瀬戸孝則

日本の政治家 瀬戸 孝則 せと たかのり
生年月日	(1947-06-03) 1947年6月3日（77歳）
出生地	福島県福島市
出身校	早稲田大学法学部
所属政党	（自由民主党→） 無所属
福島市長
当選回数	3回
在任期間	2001年12月8日 - 2013年12月7日
福島県議会議員
当選回数	4回
在任期間	1987年4月 - 2001年10月11日

瀬戸 孝則（せと たかのり、1947年6月3日 - ）は、日本の政治家。前福島県福島市長（3期）。元福島県議会議員（4期）。

来歴

福島県福島市出身。福島県立福島高等学校を経て、1970年（昭和45年）3月、早稲田大学法学部卒業。1987年（昭和62年）4月に福島県議会議員に初当選。以後、2001年10月11日に辞職するまで4期務める。この間、1997年（平成9年）には自民党県連の総務会長に就任している。

2001年（平成13年）11月18日執行の福島市長選挙に無所属で出馬し、初当選。投票率は、54.64％。同年12月8日、福島市長に就任。

2005年（平成17年）11月13日執行の福島市長選挙において再選。投票率は、53.86％。

2009年（平成21年）11月8日執行の福島市長選挙において3期目の当選。投票率は、38.18％。

2013年（平成25年）1月23日、福島市内で開かれた新春交歓会の席上で、4選に向け立候補の意向を示した。

2013年（平成25年）11月17日に行われた市長選挙では市政刷新を揚げた無所属新人で元環境省職員の小林香に敗れた。福島第一原子力発電所事故の国の対応への住民の不満が影響したと見る向きもある。2013年度に福島県内の首長選で現職が落選したのは、郡山市、富岡町、いわき市について4人目となる。投票率は、49．10％。同年12月7日、任期満了により退任した。

備考

• 東日本大震災発生後に「市民を置いて、家族と他県に避難した」と言われているが、実際には震災後も居住している宮代町の自宅におり、震災翌日に地域一帯の水道から水が出なくなり、瀬戸氏の自宅は古くから宮代町にあり、井戸水を使用することが可能だったため、記者会見などの業務は後回しにし、地域住民のために自宅を開放し、住民へ水の確保作業を優先した。瀬戸氏が居住する自宅のそばには小学校もあり、瀬戸氏や地域住民により、避難の確保などに協力。その結果、マスコミによる根も葉もない噂が広まり、瀬戸氏が責められる結果となった。ちなみに宮代町には古くからある住居の半分以上は井戸水を使用する事が可能であり、地域住民のために風呂を使用させたりしていた。福島市は海からは遠く離れているため比較的被害は小さかった事や福島第一原発の爆発事故により、そちらに救助が集中し、さらに放射能を危惧され、他県からの支援や炊き出しを避けられたため、お金があっても物資が全く無いという「陸の孤島」状態となっていた。

外部リンク

先代 吉田修一

福島県福島市長 第11代：2001年 - 2013年

次代 小林香