「CODE NAME.2 SISTER MOON」の版間の差分
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『[[Code Name.1 Brother Sun]]』発売から本作の発売が予告されており、当初は昨秋(1995年の秋)の発売を予定していた<ref>[http://web.archive.org/web/20010217044722/ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html 『日経エンタテインメント!』] 1999年10月号。デビュ-20周年 再び走り出したスーパーデュオはどこへ向かうのか?([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)より</ref>。 |
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しかし、国内[[アリーナ]]60公演となったコンサートツアー『SUPER BEST 3 <small>MISSION IMPOSSIBLE</small>』の真っ最中に並行して行うレコーディングには心境の変化も表れ、既に録り終えている曲に手直しを加えたり、新たに曲を書くといった作業によって発売が延期された。 |
しかし、国内[[アリーナ]]60公演となったコンサートツアー『SUPER BEST 3 <small>MISSION IMPOSSIBLE</small>』の真っ最中に並行して行うレコーディングには心境の変化も表れ、既に録り終えている曲に手直しを加えたり、新たに曲を書くといった作業によって発売が延期された。 |
2017年9月4日 (月) 18:46時点における版
『CODE NAME.2 SISTER MOON』 | ||||
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CHAGE&ASKA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | POP | |||
時間 | ||||
レーベル |
ポニーキャニオン AARD-VARK(1996年) 東芝EMI(1998年盤) ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤) | |||
プロデュース |
CHAGE&ASKA GO YAMAZATO | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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CHAGE&ASKA アルバム 年表 | ||||
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『CODE NAME.2 SISTER MOON』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「river」 - YouTube 「On Your Mark」 - YouTube |
『CODE NAME.2 SISTER MOON』(コード・ネーム・ツー・シスター・ムーン)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の18作目のオリジナル・アルバム。1996年4月22日に発売された。発売元はポニーキャニオン。
1998年3月11日、2001年5月23日はCDとして、2009年11月25日はSHM-CDとして再発売された。
解説
『Code Name.1 Brother Sun』発売から本作の発売が予告されており、当初は昨秋(1995年の秋)の発売を予定していた[1]。
しかし、国内アリーナ60公演となったコンサートツアー『SUPER BEST 3 MISSION IMPOSSIBLE』の真っ最中に並行して行うレコーディングには心境の変化も表れ、既に録り終えている曲に手直しを加えたり、新たに曲を書くといった作業によって発売が延期された。
『Code Name.1』に1コーラスだけ収録されている「君の好きだった歌」は、本作でフルコーラスとして完成させた楽曲が収録される予定であったが収録されず、代わりにブックレットの中でASKAの散文詩として詩が記載されている[2]。
1996年1月末の国内ツアー終了後からアルバムの作業に集中していく中で、2人は更なる新曲を書き上げた(CHAGEは「ピクニック」、ASKAは「青春の鼓動」)。今の自分たちの状態を押していこうということで収録された[3]。
2人は、このアルバムでCHAGE&ASKAのひとつのプロジェクトが完結したと述べている(それは、初のアジアツアーを含んだ『史上最大の作戦』ツアー~ソロ活動~『Code Name.1』~『SUPER BEST 3』ツアー~『CODE NAME.2』である)[4]。
その後『MTV Unplugged』出演や『one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA』リリースなどを経て、1996年末からソロ活動を活発化させた。
2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。
チャート成績
本作はオリコン週間ランキングで、最高2位を記録した。オリジナルアルバムとしては『TREE』から続いてた4作連続首位獲得は本作で途切れたが、CD売上枚数は46.3万枚(オリコン調べ)を記録した[5]。
収録曲
※コメントは、『CODE NAME.2 SISTER MOON』 CHAGE and ASKA Official Web Site 各曲の項目を参照
- もうすぐだ
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:村上啓介)- JAL CMソング(1997年)。
- 『Code Name.1』に収録予定であったが、シングルになる可能性も含んでいたので発表をずらしたという。
- 人が何かをやり遂げようとする時の "あと少しだ!" という瞬間。そんな到達一歩手前のドキドキ感、気持ちの昻りを表現した。
- リチャード・マークス(Richard Marx )がカバーした曲(「Heart of My Own」)が、トリビュート・アルバム『one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA』日本盤ボーナス・トラックに収録されている。
- 青春の鼓動
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:村上啓介)- 今回のレコーディング最後にASKAが書き上げた楽曲。
- ASKAは、これまで歌詞の中で "青春" や "希望" という言葉を敢えて使ってこなかったが、この曲では "青春" という言葉以外ないだろうと思って使用している。ちなみに "希望" は「もうすぐだ」の歌詞で使われており、「一気にふたつとも使っちゃった(笑)。」と述べている[3]。
- Sea of Gray
(作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE・村上啓介 編曲:村上啓介)- CHAGEがプログレをCHAGE&ASKAでやりたくなり、村上と共作した。
- 歌詞はASKAで、テーマは "白黒の判断では生き抜いていけない" であるという。詞は4・5回書き直したという。
- river
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:重実徹) - 濡れた夢
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:澤近泰輔) - I'm a singer
(作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE 編曲:十川知司)- CHAGEは、ノリの良いマイナーロックを書いてみたかったという。
- ASKAは歌詞について、ロンドンに住んでいた時、現地の人に「この国の職業で何がいちばん多いんだっけ」と聞いたら、「シンガーなんだよ」と言われた印象が残っていて、成功しようとする意気込みを強く感じる現地のシンガーの生活感が出た詞になっていると述べている。
- One Day
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:松本晃彦)- TBS系『COUNT DOWN TV』1996年5月度オープニングテーマ。
- デモテープ段階での仮タイトルは「ブラスがいっぱい」。
- 小畑由香里がカバーした曲が、TBS系ドラマ『一獲千金 夢家族』主題歌として2002年にシングル発売された。
- ピクニック
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:山里剛) - 港に潜んだ潜水艇
(作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE・村上啓介 編曲:村上啓介) - NとLの野球帽
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:重実徹) - 好きになる
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:清水信之)- NHK ドラマ新銀河『妻の恋』主題歌。
- シングルにする話もあったが、アルバムで聴かせたい楽曲としてシングル化は見送った。
- 1999年に台湾で発売されたベスト・アルバム『倆角形 Duet Angle 20th anniversary』ASKA SIDE、2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』にも収録されている。
- 2010年にはASKAがアルバム『君の知らない君の歌』でセルフカバーしている。
- On Your Mark
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:澤近泰輔)- 1994年8月3日に発売された「HEART/NATURAL/On Your Mark」収録のシングル曲。「アメリカン・フェスティバル'94」テーマ曲。スタジオジブリ制作による短編アニメーション『On Your Mark』(監督:宮崎駿)がある。
- ツアーでもエンディングを飾る位置で演奏され、あらためて特別な気持ちになる楽曲になったとしている。
- 英語詞でアレンジされた楽曲はタイトルが「Castles In The Air」に変わっており、トリビュート・アルバム『one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA』に収録されている。
参加ミュージシャン
もうすぐだ
青春の鼓動
Sea of Gray
river
濡れた夢
I'm a singer
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One Day
ピクニック
港に潜んだ潜水艇
NとLの野球帽
好きになる On Your Mark
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脚注
- ^ 『日経エンタテインメント!』 1999年10月号。デビュ-20周年 再び走り出したスーパーデュオはどこへ向かうのか?(インターネットアーカイブのキャッシュ)より
- ^ ASKAは「君の好きだった歌」を、2005年に発売されたオリジナル・アルバム『SCENE III』では「君の好きだった歌へのプロローグ」というタイトルのインストゥルメンタルとして、2010年に発売されたセルフカバー・アルバム『君の知らない君の歌』ではフルコーラスに再構成した楽曲として収録している。
- ^ a b c 『月刊カドカワ 総力特集 CHAGE&ASKA』角川書店、1996年。
- ^ アルバムのブックレット、小貫信昭氏の寄稿文より。
- ^ CHAGE&ASKA、解散報道を事務所が否定 オリコン 2015年11月8日閲覧