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Mr.サマータイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Mr.サマータイム -夏物語-
サーカスシングル
初出アルバム『サーカス1
B面 デイ・ドリーミング
リリース
ジャンル J-POPシティ・ポップス
レーベル アルファレコード
EP:ALR-1001
作詞・作曲 作詞:ピエール・ドラノエ
作曲:ミッシェル・フュガン英語版
日本語詞:竜真知子
チャート最高順位
サーカス シングル 年表
月夜の晩には
1977年
Mr.サマータイム -夏物語-
(1978年)
愛で殺したい
(1978年)
サーカス1 収録曲
Mr.サマータイム
(1)
夢で逢えたら
(2)
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Mr.サマータイム -夏物語-」(ミスター・サマータイム なつものがたり)は、1978年3月25日にリリースされた、コーラスグループ「サーカス」の2枚目のシングル

解説

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表題曲「Mr.サマータイム -夏物語-」は、フランスミッシェル・フュガン&ル・ビッグ・バザールフランス語版1972年に発表した「愛の歴史フランス語版 (原題:Une Belle Histoire)」に邦訳詞をつけてカバーしたもので、歌詞の内容は不倫を悔やむ女性の心情を歌ったムード歌謡的な楽曲となっている。

カネボウ'78夏キャンペーンソングに採用され、同年8月中に100万枚を突破する[1]大ヒットとなった。また、オリコンシングルチャートではグループ唯一の1位を獲得し、65.2万枚のセールスとなり、シングルで最大の売上を記録している。この曲は当初コーセー化粧品のCMソングに使われる予定で、曲名は「Mr.メモリー」であった[2]。レコーディングはすでに1977年12月には終わっていたが、翌1978年1月に、急遽コーセーからカネボウのCMソングに変更となった。カネボウはその年の夏のキャッチコピーが「Mr.サマータイム」と決まっていたので、「Mr.メモリー」の歌詞を「Mr.サマータイム」に変更することとなり、1978年2月1〜3日に改めてレコーディングし直すこととなった。

資生堂VSカネボウによる化粧品キャンペーンソング対決に於ける、資生堂「時間よ止まれ」(矢沢永吉)、「燃えろいい女」(ツイスト)に対抗したカネボウ側の代表曲である[3]

1978年1月に生放送開始のTBS系ザ・ベストテン』へは、同年6月29日に第8位で初登場。その後7月27日と8月10日に最高第4位へ上昇し、8月24日(第6位)まで9週連続で10位以内にランクされた。なお同番組において、イントロ部分では『Mr.サマータイム 夏物語』と字幕スーパーにて、サブタイトルも表示されていた。

サーカスは同楽曲で、1978年末の『第29回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。

1989年発表のアルバム『FASCINATION』には、「ミスター・サマー・タイム('89バージョン)」としてメロディーを大幅にアレンジしたセルフカバーが収録されている。

収録曲

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Side-A

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  • Mr.サマータイム -夏物語-
    作詞:Pierre Delanoe、作曲:Michel Fugain、日本語詞:竜真知子、編曲:前田憲男

Side-B

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脚注

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  1. ^ 読売新聞社文化部『この歌この歌手―運命のドラマ120〈下〉』現代教養文庫、1997年、60頁。ISBN 4390116029
  2. ^ 今ドキュ♪サーカス #7
  3. ^ “[よみうり寸評]化粧品業界にはかつて…”. 読売新聞・東京夕刊: p. 1. (2014年4月3日) 

関連項目

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外部リンク

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