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[[1996年]]([[平成]]8年)[[3月22日]]に、[[転車台]]を設置した<ref name="sone21 19"/>。翌年[[1997年]](平成9年)[[3月30日]]に、[[蒸気機関車]] (SL) の形の新[[鉄道駅#構造・配置|駅舎]]が完成し、供用開始された<ref name="sone21 19"/>。同年、[[関東の駅百選]]に選出された<ref name="sone21 15">[[#sone21|『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 15頁]]</ref>。選定理由は「地域の核として期待される巨大な蒸気機関車の複合施設の駅」である。


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[[2013年]](平成25年)[[4月28日]]に、[[SLキューロク館]]が開館した<ref name="SL96紹介">[http://sl-96kan.com/syoukai/ 開館] SLキューロク館の紹介</ref><ref name="キューロク">[https://web.archive.org/web/20130504034637/http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130428/1032712 SLキューロク館オープン 真岡駅にぎわう](2013年5月4日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - [[下野新聞]] 2013年4月28日(2013年5月1日閲覧)</ref>。


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==

2017年9月4日 (月) 16:25時点における版

真岡駅
東口駅舎(2016年10月)
もおか*
Mōka
寺内 (3.8 km)
(1.6 km) 北真岡
所在地 栃木県真岡市台町2474-1
北緯36度26分22.05秒 東経140度0分10.45秒 / 北緯36.4394583度 東経140.0029028度 / 36.4394583; 140.0029028 (真岡駅)
所属事業者 真岡鐵道
所属路線 真岡線
キロ程 16.4 km(下館起点)
電報略号 モウ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
491人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1912年明治45年)4月1日[1]
備考 * 1988年に「もうか」から呼称を変更[2]
テンプレートを表示
駅舎(西口側から、2005年5月19日)
改札口(2016年10月)
ホーム
SLキューロク館と9600形49671号

真岡駅(もおかえき)は、栃木県真岡市にある真岡鐵道真岡線。真岡鐵道本社車両基地がある。「SLもおか」停車駅。1997年蒸気機関車の形を模した駅舎に改築された。関東の駅百選に選出されている[3]

歴史

1912年明治45年)4月1日に、下館駅真岡駅間の官設鉄道真岡軽便線が開業し、真岡駅が開設された[1]。翌年1913年大正2年)7月11日に、真岡軽便線は真岡駅から七井駅まで延伸された[1]

1987年昭和62年)4月1日に、国鉄分割民営化され、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となった[2]。翌年1988年(昭和63年)4月11日に、JR東日本真岡線第三セクター真岡鐵道になった。同時に真岡駅は呼称を「もうか」から「もおか」に変更した[2]

1996年平成8年)3月22日に、転車台を設置した[2]。翌年1997年(平成9年)3月30日に、蒸気機関車 (SL) の形の新駅舎が完成し、供用開始された[2]。同年、関東の駅百選に選出された[4]。選定理由は「地域の核として期待される巨大な蒸気機関車の複合施設の駅」である。

2013年(平成25年)4月28日に、SLキューロク館が開館した[5][6]

駅構造

2面3線のホームに、下館方に切り欠きホーム(旧貨物ホーム)1線を併設した地上駅である。現駅舎は、1997年3月に竣工した。

改札口はあるが、「SLもおか」以外の営業列車は車内で運賃収受するため改札・集札は行わない。東口と西口を結ぶペデストリアンデッキ(東西自由通路・自転車対応)が設けられている。この自由通路は跨線橋とつながっており、改札を通らずに直接ホームに行くことができる。

構内にある車両基地は旧・日本国有鉄道(国鉄)時代、水戸機関区真岡支区(略号:水モウ)があり、1970年ころキハ17が7両、キハ11が5両、キハ25が6両配属されていた。また水戸機関区のDD13(1969年2月まではC12)が夜間駐泊していた[7]

切り欠きホーム(元貨物ホーム)にはDE10 1014が留置されている。かつてはキハ20形が留置されていたが、後述のSLキューロク館のオープンにあわせ、隣の展示用の線路に移された。

真岡市では、2012年現在井頭公園で展示されていた9600形49671号を真岡駅西口に移設展示し、廃車車両も外観整備をした上で移動させ真岡駅全体をSLミュージアムとして新たな観光名所を計画[8]。2012年7月9日には、展示車両のひとつであるスハフ44 25が駅構内へ搬入[9]。2013年4月28日に、SLキューロク館がオープンした[6]

東口

西口

利用状況

2015年度の一日平均乗車人員は491人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2007 620
2008 589
2009 515
2010 527
2011 499
2012 516
2013 504
2014 450
2015 491

駅前・周辺

東口

西口

駅周辺

バス路線

東口

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
真岡駅前   真岡市役所前 真岡営業所 東野交通
  保健所前、橋場、JR宇都宮駅 宇都宮東武
石橋~真岡線 高勢町入口、上大沼、上三川車庫前 石橋駅 関東自動車
真岡駅東口     真岡駅西口 コットベリー号 右回り
  熊倉2丁目、西真岡公園前、真岡市役所 真岡駅西口 左回り
台町 石橋~真岡線 市役所前 真岡車庫 関東自動車
  真岡市役所前 真岡営業所 東野交通
  芳賀日赤病院前、真岡市役所前 真岡営業所
  真岡工業高校前、石法寺、JR宇都宮駅、宇都宮東武 西原車庫
  亀山中央、石法寺、JR宇都宮駅 宇都宮東武 朝1本

西口

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
真岡駅西口   真岡病院、真岡市役所、西真岡公園前 真岡駅西口 コットベリー号 右回り
  真岡駅東口、熊倉2丁目、西真岡公園前 真岡駅西口 左回り

※2002年12月から2006年3月まで京都大阪行き夜行高速バスとちの木号が発着していた。関東自動車と近鉄バスの共同運行であった。

隣の駅

真岡鐵道
真岡線
寺内駅 - 真岡駅 - 北真岡駅

脚注

  1. ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 18頁
  2. ^ a b c d e 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 19頁
  3. ^ 真岡駅 真岡鐵道
  4. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 15頁
  5. ^ 開館 SLキューロク館の紹介
  6. ^ a b SLキューロク館オープン 真岡駅にぎわう(2013年5月4日時点のアーカイブ) - 下野新聞 2013年4月28日(2013年5月1日閲覧)
  7. ^ 『シナリーストラクチャーガイド1』機芸出版社、1988年、80頁
  8. ^ 真岡駅全体をSLミュージアムに、構想が本格化(2012年2月22日時点のアーカイブ) - 読売新聞 2012年2月21日(2012年3月7日閲覧)
  9. ^ スハフ44 25が真岡駅構内に到着 - 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース(交友社) 2012年7月11日(2012年9月23日閲覧)

参考文献

  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日。 

関連項目

外部リンク