「NO DOUBT」の版間の差分
I LOVE SOUTHERN (会話 | 投稿記録) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
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前作『[[CODE NAME.2 SISTER MOON]]』からは、3年4ヶ月ぶりのオリジナル・アルバムである。また、'''初のセルフ・プロデュース作品'''で、比較的に曲調や歌詞が暗めな歌が多い。 |
前作『[[CODE NAME.2 SISTER MOON]]』からは、3年4ヶ月ぶりのオリジナル・アルバムである。また、'''初のセルフ・プロデュース作品'''で、比較的に曲調や歌詞が暗めな歌が多い。 |
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1998年の11月頃から作業がはじまり、最初はお互いソロ活動のモードからCHAGE&ASKAとしての感覚を取り戻すまで時間がかかったという<ref name="no doubt">[http://web.archive.org/web/20010217044722/http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html#c&a_int 『日経エンタテインメント』] 1999年10月号(インターネット・アーカイブのキャッシュ)より</ref>。また、オリジナル・アルバムのCDジャケットに2人が写っているのは1992年に発売した『[[GUYS]]』以来、7年ぶりとなる<ref>[http://web.archive.org/web/20010217044722/ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html 人気者研究 デビュ-20周年 再び走り出したスーパーデュオはどこへ向かうのか? CHAGE&ASKA 20TH ANNIVERSARY] 『[[日経エンタテインメント!]]』1999年10月号より。([[インターネット |
1998年の11月頃から作業がはじまり、最初はお互いソロ活動のモードからCHAGE&ASKAとしての感覚を取り戻すまで時間がかかったという<ref name="no doubt">[http://web.archive.org/web/20010217044722/http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html#c&a_int 『日経エンタテインメント』] 1999年10月号(インターネット・アーカイブのキャッシュ)より</ref>。また、オリジナル・アルバムのCDジャケットに2人が写っているのは1992年に発売した『[[GUYS]]』以来、7年ぶりとなる<ref>[http://web.archive.org/web/20010217044722/ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html 人気者研究 デビュ-20周年 再び走り出したスーパーデュオはどこへ向かうのか? CHAGE&ASKA 20TH ANNIVERSARY] 『[[日経エンタテインメント!]]』1999年10月号より。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>。 |
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セルフ・プロデュースについて2人は、[[CHAGE]]は「そこは面白かったですよ。お互いの曲に対して、プロデューサーの立場で接するのは。アーティスト同士の関係だとキツくなることがあるんですけど、プロデューサーだと思うと、「ここは君だったらどうする?」みたいに聞けるんですよ。それは違うものを見た感じがしますね。」また、[[ASKA]]は「前に比べて自分のスタイルみたいなものに対してのこだわりはなくなりましたね。お互いの世界に固執して、そこは1人で守るんだ、みたいなことじゃなくなってる。お互いの曲にズカズカ入り込んでいったりしますし。夜中、明け方を問わず、何かあったら出て行ける体制でしたから。とにかく一緒につくろうぜと。そうなってからは早かったですね。そういう意味では、本当の意味のCHAGE&ASKAのアルバムづくりができ始めてるなって感じますね。」と語っている<ref name="no doubt"/>。 |
セルフ・プロデュースについて2人は、[[CHAGE]]は「そこは面白かったですよ。お互いの曲に対して、プロデューサーの立場で接するのは。アーティスト同士の関係だとキツくなることがあるんですけど、プロデューサーだと思うと、「ここは君だったらどうする?」みたいに聞けるんですよ。それは違うものを見た感じがしますね。」また、[[ASKA]]は「前に比べて自分のスタイルみたいなものに対してのこだわりはなくなりましたね。お互いの世界に固執して、そこは1人で守るんだ、みたいなことじゃなくなってる。お互いの曲にズカズカ入り込んでいったりしますし。夜中、明け方を問わず、何かあったら出て行ける体制でしたから。とにかく一緒につくろうぜと。そうなってからは早かったですね。そういう意味では、本当の意味のCHAGE&ASKAのアルバムづくりができ始めてるなって感じますね。」と語っている<ref name="no doubt"/>。 |
2017年9月4日 (月) 17:51時点における版
『NO DOUBT』 | ||||
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CHAGE&ASKA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | POP | |||
時間 | ||||
レーベル |
東芝EMI(1999年) ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤) | |||
プロデュース | CHAGE&ASKA | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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CHAGE&ASKA アルバム 年表 | ||||
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『NO DOUBT』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「no doubt」 - YouTube 「群れ」 - YouTube 「VISION」 - YouTube 「この愛のために」 - YouTube |
『NO DOUBT』(ノー・ダウト)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の19作目のオリジナル・アルバムでもあり、表記は異なるが本作の1曲目の楽曲でもある。ちょうどデビュー20周年である1999年8月25日に発売された。発売元は東芝EMI。
2001年4月18日はCDとして2009年11月25日はSHM-CD盤として再発売している。
解説
前作『CODE NAME.2 SISTER MOON』からは、3年4ヶ月ぶりのオリジナル・アルバムである。また、初のセルフ・プロデュース作品で、比較的に曲調や歌詞が暗めな歌が多い。
1998年の11月頃から作業がはじまり、最初はお互いソロ活動のモードからCHAGE&ASKAとしての感覚を取り戻すまで時間がかかったという[1]。また、オリジナル・アルバムのCDジャケットに2人が写っているのは1992年に発売した『GUYS』以来、7年ぶりとなる[2]。
セルフ・プロデュースについて2人は、CHAGEは「そこは面白かったですよ。お互いの曲に対して、プロデューサーの立場で接するのは。アーティスト同士の関係だとキツくなることがあるんですけど、プロデューサーだと思うと、「ここは君だったらどうする?」みたいに聞けるんですよ。それは違うものを見た感じがしますね。」また、ASKAは「前に比べて自分のスタイルみたいなものに対してのこだわりはなくなりましたね。お互いの世界に固執して、そこは1人で守るんだ、みたいなことじゃなくなってる。お互いの曲にズカズカ入り込んでいったりしますし。夜中、明け方を問わず、何かあったら出て行ける体制でしたから。とにかく一緒につくろうぜと。そうなってからは早かったですね。そういう意味では、本当の意味のCHAGE&ASKAのアルバムづくりができ始めてるなって感じますね。」と語っている[1]。
1999年9月からは、約3年ぶりとなるコンサートツアー『CHAGE & ASKA CONCERT TOUR 電光石火』がスタートする。その後、11月にはCHAGE&ASKAとして初の中国公演となる『ASIAN TOUR NO DOUBT』を、北京・上海で開催した[3][4]。
2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。
チャート成績
オリコン週間ランキングでは初登場1位を獲得した。首位獲得はオリジナルアルバムとして、『Code Name.1 Brother Sun』以来約4年2ヶ月ぶりとなった。また2017年現在、自身のオリジナルアルバムとしては最後の首位獲得となっている。
収録曲
※コメントは、『NO DOUBT』 CHAGE and ASKA Official Web Site 各曲の項目を参照
- no doubt
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:松本晃彦)- CHAGEとASKA出演のNEC 企業CMソング。
- シングルにしたい話もあったが、詞に関して最初の4行が出来てから時間がかかり、最終的にレコーディング終盤で完成した。
- 同年12月に発売されたベスト・アルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』、2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』にも収録されている。
- 2010年にはASKAがアルバム『君の知らない君の歌』でセルフカバーしている。
- the corner
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:松本晃彦) - swear
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:西川進) - 僕がここに来る前に
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:松本晃彦・飛鳥涼)- テレビ朝日系ドラマ『輝ける瞬間』主題歌。NEC 企業CMソング。
- ASKAの子供の頃の憧憬と当時の自分の生活を表現した楽曲である。
- 熱帯魚
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:亀田誠治)- CHAGEがかねてから仕事がしてみたかった亀田誠治との仕事が実現したという。
- ASKAのコーラスは入っておらず、CHAGE曰く、「サウンドだけで完璧にできあがっていて、あとは僕のボーカル1本だけでいいってところにきちゃった。」と述べている。
- higher ground
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司・飛鳥涼)- "higher ground" とは、"高み"・"高地"・"上流" という意味。
- ASKAがレコーディング最後に完成した歌詞である。
- two of us
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:岡本洋)- アコースティック・ライブ『20TH ANNIVERSARY Premium Live』のリハーサル中に作曲していたという。
- 詞の世界は、"1970年代" 。フォークソング的な世界観で、誰もが映像を浮かべてくれる様なものができないかと考えて作ったという。
- 2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』にも収録されている。
- 群れ
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司・飛鳥涼)- 1999年6月9日に発売された40枚目シングル曲。
- シングル収録時とはミックスが異なるアルバム・バージョンである。
- もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:十川知司)- CHAGEとASKA出演のJAL SEASONS CMソング。
- 1999年から2000年になっても、2999年から3000年になるときでも、やっぱり人は "I love you" の言葉を口にしていてほしい。そんな願いを歌詞に込めたという。
- 1999年12月31日に福岡ドームで開催したカウントダウン・ライブ「千年夜一夜ライブ」では、年越しソングとして披露された。
- 2003年12月31日に札幌ドームで開催したカウントダウン・ライブでは、「もうすぐ僕らはふたつの針が重なる恋になる」とタイトル部分を変えて披露された。
- 2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』にも収録されている。
- vision
(作詞・作曲:CHAGE 編曲:西川進)- 1999年3月10日に発売された39枚目シングル曲。
- タイトル表記がシングルの時とは違い、すべて小文字になっている。
- シングル収録時とはミックスが異なるアルバム・バージョンである。
- この愛のために
(作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司)- 1999年3月10日に発売された39枚目シングル曲。
- 前半部分のアレンジがシングルと異なり、ミックスもアルバム・バージョンである。
参加ミュージシャン
no doubt
the corner
swear 僕がここに来る前に
熱帯魚 higher ground
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two of us
群れ もうすぐ僕らは ふたつの時代を超える恋になる
vision
この愛のために
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脚注
- ^ a b 『日経エンタテインメント』 1999年10月号(インターネット・アーカイブのキャッシュ)より
- ^ 人気者研究 デビュ-20周年 再び走り出したスーパーデュオはどこへ向かうのか? CHAGE&ASKA 20TH ANNIVERSARY 『日経エンタテインメント!』1999年10月号より。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ ソロではASKAが1997年5月、CHAGEが1998年5月に上海公演を開催している。
- ^ 台北公演も開催する予定であったが、921大地震の影響により開催中止となる。