミー
- 稲川淳二のこわい話
- 2004年発売
サントリー
- BOSSオリジナルCD
- 懐かしのCD
脚注
- ^ a b c d e f g h 「おまけCD、今や主役? 親世代に支持 お菓子・飲料からヒット曲」『朝日新聞』2003年12月27日付夕刊、2頁。
- ^ 「ReCD」専用ページUPのお知らせ☆☆(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ Chuel's(2016/9/16閲覧)
- ^ フーズエンターテイメントシリーズ「J’s ポップスの巨人たち」第2弾を新発売!、ブルボン、2003年12月5日。 (PDF)
- ^ ブルボン、「オールナイトニッポン」CD付きキャンディー-糸居五朗、斉藤アンコー、鶴光らのトークと楽曲を収録、AV Watch、2004年4月19日。
- ^ 懐かしのアニメ・ソングを集めた「CD付お菓子」の新作が発売、CDJournal ニュース、2004年3月31日掲載(Last Update:08/03/31 17:57)。
- ^ 今度は“洋楽”の「CD付お菓子」が発売に!、CDJournal ニュース、2004年4月5日掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
- ^ 植草貞夫プロフィール | 株式会社オフィスSARAH - 植草貞夫事務所(2016/9/16閲覧)
- ^ おまけは阪神名場面CD/グリコが11月から限定発売、四国新聞社、2003/10/20 20:43。
- ^ メガハウス、ファミコンサウンドを収録したCDつき食玩「ゲームサウンドミュージアム〜ファミコン編」を4月下旬発売、GAME Watch、2004年3月12日。
- ^ メガハウス、ナムコのゲームサントラCDつき食玩「ゲームサウンドミュージアム 〜ナムコット編〜」、GAME Watch、2004年12月10日。
- ^ 名作映画の音と映像を収録した「CD-ROM付きお菓子」が発売!、CDJournal ニュース、2004年6月25日掲載(Last Update:08/03/31 17:57)。
- ^ おかしCD なつかしのヒーロー&ヒロイン ヒット曲集 第1弾、バンダイ。(2016/9/16閲覧)
- ^ お菓子CD なつかしのヒーロー&ヒロインヒット曲集 第2弾、バンダイ。(2016/9/16閲覧)。
- ^ お菓子CD なつかしのヒーロー&ヒロインヒット曲集 第3弾、バンダイ。(2016/9/16閲覧)。
- ^ お菓子CD ドラえもん ヒット曲集、バンダイ。(2016/9/16閲覧)
- ^ ピンク・レディーの「CD付お菓子」が発売に!、CDJournal ニュース、2004年3月29日掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
- ^ 今度は“80年代洋楽ヒット”の「CD付お菓子」が発売に!、CDJournal ニュース、2004年4月26日掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
- ^ 「WHISKY&MUSICキャンペーン」実施 懐かしのCD付きウイスキー限定発売 '70年、'80年代のヒットソングをおさめたCDが1本に1枚ついてくる、サントリー、2004年3月23日。