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FCゼニト・サンクトペテルブルク
原語表記	Футбольный клуб "Зенит"; Санкт-Петербург
愛称	Sine-belo-golubye; (Blue-White-Sky Blues)
クラブカラー	紺
創設年	1925年
所属リーグ	プレミアリーグ
ホームタウン	サンクトペテルブルク
ホームスタジアム	ガスプロム・アリーナ
収容人数	67000[1]
代表者	アレクサンドル・デュコフ
監督	ロベルト・マンチーニ
公式サイト	公式サイト
ホームカラー	アウェイカラー
	■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

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2017年8月29日 (火) 09:53時点における版

FCゼニト・サンクトペテルブルク（ロシア語: Ф.К. Зенит Санкт-Петербург、英語: F.C. Zenit Sankt-Peterburg）は、ロシア・サンクトペテルブルクを本拠地とするサッカークラブ。ソビエト連邦時代はゼニト・レニングラードとして知られた。「ゼニト（ゼニート）」とは、ロシア語で「天頂」など「絶頂、頂点」のこと。

概要

1925年6月にレニングラード金属工場（LMZ）の労働者らによって創設された。1936年のソ連リーグ開始を前にして、スターリン主義者を意味するスタリネッツ（Сталинецスターリニェツ）に改名され、1940年に現在のゼニト（Зенитズィニート）に改名された。2005年12月からはロシアの天然ガス独占企業ガスプロムが経営権を握っており、豊富な資金力をバックに強化を図っている。

1968年には、当時のソ連・レニングラードを訪問した日本代表と試合をしたが、6-0でゼニトが完勝した。

2007年シーズン、ロシア・プレミアリーグ発足後、初優勝を果たした。モスクワ以外のクラブのリーグ優勝は12年ぶりとなった。2007-08シーズンにはUEFAカップで優勝した。予断を許さない状況の続いたグループリーグから一転して、決勝トーナメントではビジャレアルCF、マルセイユ、レバークーゼン、バイエルン・ミュンヘンと強豪を次々に下した。決勝において、スコットランドのレンジャーズに2-0で勝利、優勝を果たした。

ロシアチームによるUEFAカップ制覇は2004-05シーズンのCSKAモスクワに次いで2度目である。勝利後、2008年5月14日深夜から早朝にかけて、市内の車が一斉にクラクションを鳴らし優勝を祝った。

2016年末に新本拠地のガスプロム・アリーナが完成する予定。

2012-13シーズンは夏の移籍市場において、フッキをポルトから推定5000万€で獲得し、アクセル・ヴィツェルも獲得した。チャンピオンズリーグはマラガとACミランの後塵を拝しグループ3位で敗退した。

2017-18シーズンはレアンドロ・パレデスを獲得した。

ライバル

FCゼニトは、モスクワの強豪クラブ、FCスパルタク・モスクワ、PFC CSKAモスクワとライバル関係がある。サンクトペテルブルクとモスクワという 2つの街のライバル意識も背景にある^[1]。

国内の人気度

2012年9月、マーケティングリサーチ会社のAC Nielsenがロシア国内の38都市で延べ1万9千人から「何処のファンか」問うたところ、全体の1位である27%がゼニトのファンだと答えた。また人口100万人を擁するペルミ、ノヴォシビルスク、ヴォルゴグラード、カザン、サマーラでは地元クラブがトップでゼニトは2番目に人気であった^[2]。

獲得タイトル

国内タイトル

ソビエト連邦リーグ:1回
- 1984

USSRカップ:1回
- 1944

USSRスーパーカップ:1回
- 1985

ロシア・プレミアリーグ:4回
- 2007, 2010, 2011-12, 2014-15

ロシア・カップ:3回
- 1998-99, 2009-10, 2015-16

ロシア・プレミアリーグカップ:1回
- 2003

ロシア・スーパーカップ:4回
- 2008, 2011, 2015, 2016

国際タイトル

UEFAカップ:1回
2007-08
UEFAスーパーカップ:1回
2008

過去の成績

ロシア

シーズン	ディヴィジョン	順位	試	勝	分	負	得	失	点	国内カップ	欧州カップ戦
1992	プレミア	16	30	10	8	12	39	45	28	—	—
1993	1部中央	2	38	25	8	5	87	33	58	ベスト32	—
1994	1部	13	42	14	12	16	44	49	40	ベスト64	—
1995	1部	3	42	24	5	13	65	42	77	ベスト32	—
1996	プレミア	10	34	13	4	17	32	37	43	ベスト32	—
1997		8	34	13	10	11	28	29	49	ベスト4	—
1998		5	30	12	11	7	42	25	47	ベスト16	—
1999		8	30	9	12	9	36	34	39	優勝	—
2000		7	30	13	8	9	38	26	47	ベスト32	UC IC	1回戦準優勝
2001		3	30	16	8	6	52	35	56	ベスト32	—
2002		10	30	8	9	13	36	42	33	準優勝	—
2003		2	30	16	8	6	48	32	56	ベスト16	UC	1回戦
2004		4	30	17	5	8	55	37	56	ベスト16	—
2005		6	30	13	10	7	45	26	49	ベスト4	UC	グループリーグ
2006		4	30	13	11	6	42	30	50	ベスト4	UC	ベスト8
2007		1	30	18	7	5	53	32	61	ベスト8	—
2008		5	30	12	12	6	59	37	48	ベスト8	UC	優勝
2009		3	30	15	9	6	48	27	54	ベスト32	UCL UC	グループリーグベスト16
2010		1	30	20	8	2	61	21	68	優勝	EL	プレーオフ
2011-2012		1	44	24	16	4	85	40	88	ベスト8	UCL	ベスト16
2012–2013		2	30	18	8	4	52	25	62	ベスト4	UCL EL	グループリーグベスト16
2013–2014		2	30	19	6	5	63	32	63	2回戦敗退	UCL	ベスト16
2014–2015		1	30	20	7	3	58	17	67	ベスト16	UCL EL	グループリーグベスト8
2015-2016		3	30	17	8	5	61	32	59	優勝	UCL	ベスト16
2016-2017		3	30	18	7	5	50	19	61	ベスト16	EL	ベスト32
2017-2018											EL

現所属メンバー

2016-17　基本フォーメーション

ロディーギン
# 1

スモルニコフ
# 19

ネト
# 13

クリシート
# 4

ジルコフ
# 81

ガルシア
# 21

マウリシオ
# 8

ココリン
# 9

シャトフ
# 17

ジュリアーノ
# 7

ジューバ
# 22

2017年 8月23日現在

注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。


No.	Pos.	選手名
1	GK	ユーリー・ロディーギン
2	DF	アレクサンドル・アニュコフ
3	DF	デニス・テレンティエフ
4	DF	ドメニコ・クリシート
5	MF	レアンドロ・パレデス
7	FW	ドミトリ・ポロズ
8	MF	マティアス・クラネビッテル
9	FW	アレクサンドル・ココリン
10	MF	エミリアーノ・リゴーニ
11	FW	セバスティアン・ドリウッシ
13	DF	ルイス・ネト
14	MF	ダレル・クズヤエフ
16	MF	クリスティアン・ノボア


No.	Pos.	選手名
17	MF	オレグ・シャトフ
18	MF	ユーリ・ジルコフ
19	DF	イーゴリ・スモルニコフ
20	MF	ヴィクトル・ファイズリン
21	MF	アレクサンドル・エロヒン
22	FW	アルテム・ジューバ
25	DF	イバン・ノボセルツェフ
30	DF	エマヌエル・マンマナ
41	GK	ミハイル・ケルジャコフ
60	DF	ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ
88	DF	ドミトリ・ボガエブ
99	GK	アンドレイ・ルネフ

レンタル移籍

in

注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。


No.	Pos.		選手名

歴代監督

歴代所属選手

→詳細は「Category:ゼニト・サンクトペテルブルクの選手」を参照

GK

ロマン・ベレゾフスキー 1994-2000
ヴィアチェスラフ・マラフェエフ 1999-2016

ミハイル・ケルジャコフ 2004-2010, 2015-
ユーリー・ロディーギン 2013-

DF

MF

FW

オレグ・サレンコ 1986-1989
ドミトリー・ラドチェンコ 1989-1990
アンドレイ・アルシャヴィン 1999-2009, 2012, 2013-2015
アレクサンドル・ケルジャコフ 2001-2006, 2010-2017
ロベルタス・ポシュクス 2005-2006
ファティフ・テッケ 2006-2009
アレハンドロ・ドミンゲス 2007-2008
パヴェル・ポグレブニャク 2007-2009
マテヤ・ケジュマン 2009

脚注

外部リンク

[1] ttp://observers.france24.com/content/20090319-russian-football-hooligans-confront-police-moscow-spartak-zenit

[2] 12,600,000 Russians support Zenit!

[1]

[2]

@@ 42行目: / 42行目: @@
 [[1968年]]には、当時の[[ソビエト連邦|ソ連]]・[[サンクトペテルブルク|レニングラード]]を訪問した[[サッカー日本代表|日本代表]]と試合をしたが、6-0でゼニトが完勝した。
-年シーズン、ロシア・プレミアリーグ発足後、初優勝を果たした。モスクワ以外のクラブのリーグ優勝は12年ぶりとなった。2007-08シーズンには[[UEFAカップ 2007-08|UEFAカップ]]で優勝した。予断を許さない状況の続いたグループリーグから一転して、決勝トーナメントでは[[ビジャレアルCF]]、[[オリンピック・マルセイユ|マルセイユ]]、[[バイエル・レバークーゼン|レバークーゼン]]、[[バイエルン・ミュンヘン]]と強豪を次々に下した。決勝において、スコットランドの[[グラスゴー・レンジャーズFC|レンジャーズ]]に2-0で勝利、優勝を果たした。
+年シーズン、ロシア・プレミアリーグ発足後、初優勝を果たした。モスクワ以外のクラブのリーグ優勝は12年ぶりとなった。2007-08シーズンには[[UEFAカップ 2007-08|UEFAカップ]]で優勝した。予断を許さない状況の続いたグループリーグから一転して、決勝トーナメントでは[[ビジャレアルCF]]、[[オリンピック・マルセイユ|マルセイユ]]、[[バイエル・レバークーゼン|レバークーゼン]]、[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]と強豪を次々に下した。決勝において、スコットランドの[[グラスゴー・レンジャーズFC|レンジャーズ]]に2-0で勝利、優勝を果たした。
 ロシアチームによる[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]制覇は2004-05シーズンの[[PFC CSKAモスクワ|CSKAモスクワ]]に次いで2度目である。勝利後、2008年5月14日深夜から早朝にかけて、市内の車が一斉にクラクションを鳴らし優勝を祝った。

表話編歴 UEFAカップ/ヨーロッパリーグ優勝クラブ
UEFAカップ	1971-72: トッテナム 1972-73: リヴァプール 1973-74: フェイエノールト 1974-75: ボルシアMG 1975-76: リヴァプール 1976-77: ユヴェントス 1977-78: PSV 1978-79: ボルシアMG 1979-80: フランクフルト 1980-81: イプスウィッチ・タウン 1981-82: ヨーテボリ 1982-83: アンデルレヒト 1983-84: トッテナム 1984-85: レアル・マドリード 1985-86: レアル・マドリード 1986-87: ヨーテボリ 1987-88: レバークーゼン 1988-89: ナポリ 1989-90: ユヴェントス 1990-91: インテル 1991-92: アヤックス 1992-93: ユヴェントス 1993-94: インテル 1994-95: パルマ 1995-96: バイエルン 1996-97: シャルケ 1997-98: インテル 1998-99: パルマ 1999-00: ガラタサライ 2000-01: リヴァプール 2001-02: フェイエノールト 2002-03: ポルト 2003-04: バレンシア 2004-05: CSKAモスクワ 2005-06: セビージャ 2006-07: セビージャ 2007-08: ゼニト 2008-09: シャフタール
ヨーロッパリーグ	2009-10: アトレティコ・マドリード 2010-11: ポルト 2011-12: アトレティコ・マドリード 2012-13: チェルシー 2013-14: セビージャ 2014-15: セビージャ 2015-16: セビージャ 2016-17: マンチェスター・U 2017-18: アトレティコ・マドリード 2018-19: チェルシー 2019-20: セビージャ 2020-21: ビジャレアル 2021-22: フランクフルト 2022-23: セビージャ 2023-24: アタランタ
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