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'''マイケル・エドワード・ソーンダース'''('''Michael Edward Saunders''', [[1986年]][[11月19日]] - )は、[[カナダ]]・[[ブリティッシュコロンビア州]][[ビクトリア (ブリティッシュコロンビア州)|ビクトリア]]出身<ref name="bbrcom" />の[[プロ野球選手]]([[外野手]])。右投左打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[トロント・ブルージェイズ]]傘下所属。
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愛称は'''キャプテン・カナダ'''<ref name="CapCan>[http://m.bluejays.mlb.com/news/article/188706216/blue-jays-michael-saunders-wins-al-final-vote/ Aye aye Captain: Canada lifts Saunders to ASG] ''MLB.com'' {{en icon}} (2016年7月8日) 2017年8月3日閲覧</ref>。名前は日本メディアで「ソーンダース」<ref>「[https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/teams/player/2250777 マイケル・ソーンダース]」、Yahoo! JAPAN スポーツナビ、2017年4月11日閲覧。</ref>、「サウンダース」<ref>「[http://www.asahi.com/sports/baseball/npb/game/NIK201203250078.html 阪神対マリナーズ MLBオープン戦]」、[[朝日新聞|朝日新聞デジタル]]、2013年3月25日、2017年4月11日閲覧。</ref>などと表記されるが、[[:en:Baseball-Reference.com|Baseball-reference.com]]の選手ページによると、名前の実際の発音は「'''SAWN-derz'''(ソーンダーズ)」<ref name="bbrcom" />となっている。
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== 経歴 ==
== 経歴 ==

2017年8月29日 (火) 00:28時点における版

マイケル・ソーンダース
Michael Saunders
トロント・ブルージェイズ (マイナー)
トロント・ブルージェイズ時代
(2016年8月30日)
基本情報
国籍 カナダの旗 カナダ
出身地 ブリティッシュコロンビア州ビクトリア
生年月日 (1986-11-19) 1986年11月19日(38歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2004年 MLBドラフト11巡目(全体333位)でシアトル・マリナーズから指名
初出場 2009年7月25日
年俸 $9,000,000(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム カナダの旗 カナダ
五輪 2008年
WBC 2013年

マイケル・エドワード・ソーンダースMichael Edward Saunders, 1986年11月19日 - )は、カナダブリティッシュコロンビア州ビクトリア出身[2]プロ野球選手外野手)。右投左打。MLBトロント・ブルージェイズ傘下所属。

愛称はキャプテン・カナダ[3]。名前は日本メディアで「ソーンダース」[4]、「サウンダース」[5]などと表記されるが、Baseball-reference.comの選手ページによると、名前の実際の発音は「SAWN-derz(ソーンダーズ)」[2]となっている。

経歴

プロ入りとマリナーズ時代

2004年MLBドラフト11巡目(全体333位)でシアトル・マリナーズから指名を受けてプロ入りした[6]

2008年シーズン中の8月に開催された北京オリンピックカナダ代表に選出された[7]。同大会では7試合に出場し、28打数8安打、2本塁打、4打点と活躍した[8]

2009年7月25日クリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビューし[2]、翌7月26日にメジャー初安打を記録した[9]

2010年5月10日ロサンゼルス・エンゼルス戦において、アービン・サンタナからメジャー初本塁打を記録した[10]

2012年は、中堅手の定位置を掴み、自己最多の139試合に出場した。自身初の規定打席をクリアすると、出場試合数・打率・本塁打・打点・盗塁・出塁率・安打・二塁打など、多くの部門で自己記録を更新した[2]。一方で、守備では4失策に抑えつつも、DRSは - 13と大幅に足を引っ張った[2]

2013年1月17日に第3回WBC本戦のカナダ代表が発表され[11]、代表入りした[12][13]。 チームは一次ラウンドで敗退となったが[14]、3試合で打率.727・1本塁打・7打点と活躍した[14]3月20日にプールDのMVP、ベストナインを獲得した[14][15]

2013年のレギュラーシーズンでは、出場試合数・打率・本塁打・打点・盗塁の各部門で成績を落とした[2]。打率を下げたが出塁率は(当時)自己最高の.323をマークするなど、選球眼の向上を見せた[2]。守備では2年連続でDRSがマイナス2ケタを喫した[2]

2014年1月15日にマリナーズと1年契約を結んだ[16]。3年ぶりに100試合未満の出場に終わった(78試合)[2]が、打率.273と出塁率.341はそれまでの自己ベストを大きく上回り、長打率.450も自己最高の数値だった[2]。盗塁成功率が初めて5割を下回るなど、走塁面では精彩を欠いた[2]。守備は、DRSが-2と平均をやや下回るレンジとなったが、無失策で堅実さを発揮した[2]

ブルージェイズ時代

2014年12月3日J.A.ハップとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[17]

2015年スプリングトレーニング中に左ひざ半月板の手術を受け[18]、開幕は故障者リストで迎えた。4月25日に復帰し[19]、同日のタンパベイ・レイズ戦で新天地デビューを果たした [20]。しかしひざの状態が悪化し、5月10日には再び故障者リストに入った[21]。そのまま3ヶ月余りが経過し、8月18日にはシーズンの残り試合を全て欠場することが正式に決まった[22]。結局この年は9試合に出場しただけで、打率.194・3打点という成績であった[2]

2016年6月17日の対ボルチモア・オリオールズ戦において3本塁打8打点を記録する[23][24]など開幕から活躍した。これを受け同年のオールスターゲームでは最終投票で「キャプテン・カナダに投票せよ!(Vote Captain Canada!)」との呼びかけが行われ、カナダから98.6%の票が入り、地元に近い古巣のマリナーズが本拠地を置くシアトルがあるワシントン州からも票が入り[3]ジョージ・スプリンガーらをかわして「34番目の男」に選ばれた[25]。最終投票でブルージェイズの選手が選出されるのは2013年のスティーブ・デラバー以来のことだった[3]。後半戦に入ると失速し、58試合で打率.178・65三振・OPS0.638と苦しんだ[26]。それでも終盤まで左翼手のレギュラーの座をキープし、打率.257・24本塁打(自己ベスト)・57打点(自己ベストタイ)・OPS0.815(自己ベスト)という成績を残した[2]。守備では、左翼手(106試合)ではDRS -6、右翼手(22試合)ではDRS -5だった[2]。オフの11月3日FAとなった[6]。オフの12月13日第4回WBCカナダ代表参加の意思を表明した[27]が、最終的に代表には選出されなかった[28]

フィリーズ時代

2017年1月19日フィラデルフィア・フィリーズと1年900万ドルで契約を結んだ[29]6月20日DFA[30]、23日に自由契約となった[6]

ブルージェイズ傘下復帰

2017年6月28日、トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、AAA級バッファロー・バイソンズに配属された[6]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2009 SEA 46 129 122 13 27 1 3 0 34 4 4 1 1 0 6 0 0 40 1 .221 .258 .279 .537
2010 100 327 289 29 61 11 2 10 106 33 6 3 2 1 35 0 0 84 1 .211 .295 .367 .662
2011 58 179 161 16 24 5 0 2 35 8 6 2 5 1 12 1 0 56 1 .149 .207 .217 .424
2012 139 553 507 71 125 31 3 19 219 57 21 4 1 1 43 0 1 132 6 .247 .306 .432 .738
2013 132 468 406 59 96 23 3 12 161 46 13 5 1 6 54 4 1 118 6 .236 .323 .397 .720
2014 78 263 231 38 63 11 3 8 104 34 4 5 2 4 26 1 0 59 2 .273 .341 .450 .791
2015 TOR 9 36 31 2 6 0 0 0 6 3 0 0 0 0 5 0 0 10 1 .194 .306 .194 .499
2016 140 558 490 70 124 32 3 24 234 57 1 2 1 3 59 2 5 157 14 .253 .338 .478 .815
MLB:8年 702 2513 2237 298 526 114 17 75 899 242 55 22 13 16 240 8 7 656 32 .235 .309 .402 .711
  • 2016年度シーズン終了時。出典はBaseball-reference[2]

表彰

国際大会

記録

MLB

背番号

  • 55 (2009年 - 2014年)[2]
  • 21 (2015年 - 2016年)[2]
  • 5 (2017年)[2]

代表歴

脚注

  1. ^ Michael Saunders Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年1月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t Michael Saunders Stats” (英語). Baseball-reference.com. 2017年4月10日閲覧。
  3. ^ a b c Aye aye Captain: Canada lifts Saunders to ASG MLB.com (英語) (2016年7月8日) 2017年8月3日閲覧
  4. ^ マイケル・ソーンダース」、Yahoo! JAPAN スポーツナビ、2017年4月11日閲覧。
  5. ^ 阪神対マリナーズ MLBオープン戦」、朝日新聞デジタル、2013年3月25日、2017年4月11日閲覧。
  6. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2017年6月25日閲覧。
  7. ^ Michael Saunders - Canadian Olympic Committee、2017年4月10日閲覧。
  8. ^ Greg Johns, "[Saunders remembers Olympic experience]" - MLB.com、2012年8月9日、2017年4月12日閲覧。
  9. ^ "Mike Saunders to the big leagues" - Baseball Canada、2009年7月26日、2017年4月10日閲覧。
  10. ^ "Mariners 8, Angels 1" - foxsports.com、2010年5月10日、2017年4月10日閲覧。
  11. ^ Hardy, Richmond, Tosoni, Taillon added to WBC Provisional Roster Baseball Canada (2013年1月17日) 2015年2月20日閲覧
  12. ^ 2013 World Baseball Classic Provisional Roster Baseball Canada 2015年2月20日閲覧
  13. ^ 2013 Tournament Roster WBC公式サイト (英語) 2015年2月20日閲覧
  14. ^ a b c Greg Johns (2013年3月12日). “Classic experience raises Saunders' confidence” (英語). MLB.com. 2017年6月29日閲覧。
  15. ^ "Saunders named to All-World Baseball Classic Team" - Baseball Canada (2013年3月20日) 2015年2月20日閲覧
  16. ^ "Michael Saunders agrees to 2014 contract to avoid arbitration" (Press release) (英語). MLB.com (Seattle Mariners). 15 January 2014. 2014年6月29日閲覧
  17. ^ Gregor Chisholm (2014年12月4日). “Blue Jays acquire Saunders in deal for Happ” (英語). MLB.com. 2017年6月29日閲覧。
  18. ^ Gregor Chisholm (2015年2月27日). “Saunders' prognosis improves to 5-6 weeks: Outfielder has knee surgery after getting hurt stepping on patch of grass around sprinkler head” (英語). MLB.com. 2017年6月29日閲覧閲覧。
  19. ^ Gregor Chisholm (2015年4月24日). “Blue Jays activate Saunders, who will play Saturday” (英語). MLB.com. 2015年4月30日閲覧。
  20. ^ Gregor Chisholm (2015年4月26日). “Saunders debuts in right field for Blue Jays: New addition gives Toronto a historic three Canadian starters” (英語). MLB.com. 2017年4月18日閲覧。
  21. ^ Michael Hoad (2015年5月10日). “Blue Jays place OF Saunders on disabled list”. Sportsnet. 2017年4月18日閲覧。
  22. ^ Jason Lempert (2015年8月18日). “Blue Jays OF Michael Saunders (knee) shut down for 2015”. fantaysnews.cbssports.com. 2017年4月18日閲覧。
  23. ^ Gregor Chisholm (2016年6月18日). “Blue Jays take bat-trick show on the road: Saunders leads Jays to win, hits three homers” (英語). MLB.com. 2017年6月29日閲覧。
  24. ^ "Toronto Blue Jays at Baltimore Orioles Box Score, June 17, 2016", Baseball-reference.com, 2017年4月11日閲覧.
  25. ^ Matt Snyder, "Michael Saunders, Brandon Belt win MLB's All-Star Final Vote," cbssports.com、2016年7月8日、2017年4月11日閲覧。
  26. ^ Michael Saunders 2016 Batting Splits - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年3月18日閲覧。
  27. ^ Cash Kruth (2016年12月13日). “Sources: Saunders to play for Canada in WBC” (英語). MLB.com. 2017年6月29日閲覧。
  28. ^ Russell Martin, Michael Saunders left off Canada’s World Baseball Classic roster Sportsnet (英語) (2017年2月8日) 2017年5月1日閲覧
  29. ^ Todd Zolecki (2017年1月19日). “Phils announce 1-year deal with Saunders” (英語). MLB.com. 2017年1月19日閲覧。
  30. ^ Todd Zolecki (2017年6月20日). “Phillies part ways with Saunders, Gomez”. MLB.com. 2017年6月21日閲覧。

関連項目

外部リンク