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この他、特撮作品に対するオマージュが作中の多くの部分で見受けられ、ロボットになる前の、等身大ヒーローの五人編成やブレスレットによる変身などはスーパー戦隊シリーズへのオマージュであり、サブタイトルの「星人登場」という演出も[[ウルトラマン]]に対するオマージュ<ref>これに関して、DVD-BOXリーフレット内の監督インタビューにて「ダグオンのメンバーは基本的に(敵)宇宙人の名前を知らないので、一度も名前を呼ばれることなくやられていくのはいくら敵とはいえ可哀相だから」という旨の発言があり、望月監督自らがネタとして真似たことを認めている。</ref>である。主役のファイヤーダグオンとパワーダグオンの交代は『[[ジャンボーグA]]』の主役メカに変形する飛行機と自動車から得たもの。 |
この他、特撮作品に対するオマージュが作中の多くの部分で見受けられ、ロボットになる前の、等身大ヒーローの五人編成やブレスレットによる変身などはスーパー戦隊シリーズへのオマージュであり、サブタイトルの「星人登場」という演出も[[ウルトラマン]]に対するオマージュ<ref>これに関して、DVD-BOXリーフレット内の監督インタビューにて「ダグオンのメンバーは基本的に(敵)宇宙人の名前を知らないので、一度も名前を呼ばれることなくやられていくのはいくら敵とはいえ可哀相だから」という旨の発言があり、望月監督自らがネタとして真似たことを認めている。</ref>である。主役のファイヤーダグオンとパワーダグオンの交代は『[[ジャンボーグA]]』の主役メカに変形する飛行機と自動車から得たもの。 |
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本来の視聴者層である低年齢層対策のため、本編終了後にCMを挟んで |
本来の視聴者層である低年齢層対策のため、本編終了後にCMを挟んでエンディングが流れる前に「ダグオンくらぶ」という視聴者からのお便りなどを紹介したり、ファイヤーエンが幼稚園などを訪問したりするミニコーナーを設けられた。 |
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番組終了後、後番組の『[[勇者王ガオガイガー]]』の放送開始後もドラマCDやキャラクターソング集、OVAやアンソロジー本など関連グッズが数多く発売されると、女性や高年齢層からの人気は続いた。 |
番組終了後、後番組の『[[勇者王ガオガイガー]]』の放送開始後もドラマCDやキャラクターソング集、OVAやアンソロジー本など関連グッズが数多く発売されると、女性や高年齢層からの人気は続いた。 |
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勇者シリーズでは唯一時代設定は放送年と同じ[[1996年]]である |
勇者シリーズでは唯一時代設定は放送年と同じ[[1996年]]である<ref>{{要検証|=ドラマCD(「いいやつ」or「悪いやつ」付属の台本記載の年表)|title=虚偽記載が指摘されているユーザーによる加筆|date=2015年10月}}</ref>。 |
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== ストーリー == |
== ストーリー == |
2015年10月18日 (日) 11:15時点における版
勇者指令ダグオン | |
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ジャンル | ヒーローロボット |
アニメ | |
原作 | 矢立肇 |
監督 | 望月智充 |
シリーズ構成 | 荒木憲一 |
キャラクターデザイン | オグロアキラ |
メカニックデザイン | 大河原邦男 |
音楽 | Edison |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | 名古屋テレビ、サンライズ 東急エージェンシー |
放送局 | テレビ朝日系 |
放送期間 | 1996年2月3日 - 1997年1月25日 |
話数 | 全48話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『勇者指令ダグオン』(ゆうしゃしれいダグオン)は、1996年(平成8年)2月3日から1997年(平成9年)1月25日までテレビ朝日系で毎週土曜17:00 - 17:30(JST)、ABCのみ毎週金曜17:00に先行放送(全国で最も早く放送)に全48話が放送された、名古屋テレビ・サンライズ制作のSFロボットアニメ作品、および作中に登場する戦士達を指す名称。『勇者シリーズ』の第7作。同シリーズとしては最後のモノラル放送となった作品でもある。
概要
第4作から6作まで監督を務めた高松信司の降板に伴い、新たに望月智充が監督として起用され、これまでのシリーズにおける作品のコンセプトも大きく変更。最も特徴的なのは番組タイトルであり、本作は唯一主役ロボットの個体名を指していない。ヒーロー側メインキャラクターの合体ロボは全て「ダグオン」の名を冠している。
これまでのシリーズは純粋なロボットアニメであったが、本作では等身大の変身ヒーローを登場させる新機軸が導入され、これに伴い従来のシリーズ作とは異なる独特の展開を有する。大多数のメンバーは地球人類であり、アクションシーンにおける基本的な展開は主人公が強化服を纏い等身大ヒーローに変身してから乗り物と「融合合体」して巨大ロボットになるという2段変身のステップを踏む。「等身大ヒーローへの変身」に関しては、『太陽の勇者ファイバード』の火鳥勇太郎の発展系とも言える形で、この要素は次作『勇者王ガオガイガー』の「サイボーグ・ガイ」に引き継がれた。
主要メンバーのほとんどは高校生であるため、日常生活や人間同士のやり取りが主体となって進み、ときには日常に紛れ込んだ宇宙人と戦うこともあった。最終回の48話に至っては敵が一切登場せず、ほぼ全てが人間同士のやりとり主体で構成された。日常生活を主体としたことで、戦闘場面では見えにくい人物の個性がより強く確立された。一部には専用BGMも設定されており、それぞれのイメージを強調する演出も行われている。エン以外にも度々スポットが当てられ、フィニッシュに至るまでその回の主役となったことも非常に多い。勇者シリーズの要素である「ロボットと少年の交流」については、ロボット要素はライアンとガンキッド、少年要素はガクが担っていた。
この他、特撮作品に対するオマージュが作中の多くの部分で見受けられ、ロボットになる前の、等身大ヒーローの五人編成やブレスレットによる変身などはスーパー戦隊シリーズへのオマージュであり、サブタイトルの「星人登場」という演出もウルトラマンに対するオマージュ[1]である。主役のファイヤーダグオンとパワーダグオンの交代は『ジャンボーグA』の主役メカに変形する飛行機と自動車から得たもの。
本来の視聴者層である低年齢層対策のため、本編終了後にCMを挟んでエンディングが流れる前に「ダグオンくらぶ」という視聴者からのお便りなどを紹介したり、ファイヤーエンが幼稚園などを訪問したりするミニコーナーを設けられた。
番組終了後、後番組の『勇者王ガオガイガー』の放送開始後もドラマCDやキャラクターソング集、OVAやアンソロジー本など関連グッズが数多く発売されると、女性や高年齢層からの人気は続いた。
勇者シリーズでは唯一時代設定は放送年と同じ1996年である[2]。
ストーリー
宇宙監獄サルガッソに収監されていた囚人たちは反乱を起こしてサルガッソを占拠。そこを拠点に惑星狩りを開始し、地球も標的となった。大堂寺炎、広瀬海、沢邑森、風祭翼、刃柴竜の5人の高校生たちは宇宙警察機構から勇者ダグオンの力を与えられ、サルガッソ囚人から地球を、そして自分たちの未来を守る為、勇者高校生という青春を繰り広げていく。
登場人物
- 大堂寺炎(だいどうじ えん) / ファイヤーエン
- 声 - 遠近孝一
- 山海高校1年生。7月24日生まれ。身長171cm。血液型はO型。兄弟はおらず一人っ子。好きな食べ物はラーメン、カレー、ハンバーグ。嫌いな食べ物はピーマン。趣味はゲーム。モットーは「猪突猛進」
- 普段は成績がイマイチで、遅刻を繰り返し、早弁もする問題児だが[3]、正義感も強い熱血漢。「これが青春だ!」が口癖。危険を省みない行動が多いが、その大胆さで難関を乗り切る。金銭面に関してはよく周囲に借金を頼むが、計画性のなさを知られていることから、マリアとヨク以外から貸してもらえた例がない。また、金を持っていてもすぐ使い果たしてしまう。学校には自転車通学で通っている。ちなみに問題児のエンがカイやヨクのような優等生と同じ高校にいるのは、面接の評価が高かったことが、ラジオドラマの春編で明らかになっている。一見、何も悩みがないように見えるが、ラジオドラマの冬編にて、小学生の頃に花火大会に遊びに行った際に、不良中学生たちに囲まれてリンチにされた挙句、親から多く渡されていた小遣いも全部巻き上げられてしまった(しかも喧嘩している内に靴も紛失している)という過去があったことが判明。現在でも当時の出来事を引き摺っており、入試の面接の時も、その時の出来事を経験したが故の目標を語っており、強い正義感を持つに至った。
- 入学早々、ケンカで他校の生徒(ゲキ)を骨折させて自宅謹慎を言い渡されたにも拘らず、ゲームセンターで遊んでいたが、その日こそ、サルガッソの地球侵略が始まった日でもあった。サンドール星人の侵攻からガクを助けた際にカイ、シン、ヨク、リュウと共にブレイブ星人によりダグオンに任命。結成当初は最も積極的に行動。指揮統率は苦手だが、行動力で仲間を引っ張っていき、チームの中では「ダグオンのリーダー」を自称し、のちに周りからも、それを認められるようになる。ダグビークルに関してはファイヤーストラトスの後部座席やファイヤージャンボの操縦席をゴミ箱代わりにすると私物化しているが、その一方でダグビークルへの愛着も持ち合わせてはいる[4]。
- サルガッソ事件の黒幕ジェノサイドを倒した際に行方不明になってしまうが、生還を果たした。
- 広瀬海(ひろせ かい) / ターボカイ
- 声 - 子安武人
- 山海高校2年生。1月17日生まれ。身長180cm。血液型はA型。風雲高校に渚というコギャルの妹がおり、扱いに手を焼いている。好きな食べ物は山海高校A定食。嫌いな食べ物はなし(好き嫌いは許さない)趣味は釣り。モットーは「公明正大」
- 沈着冷静で生真面目だが四角四面ゆえに融通が利かない。別名鬼の風紀委員長。常に竹刀を携帯し、風紀委員長として学校の不良生徒を取り締まる。その生真面目さもあって服装が自由な学校にも関わらず、自ら進んで制服を着用している。「Don't say four or five!」が口癖(「四の五の言うな」の意味)唯一の弱点はゴキブリ。ダグオンとしての活動には「正義の味方に就職するつもりはない」と当初は否定的であったが、本格的に活動するようになってからは参謀格となる。個性豊かなダグオンメンバーを仲間としては認めているものの「ダグオンの風紀が乱れる」ことには頭を痛めている。
- エンに対して規律を守るよう常に厳しい態度で接し、特に借金を頼まれた際には怒りのあまり竹刀を持って廊下中走り回って追い掛けたことさえあるが、反面彼のことを深く理解しており、心の底には熱い友情を隠し持っている[5]。ジェノサイドとの最終決戦でエンが消息を絶った際にはルナとの会話内で正反対なエンに対する不満をぶちまけながらも、ルナが離れた後、エンが無事に帰ってきてくれる事を信じながら落胆し、普通のパトカーをエンが運転するファイヤーストラトスと見間違えたりするなど、特に動揺が激しかった。そして、エンがボロボロになりながらも無事仲間たちの許に帰ってきた時は言葉にできない程の感動ぶりを見せた。
- 沢邑森(さわむら しん) / アーマーシン
- 声 - 山野井仁
- 山海高校2年生。6月12日生まれ。身長181cm。血液型はB型。男4人兄弟の3男。好きな食べ物はトンカツ。嫌いな食べ物は梅干し。趣味はデート。モットーは「明眸皓歯」
- 明るい性格で女好きなお調子者だが、友情に厚い面もある。スポーツ万能にして、柔道は三段。2年でありながらも柔道部の主将を務めるだけの実力はあるのだが、よく部活の最中に抜け出して女子の部活の練習へ勝手に紛れ込み、ナンパするも拒否されたり、周囲に阻止されたりの繰り返し。ダグオンの活動に関しては当初はカイやヨク同様に乗り気ではなかったが、次第にダグオンの自覚を持つようになった。軽い性格ゆえカイを煙たがることもあり[6]、スケベ心から女の裸見たさにライに透視能力を教えてくれと弟子入り志願したこともある。ちなみに周囲の高校の女子の間ではシンに声を掛けられることが女の子としての最低基準とされている。可愛い女の子を見かけた際の決め台詞は「よっ、そこの君!俺と青春しない!?」本人曰く見境なくナンパをしているわけではなく、好みのタイプの女の子(足がほっそりしていて、肌が綺麗で、あんまりスレてない感じで、髪の長い可愛い女の子)しかナンパしないというモットーがある。放送部部長のエリカと親しくなり、後に交際にまで漕ぎ着けている。
- エンとはゲーセン仲間でもあり、第29話ではゲキも交えてゲーセンで遊んでいる姿が描かれた。ジェノサイドとの最終決戦後、エンが帰ってこない寂しさをほぐれさせようとゲームセンターで遊んでいたが、隣のゲーム機の席にエンの幻影が浮かび「つまんねぇ、ゲーム」と呟いて、その場を去った。ゲーセンを離れた後はエリカに励まされたり、雪の中を柔道着姿でランニングしていたが、カイと行動を共にしていた際、生還したエンの姿を見かけ、喜びのあまり呆然とするカイとは対照的に喜びの表情を見せた。
- 風祭翼(かざまつり よく) / ウイングヨク
- 声 - 結城比呂
- 山海高校2年生。10月8日生まれ。身長162cm。血液型はA型。大学生の姉が1人いる[6]。好きな食べ物は激辛カレーパン[7]。嫌いな食べ物はアンパン。趣味は読書と昆虫観察。モットーは「一意専心」
- 眼鏡とバンダナと膝丈のハーフパンツがトレードマーク。明るく人懐っこい性格にして礼儀正しく常に敬語で話す優等生だが、相手構わず何かにつけてマニアックな科学知識を持ち出す上、爬虫類やゴキブリを愛でるという常人とはかけ離れた美的センスの持ち主でもあり、マッドサイエンティスト的な一面も覗かせる。たまに、勝手に校内で実験資料などを焼却処分している。ダグオンとしての活動には当初は「宇宙人の細胞が手に入ったら持って来てほしい」と、宇宙人の生態に興味を示しながらも地球防衛には無関心な態度だったが、その自覚を持つようになってからは持ち前の頭脳を活かし、参謀のカイを補佐するようにもなる。ライアンのスカウトもヨクの案によるものであり、ライ着任まではダグベースの機能解析やファイヤーレスキューの治療装置操作も行っていた。マンション暮らしで自室にはサルガッソとの戦いで入手した宇宙人の標本を飾っており[8]、その収集振りは、ライから「宇宙警察も顔負け」と絶賛された程。
- エンの借金問題に関しては、お金を貸すこと自体には応じるものの、前に借した借金を返済しないままで借りようとするのは断固として断る。そのエンがジェノサイドとの戦いで消息を経った際には、エンから連絡がないのは「通信機が故障しているから」と発言して周囲と自身を落ち着かせようとしたが、エン生存が絶望的になった際には、自宅にて「こんな標本がいくらあっても、エンが帰ってこなければ無意味だ」と激情を見せた。その後、外を歩いていた際、エンとの再会を果たす。
- 刃柴竜(はしば りゅう) / シャドーリュウ
- 声 - 私市淳
- 山海高校1年生。11月7日生まれ。身長173cm。血液型はAB型。美奈子という妹がいる。好きな食べ物は栗ぜんざい。嫌いな食べ物は鶏肉。趣味は鳥と遊ぶこととバードウォッチング。モットーは「山紫水明」
- 長い黒髪が特徴の、無口でクールな孤高の一匹狼。忍術の使い手であり、生身での戦闘力も高く、偵察や諜報活動も得意としている。特技はヒヨコの雌雄を判別。独断での行動や謎めく行動が非常に多い反面、その行動は問題発見や仲間の支えになることが多い。身のこなしが軽く、木の上に登って鳥とたわむれることもあれば、それを生かして仲間をサポートすることもある。動物好きであると同時に好かれる素質もあり、猛獣でも彼の前では人懐っこくなる。同じ1年生のエンとライからは興味を持たれたり、尊敬の念を抱かれている。私生活に関しては、学校の裏にある森に住んでいることと病気で入院中の妹の為に日夜バイトに勤しんでいること以外は不明。その為、出席率は非常に低く、金欠の度合はエンを上回り、借金の要請にエンが彼の元に赴いた際には飢えで気絶寸前だったことさえある。
- ジェノサイドとの最終決戦ではジェノサイド空間に飲み込まれそうになったエンを間一髪救う。そのエンがジェノサイドを倒すと同時に消息不明になってしまった際には、彼の身を案じながらも、美奈子の外出に付き合い、病院で美奈子と別れた後、エンとの再会を果たした。
- 黒岩激(くろいわ げき) / ドリルゲキ
- 声 - 江川央生
- 風雲高校3年生。5月5日生まれ。身長183cm。血液型はB型。大学生の姉が1人おり、姉の気の強さから軽い女性恐怖症に陥っているせいで女性の前では素直に言いたいことを言えないことが多い。尚、ゲキの姉とヨクの姉は同じ指向を持つ友人の間柄でもある(ドラマCDより)。好きな食べ物はトマト、寿司(タコを除く)。嫌いな食べ物はタコ。趣味は鉄道模型の収集。モットーは「真実一路」
- 100人の手下を抱える風雲高校の番長。服装も破れ学帽に学ラン、履物は下駄と、絵に書いたような昔ながらの熱血漢にして人情家な「番長」で、見た目とは裏腹にボケ役として立ち回ることも多い。マリアに恋心を抱いたことから、彼女のことは「マリアさん」と呼んでいる。普段は風雲高校の寮で暮らしている。
- 第16話で初登場し、ザゴス星人の三度目の地球侵略時にダグオンの正体を知り、ファイヤーダグオンが窮地に陥った際には監禁先のダグベースを無我夢中で操作したことで危機を救った。戦い終えた後、正体は口外しないと誓って解放されるが、シード星人事件の際、ブレイブ星人により6人目のダグオンに任命された。ダグオンになった当初は浮かれ気味で、エンたちからは煙たがられ、ガクからも「ダグオンの偽物」と酷評されていたが、困難を乗り越えて成長したことで、エンたちはもちろんのこと、ガクからもダグオンと認められるようになった。
- エンの謹慎の原因となった喧嘩の相手でもあり、当初はライバル的な関係だったが、正式に仲間になって以後は先の喧嘩で折られた腕のことも水に流し、コンビで「噂の刑事エン&ゲキ」を自称する等、親友として接するようになる。また、思いを寄せるマリアから相手にされない日々が続き、宇宙に旅立つ前にマリアに告白をしようとするが、エンとマリアのやり取りを見て失恋する。しばらくは傷心の状態となるが、傷心を乗り越えてからは、2人の恋を応援する側に回った。ジェノサイドの戦いでエンが消息を経った際には、マリアを励まし、ガクに発破をかけたりするも、自身が号泣。その後、エンとの再会を果たした。
- 宇津美雷(うつみ らい) / サンダーライ
- 声 - 山口勝平
- 山海高校1年生。3月18日生まれ。身長172cm。血液型はA型。本編には登場しないが、「レイ」という双子の弟がいる(ドラマCDより)好きな食べ物はオムライスと牛乳。嫌いな食べ物はキノコ類。趣味は料理とアーチェリー。モットーは「初志貫徹」
- 精神感応など超能力を使う「第3の目」を持つジンライ人。7人の中では唯一の宇宙人にして宇宙警察機構の正規隊員の新米刑事。地球の配属となり、山海高校に転校。リュウと同じクラスになる。先立って地球で活躍してきたエンたちを「先輩」と呼ぶ。宇宙刑事としての教育を受けた正規のダグオンゆえにメンバー中で最も知識が豊富で基地操作にも優れる。宇宙刑事の使命感も強いが、人当たりの良さゆえか気が弱い所があり、要領も悪い上に空気が読めない面が玉に瑕。将来の夢は宇宙警視総監。学園内では多くの女の子に好かれながらも追いかけ回され、美術の題材にされたこともあった。超能力をマリアの前で使用したことから彼女にも追い掛け回されるはめになり、その事でゲキに嫉妬される。リュウを慕っており、彼と話をしたがるも、いつも邪魔が入って話せずにいる。
- 刑事ゆえに殉職も覚悟しているためか、ジェノサイドとの戦いで消息を絶ったエンの身を案じながらも仲間たちほどの動揺は見られなかったが、生還したエンの姿をヨクと共に見かけた際には、ヨクよりも先に喜びの表情を見せた。エン生還後も、しばらくは地球に滞在していたが、次の任地が決まったことから、ルナと共に地球を去った。別れ際、エンの愛用の上着を貰う。
- 戸部真理亜(とべ まりあ)
- 声 - 長沢美樹
- 山海高校1年生。4月8日生まれ。身長162cm。血液型はA型。ガクの姉。好きな食べ物はいちご。嫌いな食べ物はイナゴ。趣味はオカルト研究。モットーは「純情可憐」
- 気が強く負けず嫌い。一人同好会で超常現象研究会を開いており、エンからは「オカルト娘」とも呼ばれている。奉幣・神社のお札・十字架・数珠などを装備し、パソコンで情報収集をしながら、不思議な現象のある所にしばしば足を運んでいる。可愛らしい容姿をしているが、その変わった趣味のせいで女好きで通っているシンにすら異性扱いされていない(初対面ではナンパされたがオカルトマニアぶりを敬遠された)携帯電話やコンタクトレンズを愛用しており、カイ同様に制服を着用している(ラジオドラマで「制服が可愛いから」という理由で着用していることが語られた)ガクを狙ったデマッカ星人をゴキブリと勘違いしてスリッパ一発で倒すと、図らずも地球の危機を救ったこともある。
- エンとは小学3年生の頃から毎年同じクラスだったという腐れ縁でケンカ友達。エンの借金に応じてはいるが、いつまでも返済しないのを良いことに、超常現象研究会の臨時部員として、こき使ったこともあった。しかし、物語が進むにつれて徐々にエンを意識するようになっていき、第42話でエンがダグオンであることを知ったことが切っ掛けとなって、互いに想い合う関係となった。エンが宇宙に向かう直前に帰ってきたらデートする約束を交わし、ジェノサイドとの最終決戦で消息不明となったエンを待ち続け、生還したエンと真っ先に再会を果たした。
- 戸部学(とべ まなぶ)
- 声 - 長沢直美
- 小学5年生。マリアの弟。12月2日生まれ。身長130cm。血液型はB型。好きな食べ物はラーメン、カレー、ハンバーグ。嫌いな食べ物はピーマン。趣味は有名人のサイン収集。モットーは「一石二鳥」
- 生意気な性格だが、正義感が強い。通称「ガク」だが、そう呼ばれると怒る。姉マリアのことは呼び捨てで呼んでいる。リュウの妹の美奈子とも仲良しで、恋心を抱いている(ドラマCDより)。ダグオンのファンであり、ダグオンクラブの会員第1号。ファイヤージャンボが大破した際は手向けとして花束を贈った。常々ダグオンの正体を知りたがっていたが、ジェノサイドとの戦いにおいて、エン自らの告白でそれを知ることとなる。ゲキと行動を共にしていた際、生還したエンの姿を見かけ、ゲキよりも先に喜びの顔を見せた。
- ライアン
- 声 - 広瀬匠
- 機械生命体・剣星人の生き残りで、故郷を滅亡させたアーク星人を追って地球にやって来た。故郷と同胞を一度に失った悲しみと怒りから、地球に来た当初は荒れており、「アーク星人への復讐を果たすためなら、地球人がどうなろうと自分には関係ない!!」と手段を選ばなかったが、エンに何度も助けられたことと彼らのダグオンとしてのチームワークと友情に惹かれ、アルマー星人との戦いを経て仲間になる。戦闘能力はもちろんのこと、宇宙を旅していたこともあって異星人に関する知識も豊富。自分を変えた最大の要因となったエンに対しては等身大戦・巨大戦ともに「俺を使え!」と自らが変形した剣を振るわせた。後にガンキッドの保護者となる。ガンキッドからは最初は「おじさん」と呼ばれたが本人曰く「これでもまだ若い」らしい。アーク星人を討った後、エルバイン太陽系で生き延びていた同胞探しのために地球を離れたが、ガンキッドの泣き声が聞こえてきたと言ってゲドー戦の最中に再び戻ってきた。サルガッソ破壊後、エンとの友情を確認しながら、ガンキッドと共に再び地球を離れ、同胞のいるガリフナー星に向かった。一度目の旅立ちの際はダグオンメンバー全員に見送られ、二度目の旅立ちの際はマリアとルナも見送った。
- ドラマCD第2弾において、子供の頃、宇宙警察機構に所属することを夢見ていたことが明らかとなる。
- ガンキッド
- 声 - 長沢美樹
- サルガッソ囚人であるメカージュ星人の長距離移動及び成長後の護身武器を目的に作られた戦闘ロボット。製造番号は「ガンドロイドT-96」であったが、後にライアンによって、剣星の言葉で「新しい命」を意味する「ガンキッド」の名を与えられた。第25話での戦闘後、ダグオンのエンブレムを帽子に付けてもらう。性格は子供そのもの。5歳児程度の思考を持ち[9]、生まれたて故に世間知らずで我侭。それゆえ当初はダグオンメンバーと衝突していたが、次第に成長し、ダグオンとしての自覚を持つようになる。サルガッソ破壊後、ライアンの剣星人探しを手伝うために地球を離れる。
- ルナ
- 声 - 深水由美
- 宇宙警察機構の刑事。惑星オーパース出身で、宇宙警察機構第108分署第5パトロール部隊に所属している。胸のクリスタルを用いてギャラクシールナになり、口紅型の剣を使用。専用の鳥形戦闘機を持つが、劇中で融合合体はしなかった。クイーンザゴスを追って地球を訪れ、現地のダグオンと協力してクイーンザゴス軍と交戦。クイーンザゴスに苦戦するダグファイヤーを見かねて、ファイヤーショベルを製作した。任務を終えて帰還する際にヒドーに捕まり、洗脳されて手下とされてしまう。洗脳後はサングラスとコートで正体を隠すようになる。ダグオン抹殺に赴いた際にカイに助けられて正気に戻り、この一件からカイと相思相愛に。ダグオンチームが宇宙に向かっている間、カイの頼みを聞いた朝日山の世話になった。エン生還後、ライと共に地球を去る。
- ブレイブ星人
- 声 - 中田譲治
- 宇宙警察機構所属の宇宙人。エンたちにダグコマンダーを初めとしたアイテムを与え、ダグオンに任命した。自身が直接、地球の防衛に携わらない理由は本人曰く「自分たちの星は自分たちで守ってこそ価値がある」とのこと。ワルガイア三兄弟の地球総攻撃時、自らも地球に赴き、マドーとゲドーの手で動力炉を暴走させられたダグベースを元に戻し、ヒドーも倒すが、弟をやられたことで怒ったマドーとゲドーの攻撃を受けて自身も戦死。残留思念はダグオンチームを激励しながら消えていった。
- 朝日山壮一(あさひやま そういち)
- 声 - 島香裕
- 山海高校の校長。丸っこい体格をした中年男性で、穏やかながら掴み所のない飄々とした人物。エン達がダグオンであることを知らないはずだが、強敵との苦戦や日常の悩みを解決するためのきっかけを与えることが多い。エンからは「おっちゃん」と呼ばれて慕われている。自然をこよなく愛しており、野良仕事や校内菜園での野菜の栽培を行ったり、裏山の隠れ家にいることも多い。最終回ではエンは死んだと聞かされ、絶望に追い込まれているマリアを励まし、彼(エン)と約束した待ち合わせの場所へ向かわせた。
- 伊集院遥香(いじゅういん はるか)
- 声 - 城山堅
- 山海高校の教頭。堅物の男性で朝日山校長に比べ頑固で融通が利かず、特にエンに対してはかなり厳しいが、問題児である彼を更生させたいがゆえの思いであり、生徒を愛する気持ちは校長と同じ。文化祭では「焼きそばハルカ」という名前の店を毎年出すなどの茶目っ気のある一面を持ち合わせており、腕前はエンも「美味い」と絶賛する。
- 芹沢英里加(せりざわ えりか)
- 声 - 水谷優子
- 山海高校2年生にして放送部部長。スタイルが良い美少女だが気が強く「このスットコドッコイ!」の掛け声と共に平手打ちを放つ。シンから想いを寄せられるようになる。サキュバスに操られたダグアーマー(シン)を平手打ちで正気に戻したことから、しつこいシンに対してダグアーマーを「彼氏」と呼ぶようになる。しかし、それがシンの恋心をさらに燃え上がらせることになり、最終的にはシンのことも認めるようになる。エンが行方不明になった際、その事に対する悲しみを隠しているシンに喝を入れるなど、シンを尻に敷きながらも彼の事を大切に想っていることが伺い知れるが、良い関係になってもシンが他の女性をナンパしたりすることもあってか前途多難。OVAには登場はしないもののシン曰く「デートをよくドタキャンする」らしい。
- ツヨシ
- 声 - 岩坪理江
- ガクのクラスメート。臆病でクラスの男子達にいじめられていたが、不思議な力を持った石・宇宙石を手にしたことから、いじめっ子達に復讐する。しかし、その宇宙石はフェニックス星人が姿を変えたものであり、フェニックス星人に操られてしまうが、ファイヤーエンの激励により宇宙石を投げ捨てた。その後、第41話と最終回エンディングで台詞は無いものの再登場している。
- 藤井ユカリ(ふじい ユカリ)
- 声 - 西原久美子
- ヨクの中学時代の同級生。エンやシンが見とれる程の美少女で鳥が好き。中学時代、ヨクに鳥が好きなことを教えた年に彼から貰った誕生日プレゼントは爬虫類図鑑。住居は八角市のマンション。オーストラリアに引っ越すことになり、ヨクに別れの挨拶をしに山海高校を訪れた。パイダ星人に襲われた際に、ウイングヨクに介抱されるが、その際にウイングヨクにヨクの姿を重ねた。オーストラリアへ行く際にヨクからカモメのアクセサリーを貰い(実はシンが買ったものだが、ヨクとユカリの後押しのために譲った)、ヨクと良い雰囲気になる。ダグオンチームが宇宙に出発する前、ヨクはオーストラリアにまで会いに行った。
- 刃柴美奈子(はしば みなこ)
- 声 - 小西寛子
- リュウの妹。病弱で長く入院生活を送っている。兄思いの性格で、偶然出会ったエンにリュウのプレゼントを買ってもらうよう頼んだこともある。兄同様、動物好きで動物を手懐けるのも上手い。予知夢を見る能力を持っており、ファイヤージャンボの復活など数々の未来を予知していた。主治医の千住先生に化けたシュラにより人質にされ、シュラから脅迫されたリュウはエンの暗殺に赴くが、美奈子の予知夢のおかげでシュラを欺くことに成功し[10]、美奈子も助けられた。
- 広瀬渚(ひろせ なぎさ)
- 声 - かないみか
- カイの妹。OVAとドラマCDにのみ登場。風雲高校に通っており、ゲキの後輩でもある。自由委員会の委員長で、規律に厳しい兄とは正反対で、何よりも自由奔放を愛する。そのため、エンとは一番波長が合っていた。一見ただのコギャル[11]なように見えるが、根は良い子。兄とはいつも喧嘩ばかりしており、英語で『It's my winning hand』(私の勝手でしょ)という言葉を口癖としている。
- 風祭翔子(かざまつり しょうこ)
- 声 - 吉沢佐衣子
- ヨクの姉。ドラマCDにのみ登場。オーシャン女子大学に通う大学生。同人誌サークルに所属しており、ゲキの姉の悦子とは友人である。弟に小遣いあげるのと引き換えに無茶苦茶な要求をする事もしばしば。やおいやボーイズラブを愛する俗に言う腐女子[12]で、目的の為なら手段を選ばないところは弟とそっくりである。
- 黒岩悦子(くろいわ えつこ)
- 声 - 紗ゆり
- ゲキの姉。ドラマCDにのみ登場。オーシャン女子大学に通う大学生。同人誌サークルに所属しており、ヨクの姉の翔子とは友人である。一見美人なお姉さんだが、やおいやボーイズラブを好む腐女子。その上、ゲキの女嫌いを作った張本人でゲキによれば「外では気取っているけど、家の中では下着姿でうろつく、洗面所の使い方は汚い、言葉遣いは下品、子供のころから看護婦さんごっこで患者役で散々弄ばれた」との事。ゲキと違って実家住まいだが、ゲキが学生寮で生活しているのはこの姉から離れたかったからである。
サルガッソ囚人
以下、複数回にわたって登場した者について記述する。
- ザゴス星人
- 声 - 水内清光、矢部雅史、室園丈裕
- 蟻に似た顔を持つ宇宙人で、赤い個体をリーダーとして集団で活動する。巨大化能力は持たず、円盤ロボに大勢で乗り込んで戦う。地球をザゴス星の植民地に変えようとしていた。
- クイーンザゴス
- 声 - 山岡葉子
- ザゴス星人の女王。通常のザゴス星人と異なり、最初から巨大な状態でいる。危険人物であるが、ダグオンと戦った宇宙人の中で唯一サルガッソに収監歴がない。
- クイーンザゴスの直属の部下には、上級兵士シスターザゴス(雌)(声 - 吉田古南美)たちがいる。
- 母星で事態を静観していたが、失敗続きの雄たちに失望し、自ら地球侵略に赴く。パワーダグオンの初陣の相手となり、パワードリルアームを受けて戦死。これにより、ザゴス星人との戦いも終結した。
- アーク星人
- 声 - 柏倉つとむ
- 宇宙皇帝を名乗り、星を支配したり滅ぼしたりする権利を主張する仮面の宇宙人。10m程の体躯と鉤爪状の手が特徴であり、仮面の下には端正な顔立ちの素顔を持つ。エルバイン太陽系でライアンの同朋の剣星人に捕えられてサルガッソに収監されたことから、ライアンの故郷である剣星を滅ぼすも、自身を捕らえた剣星人がエルバイン太陽系で生き残っていることを知り、ライアンを葬った後は、その剣星人へ復讐することを目論んでいた。また、第25話では朽ち果てて石化した剣星人の剣をライアンに刺した上で、アーク城に磔にするという猟奇的なやり口を行う。
- 要塞アーク城を初めとした「悪魔のような超科学力」(ライアン談)を駆使し、時にはガードロイドやキャメロンといった他のサルガッソ要員をぶつけて、ダグオンを苦しめていった。アーク城の惑星凍結装置を用いて、地球を剣星同様に氷漬けにしようとするが、その戦いでアーク城を破壊されてしまう。その後は月に佇みながら事態を静観していたが、ライアンとの一騎打ちを行う夢を見たことから、ライアンと決着を付けることを決意。ライアンとの一対一の戦いの末、ライオソードの一太刀を受けて敗北。ライアンを称えながら果てた。ライアンのことは剣星人と呼んでいたが、死の間際には最初で最後に呼び方を改めた。
- ワルガイア星人
- サルガッソを牛耳った3人兄弟の宇宙人で、兄弟共通の能力としてあまり動かない場合の通常形態と激しい動きを想定した身軽な戦闘用形態にスタイルを切り替える能力や人間に変身する能力がある。当初は戦略的に宇宙人を地球へ仕向けていたが、相次ぐ戦いで手駒を失ったことにより自ら出撃するようになった。
- ヒドー
- 声 - 矢部雅史
- ワルガイア3兄弟の三男で、額から1本の角が生えている。兄たちよりも先に登場。物体の遠隔操作や、エネルギー波らしきものでの攻撃などを得意とするが、不意打ち・弱みに付け込む・人質といった卑怯な手段で戦っていただけで、兄たちほどの実力はない。自分が有利な場合だけ相手を見下して「ちゃん」付けで呼ぶことがある。2人の兄のことは「兄貴」と呼ぶ。学ランを纏ったヤンキー風の人間に化けて地球に潜入し、諜報活動を行う。一時はルナを洗脳装置で操り手下として従えたが、それがカイの怒りに触れ、激昂したダグターボに額の角を折らる。スーパーファイヤーダグオンに合体した影響で病み上がりのファイヤーエンを苦しめるが、ブレイブ星人のビームを受けて死亡。亡骸は兄達の手でサルガッソに埋葬された。ルナに関しては同行させているうちに、恋愛感情のような執着心を抱くようになり、ルナの洗脳が解けた際には「お前は俺のものだ」と言い放った。また、傷心もあってか、自棄酒を煽っていた。
- ゲドー
- 声 - 長嶝高士
- ワルガイア3兄弟の次男で、頭部から2本の角が生えている。兄マドーのことは「兄者」と呼ぶ。兄弟の中では頭脳よりも力と頑丈さに自信を持つタイプだが、陽動作戦を発案したことから作戦立案が全く出来ないというわけではない。無限砲で腹部を撃ち抜かれてもものともしない生命力を持ち、頭部の角をクワガタムシの顎のように使って敵を挟む戦法も用いる。ダグオンの戦力を分散させた上で難破した宇宙飛行士に化けてダグベース内に侵入し、内部からダグベースの破壊を始める。ファイヤーエンとサンダーライによって宇宙空間に放り出された後はパワーダグオンとの巨大戦を展開。無限砲で腹部を撃ち抜かれても平然とし、陽動部隊の手でスーパーライナーダグオンとシャドーダグオンも倒されることを告げて、パワーダグオンを窮地に追い込むが、戦列復帰したライアンに陽動部隊を倒された上、自身の角を切断されてしまい、パワーダグオンのパワーライオソード十文字斬りを受けて戦死した。
- マドー
- 声 - 石井康嗣
- ワルガイア3兄弟の長男で、額と頭部から3本の角が生えている。右胸を分離させた重力波発生装置、あらゆる攻撃を吸収して自らの力に変える攻撃吸収能力を持つ。囚人達の事を道具のようにしか見ていない半面、弟たちに対する愛情は深く、ヒドーを目の前で倒された際にはゲドーと共に激怒し、ヒドーを倒した張本人であるブレイブ星人を倒し、ゲドーが亡くなった際にはゲドーのことを「愚かな奴」や「私はお前とは違う」と言い放ちはしたものの、やはりどこか寂しげな様子を見せた。最後の1人になった際には、宇宙警察機構の艦隊を壊滅させ、火星上でのダグオンとの戦いでも優位に立ち、攻撃吸収能力で蓄えたエネルギーでさらなる巨大化をすると共に惑星も破壊できる威力を持ったマドー超光波を作り出す。しかし、重力波発生装置をドリルライナーに破壊され、マドー超光波と攻撃吸収能力もスーパーファイヤーダグオンのトライアングルクリスマスビームには通用せず敗れ去った。最後の出撃前と戦死直前にジェノサイドの声を聞くが、正体を知ることはなかった。
- ジェノサイド
- 声 - 大友龍三郎
- サルガッソ事件の黒幕。実体を持たないエネルギー状の超生命体で機械や物体に乗り移り、それを自身の体とし、依代が失われても自身が無事ならば宿主を変えることで生き延びる。元は隕石に憑依して宇宙を流離っていたが、サルガッソに衝突後、中枢コンピューターを介して、サルガッソを支配し、囚人たちを洗脳。惑星狩りを開始させ、地球を新たな依代にしようと目論む。サルガッソ囚人全滅後、サルガッソに調査に赴いたライナーチームとライアンを捕らえ、彼らを一時的に操り、救援に向かったダグシャドー、ダグサンダー、ガンキッドの前に差し向ける。その時は何もせずに彼らを解放し、全員が中枢コンピュータールームを訪れた際、自身の正体を告げた。そして、8体を操って同士討ちにより動けなくさせて吸収しようとするが、エンが超融合合体したダグベースの攻撃を受けて、ダグターボたちを救出されてしまい、サルガッソを破壊されてしまう。しかし、施設内の掃除用ロボットに憑依して生き延び、ダグベースに乗って地球へ侵入。ライアンとガンキッドの旅立ちと入れ替わるように活動を再開し、強奪したファイヤーダグオンを依代として、地球をジェノサイド空間に包み込み、ダグ光波バリアが展開された山海市以外の人類を洗脳した。エンのパワーダグオンが強制的に合体したスーパーファイヤーダグオンによって地球との融合を解除された後、エンとの精神世界での戦いを展開し、最終的にはエンの捨て身の大気圏突破によるダメージと恐怖で消滅した。
ダグオンの戦力
- ダグコマンダー
- 地球方面のダグオンが所持するブレスレット型通信機兼変身装置。
- ダグビークルとシャドーガードはライとルナが地球を離れる際に全て回収されたが、ダグコマンダーだけはルナの計らいで残された。
- ダグテクター
- ダグオンの強化服。「トライ・ダグオン」の掛け声と共にダグコマンダーのカバーを下ろして変身システムが起動。首から下にダグテクターが装着された後、最後に頭部をヘルメットで覆う。
- ギャラクシールナの場合は、ダグコマンダーではなく胸部のクリスタルを使用し、ダグテクターも足下から順に装着されていく。
- ダグビークル
- ダグオン専用の乗り物。ダグオンが「融合合体」することでロボット形態となる。地球方面のダグオンが使用するダグビークルは地球の乗り物をブレイブ星人が異空間に引き込みスキャニングを行い、それを元に製造した。本作では一般の乗り物に擬態しているわけではなく、それらをモデルに作られた地球防衛用のマシンという設定になっており、ブースターなど元の乗り物にはないパーツのある機体が多い。ファイヤーエンのダグビークルは全機ともジェノサイド戦で失われ、サンダーライ以外のダグビークルとシャドーガードはライとルナが地球を去る際にブレイブディメンジョンに封印された。
- ファイヤーエン
- エンがダグコマンダーで変身した姿。メインカラーは赤。炎を使った攻撃を主体とする。鳥型のファイヤーバードに変形することで飛行可能となる。
- 技
- ファイヤーエルボー
-
- 肘の爪を用いた肘討ち。
- ショルダーバーン
-
- 両肩から発射する弾丸。
- ファイヤーナックル
-
- パンチ攻撃。
- 必殺技
- ファイヤーバードアタック
-
- ファイヤーバード形態で炎を纏って突撃する。
- ターボカイ
- カイがダグコマンダーで変身した姿。メインカラーは青。ライナーズのリーダーで自動車に関連した能力を持ち、脚部のタイヤにより高速走行も可能。宣伝記事でのキャッチフレーズは「神速の戦士」
- 装備・技
- ホイールキック
-
- 脚部のタイヤを回転させて敵をキックする。
- シールドスモーク
-
- 体の各部にあるパイプから煙を噴射し敵を撹乱する。
- ターボホイール
-
- 刃が付いた巨大なタイヤ。飛行用の乗り物としても使用できる。
- ターボホイールアタック
-
- ターボホイールを用いた突撃技。
- アーマーシン
- シンがダグコマンダーで変身した姿。メインカラーは緑。全身に火器を装備している為、火力に優れている。
- 装備・技
- アーマーライフル
-
- 手持ちの銃火器。
- ハンドミサイル
-
- 手首から発射する小型ミサイル。
- ブレストモーターキャノン
-
- 胸部に備えている四門のガトリング砲。
- ウイングヨク
- ヨクがダグコマンダーで変身した姿。メインカラーは銀。冷凍技を使用し、飛行能力による空中戦も得意としている。
- 装備・技
- クリスタルブーメラン
-
- 結晶で構成されたブーメラン。
- ブリザードハリケーン
-
- 胸部のファンから放つ冷凍竜巻。
- シャドーリュウ
- リュウがダグコマンダーで変身した姿。メインカラーは紫。忍者ゆえに隠密行動や相手を撹乱させる技を得意とする。
- 装備・技
- シャドークナイ
-
- 肘に備えた大型のクナイ。鎖を内蔵している為、伸ばすことが出来る。
- シャドー手裏剣
-
- シャドーリュウの状態で用いる手裏剣。
- 大回転剣風斬
-
- 独楽のように回転してシャドークナイで切り裂く技。
- ドリルゲキ
- ゲキがダグコマンダーで変身した姿。メインカラーは黒。怪力の持ち主。両肩のアーマーで頭部を覆うことでドリルモードへ変形し、地底移動が可能となる。
- 装備・技
- ドリルナックル
-
- パンチ攻撃。
- ブロッククラッシャー
-
- 胸部のブロックから発射する光線。
- ドリルクラッシュ
-
- ドリルモードからの突撃技。
- サンダーライ
- ライがダグコマンダーで変身した姿。基本カラーは黄色。ファイヤーエンと同型のダグテクターで雷を武器とし、鷲型のサンダーイーグルに変形する。爆発四散したダグベースから脱出する際にもサンダーイーグルを用いた。
- 装備・技
- サンダーサーベル
-
- 稲妻を模した剣。劇中未使用。
- サンダーボウガン
-
- 組み合わせた腕から放つ2つの雷。ボウガンの名称とは裏腹に弓矢ではないが、玩具ではボウガン状の武器が付属している。
- サンダークロー
-
- 腕の爪を用いた攻撃。
- サンダーイーグルアタック
-
- サンダーイーグルの状態で雷を纏いながら突撃する技。
- ファイヤーバード・サンダーイーグル・ダブルアタック
-
- ファイヤーエンのファイヤーバードアタックと共に放つサンダーイーグルアタックで炎と雷の螺旋攻撃。第44話でのゲドー戦で使用。
- ギャラクシールナ
- ルナがクリスタルを用いて変身した姿。基本カラーは桃色。剣による戦闘を主体としている。
- 装備・技
- ルナ専用剣(正式名称不明)
-
- 口紅が変形した剣。変身前でも使用可能。
ファイヤービークル
- ファイヤーストラトス
- ランチア・ストラトスタイプのパトカーを模したダグビークル。発進口はとある道路に地下から繋がっており、隠し扉から飛び出す。ファイヤージャンボに運搬される際は中央部分に格納。壁走りも可能としている。デスコップ事件では元となった車両とほぼ同じ形状をしていることから警官に扮したエンとゲキによる囮捜査に用いられ、デスコップの攻撃でひっくり返され放置された際には「ドア部分のみダグファイヤーの腕に変形させて」起き上がった。尚、最終回ではファイヤーストラトスのモデルとなったパトカーが再登場した。
- 装備・技
-
- パークフラッシュ
- ヘッドライトから発射する光弾。
- ダグファイヤー
- ファイヤーエンとファイヤーストラトスが「融合合体」した巨大ロボ。融合合体時、ファイヤーエンはダグファイヤーの足下から巨大化しながら融合合体を行う。ファイヤーブラスターを使用した射撃を得意とする。ジェノサイドとの最終決戦で大破した後、胸部の装甲のみが発見され、サンダーシャトルに回収された。
- 武装・技
-
- ファイヤーブラスター
- 腕の装甲内に収納された熱光線銃。通常は左腕に収納しているものを用いるが、デスコップパワード戦では右腕側に収納しているものも用いての2丁拳銃を披露した。
- スターバーン
- 胸部から放つ星形光線。
- ファイヤーナックル
- 炎を纏った鉄拳。
- ファイヤージャンボ
- ボーイング747ジャンボジェットを模したダグビークル。主翼の位置変更により輸送機のような風貌になっている。ファイヤーストラトス、ファイヤーラダー、ファイヤーレスキューの格納・運搬も行う。前線基地形態ファイヤーベースにも変形。発進の際は山の岩壁に隠された滑走路を使用。ファイヤーダグオンの両腕とコアユニット以外の部分を形成。第30話でアーク城を破壊するために特攻して大破し、海中に沈んでいった[13]。その後の第38話にて、ワルガイア三兄弟によって組織化されたサルガッソに対抗すべく、ブレイブ星人の手により修復されて復活を果たした[14]。尚、ファイヤージャンボのモデルとなったサンライズ航空のジャンボジェットは第28話でユカリがオーストラリアに旅立つ際に搭乗した。
- ファイヤーラダー
- 消防車(梯子車)を模したダグビークル。普通の消防車のように梯子の先から放水を行い火災の消火を行うことが出来る。梯子の内部にはファイヤーブレードを格納している。ファイヤージャンボに運搬される際は右コンテナに格納される。ファイヤーダグオンの右前腕を形成。
- ファイヤーレスキュー
- トヨタ・ハイメディック・救急車を模したダグビークル。車内に設置されている自動治療台で重症患者の治療とダグテクターの修復を行うことができる。ファイヤージャンボに運搬される際は左コンテナに格納される。ファイヤーダグオンの左前腕を形成。
- ファイヤーダグオン
- ファイヤージャンボ・ファイヤーラダー・ファイヤーレスキューで構成されたボディに誘導されたダグファイヤーがファイヤーストラトス形態になって収納されて完成する「火炎合体」の巨大ロボ。ボディの大半がファイヤージャンボ中心であることから空中戦にも優れている。第30話でファイヤージャンボが失われたことで合体不能になってしまったが、第38話でファイヤージャンボが復活したことで、ファイヤーダグオンも復帰戦を飾った。ファイヤーエンがファイヤーダグオンを使ったのは、その話が最後となり、以降はファイヤージャンボの飛行能力活用とスーパーファイヤーダグオンへの合体に用いられるようになった。第47話で地球に侵入したジェノサイドが強奪したファイヤージャンボはダグファイヤー抜きでファイヤーダグオンに合体。地球融合の依代に悪用された。
- 武装・技
-
- ジェットファイヤーストーム
- 主翼のジェットエンジン4基から放つ螺旋式の炎。
- ジェットファイヤーミサイル
- 主翼のジェットエンジン4基から放つミサイル。エンジンの容積を無視した連射も可能。
- ファイヤースターバーン
- 頭部から放つ星形光線。
- ファイヤーホールド
- ファイヤーブレードやファイヤーライオソードを使用する直前に放つ拘束光線。ファイヤーブレード時は胸部から放ち、ファイヤーライオソード時は剣先から放つ。
- ファイヤーブレード
- ファイヤーラダーの梯子部分が伸びて出現する剣。決め手として用いる際は足の裏からのホバリングで突進し「フィニッシュ」の掛け声と共に、すれ違いながら十字に切り裂く。アルマー星人には通用せず、2体目の戦闘で折れてしまったこともあった。
- ライオソード
- ライアンが変形した剣。当初、ファイヤーダグオンはこれを使いこなせずワイルディーに惨敗したが、エンは朝日山の薪割りから力の使い方を学び、リュウから渡された木刀で木の葉を切り、それによりライオソードを使いこなせるようになった。
- ファイヤーライオソード
- ライオソードを用いた剣技。通常はその場から動くことなく叩き割るように放つが、フェニックス星人(強化後)戦では突進しながら放った。
- 無限砲
- ガンキッドが変形した大砲。ガンキッドが敵であった頃は脅して使用し、小脇に抱えて発射したが、ガンキッドが仲間となった後はキッドファイターから射出されたコネクタを介して右腰に装着・発射している。
- ファイヤーショベル
- ショベルカーを模したダグビークル。ファイヤージャンボを失ったことでファイヤーダグオンになれなくなったダグファイヤーの窮地を救うべく、ギャラクシールナが工事現場のショベルカーに直接手を加えて急場凌ぎで製作。この行為は本来は規則違反であったが、事後に許可を取って正式なダグビークルとして使用されることになった。実機のショベルカー同様に、ショベル部分は換装式でバケットとクローとドリルの3つのアタッチメントを持つ。
- パワーダグオン
- ファイヤーショベルにダグファイヤーが収納されて「剛力合体」した巨大ロボ。飛行能力は無いもののファイヤーダグオンを上回る戦闘力を有し、右肩のパワーショベルのアームなどを生かした力技を得意とする。下半身のみ無限軌道の形態(パワータンクモード)にも変形したり、アーム先のアタッチメント交換を行うことが可能となっている。第43話では宇宙に旅立つ前にガクに写真撮影をさせてあげた。
- 武装・技
-
- パワーショベルアーム
- 右腕に装備されている第3の腕。
- パワーバケットアーム
- パワーバケットアームに換装した際のパワーショベルアーム。基本形態として用いられ、無限砲の反動を抑えるアンカーとしても機能する。
- パワークローアーム
- パワークローアームに換装した際のパワーショベルアーム。岩石や鉄を握り潰す。
- パワードリルアーム
- パワーショベルアームを換装した際のパワーショベルアーム。破壊力に優れる。
- ショベルアッパー
- パワーショベルアームを用いたアッパー攻撃。
- ドリル落とし
- パワードリルアームを上から下に放つ技。
- ショベルシールド
- パワーショベルアームを回転させて敵の攻撃を弾き返す防御技。
- ファイヤークロー
- エネルギーを纏ったパワークローアームで敵を握り潰す技。
- パワーニーキック
- 膝蹴り。
- マグマブラスト
- 胸部から放つ炎。
- パワーバーン
- 頭部から放つ星形光線。
- ライオソード
- ライアンが変形した剣。
- パワーライオソード十文字斬り
- ライオソードで敵を十字に切り裂く技。ゲドーを倒した。
- 無限砲
- ガンキッドが変形した大砲。ファイヤーダグオンの無限砲コネクタが外付け式だったのに対し、パワーダグオンの無限砲コネクタはルナがファイヤーショベルに改良を加えたことで、左肩に内蔵され、無限砲使用時は内臓コネクタを展開して接続する。接続後はパワーバケットアームをアンカーとし、ガンキッドの「ターゲットマーク・セットオン」の掛け声と共に目標を捕捉してから発射する。
- スーパーファイヤーダグオン
- ファイヤーダグオンとパワーダグオンが「超火炎合体」した巨大ロボ。ダグベースから発射される超火炎合体光波を浴びることで合体が可能となる。パワーダグオンとファイヤージャンボが背中合わせに合体してファイヤージャンボがファイヤーダグオンに変形した後、パワーダグオンがバックパック・四肢・胸部装甲・頭部角飾りを形成し、ファイヤーラダーとファイヤーレスキューは脚部内に収納、ダグファイヤーはパワーダグオンからファイヤーダグオンに移動して完成する。無限大の力を秘めており、コアであるエンがその力を引き出せば引き出すほど凄まじい力を発揮する。しかし、本来なら別々のシステムで動いているファイヤーダグオンとパワーダグオンを同時に使うためにエンへの負担が大きく、戦闘終了後は急激にエネルギーを消耗してしまうという欠点を持つ。この為、劇中では万策尽きたときの最終手段として利用されており、グレート合体にも関わらず初登場は第4クールの第41話と他の勇者シリーズに比べて遅く、登場回数も極端に少ない(登場したのは僅か3回=第41話・第45話・第47話)第47話ではファイヤーダグオンがジェノサイドに強奪された状況だった為、パワーダグオンがそれを押さえつけた上で強制合体を行った。精神世界での戦いの影響で各部を破損していき、最終的にはエンの意志による大気圏突破でスーパーファイヤーダグオンもろともジェノサイドは散り、最後に残ったダグファイヤーも負荷により爆発した。
- 武装・必殺技
-
- スーパーメガ光波
- 胸部のエンブレムから放たれる火の鳥型光波。他の勇者ロボの攻撃がまるで通らなかったゼルマーを一撃で倒した。
- ライオソード
- ライアンが変形した剣。単独での使用はなかった。
- 無限砲
- ガンキッドが変形した大砲。接続方法はファイヤーダグオンと同じだが、ライオソードと同時使用する際は左腰に接続する。ライオソード同様、単独での使用はなかった。
- トライアングルクリスマスビーム
- ライオソードと無限砲を装備した状態で形成した三角形から放つ赤・青・黄の螺旋光線。スーパーファイヤーダグオンの「鋼の体に熱き魂。不屈の闘志は勇者の証」とガンキッドの「三つの力、一つに合わせ、輝け」ライアンの「奇跡のダグオンパワー」の口上の後に発射。マドーを倒した。
ライナービークル
- ターボライナー
- ダグターボ
- ターボカイとターボライナーが融合合体したロボ。バックパックを脚部に装着することで機動力を高めることが出来、この状態で空中や水上を自在に移動することも出来る。第39話でのヒドー戦ではこれを圧倒して角をもぎ取った。融合合体は、変形完了したダグターボの頭部の前からダグテクターが合体する方式で、この方式はアーマー・ウイング・シャドー・サンダーも同じ方式で行っている。
- 全高:10.9m 重量:22.5t 走行速度:480.0km/h 跳躍力:135m 最大出力:28000BP
- 装備・技
- ホイールボンバー
- ブレイクホイール
- ターボピストンナックル
- ターボダッシュ
- アーマーライナー
- 新幹線E1系電車(放送当時のMaxやまびこ号)を模したダグビークル。多数の火器を搭載した戦車型のブースターを装備している。
- ダグアーマー
- アーマーシンとアーマーライナーが融合合体したロボ。全身に銃火器を搭載しかなりの数の武装を持つなど、重火器飛び道具主体の形態だが、本体であるシン本人の身体能力の高さゆえに格闘戦も得意としている。ダグドリルが登場するまでは最大の馬力を持つという位置づけであった。単独ではサキュバスを撃破。
- 全高:10.7m 重量:26t 走行速度:170.0km/h 跳躍力:120m 最大出力:33000BP
- 装備・技
- アーマーバルカン
-
- 頭部のバルカン砲。
- アーマーキャノン
-
- 背部キャノン砲。
- アーマーミサイル
-
- 背部の四連ミサイルランチャー。
- アーマーレーザー
-
- 背部に6門装備された小型レーザー砲。
- ファイナルバスター
-
- 全身の火器を一斉発射する。
- グラビトンキック
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- ジャンプ後に放つキック。
- ウイングライナー
- 新幹線400系電車(放送当時のつばさ号)を模したダグビークル。巨大な翼を持つブースターを装備。
- ダグウイング
- ウイングヨクとウイングライナーが融合合体したロボ。融合合体形態の中では最高の飛行速度を持つ。ダグターボ、ダグアーマーと共にガロン星人との戦いで初陣を飾り、連携でガロン星人を倒した。バード星人戦とパイダ星人戦では敵の最大の武器を封じて弱体化させた。
- 全高:10.7m 重量:19.5t 走行速度:180.0km/h 飛行速度:M3.2 最大出力:25000BP
- 装備・技
- クリスタルカッター
-
- 腕部に備えたクリスタル型の刃。飛び道具としても用いる。
- フリーズビーム
-
- 胸部から放つ冷凍光線。
- ブリザードタイフーン
-
- ブリザードハリケーンの強化版で両肩のファンから放つ冷凍竜巻。
- 翼の刃(正式名称不明)
-
- 空中ですれ違い様に背中の翼で相手を切り裂く攻撃。バード星人の翼を切断した。
- ライナーダグオン
- ダグターボが頭部、胴体、左腕に、ダグアーマーが右肩、右腕、右脚に、ダグウイングが左肩、左脚、バックパックとなって「重連合体」した巨大ロボ。第4話から登場。勇者シリーズの「人格を持つロボット同士の合体」としては珍しく、合体後も全員の人格が生きており、互いに相談しながらの戦闘も可能。頭部のデザインはダグターボ、ダグアーマー、ダグウイングの特徴を合わせた形状をしている。合体が完了する際のポーズと背景には独自のものが用いられている。ダグターボの機動力・ダグアーマーの火力・ダグウイングの飛行能力と冷凍能力を駆使する。初登場回の第4話でシンはカイに対して「合体したら俺とヨクはお前の手足にすぎない」と合体を拒否してしまうが[15]、カイの行動に心打たれたことで「俺の命、お前に預ける」とライナーダグオンへの合体のコンプレックスを克服した。追加メンバーのダグドリルが他の3人とは別行動を取ることがあった為、スーパーライナーダグオンに合体できるようになってからもライナーダグオンに3回合体している(第32話・第35話・第45話)
- 全高:20.5m 重量:68t 走行速度:450.0km/h 飛行速度:M5.0 最大出力:265000BP
- 装備・技
- ターボホイールカッター
-
- ダグターボのバックパックで構成された左腕から放つタイヤ攻撃。
- アーマーバスター
-
- ダグアーマーのバックパックで構成された右腕から放つ火器攻撃。
- ライナーブリザード
-
- 高速回転して作り出した4つの冷凍螺旋で相手を凍らせる技。胸部から放つことも可能でその場合は冷凍螺旋は1つのみ。ライナータックルへの繋ぎ技としても用いられる。
- ライナータックル
-
- 高速回転状態から放つ突撃技。
- ドリルライナー
- C62形蒸気機関車を模したダグビークル。後部ブースターがドリルになっており、これを車両前部に装着したアタックモードへ変形することで、地底移動と突撃技・ドリルクラッシュが可能となる。メカージュ星人戦ではガクの「他のライナーと連結してみたら、どうだろう?」という言葉をヒントに、ドリルライナー・アタックモードを先頭にして4機のライナーが連結。出力を高めることに成功した。
- ダグドリル
- ドリルゲキとドリルライナーが融合合体したロボ。力技を得意とし、バックパックと両肩のパーツを胸部に集めることで「ドリルアタックモード」となる。コックピットと胸部の位置が異なるため、融合合体はドリルゲキがドリルライナーの前方まで移動し、変形が完了すると、胴体となったフロント部から合体する。初登場は第20話。初陣ではヌーベル星人を宇宙船ごと撃破した。
- 全高:10.8m 重量:32t 走行速度:150.0km/h 跳躍力:110m 最大出力:42000BP
- 装備・技
- ドリルパルサー
- ロックバルカン
- ドリルアタック
- ドリルクラッシュ
- スーパーライナーダグオン
- ダグドリルが右肩の武装、胸、足の強化パーツとなってライナーダグオンと「超重連合体」したロボ。合体が完了すると順番にダグターボ、ダグアーマー、ダグウイング、ダグドリルの融合合体完了ポーズを取る。ライナーダグオン同様、やはり合体前全員の人格が生きている。パワー面を中心に強化されており、足の裏から下駄の歯のような突起を出して滑り止めとすることもできる[16]。初登場は第21話。ダグオンに倒されてきた宇宙人を強化させて復活させたヒュドロン星人との戦いで、ライナーチーム以外のダグオンが捕らわれて窮地に陥った中、ゲキの思いつきにより試行して初合体を果たした[17]。また、ゲキは当初、ダグファイヤーをダグドリルの合体パートナーと思い込み「友情合体」を試みようとしていた。
- 全高:24.5m 重量:110t 走行速度:520.0km/h 飛行速度:M10 最大出力:400000BP
- 装備・技
- ターボホイールカッター
- アーマーバスター
- ライナーブリザード
- ライナーゲキック
-
- 足の裏から突起を出して繰り出す蹴り技。
- スーパーロックバスター
- ライナータックル
- スーパーライナークラッシュ
-
- 回転させた右肩のドリルから放つ螺旋式ビーム。ヒュドロン星人(合体時)との戦いで初使用した際には、ヨク「必殺」シン「スーパー」ゲキ「ライナー」カイ「クラッシュ」と順に発声しながら放った。
シャドービークル
- シャドージェット
- F-15イーグルを模したダグビークル。ダグベースから近くの滝壷にカタパルトごと移動して垂直発進する。
- ダグシャドー
- シャドーリュウとシャドージェットが融合合体したロボ。機首部分が分離して背中に装備されるため、機首が分離してシャドーリュウがダグシャドーの頭部へ移動後、融合合体が完了。シャドードラゴンにも変形する。単独では初陣相手のカオス星人を撃破。
- 全高:10.8m 重量:18.0t 走行速度:190.0km/h 飛行速度:M1.9 最大出力:29000BP
- 武装・技
- 名刀カゲムラサキ
-
- シャドージェットの機首を鞘とする刀。
- シャドー手裏剣
- シャドークロー
- シャドーバルカン
-
- 両肩口に装備されたバルカン砲。
- シャドー・絶対拘束剣
-
- シャドードラゴン
- ダグシャドーが変形した龍型ロボ。
- 技
- ドラゴンプラズマバーン
- 光を纏いながら突進、途中で後方離脱してシャドードラゴンを象った光弾のみを飛ばす。
- シャドーガード
- ダグオンをサポートする動物型の巨大メカ。言語を使っての疎通こそ出来ないものの意思を持っており、いずれも人型のロボットモードへの変形機能を有する。普段はカードの姿でシャドーリュウが携帯しており、必要に応じて実体化。アニマルモード時はシャドーリュウを背中に乗せることもある。ロボットモード時には相手の周囲を囲んだ状態から高速回転しての合同奇襲攻撃も行う。尚、ロボットモードの登場は第6話のみ。
-
- ガードタイガー
- 虎型のシャドーガードで、パワーに優れる。体色は黄色。第15話ではシャドーリュウと共にエリカも乗せた。マウザーロボ戦ではネコ科であることを活かし、シャドーダグオンが自らこれを分離させてマウザー星人への威嚇に使った。
- 武装・技
- タイガークロー
- シャドーキャノン
- 光線
-
- ガードウルフ
- 狼型のシャドーガードで、スピードに優れる。体色は緑。第6話ではファイヤーエンを乗せた。
- 武装・技
- ウルフファング
- シャドーキャノン
- 光線
-
- ガードホーク
- 鷹型のシャドーガードで、持ち前の飛行能力を活かし、空中からの攻撃や偵察に用いられる。体色は青。第14話ではシャドーリュウと共にマリアを乗せ、第47話ではジェノサイド空間に飲み込まれかけたエンをリュウと共に救出し、ダグ光波バリア内に避難した。
- 武装・技
- ホークカッター
- ホーク手裏剣
- オーラ攻撃
- シャドーダグオン
- ダグシャドーが胴体と脚部、ガードタイガーが左腕と左足、ガードウルフが右腕と右足、ガードホークが翼になって「機獣合体」したロボ。
- 全高:20.3m 重量:63.6t 走行速度:420.0km/h 飛行速度:M5.2 最大出力:255000BP
- 装備・技
- 名刀カゲムラサキ
- シャドー大手裏剣
-
- ガードホークの尾羽が変形した手裏剣。
- シャドーガンビーム
-
- ガードタイガー、ガードウルフ、ガードホークの目から放つビーム。
- シャドーキャノン
-
- 両脛のビーム砲。
- シャドー大砲術
-
- シャドージェットの機首を抱えてビームを撃つ。
- シャドー・牙王斬り
-
- カゲムラサキで敵を素早く斬り刻む。マウザーロボ戦では自ら左腕(ガードタイガー)を切り離していたため、隻腕の状態でこの技を使っている。
サンダービークル
- サンダーバイク
- サイドカーを模したダグビークル。ライは日常生活でも用いている。サイド部分に戸部姉弟を乗せている。他のダグビークル同様に地球の乗り物から製造されたと思われるが製造過程は描かれていない。資料によってはサンダースロットルと呼称されることもある。
- ダグサンダー
- サンダーライとサンダーバイクが融合合体したロボ。本来、サンダーバイクは普通のバイクと同じサイズだが、融合合体すると他の融合合体形態とサイズが同じになる。サルガッソに赴いた際には案内役を務めた。
- 全高:10.6m 重量:19.0t 走行速度:220.0km/h 跳躍力:165m 最大出力:24000BP
- 装備・技
- サンダーバーン
-
- 胸部から発射する光線。
- デンゲキック
-
- 雷を帯びたキック。
- ボルトシュート
-
- 両手から広範囲に向けて放つ電撃。
- サンダースラッシュ
-
- 両手にエネルギーを集めて雷の刃を作り、敵を切り裂く。
- サンダーシャトル
- スペースシャトルを模したダグビークル。こちらも製造過程は語られていない。ファイヤージャンボの背面とジョイントする機構を持っている。パット星人との戦いの末に大気圏で燃え尽きかけたパワーダグオンの窮地を救った際に初めて姿を現すが、サンダーライは辞令が下りる前だったので何も言わずに去っていった。ジェノサイドとの戦いで消息を絶ったエンの行方を追う中、大気圏外に漂っていたダグファイヤーの胸部装甲を回収した。エン生還後、ライとルナが地球を離れる際にも用いられた。
- サンダーダグオン
- ダグサンダーが背部パーツ、サンダーシャトルが本体となって「雷鳴合体」したロボ。兜を模した頭部デザインと額の三日月型のエンブレムが特徴。劇中では第36話・第37話・第39話・第42話の4回しか登場しなかった。ワルガイア三兄弟の総攻撃時、仲間たちが動けない中でも孤軍奮闘し、マドーとゲドー相手に立ち回った。
- 全高:20.7m 重量:58.5t 走行速度:440.0km/h 飛行速度:M5.8 最大出力:270000BP
- 装備・技
- サンダーランサー
-
- 胸部に収納された槍。二つ又で刃は雷の形状をしている。避雷針のようにして槍に雷を落とすこともでき、トラッカー星人戦を撃破する際に避雷針戦法を用いた。一部媒体では「サンダージャベリン」と表記されている。
- サンダーガン
-
- サンダーシャトルの垂直尾翼が変形した銃。劇中未使用。
- ジョイントライフル
-
- サンダーシャトルの着陸脚が変形した銃。劇中未使用。
- サンダーライフル
-
- サンダーガンとジョイントライフルを合体させた銃。サンダーガンはトリガー部分、ジョイントライフルは銃身を構成。
- ランサーフィニッシュ
-
- サンダーランサーで敵を真っ二つに切り裂く。
- ムーンカッター
-
- 頭部のエンブレムから発射する三日月型の光線。
- スパークサンダー
-
- 胸部より放つ電撃光弾。
その他
- ライアン
- 基本形態である人型の形態から、「ライオソード」と呼ばれる剣型の形態に変形。この形態では空を飛び敵に突撃することも可能であり、伸縮自在であるという特性も生かし、等身大から巨大戦を問わず、ファイヤーエンと彼のロボの武器として用いられた。第46話でサルガッソに赴いた際は先のマドー戦でエンがスーパーファイヤーダグオンの副作用により倒れたことから、スーパーライナーダグオンが装備した。最後の手段として融合炉の爆発による自爆攻撃も備えている。
- 全高:10.7m 重量:18.5t 走行速度:190.0km/h 跳躍力:160m 飛行速度:M3.5(剣形態時) 最大出力:30000bP
- 武装
- ライアンバルカン
-
- 両腕に内蔵されたバルカン砲。両手を収納すると、入れ替わりにその砲身が出現する。
- ライアンフレア
-
- 胸部のライオンの口から放つ火炎放射。
- ガンキッド
- 基本形態のロボットモードの他、飛行形態「キッドファイター」、タンク形態「キッドタンク」、キャノン形態「無限砲」への4段変形機能を有している。泣き声は周囲を破壊する超音波であり、強力な妨害電波にもなる。無限砲はファイヤーダグオンとパワーダグオンと2体が合体したスーパーファイヤーダグオンの武器として運用される。クイーンザゴス軍の円盤ロボットとの戦いではファイヤーダグオンが失われていた為、スーパーライナーダグオンとシャドーダグオンの2体で使用し、発射の反動で全員吹き飛びながらも、円盤ロボットを倒すことには成功した。
- 全高:10.1m 重量:27.5t 走行速度:160.0km/h 跳躍力:130m 飛行速度:M2.3(キッドファイター時) 最大出力:36000BP
- 武装
- キッドバルカン
- 必殺技
- キッドキャノン
- ダグベース
- ダグオンの基地。普段は山海高校の裏山内に隠されている。ダグビークルの修復・ダグオン同士の通信・各システムの解析・患者の治療・ダグオンの捕捉に使用されるが、精神波を用いることで真の力を発揮する。ロボットモード・基地モード・空母モード・戦闘モードに変形。ロボットモードでは開錠や拘束といった多彩な機能を持つダグウェーブを掌から照射。周囲の攻撃や侵食を防ぐ際にはダグ光波バリアーを全身から展開。両腕にエネルギーを集めて胸部からスーパーファイヤーダグオンの合体に用いられる超火炎合体光波を発射する。基地モードはライナー型ダグビークルの発進に用いられ、ライナー型はダグベースから発進して海底に出た後に浮上する。空母モードは航行に用いられ、小型ビークルとファイヤーショベルは全て収容してファイヤージャンボとサンダーシャトルは甲板に搭載される。複数のアンカーも備えている。超火炎合体光波は機首から発射。空母モードはサルガッソを迎撃すべく宇宙に向かった際に初めて用いられた。戦闘モードはエンが超融合合体した事で起動。ロボットモードとの違いは目の部分にあたる窓がスライドして目が出現し、戦闘スタイルも格闘戦が主体となる。ジェノサイドが動かすサルガッソとの戦いにおいて使用され、ダグファイヤー以外の融合合体ロボ6体とライアンとガンキッドも超融合合体したことで出力を高め、サルガッソを破壊した。ジェノサイドとの最終決戦ではダグ光波バリアで周囲数十キロへの侵食を防ぐもフルパワーでの継続使用でオーバーヒートを起こし、バリアを張った状態で超火炎合体光波を放射した直後に限界を迎えて爆発四散した。
- ルナ専用ダグビークル
- ギャラクシールナ専用のダグビークルで鳥類を模した戦闘機。クイーンザゴスを追って地球に向かった際に攻撃を受けて損傷。クイーンザゴス軍との決戦時、ダグベースで修復中だった為、ルナはファイヤーストラトスの助手席に座り、現場に赴いた。クイーンザゴス軍との戦いの最中、修復を終えた本機に乗り込んだギャラクシールナはブレイブディメンジョンを形成して、ファイヤーショベルを開発した。クイーンザゴス撃破後、宇宙警察機構本部に戻る途中、ヒドーに破壊されてしまう。
主な舞台
- 山海市(さんかいし)
- 静岡県にある架空の都市。自然に恵まれており、近くには山や海がある。ジェノサイドによる地球融合が行われた際、ダグ光波バリアにより山海市だけは融合を避けられた。
- 山海高校
- 山海市にある高校。斜面に建てられた校舎が特徴で、裏手には広大な山地がある。自由な校風がモットーゆえに私服による通学も可能で生徒に対する制約は少ない。ゲドーとマドーがブレイブ星人を攻撃した際に広範囲が巻き添えとなり、校舎は半壊した。本校の裏山にダグベースがあることからダグ光波バリアによりジェノサイドの地球融合から逃れた人々はダグオンの誘導の許、バリアの中央である校舎に避難した。尚、続編のOVAでは校舎は修復されている。
- 超常現象研究会部室
- 校舎から離れた場所にある平屋建ての建物。ダグオンメンバーが我が物顔で作戦会議室として使っていることも多い。学園祭ではお化け屋敷として用いられ、マリアはピエロ風のお化け、エンはドラキュラ、ゲキはフランケンシュタイン、ガクはカッパ、途中参加の朝日山はのっぺらぼうにそれぞれ扮した。ワルガイア3兄弟の侵攻でブレイブ星人が倒された際のエネルギーで全壊し、床だけが辛うじて残る有様となってしまった。
- 宇宙監獄サルガッソ
- 宇宙警察機構に逮捕された凶悪宇宙人を収監していた巨大施設。囚人は疑似ブラックホールの牢獄に収監され、ガードロイドや掃除用ロボットといった無人機の手で管理されていたが、宇宙嵐に起因する故障を機に囚人たちに制圧され、彼らの惑星狩りの拠点となってしまう。宇宙嵐の際にジェノサイドが小惑星に憑依して外壁を突き破って侵入し、中枢を支配して囚人を全て操っていたことが後に判明する。ダグベースにより内部から破壊された。
スタッフ
- 企画 - サンライズ
- 原作 - 矢立肇
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
- シリーズ構成 - 荒木憲一
- キャラクターデザイン - オグロアキラ
- メカデザイン - 大河原邦男
- デザインワークス - やまだたかひろ
- 美術監督 - 岡田有章
- 色彩設計 - 甲斐けい子
- 撮影監督 - 松沢宏明、森夏子
- 音響監督 - 千葉耕市
- 音楽 - Edison
- 音楽制作 - ビクターエンタテインメント
- プロデューサー - 加古均(名古屋テレビ)・本名洋一、小原麻美(東急エージェンシー)・高森宏治、吉井孝幸(サンライズ)
- 監督 - 望月智充
- 制作 - 名古屋テレビ、東急エージェンシー、サンライズ
主題歌
- オープニングテーマ「輝け!!ダグオン」
- 作詞 - 谷穂ちろる / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - Nieve
- 勇者シリーズ主題歌としては初の男性ボーカル(EDでは『勇者特急マイトガイン』の後期が最初)。タイトルの出る場所が最初でも最後でも、さらにはサビでもないという、珍しいパターンを取る。また、後期になってアニメーションが変更された際、メカニックのアクションなど一部に効果音が付くようになった。英語バージョン「WE ARE DAGWON」が存在し、劇中で何度か使用。
- エンディングテーマ「風の中のプリズム」
- 作詞 - 谷穂ちろる / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - Nieve
- OP曲同様に英語歌詞版「PRISM IN THE WIND」が存在。
- ラジオドラマ主題歌
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 誕生!勇者高校生 宇宙砂塵サンドール星人登場 |
荒木憲一 | 望月智充 | 谷口悟朗 | オグロアキラ | 1996年 2月3日 (ABCのみ2月2日) |
2 | 空中都市作戦 宇宙蟻ザゴス星人登場 |
己葉新樹 | 久行宏和 (中村プロ) |
2月10日 (ABCのみ2月9日) | ||
3 | ダグファイヤー戦闘不能 液体生命体ガロン星人登場 |
菊池一仁 | 佐々門信芳 | 2月24日 (ABCのみ2月16日) | ||
4 | 最終兵器を破壊せよ 宇宙仙人デスパルス星人登場 |
杉島邦久 | 寺岡巌 | 3月2日 (ABCのみ2月23日) | ||
5 | ファイヤーダグオン発進せず 宇宙電人エレクトロン星人登場 |
川瀬敏文 | 南康宏 | 門智昭 室井聖人 |
3月9日 (ABCのみ3月1日) | |
6 | ゲームオーバー 宇宙幽霊カオス星人登場 |
荒木憲一 | 谷口悟朗 | 柳沢テツヤ | 3月16日 (ABCのみ3月8日) | |
7 | サルガッソの謎 看守ロボガードロイド登場 |
日高政光 | オグロアキラ | 3月23日 (ABCのみ3月15日) | ||
8 | キケンな眠り 爆睡宇宙獣モグネール登場 |
菅良幸 | 菊池一仁 | 寺岡巌 | 3月27日 (ABCのみ3月22日)9話以降もABCのみ1日先行放送(46話を除く) | |
9 | 昆虫大パニック 宇宙鳥人ガラバード星人登場 |
北嶋博明 | 杉島邦久 | 佐々門信芳 | 3月30日 (ABCのみ3月29日) | |
10 | 強さを我が手に 吸収宇宙人キラード星人登場 |
山田靖智 | 南康宏 | 室井聖人 | 4月6日 (ABCのみ4月5日) | |
11 | 復讐の10万光年 宇宙皇帝アーク星人宇宙剣士ライアン登場 |
荒木憲一 | 谷口悟朗 | 柳沢テツヤ | 4月13日 | |
12 | 新たなる仲間 鋼鉄宇宙人アルマー星人登場 |
川瀬敏文 | 己葉新樹 | 寺岡巌 | 4月20日 | |
13 | 炎の新必殺剣 銀河獣人ワイルディー登場 |
菅良幸 | 菊池一仁 | 植田洋一 | 4月27日 | |
14 | 心優しき宇宙獣 星獣グリフィン星獣使いロッド星人登場 |
山田靖智 | 杉島邦久 | 佐々門信芳 | 5月4日 | |
15 | 暴走ダグアーマー 宇宙魔女サキュバス登場 |
北嶋博明 | 南康宏 | 室井聖人 | 5月11日 | |
16 | 閃光のダグベース 宇宙蟻ザゴス星人登場 |
荒木憲一 | 谷口悟朗 | 寺岡巌 | 5月18日 | |
17 | 弱虫ツヨシと宇宙石 宇宙炎人フェニックス星人登場 |
菅良幸 | 山本裕介 | 己葉新樹 | 柳沢テツヤ | 5月25日 |
18 | マリアの幽霊退治 宇宙幽霊船バンダー星人登場 |
川瀬敏文 | 菊池一仁 | 6月1日 | ||
19 | ダグオンNO.6 宇宙植物シード星人植物獣ドランゴラン登場 |
荒木憲一 | 杉島邦久 | 植田洋一 | 6月8日 | |
20 | 突撃!ダグドリル 宇宙商人ヌーベル星人登場 |
山田靖智 | 氷室文月 | 佐々門信芳 | 6月15日 | |
21 | 男!涙の友情合体 死神宇宙人ヒュドロン星人登場 |
北嶋博明 | 谷口悟朗 | 寺岡巌 | 6月22日 | |
22 | 風に舞う白い羽根 宇宙の悪魔デモス登場 |
中野睦 | 日高政光 | 己葉新樹 | 室井聖人 | 6月29日 |
23 | 宇宙の大樹 機械植物メカージュ星人ガンドロイドT96登場 |
坂本郷 | 菊池一仁 | 柳沢テツヤ | 7月6日 | |
24 | その名はガンキッド 機械植物メカージュ星人登場 |
杉島邦久 | 植田洋一 | 7月13日 | ||
25 | 誓いの無限砲 宇宙皇帝アーク星人宇宙アメーバキャメロン登場 |
荒木憲一 | 氷室文月 | 寺岡巌 | 7月20日 | |
26 | ねらわれたガク 宇宙の破壊者デマッカ星人登場 |
北嶋博明 | 望月智充 | オグロアキラ | 7月27日 | |
27 | 猫が消える日 宇宙鼠マウザー星人登場 |
川瀬敏文 | 谷口悟朗 | 佐々門信芳 | 8月3日 | |
28 | 去りゆく君へ 宇宙グモパイダ星人登場 |
山田靖智 | 己葉新樹 | 柳沢テツヤ | 8月10日 | |
29 | 青い星の戦慄 恐怖宇宙人ラドンパ星人登場 |
中野睦 | 菊池一仁 | 室井聖人 | 8月17日 | |
30 | 地球氷河期5分前 宇宙皇帝アーク星人登場 |
荒木憲一 坂本郷 |
杉島邦久 | 寺岡巌 | 8月24日 | |
31 | 剛力!パワーダグオン 宇宙女王蟻クイーンザゴス登場 |
荒木憲一 | 日高政光 | 谷口悟朗 | 植田洋一 | 9月7日 |
32 | 噂の刑事エン&ゲキ 凶悪宇宙警官デスコップ登場 |
菅良幸 | 氷室文月 | 山本恵 | 佐々門信芳 | 9月14日 |
33 | 嵐を呼ぶ学園祭 台風宇宙人フットバー星人登場 |
北嶋博明 | オグロアキラ | 虎田功 | 柳沢テツヤ | 9月21日 |
34 | エン、成層圏で戦う 要塞宇宙人パット星人登場 |
中野睦 | 菊池一仁 | 寺岡巌 | 9月28日 | |
35 | 電撃登場ダグサンダー 宇宙魚人サバラス星人登場 |
荒木憲一 | 杉島邦久 | なかじまちゅうじ | 10月5日 | |
36 | サルガッソの支配者 電波宇宙人パルス星人登場 |
山田靖智 | 谷口悟朗 | 植田洋一 | 10月12日 | |
37 | 幽霊トラックを追え! 暴走宇宙人トラッカー星人登場 |
菅良幸 | 氷室文月 | 佐々門信芳 | 10月19日 | |
38 | 復活の白い翼 宇宙の阿修羅シュラ登場 |
中野睦 | 虎田功 | 柳沢テツヤ | 11月2日 | |
39 | 吠えよ!ライアン 宇宙皇帝アーク星人登場 |
北嶋博明 | 菊池一仁 | 寺岡巌 | 11月9日 | |
40 | 望まざる対決 ワルガイア星人ヒドー登場 |
荒木憲一 | 杉島邦久 | なかじまちゅうじ | 11月16日 | |
41 | 禁断の超合体 合成宇宙人ゼルマー登場 |
山田靖智 | 谷口悟朗 | 植田洋一 | 11月23日 | |
42 | 割れたダグテクター ワルガイア3兄弟登場 |
菅良幸 | 氷室文月 | 鈴木竜也 鈴木卓也 |
11月30日 | |
43 | 勇者たち宇宙へ 爆弾宇宙人ボンバー星人登場 |
坂本郷 | オグロアキラ | 虎田功 | 寺岡巌 | 12月7日 |
44 | 攻防!ダグベース ワルガイア星人ゲドー登場 |
北嶋博明 | 菊池一仁 | 佐々門信芳 | 12月14日 | |
45 | 奇跡の勇者たち ワルガイア星人マドー登場 |
菅良幸 | 杉島邦久 | 柳沢テツヤ | 12月21日 | |
46 | サルガッソ大爆発 超生命体ジェノサイド登場 |
荒木憲一 | 谷口悟朗 | 松村康弘 | 箕輪悟 | 12月27日 9:55 (ABCのみ12月27日17:00からの放送) |
47 | 燃えろ!炎の勇者エン 超生命体ジェノサイド登場 |
氷室文月 | 寺岡巌 | 1997年 1月18日 | ||
48 | オレたちの未来へ… | 望月智充 | オグロアキラ | 1月25日 |
※1996年8月31日、10月26日、1997年1月4、11日は休止。
※2/17日は豊浜トンネル岩盤崩落事故で岩盤が除去され、安否確認に関するニュースを中継で報道したために番組は放送休止。1週間遅れの穴埋めという形で3/27(水)に8話(朝日放送では3/22(金)に放映済み)が放映された。そのため、8話まで朝日放送では放送休止に追いやられることなく所定日時(金曜17時)に放送できた一方、他系列局は朝日放送と比較して8日(8話は5日)も間が開いている。
※編成の都合により46話は12月27日(金)の午前9時55分から放送[18]。
放送局
- NBN 名古屋テレビ
- HTB 北海道テレビ
- ABA 青森朝日放送
- IAT 岩手朝日テレビ(1996年10月-1997年1月)
- KHB 東日本放送
- AAB 秋田朝日放送
- YTS 山形テレビ
- KFB 福島放送
- ANB テレビ朝日
- NT21 新潟テレビ21
- ABN 長野朝日放送
- UTY テレビ山梨
- BBT 富山テレビ
- HAB 北陸朝日放送
- SATV 静岡朝日テレビ
- ABC 朝日放送(毎週金曜日17:00-)
- KSB 瀬戸内海放送
- HOME 広島ホームテレビ
- YAB 山口朝日放送
- JRT 四国放送
- EAT 愛媛朝日テレビ
- KUTV テレビ高知
- KBC 九州朝日放送
- ncc 長崎文化放送
- KAB 熊本朝日放送
- OAB 大分朝日放送
- UMK テレビ宮崎
- KKB 鹿児島放送
- QAB 琉球朝日放送
OVA
1997年10月リリース。シリーズ初のOVA作品である。
関連商品
玩具
全て、タカラより発売。
- DX火炎合体 ファイヤーダグオン
- DX重連合体1 ダグターボ
- DX重連合体2 ダグアーマー
- DX重連合体3 ダグウィング
- DX重連合体 ライナーダグオン(ダグターボ・ダグアーマー・ダグウィングのセット)
- DX機獣合体1 ダグシャドー
- DX機獣合体2 ガードウルフ
- DX機獣合体3 ガードタイガー
- DX機獣合体4 ガードホーク
- DX機獣合体 シャドーダグオン(ダグシャドー・ガードウルフ・ガードタイガー・ガードホークのセット)
- DXロボット基地 ダグベース
- DX重連合体4 ダグドリル
- DX超重連合体 スーパーライナーダグオン(ダグターボ・ダグアーマー・ダグウィング・ダグドリル・厚紙製ダグベースのセット)
- DX宇宙剣士 ライアン
- DX無限砲 ガンキッド
- DX剛力合体 パワーダグオン
- DX超火炎合体 スーパーファイヤーダグオン(ファイヤーダグオン・パワーダグオンのセット)
- DX雷鳴合体 サンダーダグオン
- DXダグテクター1 ファイヤーエン
- DXダグテクター2 ターボカイ
- DXダグテクター3 アーマーシン
- DXダグテクター4 ウィングヨク
- DXダグテクター5 シャドーリュウ
- DXダグテクター6 ドリルゲキ
- DXダグテクター7 サンダーライ
- 勇者指令 ダグコマンダー
- ファイヤーブラスター
- HG(ハイパー合体)火炎合体 ファイヤーダグオン(ファイヤーストラトスはダグファイヤーへの変形不可)
- HG重連合体 ライナーダグオン(ターボライナー・アーマーライナー・ウィングライナーは個別変形不可)
- HG剛力合体 パワーダグオン(ダグファイヤーは無可動)
- HG超火炎合体 スーパーファイヤーダグオン(HGファイヤーダグオン・同パワーダグオンのセット)
映像・音楽ソフト
- 勇者指令ダグオン DVD-BOX 1(2006年10月25日)第1話から第25話までを収録、5枚組。
- 勇者指令ダグオン DVD-BOX 2(2006年11月22日)第26話から第48話、そしてOVA『水晶の瞳の少年』を収録、6枚組
- 勇者指令ダグオン(1996年2月21日) OPとEDを収録したシングルCD。
- 勇者指令ダグオン(1996年11月21日)CDシネマシリーズで使用されたOPとEDを収録したシングルCD。
- 勇者指令ダグオン VOl.1(1996年4月24日)サウンドトラック。
- 勇者指令ダグオン VOl.2(1996年8月21日)
- 勇者指令ダグオン〜SONG COLLECTION(1996年12月18日)ソングアルバム。
- 『勇者指令ダグオン』〜スペシャルドラマ1“選挙で激突!トライダグオン“(1996年6月21日)ドラマCD。
- 『勇者指令ダグオン』〜スペシャルドラマ2(1996年7月24日)
- 『勇者指令ダグオン』〜スペシャルドラマ3(1996年10月23日)
- 『勇者指令ダグオン』CDシネマ1〜春はあけぼの(1996年12月18日)
- 『勇者指令ダグオン』CDシネマ2〜夏のツー・ショット(1997年1月22日)
- 『勇者指令ダグオン』CDシネマ3〜それぞれの秋(1997年2月21日)
- 『勇者指令ダグオン』CDシネマ4〜冬、来たりなば…(1997年3月21日)
- 『勇者指令ダグオン』スペシャルドラマ〜いいやつ(1997年8月21日)
- 『勇者指令ダグオン』スペシャルドラマ2〜悪いやつ(1998年2月4日)
ゲーム
- タカラ
アンソロジーコミック
- 勇者指令ダグオン1st(1996年8月6日) ISBN 4-05-601397-7
コミカライズ
ラジオ
放送期間中の1996年10月から1997年3月にかけて、ラジオ日本及びラジオ大阪にて本作品にまつわるラジオ番組が放送された。パーソナリティーは子安武人、遠近孝一、私市淳の3人が担当。リスナーからのはがきを読み上げた他、本編では描かれなかったメインキャラクターの日常生活を描いたドラマが放送され、ドラマは放送終了後にCDシネマとして発売された。
脚注
- ^ これに関して、DVD-BOXリーフレット内の監督インタビューにて「ダグオンのメンバーは基本的に(敵)宇宙人の名前を知らないので、一度も名前を呼ばれることなくやられていくのはいくら敵とはいえ可哀相だから」という旨の発言があり、望月監督自らがネタとして真似たことを認めている。
- ^ ドラマCD(「いいやつ」or「悪いやつ」付属の台本記載の年表)[要検証 ]
- ^ ダグオン任命前、ガクを助けるためとはいえ、無免許でパトカーを運転したこともあった。尚、その時のパトカーがファイヤーストラトスのモデルになった。
- ^ ファイヤージャンボを特攻させた際には悲しげな様子を見せ、次の第31話でもファイヤージャンボが沈んだ海に足を運んだ。ファイヤーショベルが敵の手に落ちた際は無我夢中で取り戻しに行き、ファイヤーショベルを発見した際には安堵した。
- ^ ドラマCDでは、エンと2人でアイドルの長沢ひとみがメインパーソナリティを務めるラジオ番組にゲスト出演し、山海高校に『入試を中止しろ。さもなくば自殺する』と脅迫電話をかけたリスナーを説得するべく、エンが自身の辛い過去を告白して感極まって泣き出した際には、静かに下がるようフォローした。
- ^ a b ドラマCD2巻より。
- ^ 第22話において、ゲキはヨクの勧めの店の激辛カレーパンが好きになったが、エンには不評だった。
- ^ 『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』では、標本の一つであるザムザが参戦の切っ掛け及び初陣となっている。
- ^ 放映当時のアニメディアその他より。
- ^ エンの左胸ポケットにリュウへの誕生日プレゼントの本が入っていることを事前に知ったことから、エンの左胸に手裏剣を当てた。
- ^ シン曰く「意志の強そうなきりりとした表情。それでいてエッチなプロポーション」との事。
- ^ ヨク曰く「そんなのだからいつまでたっても彼氏が出来ない」との事。
- ^ 次の第31話でエンはファイヤージャンボの沈んだ海に足を運び、ガクはファイヤージャンボに別れの花を送った。
- ^ リュウの手で海中に落とされたエンはブレイブ星人に助けられた後、海中内で修復されたファイヤージャンボに乗り込んだ。尚、ファイヤージャンボ内には、いつの間にか、ファイヤーストラトスも格納されており、ファイヤーラダーとファイヤーレスキューは自走で駆け付けた。
- ^ 元々の原因はエンが「3人揃って一人前だな」という不用意な発言をしたため。
- ^ 『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』のライブラリーでは、勇者ロボのパワーアップ形態の多くが高下駄状のパーツを装着することになぞらえて、「本当に“下駄を履いている”ロボット」と記された。
- ^ 前作『黄金勇者ゴルドラン』のゴッドシルバリオンの場合、一応は本来有していた合体機構であり「同じシルバーナイツだから合体できるはず」という見込みもあったもの、今作では合体機構が組み込まれているかどうか何も分かっていない状況で試行した。尚、スーパーライナーダグオンがヒュドロン星人を倒した翌日、ゲキはスーパーライナーダグオンの勇姿をマリアに自慢するが、相手にされなかった。
- ^ 一部の地方では、12月28日(土)の17時
外部リンク
名古屋テレビ 土曜17時台前半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
黄金勇者ゴルドラン
(1995.2.4 - 1996.1.27) |
勇者指令ダグオン
(1996.2.3 - 1997.1.25) |
勇者王ガオガイガー
(1997.2.1 - 1998.1.31) |