「カルロス・トシキ」の版間の差分
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2016年10月17日 (月) 13:23時点における版
カルロス・トシキ | |
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出生名 | カルロス・トシキ・タカハシ |
別名 |
CARLOS 鷹橋 敏輝 |
生誕 | 1964年4月7日(60歳) |
出身地 | ブラジル パラナ州 マリンガ |
ジャンル |
ポップ・ミュージック ロック |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 1986年 - |
レーベル | EMIミュージックジャパン |
共同作業者 |
田村直美 岩里祐穂 和泉常寛 月光恵亮 ジョニー・フィンガーズ |
カルロス・トシキ(本名:カルロス・トシキ・タカハシ / 高橋 カルロス 敏樹(たかはし カルロス としき)、1964年4月7日 - )は、日系ブラジル人歌手。血液型O型。AORバンド「1986オメガトライブ」及び「カルロス・トシキ&オメガトライブ」の元リードボーカル。CARLOS、鷹橋 敏輝(たかはし としき)の芸名でも活動した。
プロフィール
ブラジル南部にあるパラナ州マリンガ出身。レストラン経営をする両親の元で育つ[1]。幼少時代はアメリカンポップスから日本の歌謡曲まで幅広く聞いて過ごし、小学校時代はコーラス部に所属。9歳時にパラナ州歌謡大賞・童謡の部で優勝、ブラジル歌謡協会主催の全ブラジルに出場し16歳時に少年の部で優勝、17歳時に青年の部で西城秀樹の「ブルースカイブルー」を歌い優勝するなどの経歴を持ち、ブラジルの日系人社会では「歌のうまいトシキ」として有名であった[2][1]。
1982年に来日し、CARLOS名義でソロのシングル盤「ルシア」でデビューする。1985年、社長の急逝による所属事務所の廃業に伴い、インディーズとして活動するなか、音楽プロデューサーであり芸能事務所「トライアングルプロダクション」の経営者である藤田浩一にデモテープが届き、同事務所と契約。当初はソロでの活動を予定していたが、杉山清貴の脱退[3]が決まっていたオメガトライブの後任ボーカルを探していた藤田はカルロスの歌声を聞き、有力候補としてレッスンを受けさせる。新生オメガトライブのボーカルとして内定し、さらにボイストレーニングに加え日本語の勉強なども施して、1986オメガトライブのデビューにいたった[1]。初のTV出演は『おはようスタジオ』で「小鹿のバンビ」をア・カペラで歌っていた[2]。バンドデビュー後は「君は1000%」などのヒット曲を次々とリリース。歌番組においては、ステップを踏みながら歌う姿が特徴的であった。
1988年バンド名は「カルロス・トシキ&オメガトライブ」に改称。1991年にオメガトライブは解散、ソロ活動を開始する。1994年にシングル「FOREVER」発売を機に鷹橋敏輝と改名し独立。1995年にアルバム『Shake It Down』発売後、同年、鷹橋のCDに記載されている、INES MUSICA内、鷹橋敏輝ファンクラブ「Clocs Tie Club」の時間外限定のテレホンサービスにおいて、スタッフからカルロスの結婚が発表。その後、椎間板ヘルニアを患い、静養の為に帰国し、音楽活動を休止する。
2000年『あの人は今!?』に12年ぶりにテレビ出演、ブラジルでレストランを経営している様子が放送され、緊急来日して大ヒット曲「君は1000%」と「アクアマリンのままでいて」を歌唱した。更に2010年、フジテレビ系列『大追跡!あのニュースの続き』に出演し、ブラジルの品種改良会社「テクノ・プランタ」の責任者であることが報じられ、10年ぶりに再び「君は1000%」を歌唱した。
2017年2月頃、横浜公演を皮切りに、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡を巡るデビュー30周年記念ライブ・全国ツアーを予定している[4]。
好物はピラニアの天ぷらであることが、1986年の『ザ・ベストテン』で判明している[5]。
エピソード
- 『歌のトップテン』の最終回ではコメントを求められたが、番組名を間違って「僕、ブラジルでもこのザ・ベストテンを見てて」と言ってしまい、他のメンバーや出演者らからはやし立てられていた。
- 『夜のヒットスタジオ』でマルシアと共演したときには、ポルトガル語で雑談をしていた。また、英語も堪能で、オメガトライブのメンバーであったジョイ・マッコイとは英語で会話をしていた。
- 日本に来て間もない頃、蕎麦屋で「五目そば」が読めず「いつつめそば」と言ったところ店主に怪訝な顔をされたため、慌てて読める「ざるそば」に注文を変更した。その後しばらくは、その店では他のメニューが注文できない(読めない)ため、ざるそばばかり食べていた。
- ラジオのヒットチャート番組でゲスト出演時、ファンからの葉書の名前を読むように頼まれた際、呼び捨てで列挙しだし、司会が少し慌てて敬称をつけるよう頼んだ。
オメガトライブ結成前
シングル
CARLOS
- ルシア[2]
オメガトライブ
発売日などの詳細についてはオメガトライブ#1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブを参照。
シングル
1986オメガトライブ
- Super Chance
-
- 富士フイルム「スーパーフジカラー」CM曲
- Cosmic Love
-
- サンヨー「WO8」のCM曲
カルロス・トシキ&オメガトライブ
- REIKO
- どうして好きといってくれないの
-
- 「日立 世界・ふしぎ発見!」のエンディングテーマ
アルバム
1986オメガトライブ
Q盤では『Navigator』『Crystal Night』が復刻していた。
カルロス・トシキ&オメガトライブ
- be yourself
- BAD GIRL
- BEST REMIX
-
- ベストアルバム
- natsuko
- The Graduate Live
-
- ライブアルバム
1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ他
- The Greatest Hit あの頃の私へ....
-
- 1986オメガトライブの楽曲もあるが、『Carlos・T and Omega Tribe』名義のベストアルバム。
- 究極のベスト!1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ
- 1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ スーパーベスト・コレクション
- プレミアム・ベスト 1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ
サウンドトラック
- 角川春樹事務所作品 花の降る午後 オリジナル・サウンドトラック
- 「Miss Dreamer」「花の降る午後」「Be Yourself」が収録。
通販CD
1986オメガトライブ
- J-LOVE Super Collection
-
- 「君は1000%」限定
カルロス・トシキ&オメガトライブ
- J-POP STATION
-
- 「アクアマリンのままでいて」限定
- ALWAYS WITH YOU 〜いつも心に青春の歌〜
-
- 「アクアマリンのままでいて」限定
- Hits on TV
-
- 「アクアマリンのままでいて」限定
- J-POP CAFE
-
- 「時はかげろう」限定
ビデオ
オメガトライブ解散後
カルロス・トシキ
シングル
- 夜明けまでBORDERLESS (1991年11月28日)
- I Love Japan (1993年4月1日)
- PASSION(1993年10月21日)
-
- Jリーグオフィシャルビデオ「Jリーグ’93フルマッチ」テーマ・ソング
アルバム
- Emotional〜右側のハートたちへ(1991年12月21日)
- Alquimist (1993年3月1日)
- どうしてだろう (1994年5月21日)
-
- 『PASSION』がJリーグオフィシャルビデオ「Jリーグ’93フルマッチ」テーマ・ソングに起用
- 『Cross Shadow』がJリーグオフィシャルビデオ「Jリーグ’94フルマッチ」テーマ・ソングに起用
- Carlos(2000年)
-
- アルバム未発表曲を含んだ自主制作アルバムであり、芸能活動最後のアルバムである。
ビデオ
- MARINGA~CARLOS TOSHIKI~ FC限定
- Acoustic Special FC限定 (1992年)
鷹橋敏輝
シングル
- 遠い夢 (1995年2月22日 CD No.:TODT-3456)
-
- テレビ東京「ニョキニョキ植物天国」エンディングテーマ
- 収録曲『君が居て 僕が居た』がテレビ東京「昼どきっ!見聞録」エンディングテーマ
- Tell Me (1995年5月10日 CD No.:TODT-3468)
-
- テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」エンディングテーマ
アルバム
- Shake It Down (1995年6月28日 CD No.:TOCT-8942)
合同ベストアルバム
- 杉山清貴 オメガトライブ ベスト&ベスト(2012年2月20日、ワーナーミュージックジャパン)
-
- 杉山清貴、1986オメガトライブ、カルロス・トシキ&オメガトライブ、カルロス・トシキによるベストアルバム
ラジオ番組
その他の出演
- キモチいい恋したい!(ドラマ、カルロス・トシキ名義、1990年放映) カルマス皇太子
書籍
- ふたりのカルロス(1988年7月1日 ソニーマガジン社発行)
脚注
- ^ a b c 【1986年5月】君は1000%/新生オメガトライブ “のど自慢荒らし”を迎えて好スタート
- ^ a b c d 『1983 - 1991 1986OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX Our Graduation』のブックレットより。
- ^ 実質は杉山清貴・大島孝夫・廣石惠一が脱退
- ^ 「君は1000%」「SuperChance」「アクアマリンのままでいて」80年代を彩った伝説のバンド、オメガトライブのカルロス・トシキが復活!
- ^ 詳細は『Super Chance』を参照。
- ^ 春樹の小部屋というブログにこのシングルの記載をしたところ、2008年11月4日に作曲者本人からこのシングルにまつわるエピソードが書き込まれている。
- ^ アルバム・DOWN TOWN MYSTERYのDAYLIGHTとNIGHT TIMEの2バージョン曲なども含む。
関連項目
- 夜のヒットスタジオ出演歌手一覧
- レイザーラモンRG(カルロスの物真似が特技)
- 天国のドア(「時はかげろう」の松任谷由実バージョン収録)
- 1001%ドラゴンズ(番組名の由来)