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2016年11月10日 (木) 15:49時点における版
SAICO | |
---|---|
出生名 | 鈴木彩子 |
別名 | サボ(SAVO) |
生誕 |
日本・宮城県 1972年3月29日(52歳) |
出身地 | 宮城県岩沼市 |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 1990年5月 - |
レーベル |
ビクター音楽産業 arights records (2007年 - ) |
公式サイト | ☆SAICO☆WEBSITE315 |
SAICO(さいこ、1972年3月29日 - )は、日本のミュージシャン、シンガーソングライター。宮城県岩沼市出身。旧芸名及び本名は鈴木 彩子(すずき さいこ)。1990年代後半ではサイコ名義で活動していた。なお、SPACE ALL STARSの「ドッキンNightにラララDance」(アコム「むじんくん」CMソング)のクレジットではすずきさいこと表記されている。また「すずきさいこ」「サイコ」「マリモラッコ」名義で、他アーティストに詞曲を多数提供している。
生い立ちと作風
SAICOの特徴として、自らの個人的な生い立ちや体験を積極的に歌詞の中に織り込むことがある。歌詞だけではなく、ラジオのトークなどでも紹介される。
彼女には両親と兄と姉がいる。両親は彼女が中学生の時に離婚。父は元材木業、現在はタクシー運転手。川辺で焼身自殺を計るも奇跡的に生還する。この事実は、1995年に彼女自身のラジオ番組の中で述べられた。また、メジャー引退からブランク後の復活に際し、「mother」の歌詞にも書かれている。
- この曲が創作された背景には、ある日、母から「彩子を産むつもりはなかった」と言われた体験がある。
中学・高校時代はバドミントンの選手として活躍。全国大会の常連でトップクラスの選手だった。周囲は誰もがその道に進むと思っていたと言われている。
友達に強引に連れて行かれたアマチュアロックバンドのコンサートに衝撃を受け高校を中退。後にその曲を自分のアルバムに収録する---「VOICE〜明日への滑走路」(→メジャー時代のアルバム「けがれなき大人への道」9曲目)。その美貌ゆえに、モデルとしても平行して活動する。宣材写真を見た新田一郎が自分の経営する東京の芸能プロダクション(代官山プロダクション)にスカウトし上京。当初はアイドル歌手としてのデビューを控えていたが、本人の強い意向によりアイドルとアーティストとして1990年ビクターから新田一郎プロデュースによるデビューを飾る。
自身のファンの事を「仲間」と呼んでいる。自分の音楽活動を見つめ直すために、神奈川県茅ヶ崎市に2年間移住するなどし、2003年東京に戻り音楽活動復帰、ライブ活動を中心に精力的に音楽活動をスタートさせた。
来歴
- 1990年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2005年
- それまで使っていた芸名「サイコ」を「SAICO」に変更する。
(正式変更は後述のアルバム「CEREAL」リリース日からと思われる) - 7月27日
インディーズ活動後の初CDアルバム「CEREAL」をリリースする。 - アルバム発表後、ライブを恵比寿で開催。ライブ前に体調を崩し入院し、ライブは延期となったが無事開催する。
- この前後、都内各所の富士そばでそばを食べるSAICOが目撃される。自身、富士そばのフリークであり、日記等でも写真をアップするほどのファンである。代官山プロダクションが恵比寿にあった頃、プロダクションの入っていたビルの1階が富士そばであり、よく利用していたとラジオで明かしていた。
- それまで使っていた芸名「サイコ」を「SAICO」に変更する。
- 2006年
- 2007年
- 6月6日
インディーズ活動での2枚目のアルバム「Numb」をリリースする。 - 6月10日付のタワーレコード全店トータルでのJ-POPアルバム総合ウィークリーチャート13位、また国内メジャー・インディーズ楽曲のトータルでの予約ランキングの中で28位となった。その直後6月13日には、渋谷BOXXにて「namb」リリース記念のワンマンライブを開催。久々のバンド編成によるライブであり、会場は超満員となった。「(会場に)入れないほどのお客さんの人数になり、いっぱいつめてもらって、キツキツだった」(saico公式HP 2007.6.15のDiaryより抜粋)
- 8月26日
『ch SAICO(チャンネルサイコ)』ライブを開催する。これ以降のワンマンライブの時は「ch SAICO vol.〜」と銘打ちタイトルを恒例化させている。 - 12月23日
『Ch SAICO vol.2〜SAICO X'mas Special Live "LOVE"』を開催する。
- 6月6日
- 2008年
- 3月29日
『BIRTHDAY CHANNEL』ライブを開催する。久々の誕生日ライブとなるこの日の曲目の一部は、この日に演奏して欲しい曲をファンにリクエストして貰いそのベスト3になった曲を実際に曲目に入れるという企画であった。
- 3月29日
ディスコグラフィ
シングル
名義 | 発売日 | タイトル | カップリング | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
鈴木彩子 | 1 | 1990.5.21 | 独立戦争 | I Believe My Babyなんて言えない | 「独立戦争」のシングルバージョンはアルバム未収録 |
2 | 1990.11.21 | 黄金時代 | O.K. | ||
3 | 1991.4.21 | GOAL | 一度だけの昨日 | ||
4 | 1991.10.21 | 恋ってさ | はじめの一歩 | ||
5 | 1992.2.21 | ひとりぼっちの意味 | 風より冷たい世界 | ||
6 | 1992.5.8 | 風に吹かれて | かたちのない魅力 | ||
7 | 1992.7.1 | 旅立つ朝に | 好きと言おう | 表題曲は劇場版アニメ『サイレントメビウス』第2作主題歌 | |
8 | 1992.12.16 | 私の約束 | 空へ | ||
9 | 1993.3.24 | それぞれの探しもの | 勇気のつぼみ | ||
10 | 1993.6.23 | 葛藤 | 優しい眠り | ||
11 | 1993.11.21 | 月光 | 誓い あの時一緒にいた瞳達 |
||
12 | 1994.3.24 | HELP | 太陽になれない星 | ||
13 | 1994.7.6 | 希望の鐘 | Dreamer | 表題曲はTBS系『JNNニュースの森』エンディング主題歌 | |
14 | 1994.10.21 | 罪 | 暗闇を着せられた僕 | ||
15 | 1995.5.24 | 情熱 | 僕はここにいるよ | ||
16 | 1995.10.21 | 長い放課後 | 心からありがとう | ||
17 | 1996.2.21 | あの素晴らしい愛をもう一度 | あの日に帰ろう | テレビ朝日系『ステーションEYE』エンディング主題歌 | |
18 | 1996.6.21 | 地平線 | 星屑たちのうた | ||
19 | 1996.10.23 | 迷子の子猫 | 願い叶いますように | ||
20 | 1997.8.21 | 最後の抵抗 | HOPE | ||
21 | 1997.11.21 | だけど ここには愛がある | 宇宙規模で行こう | ||
22 | 1998.2.21 | 自分自身の証明 | 水色の手紙 | ||
サイコ | 1 | 1998.9.23 | 心臓 | ガラスの様な雨 | |
2 | 1999.2.24 | DOWN-UP | 青い世界 | ||
3 | 2000.6.7 | インコ | きかせて | ||
4 | 2000.9.6 | 天国 | SHOUT バイト |
||
SAICO | 5 | 2001.12.28 | この道の上 | 大きな夜 Smile |
インディーズ(MOMR-0002)、完売 |
6 | 2003.8.30 | MOTHER | Shave | インディーズ(MOMR-0006)、完売 | |
* | ラムレーズン | ― | 新アルバム発売後のライブ入場者のみに配布 | ||
7 | 2010.11.15 | HIKARI | インディーズ(kks-0001)、完売 | ||
8 | 2014.8.21 | love Story Size Senaka 光 (リミックス) |
※完売のインディーズシングルはYahoo!オークションなどの中古市場で入手出来る場合がある。
アルバム
名義 | 発売日 | タイトル | 備考 | |
---|---|---|---|---|
鈴木彩子 | 1 | 1990.6.21 | 天地創造 | デビューシングル「独立戦争」のロングバージョンを収録 |
2 | 1991.7.3 | 明日へつながる道 | ||
3 | 1992.3.21 | 19歳の鼓動 | ||
4 | 1993.7.7 | けがれなき大人への道 | ||
5 | 1994.4.6 | BORO BORO | ||
6 | 1995.6.7 | 愛があるなら | ||
7 | 1996.3.6 | あの日に帰ろう | ||
8 | 1996.7.3 | 24の誓い | ||
Best | 1996.11.21 | THE HISTORY OF SAIKO SUZUKI VOL.1 | ベスト盤。「独立戦争」と「風に吹かれて」は新録バージョンで収録 | |
9 | 1997.8.21 | 罪深き英雄 | ||
サイコ | 1 | 1998.10.7 | 9〜nine〜 | |
2 | 2000.6.21 | サイコ | ||
SAICO | 1 | 2005.7.27 | CEREAL | インディーズ(DGCD-1007) |
2 | 2007.6.6 | Numb | インディーズ(XGBJ-1002) |
参加作品
- 「東京百歌」TOUKYO HYAKKA OMUNIBUS ALBUM Vol.1(2002) 鈴木彩子名義「この道の上〜アコスティックバージョン〜」収録
ビデオ
- GOLDEN AGE DREAM/SAIKO VIDEO Vol.1
- SAIKO SUZUKI VIDEO 2 (1991.12.16)
- SAIKO SUZUKI VIDEO 3 〜 19才の鼓動 〜 (1992.6.21)
- SAIKO SUZUKI VIDEO 4 けがれなき大人への道 (1993.8.21)
- SAIKO SUZUKI VIDEO 5 BORO BORO (1994.5.21)
関連項目・人物
- 爆裂スーパーファンタジー - かつてパーソナリティーを務めたラジオ番組
- 加藤いづみ - 無二の友人
- 嘉門達夫 - かつての事務所の先輩で、師匠格
- 新田一郎 - かつての事務所の社長で、大師匠格。
- 川村カオリ
- だいたひかる
- いつもここから
- 伊藤多賀之
- 永島浩之 - かつての事務所の後輩だが、兄貴分的存在
- SION
- ブリーフ&トランクス - かつての事務所の後輩
特記事項
- 加藤いづみとは1996年ごろに東京の街中で偶然出会い、2人とも愛媛県でのラジオの番組を持っており共通の友人も多かった事もあり、SAICOがメジャー引退後から急速に仲良くなり親交を深めていった様である。
- 歌声とは対照的に話し方は非常におっとりしていて、よく言われるところでは「ドラえもんのよう」だと言われる。そのためか、嘉門達夫のラジオ番組にゲスト出演すると、嘉門に毎回のように「う〜う〜う〜、ぼくドラえもんです」と言わされていた。
- 鈴木彩子という大学生の将棋チャンピオンは同姓同名の別人。現在は削除されているが、Web上の日記があり、ネガティブで暗く深い思考回路が歌手の鈴木彩子とあまりにも似ていたため本人と間違われた時期があった様である。
- お笑い芸人だいたひかるとは、代プロ所属時代からの付き合いがある。姉妹のように仲が良いらしく、二人で遊ぶ事も多いとお互いのHP内で語っている。
外部リンク
- SAICO OFFICIAL WEBSITE
- SAICO(公式ブログ)
- DEADGIRLS co.,ltd. - 所属レーベルHP。閉鎖。(2008年1月5日時点のアーカイブ)
- arights records(レーベルHP)
- ideology(SAICOが掲載モデルになっている服飾ブランドのHP)