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なお、2009年にクラブは長崎県サッカー協会などと協力して[[長崎市総合運動公園|長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場]]の改修を求める署名活動を実施した<ref>{{cite web|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2009/kiji/201.html|title=かきどまりに照明を 競技場改修求め署名活動|work=長崎新聞公式HP|date=2009-10-12|accessdate=2012-11-14}}</ref> が、同競技場のJリーグ基準への改修は最終的に断念した。詳細は[[長崎市総合運動公園#施設改修計画について|当項目]]を参照。 |
なお、2009年にクラブは長崎県サッカー協会などと協力して[[長崎市総合運動公園|長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場]]の改修を求める署名活動を実施した<ref>{{cite web|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2009/kiji/201.html|title=かきどまりに照明を 競技場改修求め署名活動|work=長崎新聞公式HP|date=2009-10-12|accessdate=2012-11-14}}</ref> が、同競技場のJリーグ基準への改修は最終的に断念した。詳細は[[長崎市総合運動公園#施設改修計画について|当項目]]を参照。 |
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また、V・ファーレンは将来[[長崎市]]に球技専用スタジアムを建設しようと2012年に署名活動を行っていた<ref>[http://web.archive.org/web/20130424023456/http://www.v-varen.com/%E3%80%90%E5%86%8D%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E7%BD%B2%E5%90%8D%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%AB%E3%81%A4 サッカー専用スタジアム建設署名活動について(2012年9月19日 同11月14日閲覧)](2013年4月24日時点の[[インターネット |
また、V・ファーレンは将来[[長崎市]]に球技専用スタジアムを建設しようと2012年に署名活動を行っていた<ref>[http://web.archive.org/web/20130424023456/http://www.v-varen.com/%E3%80%90%E5%86%8D%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E7%BD%B2%E5%90%8D%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%AB%E3%81%A4 サッカー専用スタジアム建設署名活動について(2012年9月19日 同11月14日閲覧)](2013年4月24日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
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その後2014年に、県内のサッカー・ラグビーなど体育関連団体が中心となって、長崎市茂里町、[[九州旅客鉄道|JR九州]]・[[長崎本線]]の[[浦上駅]]、および[[長崎電気軌道]]の浦上駅前電停のすぐ近くにある「中部下水処理場」跡地([[2016年]]度末に全体の約4割が稼働停止、更に2023年には全面操業停止予定)に球技専用スタジアム「茂里町スタジアム」(仮称)を建設する構想を発表し、引き続き署名活動を進めている<ref>[http://www.n-footballstadium.com/ (仮)茂里町スタジアムプロジェクト]、[http://nagasaki.keizai.biz/headline/831/ 長崎市茂里町に「フットボール専用スタジアム」、建設署名活動へ](2014年7月31日 長崎経済新聞 11月2日閲覧)</ref> |
その後2014年に、県内のサッカー・ラグビーなど体育関連団体が中心となって、長崎市茂里町、[[九州旅客鉄道|JR九州]]・[[長崎本線]]の[[浦上駅]]、および[[長崎電気軌道]]の浦上駅前電停のすぐ近くにある「中部下水処理場」跡地([[2016年]]度末に全体の約4割が稼働停止、更に2023年には全面操業停止予定)に球技専用スタジアム「茂里町スタジアム」(仮称)を建設する構想を発表し、引き続き署名活動を進めている<ref>[http://www.n-footballstadium.com/ (仮)茂里町スタジアムプロジェクト]、[http://nagasaki.keizai.biz/headline/831/ 長崎市茂里町に「フットボール専用スタジアム」、建設署名活動へ](2014年7月31日 長崎経済新聞 11月2日閲覧)</ref> |
2017年9月4日 (月) 14:26時点における版
V・ファーレン長崎 | |||
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原語表記 | V・ファーレン長崎 | ||
呼称 | V・ファーレン長崎 | ||
クラブカラー | 青、 オレンジ[1] | ||
創設年 | 2004年 | ||
所属リーグ | 日本プロサッカーリーグ | ||
所属ディビジョン | J2リーグ | ||
クラブライセンス | J1 | ||
ホームタウン | 長崎市、諫早市を中心とする長崎県全県[1] | ||
ホームスタジアム | トランスコスモススタジアム長崎[1] | ||
収容人数 | 20,258[1] | ||
運営法人 | 株式会社V・ファーレン長崎[1] | ||
代表者 | 高田明[1] | ||
監督 | 高木琢也[1] | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
| |||
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
859-0403 長崎県諫早市多良見町化屋1808-1[1] |
設立 | 2006年6月28日[2] |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1310001009009 |
事業内容 | サッカークラブの運営 |
代表者 | 高田明 |
資本金 | 3億4,000万円[2] |
売上高 | 7億4,900万円 (2017年1月期)[3] |
営業利益 | ▲1億2,900万円 (2017年1月期)[3] |
経常利益 | ▲1億3,300万円 (2017年1月期)[3] |
純利益 | ▲1億3,800万円 (2017年1月期)[3] |
純資産 | 1,300万円 (2017年1月期)[3] |
総資産 | 2億1,400万円 (2017年1月期)[3] |
決算期 | 1月期 |
主要株主 | ジャパネットホールディングス 100%(2017年5月16日時点[4]) |
関係する人物 | 小嶺忠敏 |
外部リンク | http://www.v-varen.com/ |
V・ファーレン長崎(ヴィ・ファーレンながさき、V Varen Nagasaki)は日本の長崎市、諫早市を中心とする長崎県全県をホームタウンとする[1]、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
概要
2009年にJリーグ準加盟クラブとして承認され[1]、2012年11月にJリーグへ加盟した[1]。「V・ファーレン」の内、「V」はポルトガル語で勝利を意味するVITORIA(ヴィトーリア)とオランダ語で平和を意味するVREDE(ブレーダ)の頭文字、「ファーレン」(VAREN)はオランダ語で「航海」を意味している[1]。
ホームスタジアムはトランスコスモススタジアム長崎、練習場は、長崎市の「V・ファーレン十八銀行フィールド」と、諫早市の「諫早市サッカー場」を主に使用している。また長崎市総合運動公園、国見総合運動公園、平成町多目的広場[1]、長崎市営ラグビー・サッカー場などを使用することもある(詳細は#スタジアムを参照)。マスコットはヴィヴィくんである。
歴史
前史
2004年、有明町(2006年1月に島原市に編入)で活動していた「有明SC」と国見高校サッカー部OBを中心に結成された「国見FC」が統合した「有明SC」が前身[1][5]。2004年、長崎県サッカーリーグ1部で優勝。また、九州各県リーグ決勝大会でも準優勝して九州リーグ昇格を決めた(決勝はFC琉球に敗退)。
2005年 - 2008年(九州リーグ)
- 2005年
元サッカー日本代表の高木琢也がテクニカル・アドバイザーに就任。また、同年より「V・ファーレン長崎」へ改称した[1][2]。
- 2006年
6月、クラブの運営法人を特定非営利活動法人(NPO法人)の「V・ファーレン長崎スポーツコミュニティ」から「株式会社V・ファーレン長崎」へ移行[1]。なお、V・ファーレン長崎スポーツコミュニティは、地域振興業務を中心に活動。九州リーグで初優勝し、全国社会人サッカー選手権大会(以下全社)も優勝した。全国地域サッカーリーグ決勝大会は決勝ラウンド3戦3敗の成績で最下位に終わった。なお、10月に元セレッソ大阪監督の小林伸二が強化部長兼アシスタントコーチに就任。
- 2007年
大渕龍介が監督に就任したが開幕前の3月24日付で解任。前監督で総監督の岩本文昭が再び監督に就任した。
- 2008年
愛媛FCユース元監督の東川昌典が監督に、強化育成部長にアビスパ福岡、元チーム統括グループ副長の中村重和がそれぞれ就任した(前監督の岩本は長崎銀行からの派遣という形でクラブの事業部長兼総務部長に就任)。九州リーグは2位。第32回全国地域サッカーリーグ決勝大会は決勝ラウンド2位(FC町田ゼルビアが優勝)の成績を収めた。12月9日、日本フットボールリーグ(JFL)の評議員会でJFLへの昇格が承認された。
2009年 - 2012年(JFL)
- 2009年
2月、Jリーグ準加盟クラブとして承認された[1] が、ホームスタジアムの長崎県立総合運動公園陸上競技場の改修(2010年7月から3年間、第69回国民体育大会の開催に伴う)時期の代替スタジアムの目処が無いことなどより、2010年度のJリーグ入りを断念した。
JFLリーグ戦は開幕から低迷し、6月4日付で東川を監督より解任。後任の大久保毅も6月30日に辞任したため、岩本文昭が監督代行を務めた後、7月22日に監督に就任したが、JFLリーグ戦は11位の成績に終わった。天皇杯は2回戦で横浜F・マリノスに敗退した。
- 2010年
ザスパ草津元監督の佐野達が監督に就任。なお、Jリーグ入会予備審査で前年同様の指摘を受けて、2011年度のJリーグ加盟を断念した[6]。運営会社の代表取締役であった小嶺忠敏は2年連続でスタジアム問題等によりJ2参入を逃した責任を取って辞任した。リーグ戦は5位の成績。天皇杯は2回戦で横浜FMに敗退。
- 2011年
2011年1月11日、運営会社の代表取締役社長に元長崎銀行支店長の宮田伴之が就任。なお、小嶺はチームアドバイザーに就任。2011年はJリーグ入会予備審査申請自体を見送った。リーグ戦は5位の成績。天皇杯は2回戦で東京Vに敗北。
- 2012年
リーグ戦は前半戦を首位で折り返して、天皇杯でのJFLシードを獲得。なお、天皇杯は2回戦で千葉に敗退した。また、U-18チームを設立し、U-18監督にOBの原田武男、コーチに竹村栄哉と加藤寿一がそれぞれ就任。
9月、2013年のJリーグクラブライセンスについて、条件付きながらJ2ライセンスが交付された(2013年シーズン開幕までにスタジアムが供用開始できること及びJ2入会審査に合格すること)[7]。
11月11日、JFL初優勝が決定。11月12日のJリーグ臨時理事会で正式にJリーグへの入会が承認され、2013年シーズンからのJ2参加が決定した[8]。シーズン終了後、クラブ側の「監督も含め、もっと県民に親しまれ、愛されるチームをつくるための一つの方策」との方針を理由として佐野が監督を退任した[9]。
2013年 - (J2)
- 2013年
- チームスローガン:「飛翔 -Fly&Run-」
前ロアッソ熊本監督で、2005年にテクニカルアドバイザーであった高木琢也が監督に就任[10]。J2昇格後初年度は12位以内、2年目にJ1昇格プレーオフ圏内となる6位以内、3年目に自動昇格圏となる2位以内を目指すと発表した[11]。
9月、2014年度のJリーグクラブライセンスについて、J1ライセンスが交付された[12]。
リーグ戦は、第4節ホーム富山戦でJ2初勝利。その後、第15節ホーム京都に敗れるまで4連勝1回を含む11試合負けなしで、第13節終了時に2位、その後もプレーオフ圏内の6位以内を維持。第40節終了時にはJ1昇格プレーオフ準決勝のホームゲーム開催権の与えられる4位であったが、第41節および42節と連敗して最終成績は6位(なお、J2創設後に新規加入したクラブとして初年度過去最高の順位)。プレーオフ準決勝は京都と引き分けたが、規定により決勝進出は成らなかった。天皇杯は2回戦で東京Vに敗北。
- 2014年
- チームスローガン:「努力=無限」
高木体制2年目。4月、運営会社の社長に大村市元副市長の内田正次郎が就任した。
リーグ戦は、第1節、5節から13節で、昇格圏に入るが、怪我人の続出で、第9節から16節と第18節から25節に8試合連続未勝利となる。また後半戦に入ると1度も1桁順位に復帰できず、第40節の東京Vに敗れたことで、プレーオフの可能性が消滅。年間成績は14位。 天皇杯は、4回戦で千葉に敗退した。
- 2015年
- チームスローガン:「結心 ~ナガサキをひとつに~ ALL FOR NAGASAKI」
高木体制3年目。
リーグ戦は、3節以降17節まで昇格圏内の順位をキープ、18節に一度昇格圏内から落ちたが、34節以降プレーオフ圏内に再浮上、最終順位は6位で、2年ぶり2度目の昇格プレーオフ進出を決めた。昇格プレーオフは、この年プレーオフを制してJ1に昇格する福岡に敗れ準決勝で敗退した。天皇杯は2回戦で大分に敗退した。
- 2016年
高木体制4年目。4月、運営会社の社長に池ノ上俊一が就任。内田正二郎前代表取締役社長は取締役会長へ就任した。
深井正樹(相模原)、花井聖(北九州)、黒木聖仁(甲府)、イ・ヨンジェ(京都)、刀根亮輔(レンタル移籍期間満了)ら15名が退団。
補強は、上本大海(仙台)、昨年栃木SCへレンタル移籍していたパク・ヒョンジン(広島)、田中輝希(名古屋)、永井龍(C大阪)、田中裕人(磐田からレンタル移籍)らを補強。昨年レンタル移籍だった梶川諒太が完全移籍に移行。新外国人として、富川FCからロドリゴが加入した。
シーズン中には、武内大(契約解除)、植草裕樹(清水へ完全移籍)、ロドリゴ(北九州へレンタル移籍)がチームを去ったが、元日本代表の坂井達弥と白星東(ともに鳥栖)、碓井鉄平(長野)をレンタル移籍で補強した。また10月12日には甲府からレンタル移籍で加入していた松本大輝が日本サッカー協会選手契約書内第9条1(5)にある「クラブの秩序風紀を乱す行為」があったことを理由レンタル移籍契約終了となり退団した。
最終順位は15位。天皇杯は2回戦で横浜FCに敗退した。
- 2017年
高木体制5年目。
永井龍(名古屋)、大久保択生(FC東京)、梶川諒太(東京V)、佐藤洸一(金沢)、岸田翔平(レンタル移籍期間満了)ら16名が退団。
補強は、昨年山口へレンタル移籍していて2013年在籍していた幸野志有人(FC東京)、乾大知(群馬)、福田健介(甲府)、田代真一(山形)、増田卓也(広島からレンタル移籍)らを補強。昨年レンタル移籍だった木村裕が完全移籍に移行。新外国人としてUCAMムルシアからファンマ、ハート・オブ・ミドロシアンFCに所属していたが、2016年夏からフリーになっていたミゲル・パジャルドが加入した。
経営問題
2017年2月に日本プロサッカーリーグ (法人)からの監査を受けて[4]、同月8日に社長の池ノ上俊一および常勤役員全員が辞任を表明[13]し、15日には新しい役員人事が発表され、大株主の一社であるチョープロ社長の荒木健治が会長に就任した[14]。
3月、池ノ上がクラブハウス内に開設した鍼灸院において療養費の不適切な保険請求が行われていたこと[15]および、同月1日に開かれた臨時株主総会では、資金不足が深刻化し早ければ4月にも社員への給与未払いが発生する見込みであることが明らかにされた[16]。
3月7日、英会話教室のNOVAホールディングスが出資を打診し[17]、経営陣は3月10日に一旦はNOVAからの出資を受け入れる意向を表明するが[18]、同日に当時の筆頭株主であるジャパネットホールディングス(以下「ジャパネット」)がチームを100%子会社化する意向を表明し、翌日にジャパネットの支援を受ける方針を決めた[19]。
ジャパネットは3月20日に既存株主[注 1]に対して株式買取について説明を行った。
2017年4月20日時点で第三者割当増資と既存株主からの株式譲渡によりジャパネットがクラブ運営会社の89.5%の株式を取得[20]、4月25日に株主総会と取締役会を開き、同日付でジャパネットの創業者・髙田明が代表取締役社長に就任した[21][22]。同年5月16日付で全株式を取得した[4]。
新たな経営陣が過去の経営体制の洗い直しを行っていたところ、2015年の開幕節から2017年第6節(4月2日)までのホームゲーム45試合で発表された入場者数について、「広告収入減を避けるため」との理由から入場者実数に運営関連スタッフ等を上乗せして発表していたことが判明[23]。Jリーグに報告の上、2017年7月25日に行われた理事会で譴責と制裁金300万円の処分を受けた[24]。
成績
タイトル
リーグ戦
- 日本フットボールリーグ:1回
- 九州サッカーリーグ:1回
- 2006
その他
- 全国社会人サッカー選手権大会:1回
- 2006年(第42回)
- 長崎県サッカー選手権大会(兼天皇杯全日本サッカー選手権大会長崎県予選):6回
- 2006, 2007, 2009, 2010, 2011, 2012
個人
- 日本フットボールリーグ
スタジアム
ホームスタジアムはトランスコスモススタジアム長崎である。なお、過去のホームゲーム開催スタジアムは当項目を参照のこと。
なお、2009年にクラブは長崎県サッカー協会などと協力して長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場の改修を求める署名活動を実施した[25] が、同競技場のJリーグ基準への改修は最終的に断念した。詳細は当項目を参照。
また、V・ファーレンは将来長崎市に球技専用スタジアムを建設しようと2012年に署名活動を行っていた[26]。
その後2014年に、県内のサッカー・ラグビーなど体育関連団体が中心となって、長崎市茂里町、JR九州・長崎本線の浦上駅、および長崎電気軌道の浦上駅前電停のすぐ近くにある「中部下水処理場」跡地(2016年度末に全体の約4割が稼働停止、更に2023年には全面操業停止予定)に球技専用スタジアム「茂里町スタジアム」(仮称)を建設する構想を発表し、引き続き署名活動を進めている[27]
計画では、V・ファーレンの本拠地を長崎県立陸上競技場から移転させるほか、2019年ラグビーワールドカップのキャンプ地、2020年東京オリンピックのサッカー、7人制ラグビーの試合会場などを想定している。
2014年9月、長崎市東部の戸石町に専用練習場「V・ファーレン十八銀行フィールド」が完成した[28]。十八銀行の所有していた「十八銀行戸石グラウンド」に天然芝等を整備したもの。2015年4月にはグラウンドに隣接する形でクラブハウスもオープンした。クラブハウスは元々空き家だった日本家屋をリフォームしたもので、その見た目がメディアでも話題となった[29]。
2016年8月には、同月に供用開始した諫早市多良見町の諫早市サッカー場を新たな練習場として使用開始[30]、十八銀行フィールドと併用する。2017年3月には併設のクラブハウスが完成したが[31]、同クラブハウスは一般社団法人が所有権を持っており、前述の経営問題の影響で一般社団法人の運営方針が不透明な状態が続いているため、同年7月現在供用開始に至っていない。
ユニフォーム
チームカラー
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
---|---|---|---|---|
胸 | ジャパネットたかた | Japanet | 2009年 - 2010年 2012年 - |
2009年 - 2010年、2012年 - 2014年は 「ジャパネットたかた」表記 |
背中上部 | チョープロ | チョープロ | 2015年 - | 2011年 - 2012年は袖 |
背中下部 | リンガーハット | リンガーハット | 2017年 - | 2012年 - 2014年は背中上部 2015年はパンツ 2016年は袖 |
袖 | 岩崎本舗 | 岩崎本舗 | 2013年 - 2015年 2017年 - |
2006年 - 2008年途中は背中上部 2016年は背中下部 |
パンツ | 長崎自動車 | 名もなき一日を走る。 長崎バス |
2017年 - |
ユニフォームサプライの遍歴
歴代ユニフォームスポンサー年表
年度 | 胸 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ | サプライヤー |
2006 | 親和銀行 | 岩崎本舗 | 解禁前 | - | 玄海酒造 | PUMA |
2007 | ||||||
2008 | 岩崎本舗 / KMT LABO |
タクショク | ||||
2009 | ジャパネット たかた |
- | 親和銀行 | 山田青果卸売市場 | ||
2010 | - | |||||
2011 | - | チョープロ | ||||
2012 | ジャパネット たかた |
リンガーハット | 長崎新聞 | PENALTY | ||
2013 | 岩崎本舗 | - | ||||
2014 | hummel | |||||
2015 | Japanet | チョープロ | リンガーハット | |||
2016 | 岩崎本舗 | リンガーハット | - | |||
2017 | リンガーハット | 岩崎本舗 | 名もなき一日を走る。 長崎バス |
下部組織
ユースチームとして、「U-18」(2012年発足)、「U-15」(2010年4月発足)、「U-12」(2011年4月発足)を有し、U-15はJリーグ U-13サザンクロスに参加している。また、2008年6月に開設した「V・ファーレン長崎サッカースクール」も別途運営しており、ジュニアA(小学校4・5・6年生)、ジュニアB(小学校1・2・3年生)、キッズ(幼稚園年中、年長)の3カテゴリから構成されている[32]。なお、株式会社V・ファーレン長崎で行っていたアカデミーの運営の一部を2014年度より一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブ(2014年3月19日設立)へ移管した[33]。
また、2016年7月、セカンドチームとして18歳から23歳以下からなる「V・ファーレン長崎U-24」が創設された[34]。
脚注・出典
注記
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “クラブガイド:V・ファーレン長崎”. 日本プロサッカーリーグ. 2017年8月19日閲覧。
- ^ a b c “クラブ概要”. V・ファーレン長崎. 2017年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e f “2016年度(平成28年度)Jクラブ個別情報開示資料”. 日本プロサッカーリーグ. 2017年8月19日閲覧。
- ^ a b c “長崎の夢、潰さない 高田明社長、経営再建に汗”. 毎日新聞 (2017年7月25日). 2017年8月19日閲覧。
- ^ “有明SCの軌跡”. 長崎新聞公式HP (2005年3月4日). 2012年11月14日閲覧。
- ^ “来季のJ2昇格断念 選手落胆「やっぱり」”. 長崎新聞公式HP (2009年9月17日). 2012年11月14日閲覧。
- ^ "クラブライセンス交付第一審査機関(FIB)による 2013シーズン Jリーグクラブライセンスの交付について" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 28 September 2012. 2013年12月31日閲覧。
- ^ “【Jリーグ臨時理事会】終了後の大東和美Jリーグチェアマン会見コメント”. J's GOAL (2012年11月12日). 2012年11月14日閲覧。
- ^ 監督の退任でV長崎が会見 長崎新聞ホームページ 2012年11月22日付
- ^ “高木琢也氏 トップチーム監督就任のお知らせ”. J's Goal (2012年12月20日). 2013年2月2日閲覧。
- ^ 高木新監督起用の長崎、「3年でJ1昇格」目標に 読売新聞 2012年12月21日付記事
- ^ “2014シーズンに関するJ1クラブライセンスの取得について”. V・ファーレン長崎. (2013年9月30日) 2013年10月3日閲覧。
- ^ V長崎会長「申し訳ない」社長ら辞表 クラブ関係者も衝撃 - 西日本新聞・2017年2月9日
- ^ 1億2000万円赤字のV長崎が役員人事変更 - 長崎文化放送・2017年2月15日
- ^ V長崎整骨院不適切請求か - 長崎新聞・2017年3月1日
- ^ V・ファーレン長崎来季J3降格危機 臨時株主総会「来月にも資金不足」 - 西日本新聞・2017年3月2日
- ^ V・ファーレン長崎 NOVAと出資交渉 県内企業の支援にも期待 - 西日本新聞・2017年3月8日
- ^ 経営危機のJ2長崎 NOVA支援受け入れ発表 - 読売新聞・2017年3月11日
- ^ J2のファーレン長崎支援 NOVAから一転、ジャパネットに - 西日本新聞・2017年3月11日
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{{cite press release2}}
:|date=
の日付が不正です。 (説明) - ^ “かきどまりに照明を 競技場改修求め署名活動”. 長崎新聞公式HP (2009年10月12日). 2012年11月14日閲覧。
- ^ サッカー専用スタジアム建設署名活動について(2012年9月19日 同11月14日閲覧)(2013年4月24日時点のアーカイブ)
- ^ (仮)茂里町スタジアムプロジェクト、長崎市茂里町に「フットボール専用スタジアム」、建設署名活動へ(2014年7月31日 長崎経済新聞 11月2日閲覧)
- ^ “「V・ファーレン十八銀行フィールド」落成式!” (2014年9月27日). 2015年3月21日閲覧。
- ^ どう見ても“家” 話題のV・長崎のクラブハウスを見学してきた! - SUUMOジャーナル・2015年6月24日
- ^ <諫早市×V・ファーレン>「諫早市サッカー場」供用開始! - V・ファーレン長崎 2016年8月1日
- ^ V長崎クラブハウス3月完成 - 長崎新聞・2016年12月16日
- ^ V・ファーレン長崎サッカースクール規約(第2条) (PDF) 2013年3月12日閲覧
- ^ "V.V.NAGASAKI総合型地域スポーツクラブの発足について" (Press release). V・ファーレン長崎. 29 April 2014. 2014年4月30日閲覧。
- ^ "<V.V.NAGASAKIスポーツクラブ>「V・ファーレン長崎U-24(仮称)」設立及び選手募集のお知らせ" (Press release). V・ファーレン長崎. 15 July 2016. 2016年12月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- V・ファーレン長崎(公式) (VvarenNagasaki) - Facebook
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- V・ファーレン長崎 - 長崎新聞