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勇者王ガオガイガーシリーズの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

勇者王ガオガイガーシリーズの登場人物(ゆうしゃおうガオガイガーシリーズのとうじょうじんぶつ)では、アニメ勇者王ガオガイガー』『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する架空の人物について記述する。なお項目については『覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜』完結時点での肩書の項目内で記載するものとする。

GGG

[編集]
諸元
サイボーグガイ
分類 Human
形式 サイボーグ
全高 2.01m(イークイップ時)
重量 125kg
原動機関 胸部マシンハート
最大出力 ノーマル時:約600馬力 (450 kW)
イークイップ時:30%上昇
緊急出力(ハイパーモード):約1,005馬力 (749 kW)
最高走行速度 61.5km/h
ハイパーモード時:92.0km/h以上
駆動システム 磁性流体アクチュエーター
装備 ウィルナイフ
特殊装備 命からもらったペンダント
その他 GSライドクラス:機密
構造:アルミ-リチウム合金骨格
電源:超高性能チューブ型燃料電池(エネルギーアキュメーター)
イークイップ所要時間:2.304秒
ハイパーモード制限時間:180秒
獅子王凱(ししおう がい)
- 檜山修之
GGG機動部隊長→GGGグリーン機動部隊長兼長官(代理)。20歳(物語開始時)。獅子座のA型。
高校生時代は宇宙開発公団のテストパイロットでもあったがスペースシャトル・スピリット号で宇宙に出た際、パスダーと邂逅、瀕死の重傷を負う。ギャレオンに救われた後、父親の手で全身の90%を機械化され、サイボーグとして復活[注 1]。戸籍上シャトル事故で死亡したことになっており、墓もある。
礼儀正しい熱血漢で自身の危険を顧みず、正義と勇気を最後まで貫く勇者と呼ぶに相応しい人物。自身の力を活かしきれなかったことを悔やむ場面はあってもサイボーグであること自体に苦悩した場面は一度もない[注 2]。命がGGG所属となった凱の助力を申し出た際には自分が普通の人間でなくなったことを悲痛なまでに力説したこともあるが、これは命から「危険に巻き込むまいとするためにわざと言っている」と指摘されており、凱もそれを否定していない。好物は紅生姜をたっぷり乗せた牛丼。嫌いな物はコンニャク[注 3]。ファッションセンスに関してはヒロイックなものを着用することもあった。サイボーグ手術前は短髪だった髪型は手術後には長髪となっているが髪自体も燃料電池・エネルギーアキュメーターに代えられている。
ゾヌーダを浄解した際にサイボーグから生身の身体にGストーンを宿した超進化人類エヴォリュダーに進化を果たす[注 4]。外見は生身の人間そのものだが左手の甲にはGストーンの紋様を宿しており、触れただけでコンピューター回線に進入、宇宙服を着用せず宇宙空間で活動し、体内に送り込まれたナノマシンのプログラムを書き換えるなど超人的な能力を誇る。遊星主との戦いに一度敗れた際、ケミカルボルトで操られてしまうが、護と命の協力による浄解で助かった後、遊星主との最後の戦いに臨みこれを打倒。全てを出し切ったGGGがわずかに残された力で護と幾巳だけを地球へと送り出すのを見送った後、残された仲間達と共に滅び行く三重連太陽系へと取り残された。
続編でありシリーズ最終章である覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜において、三重連太陽系からの脱出を試み辿り着いた次元の狭間オレンジサイト内でトリプルゼロに侵食されたGGGの仲間と覇界王と化したジェネシック・ガオガイガーを止めるため木星の次元ゲートより帰還。時にはベターマン・ラミアを始めとしたソムニウム達とも共闘しながら侵食され地球に侵攻してきた仲間たちと戦いその全員を救い出す。しかし、ようやく戦いが終わったと思ったその時に敵対を表明したソムニウム達と決戦に。その最中に凱が青の星の覇界王として覚醒。実は凱自身も他の仲間達同様にトリプルゼロに侵されていたが、Gストーンのおかげでかろうじて踏みとどまっていた状態であったことが発覚。いつ覇界王と化すか分からない不発弾のような状態の凱をそのままにはしておけないためにラミア達は敵対することで覚醒を促し、トリプルゼロで変質したGストーンをエメラルドグリーンの輝きを放つアニムスの花として咲かせパトリアの実として実らせる事で凱の肉体から覇界王の力の浄解と摘出を実行。ラミアが己の命まで賭した行動で凱の侵食は取り除かれ命のようなセミエヴォリュダーとなった。すべてが終わった後に命と結婚式を挙げ、外宇宙にトリプルゼロが漏れ出す次元ゲートが発生していないかを調査するため、J・ルネ・命・ギャレオンと共にキングジェイダーで旅立った。
天海護(あまみ まもる)
声 - 伊藤舞子
GGG特別隊員[注 5]→少年GGG隊員→GGG(ガッツィ・グローバル・ガード)機動部隊隊長。O型の天秤座。物語開始時はカモメ第一小学校3年1組生徒の8歳。この物語の根幹を成している真の主人公である。
ゾンダーの地球侵略が始まった日にゾンダーの感知や人間に戻す浄解を初めとした超能力が使えるようになり、EI-04事件後にGGG特別隊員に任命された。浄解を使う際は全身から緑色の光を放って、髪は逆立ち、妖精の羽のような光の翼が発生して空を飛ぶ事も出来る。当初は原種の浄解や探知が不可能だったが、大河総裁からペンダントを貰ってギャレオンのサーキットに触れて以降は原種の浄解と探知も可能になった。
天真爛漫で心優しき少年だが、浄解の為に自ら危険な現場に向かう強い勇気を持つ。歓喜時に「うわっはあ!」と言うのが口癖。凱のことは最初は「おじさん」と呼んでいたが次第に「凱さん」「凱兄ちゃん」と呼び方を変えている[注 6][注 7]
その正体は緑の星の指導者であるカインの息子ラティオ。赤ん坊の頃、ゾンダーに機界昇華された三重連太陽系をギャレオンと共に脱出し、地球の天海夫妻の許で育てられ、地球人の「天海護」の名を与えられた。自分の正体を知らずに生きてきた為、パスダーから「カインの造りし破壊マシン」と呼ばれた際や7原種戦で戒道と腸原種から自身の正体を知らされた際には動揺を隠せなかったが地球での両親との絆を再確認したことで異星人としての自分も受け入れた。
ゾヌーダ事件後、他の星に潜伏しているであろう新種の脅威に晒されている人々の力になるためにギャレオンと共に宇宙に旅立つ[注 8]。1年半後、生まれ故郷の三重連太陽系で遊星主と戦いながらGGGと再会。戦い終えた後、戒道と共に地球に送り返され、両親や華との再会を果たしている。
地球に帰還後、2010年に少年GGG隊員として、覚醒人凱号/ガオガイゴーに乗り、GGG帰還計画であるプロジェクトZに参加するがインビジブル・バーストの発生により計画は頓挫。その後、GGG(ガッツィ・グローバル・ガード)に正式入隊。機動部隊ヘッドダイバー隊長となる。
卯都木命(うつぎ みこと)
声 - 半場友恵
GGG機動部隊オペレーター。水瓶座のO型。20歳(物語開始時)。ファイナルフュージョンやゴルディオンハンマーのプログラム起動も担当。
凱が高校時代から付き合っている恋人[注 9]で彼の命がけの戦いを陰日向に支える。護や勇者たちのことを暖かく見守る姉のような存在。涙もろい性格だが芯は強い。とびきり濃いコーヒーを入れるのが得意で外見からは想像もつかないほどの大食を誇る[注 10]。高校生の頃は新体操部に所属。カラオケでは演歌が得意分野だが、彼女自身、歌はあまり上手くない。また、少々嫉妬深く、凱が自分以外の女と一緒にいると抓ったりしている。
パスダー飛来時に起きた火災で両親と凱を喪い、傷心の日々を送っていたが[注 11]、麗雄から凱がサイボーグとして蘇生したことを知らされ、凱の力になるべく、GGGに加わる。亡き両親の姿はnumber.45において、命の自室の写真内で描かれた。
超竜神が太古から帰還して以降、よく眩暈を起こすようになるが、それはパスダー飛来時に植えつけられた機界の種子が成長してきた影響で木星決戦を終えて、地球圏に帰還した後、機界の種子に身体を乗っ取られ、ゾヌーダに変貌。自らの意思とは無関係にGGGの仲間たちを殺しかけるが凱の浄解で中枢神経の発達したセミ・エヴォリュダーに転生。
三重連太陽系での戦いでは、セミ・エヴォリュダーの力で遊星主のパレッス粒子から回復。ルネ救出やジェネシックガオガイガー誕生に一役買うも遊星主の攻撃により重傷を負い、マニージマシンで治療を受ける。しかし、身体は動かなくとも意識はレプリジンの秘密に気付き、勝利に貢献する。
大河幸太郎(たいが こうたろう)
声 - 石井康嗣
GGG初代長官→特務長官。表の顔は宇宙開発公団総裁。蟹座のO型。45歳(物語開始時)。出身は埼玉県所沢市
いかなる状況においても冷静に状況を判断。凱たちからの信望は厚く、彼自身も勇者たちに絶大の信頼を置いている。金色の長髪だが眉毛は黒。少しキザで色々承認する時に思いっきり叫ぶのが特徴。ミス葛飾というミスコン出身の妻と2女児の子持ち。凱の戦術の師匠でもある。
ID5時代のコードネームはゴールドタイガーチタンヘッド・ドライバーというゴルフクラブを用いた必殺技を持ち、GGG本部がEI-18に操られた公団職員に占拠された際は彼らを昏倒させ、ピンチを切り抜けた。腕原種との直接対決はIDスーツを纏い、強化版のフルメタル・ドライバーを披露したが腕原種の前には通じず、火麻共々EI-72の素体にされ、GGGの能力を熟知しているがゆえにガオガイガーを大いに苦戦させた。
ガオファイガー完成後は宇宙開発公団総裁に復帰し、木星での体験からザ・パワーの資源利用の危険性を提唱し続けていた。三重連太陽系に赴く際にGGGに復帰。国連の手で合体プログラムを消されたガオファイガーを合体可能にすべく、ゴルフクラブのタイガーウッドに隠している予備プログラムを用いる姿も見せた。
獅子王麗雄(ししおう れお)
声 - 緒方賢一
GGGエグゼブティブスーパーバイザーにして、研究開発部部長。表面的には宇宙開発公団顧問。獅子座のB型。70歳。
世界屈指のスペーステクノロジーの権威で兄の雷牙と共に世界十大頭脳の一人に数えられている。凱の父親でもあり、瀕死の息子を救うべく、サイボーグ手術を施した。
イタズラ好きな性格だが、息子を思う心は誰よりも強い。妻である絆を木星探査船ジュピロス5の事故で失っている。年寄り扱いされることを嫌っていることから一人称は「僕」。自作のジェット機能付きローラーシューズとジェットローラーを常時着用しており、嬉しい時は作戦中にも拘らず、ジェットローラーで飛び回る。得意技はジェットローラーによる加速から放つレオラリアット
かつて覆面科学者・ミスターLとしてID5の装備一式の開発に携わっており、大河だけがその正体を知っていた。
木星決戦ではムラクモを操縦し、クラインスペースからの脱出方法を見つけ出す。脱出後もムラクモで情報収集を行い、原種の数が1つ足りず[注 12]、その原種(心臓原種)が木星にいることに気付くが直後に翼原種の攻撃を受けて、ムラクモが撃墜され、木星に落ちながら殉職。その意識はザ・パワーの中に取り込まれ、同じく取り込まれた絆と再会し、ザ・パワーを勇者ロボ軍団に与えた。木星決戦後、麗雄の葬儀が行われ、形見のジェットローラーも墓に備えられた。
『FINAL』OPでは絆と共に写った写真で登場している。
ブレイブサーガ2』では原作と違い、生存している。
火麻激(ひゅうま げき)
声 - 江川央生
GGG参謀にして戦術アドバイザー。蟹座のB型。45歳(物語開始時)。
ゴジラモヒカン頭にサングラスがトレードマーク。マッチョな熱血漢で作戦は一見してみると大雑把だが長年培った勘と経験によって、裏打ちされたものである。熱くなったときに通信機をよく握り潰しており、ベストの裏に10個の予備通信機を備え付けている。ID5時代からの戦友である大河同様に凱の師となり、彼に格闘技を伝授した。
「決して、敵に後ろを見せないこと」と「身体は鍛えておけ」をモットーにしており、やむなく後退せざるを得なくなっても「逃げるんじゃねえ! 後ろに向かって全力で進軍するんだ!」と皆に檄を飛ばす。体力に関してはゴルディーマーグの超AIのモデルになった際は人格コピーにかなりの負担がかかるはずだったが何事もなかったかのように翌日から通常任務に就いていた。
ID5時代のコードネームはシルバーピューマ。IDスーツ着用時にはモヒカンにもプロテクターが装備され、ブーメランのように飛ばすIDブーメラン(通称モヒカンスラッガー)という技がある。腕原種と対峙した際にも披露されたが大河同様の結果になり、EI-73の素体にされる。
ID5解散後はNASA防衛軍の軍事顧問に就いていた。
『FINAL』ではモヒカンがミレニアムモヒカンにパワーアップしていた。
牛山一男(うしやま かずお)
声 - 石川ひろあき
GGG整備部オペレーター。牡牛座のO型。22歳(物語開始時)。勇者ロボや各ツールのメンテナンスを行う。
温厚かつ優しい性格であまり目立つ行動はないが勇者を影から支える縁の下の力持ち。ミリタリーオタクであり、植木を育てるのが趣味でもある。4人兄弟の長男であり、弟たちからは慕われているがGGGが秘密組織だったにもかかわらず、弟たちに組織のことを話す等、公私混同な面も見られた。愛称はウッシー
『FINAL』では整備部の仲居亜紀子と付き合い始めた姿も描かれた。
猿頭寺耕助(えんとうじ こうすけ)
声 - 柏倉つとむ
GGG諜報部オペレーター。牡羊座のAB型。27歳(物語開始時)。頭脳明晰でGGGのメインコンピュータセキュリティを開発。
大河と火麻のID5時代の戦友である猿頭寺耕一の息子であり、不衛生な風貌によれよれの制服と乱れ髪と冴えない外見とは裏腹にIQ300を有する超天才。明言こそされていないが、かなりの競馬マニアらしい。
『FINAL』では恋人のパピヨンを二度も喪うことになる。
スワン・ホワイト
声 - ならはしみき
GGG研究開発部オペレーター。乙女座のA型。24歳(物語開始時)。麗雄の助手も務める。両親と兄・スタリオンとの4人家族。
プロポーション抜群の美人で茶目っ気たっぷりな面もある。命とは良き友人であり、EI-18戦ではマイクロゾンダーから解放された影響で気を失った命の代わりにプログラムドライブを行う。
好きなものはビターなコーヒーと飴。嫌いなものは猿頭寺のフケ。苦手なものは料理作り。スワヒリ語を初め、世界各地の言語に精通しているが日本語は英語混じり。極度のプロレスマニア(日本限定)でもあり[注 13]スワン・ダブル・ラリアットスワン・スピニング・トゥ・ホールドスワン・地獄極楽キック攻めといった必殺技まで持っている。
ゾヌーダ事件後は兄と共にアメリカGGG宇宙センターに転属。クーデターでは大河、雷牙、スタリオンと共に本部に復帰。三重連太陽系での決戦では大河と共にゴルディオン・クラッシャーの発動承認を行う。
獅子王雷牙(ししおう らいが)
声 - 緒方賢一
アメリカに在住する麗雄の兄にして凱の伯父。新生GGGではセカンドオーダールームの主任として活動。蛇使い座のAB型。75歳(初登場時)。麗雄からは「兄ちゃん」と呼ばれており、甥の凱からは「雷牙おじさん」と呼ばれている。
弟同様、世界十大頭脳の1人でアメリカ国防総省でゾンダーに対抗すべく、プライヤーズ、マイクシリーズを開発した。自作のジェット機能付きスケートボード・ジェットボードを乗り回し、同様のジェットグローブを用いて、ライガーアッパーを放つ。
麗雄とは似た者兄弟で一人称は「僕ちゃん」。弟とは子供じみた対立が絶えないがケンカするほど仲が良い証拠であり、墓参りの際には形見のジェットローラーを自身の手で備え、臨時のスーパーバイザーも務めた。
非常に優秀な科学者ではあるが私生活には多分に問題があり、ルネを始め、世界中に7人の妻と28人の子供、3人の孫がいる。自業自得ではあるが、その女癖の悪さから弟からは軽蔑され、子供たちからは多かれ少なかれ憎まれている。阿嘉松滋もその1人である。しかし、それでも本人は子供たちを等しく愛しており、ルネの命を救うためのサイボーグ手術を行い、その代償として、両手に消えない火傷を負う。両親の愛を知った後のルネとはスキンシップないがみ合いをする仲にまで回復し、劇中にも素直に親父と認めてもらう。また、阿嘉松に関してはニューロノイド覚醒人1号の強化案(フライトユニット)の製作に間接的に協力している。
ガオファイガープロジェクトを終えた後、アメリカGGGに転属するが三重連太陽系に赴く際にGGG本部に復帰。
スタリオン・ホワイト
声 - 岩田光央
アメリカ航空宇宙局勤務の雷牙の助手でスワンの兄。射手座の27歳(初登場時)。新生GGGではセカンドオーダールームのスタッフにして研究開発部主任として活動。
妹と同じく、英語交じりの日本語を話す。木星決戦に赴く前にGGGオービットベース内でロックギタリスト&ボーカルの腕前を披露。マイクの超AIは彼の人格がモデルとなっており、人格コピーの際の負担で急激に痩せてしまったらしい。
ゾヌーダ事件後、GGGアメリカ宇宙センターに妹や雷牙共々転属していたがバイオネットに拉致された命の捜索にも協力。クーデターの際に本部に復帰。
野崎通(のざき とおる)
声 - 竹村拓
大型粒子加速機イゾルデの研究所長で麗雄の教え子。35歳(初登場時)。劇中には登場しないが兄が2人いる。
ノーベル物理学賞候補だったが自身の探究心を突かれ、ゾンダー化し、EI-12と化す。
浄解後、新生GGGのセカンドオーダールームスタッフとなり、エネルギーシステム開発設計者と運営主任、イザナギのオペレーターを担当する。
モデルは本作品のスペシャルコンセプター・野崎透であり、名前もほぼそのまま拝借されている[1]
犬吠崎実(いぬぼうざき みのる)
声 - 曽我部和恭
GGG設立時からのメンバーで弾丸Xの設計と管理責任者を担当。
生真面目だが融通が利かず、いつも大事なことを忘れてしまうのが欠点。
設立当時に猿頭寺とシステム担当を争い落選したトラウマを引きずっていたことから1年後に退職。その心の闇をペンチノンにつけ込まれ、ゾンダー化し、EI-15と化す。GGGベイタワー基地を乗っ取るも猿頭寺の仕掛けたシステムトラップで基地を奪い返された。
浄解後、GGGオービットベースのセカンドオーダールームスタッフとして復帰。セキュリティの管理と運営、整備ソフトウェア主任、スサノオのオペレーターを担当する。猿頭寺とは和解したがアメリカGGG基地に猿頭寺の顔を模した空中戦ゾンダーシミュレーター・シミュレーションΩを制作・配備していたことから多少は根に持っている様子。
平田昭子(ひらた あきこ)
声 - 井上美紀
御殿山科学センターに所属。
「私の理論は完璧です」が口癖。
人類初の重力制御システムを完成させるも完全な稼動には至らず、その事からゾンダー化し、EI-20と化す。
浄解後、GGGオービットベースのセカンドオーダールームスタッフとなり、重力制御ユニットと人工重力発生システムの開発者と主任管制官、カナヤゴのオペレーターを担当する。ガオファイガー・プロジェクトでは新型ディビジョンフリートの慣性制御システムの設計を担当した。
木星決戦と遊星主大戦では野崎や犬吠崎と共に地球圏に残留。
その名前は実在の俳優・平田昭彦の一字違いであり、本作品の脚本家の一人・山口宏からも「見え見え」と言われている[2]。モデルは某アニメ雑誌の担当編集者[1]
八木沼範行(やぎぬま のりゆき)
声 - 真殿光昭
GGG2代目長官で元防衛庁キャリア[3]
一回り以上年下の大河とは対照的に穏健な性格だが堅実な指揮で難局に対処。F.F.の承認に非常に時間をかけていたが「勇者の判断を信じる」と的確にゴルディオンハンマーの承認を下しており、さらにGGGが国連に抗命して、三重連太陽系に向かう際には自身へのクーデター加担嫌疑を覚悟の上で大河に指揮権を引き渡し、その行動を後押し。それが元で2007年に罷免されたが、楊長官代理を経て復職した。
高之橋両輔(たかのはし りょうすけ)
声 - 小林清志
御殿山研究所所長。
原種たちとは違う謎の生命体に肉体を乗っ取られ、特殊電波を使い世界中の男性たちを行動不能にした。その後、GGGの配置転換により、3代目スーパーバイザーに就任する。
麗雄や雷牙と共に世界十大頭脳に数えられる人物。背負い投げなど柔道の心得があるらしい。口癖は「98%、○○○」。しかし、三重連太陽系に向かう際のクーデター時には「100%無理」と言っていた。三重連太陽系には赴かず残留。危急存亡のときには八木沼と共に隊員たちの精神的支柱になっていた。
ガッツィー・グローバル・ガード設立後はその座を楊に託し、御殿山科学センター所長へと復職する。2016年に記憶を取り戻したアルエットと再会し、GGG入隊の推薦状を送っている。
モデルは本作の監修を務める高橋良輔
パピヨン・ノワール
声 - 川澄綾子
シャッセールからフランスGGGフランスに転属した生体医工学者。褐色の肌と水色の髪が特徴。
ルネの数少ない友人で彼女のメンテナンスも担当。大学時代の実験により、自然の発する電波から近い未来の結果を予知する能力・センシングマインドを取得している。味が判らないキノコ料理が得意。地質学者ロリエ・ノワールの娘で、同じく生体医工学者の都古麻御の大学時代の後輩。
配置転換でスワンの後任として、GGG研究開発部オペレーターになる。猿頭寺とは恋人同士で、彼の髪を整えている。OFFの日には『ボトム・ザ・ワールド』で『センシング・マインド占いハウス』を経営。その繋がりで『ベターマン』にも登場[3]
レプリ護の襲撃の際に死亡し、アマゾン川の精霊の下に帰っていったが、パスキューマシンを完成時に発生したレプリ地球圏に生まれたレプリジンが人型唯一の生き残りとして、GGGと出会う。過去の実験で神経が強化されていることからパレッス粒子の影響を受けず、パレッス粒子で無力化されたGGGを復活させた。遊星主が消滅したことで、レプリジンである自身も消滅することになり、猿頭寺に看取られながら「私は、あなたの心に帰ります」と告げた。
楊龍里(ヤン・ロンリー)
声 - 中博史
風龍と雷龍の開発責任者であり、初登場時は中国の科学院航空星際部所属の軍人だった。
当初は敵の殲滅を第一とし、風龍と雷龍にもその教えを守らせていたが2人がGGGに感化され、勇者の心に目覚めたのを見て、自身も考えを改める。GGGとの合同演習終了後、風龍と雷龍をGGGに転属させ、地球の防衛=祖国の防衛にあたらせた。
三重連太陽系に向かう際のクーデター時には、表向きはクーデター鎮圧部隊の司令官をしていたが[注 14]、GGGへ風龍、雷龍を送り、ロゼと同じくGGGに地球の運命を託した。OVAでは妻子持ちであることが判明し、赤子である息子の前で笑顔を見せるシーンも描かれた。
護帰還後は、GGG長官代理を経てプロジェクトZ主幹となり、その後4代目GGGのスーパーバイザーとなる。
牛山次男(うしやま つぐお)
声 - 石川ひろあき(ベターマン)
牛山兄弟の次男でカモメ第2高校1年生(初登場時)。『ベターマン』にも出演。
ミリタリー関連では迷彩服を愛用。
未だ帰還しない兄に代わり3代目GGGに入隊後、2014年に初野あやめと結婚。長男の誕生に伴い整備部メインオペレーターを休職後、『グローヴァル・ウォール計画』時に職場復帰。
初野あやめ(はつの あやめ)
声 - ならはしみき
初野華の従姉。
ミリタリー・バイク・プロレス等、数多くの男性的な趣味を持ち、自身の性格も男勝り。華を自分の趣味につき合わせることが多く、それゆえにゾンダーの被害に遭うことも多いが、華を守ろうとする姿も見せる。基本的には華を振り回しがちだが、大阪に遊びに来た際は逆に振り回された。後にカモメ第二高校に進学。なお、彼女が持つPHSは、ウルトラセブンのウルトラアイを模したデザインになっている。
3代目GGGに入隊後、2014年に牛山次男と結婚し「牛山あやめ」となる。GGG機動部隊オペレーター主席を休職し2016年に長男、牛山一(はじめ)を出産。
戒道幾巳(かいどう いくみ)
声 - 紗ゆり(小学生時)、斎賀みつき(青年時[注 15]
初登場時は天海護のクラスメート。双子座AB型。
寡黙で謎めいた雰囲気を持つ少年。その正体は、護と同時期に三重連太陽系から逃れてきた、浄解能力を複製した生体兵器アルマ。浄解時は全身が赤く発光、頭頂にJを象った光輪を抱き、背には孔雀の尾羽に似た形状の光の羽が開く。大戦ではある程度の年齢体のアルマが存在したが、彼の場合は技術で若返ったのか、あるいはジェイアーク内部で確認された「生物が住まう巨大な水槽らしき空間」=「劇中で確認された、幼体が多数入れられていた生体カプセル」の中で幼児のまま青の星に訪れたかは不明だが、1997年阿蘇山で戒道婦人に拾われ、養子として育てられた。
自らを地球人とは別の存在だと認知し、誰からも愛されないよう距離を置いていたが、地球で育ったことで芽生えた愛着、育ての母や華への想いを持ち続け、それが原種と戦う原動力の1つにもなる。
Zマスターとの戦いでJとトモロ共々消息を絶つが、宇宙の果てに飛ばされて辛くも生き延びていた。その時に宇宙収縮現象を確認し、木星圏へと戻り、その際、護と再会するも遊星主の攻撃でQパーツと共に地球へ帰還した。当初は記憶を失っており、オーストラリアで出会った少女に助けられ、その娘の家で療養生活を送っていたが、半年後に記憶を取り戻し、Gアイランドへ向かった。複製された護に襲撃され、その間に華とも再会。全ての事情を知っている彼女に「護を連れて帰ってくる」ことを約束、複製された地球では単独行動を取ったがアベルに拉致され、ピア・ゲデム・ピークの生体コンピューターにされるも、Jとルネに救われアベルと対峙。戦いを終えた後、護と共に地球圏に帰還、華との約束を果たす。入院生活を送っていた母と再会した際には涙を流している。なお、番外編では、かなり逞しい性格をしているのが発覚。そして動物好き[注 16]
地球に帰還後、2010年に少年GGG隊員として護と共に覚醒人凱号/ガオガイゴーに乗り、プロジェクトZに参加。その後、GGGに正式入隊し、機動部隊ヘッドダイバー副隊長となる。
初野華(はつの はな)
声 - 吉田古奈美
物語開始時は護のクラスメイトにして、幼馴染のガールフレンドでクラス公認のカップル。山羊座。
両親と雌犬のよーぜふと暮らしており、第7話では山形に住んでいる祖父母、第12話では北海道に住んでいる祖母も登場。なお、どちらが父方ので母方なのかは不明。
素直で優しく芯も強い少女でクラスで浮き気味な戒道を気遣い、愛想の悪いアルエットにも友好的に接していた。「怖くない、怖くない」が口癖でこれは北海道にいた頃、東京へ引っ越す護に教えてもらったおまじないの言葉であり、80%以上の確率でゾンダーロボに遭遇し、体内に囚われるといった危険な状況下にあってもおまじないの言葉を呟き、涙目ながら泣くことはなかった。バレエを習っている。
7原種事件において、護に対する人質として、あやめ、末男、鷹泰、レイコと共に捕らえられてしまった際、浄解モード時の護を目撃。この事から宇宙人が護に化けていると思い込み、護を遠ざけてしまうが誤解が解けた後は和解。ゾヌーダ事件で護がゾヌーダロボに立ち向かった際には護の秘密を皆に明かすと共に応援した。そして、ゾヌーダとの戦いが終わった直後、号泣する。
以前は北海道苫小牧に在住しており、幼稚園が同じであったことから護と知り合った。家が近かったこともあり、2人はすぐに大の仲良しになったが2002年に天海一家がGアイランドシティに引っ越すことになり一時的に離れた。その後、2004年にキッチンHANAの支店を開くため[注 17]に両親と共にGアイランドシティへ移住し、護との再会を果たした。これらの部分はアニメ本編ではなく、ドラマCD1において語られている。
最終回エピローグにおいて、護の旅立ちをウエディングドレスで見送っているが、その数週間葛藤があったという[5]
遊星主大戦において、戒道と再会し、戦いが終わった後、彼と共に地球に帰還した護との再会も果たした。
その後、少年GGG隊員に所属。高校卒業後に3代目GGGに正式入隊し、機動部隊オペレーター主席となる。非力で保護プラスチックを割ることができなかったため、ファイナルフュージョン承認は両手ドライブで行う。
牛山末男(うしやま すえお)
声 - 石川ひろあき
護のクラスメイトで牛山兄弟の四男。牡牛座。
ミリタリーとプラモデルが好きでスポーツが苦手。護たちのリーダー的存在として彼らを引っ張り、レイコとはとある秘密を共有する仲だったりする。将来の夢はGGG隊員。あだ名は兄同様にウッシー。
兄がGGG所属の為、事情に詳しいものの護が特別隊員ということは聞かされていなかった。あやめとは軍用艦イベント「秋のチビッ子ヤング祭り」で親しくなる。
2016年頃はGGG(ガッツィ・グローバル・ガード)のGGG整備部オペレーター次席(主席は次男、三男は大学院生でフィールドワークとして世界を放浪中)として活動。
アルエット・ポミエ
声 - 釘宮理恵(覇界王コミック版1巻特典ドラマCD、スーパーロボット大戦30)
『エヴォリュダーGUY』で初登場。
かつて、母親の胎内に居た時にバイオネットの遺伝子操作を受けた為、5歳で天才的な頭脳を得た少女。生まれた直後に母親から引き離されバイオネットで兵器開発の英才教育を受けていたがGGGに救出された後、GGGの一員となり、ガオファイガーのF.F.プログラムの開発に携わる。
複雑な出生ゆえか、クールな性格で生意気な言動を取り、人を近寄らせないようにしていたがバイオネットによる新型ガオーマシン強奪事件において、凱の助言に感化されて変化が生じる。ガオファイガー奪還作戦において、命を救出するもギムレットの攻撃から彼女を庇って負傷。一命こそ取り留めたものの記憶と能力を全て失い、以後は普通の少女としての生活を送っている。
アニメ本編には『FINAL』の第3話・第5話・第8話に登場し、第8話では顔は描かれなかったものの母親も登場。
『覇界王 ガオガイガーVSベターマン』では2016年の話から登場。15歳。フランスで生活していた矢先、バイオネットに誘拐されるが、護と戒道に助けられる。誘拐されたのは偶然であり、疑似ゾンダーロボの素体にされかかった際に何らかの人為的にストレスを与えられ、その結果記憶と天才性が蘇ることになり、救出後、本人の希望でGGGに正式入隊する。幼少時とは一転して、明るい性格かつ敬語で喋るようになったが、憧れの戒道の前では、お喋りになる。

外部組織

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ルネ・カーディフ・獅子王(ルネ・カーディフ・ししおう)
声 - かかずゆみ
シャッセールのサイボーグで獅子の女王(リオン・レーヌ)のコードネームを持つエース。小説『獅子の女王』で初登場[3]
獅子王雷牙の娘で阿嘉松滋は異母兄、凱は父方の従兄。沙孔羅は姪。初登場時は17歳。身長172cm。体重70kg。モデルといっても過言でないスタイルの持ち主であり、『五月探偵リオン』ではボルフォッグにモデル代わりに利用された際には怒りを露に銃火器を乱射した。
母・フレールと共に暮らしていたが14歳の時にバイオネットに母を殺され、自身もバイオネットの拷問により、忠誠を余儀なくされ、改造手術を施されるも不完全なサイボーグになってしまう。ある時にバイオネットへの反乱を企てるが失敗し、死の寸前でシャッセールに助けられた後、父・雷牙の手でGストーンサイボーグとなり、一命を取り留める。しかし、全身の機械化が50%とサイボーグとして中途半端な部分があり、排熱機関が不十分で安定した体温調節ができず[注 18]、日常生活においては冷却コートを着用している[注 19]
過去の出来事から性格は粗暴で他者を寄せ付けない孤高の戦士。両親が結婚していないことと母を捨てた雷牙へのあてつけから母方のカーディフ姓を名乗っていたがフツヌシ事件で真実を知ってからは獅子王姓も名乗るようにもなり、雷牙への態度も多少軟化。ぶっきらぼうな態度は変わらずながら優しさも見せるようになる。
三重連太陽系のレプリ地球で遊星主に囚われていたソルダートJと出会い、戦士としての共感のようなものを感じるようになり、最終決戦では自身もキングジェイダーのパイロットになる。凱の恋人でもある命に対しては当初は態度が気にいらず、熱が冷め切っていない手で握手して、火傷させる意地悪な対応をしたが遊星主に捕らわれた際、火傷も承知で自分の手を掴んでくれた姿に心打たれ、態度を改めた。戒道に対しては母子家庭であることや戦うための存在だったことに自身を重ねたこともあり、地球に送り返した際には「親を大切にな」とエールを送る。
仏語で書くとRENAIS(ルネ)となる。
犬神霧雄(いぬがみ きりお)
声 - 小西克幸
ボルフォッグのAI人格モデル。
内閣諜報部所属の諜報員で、その経歴を買われ、GGGへ転属が決定されていた。しかし、恋人関係であった二重スパイ鳥羽操により、2004年11月2日の嵐の日に暗殺される[注 20]
エリック・フォーラー
ポルコートのAI人格モデル。
シャッセールの諜報員で英国紳士(ジェントルマン)のコードネームを持つ。ルネの教育係とパートナーを担当し、様々な後始末も行う。中国での任務において、ルネを庇い殉職。
私生活では結婚しており、妻と娘がいるがシャッセール所属については秘密にしており、夫の死もシャッセールが表向きに用意した職場での事故死と伝えられた。

一般人

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天海勇(あまみ いさむ)
声 - 塩屋浩三
牡羊座の35歳(物語開始時)。
妻と共に北海道内を旅行中、突如飛来したギャレオンに護を託され、以降、彼を自分の息子として育ててきた。宇宙開発公団に務めており、主にシャトルの打ち上げ管制を担当。
大らかな性格の持ち主である一方、倹約家でどんなものでも10年以上使い込まないと気が済まない。「うわっはあ!」が口癖で、護と同じなのは彼に口癖が移ったため。
護の事をとても大事にしており、大事にし過ぎで少々過保護気味で、ゾンダー事件があるたびに車を飛ばして帰って来てしまうことも。だが、護が自分たちと血の繋がらない子供と知った時は「ちょっと他の人と授かり方が違っただけ」と自分たちが大切に思っている事を伝えて親子であることを伝えた。そして、木星決戦ではクリスマスパーティを楽しんだ後に護を見送った。
天海愛(あまみ あい)
声 - 紗ゆり
勇の妻。山羊座の30歳(物語開始時)。
良妻賢母で植物アレンジメントを趣味としている。性格はかなりおっとりしているが危機に際しては行動力がある。
護を過保護なまでに溺愛しており、当初はギャレオンが護を取り戻しに来ることを恐れていたが護の使命を知ると覚悟を決め、涙をこらえつつも護の旅立ちを率先して勧め、GGGの木星決戦の旅立ち日でもあるクリスマスの日にはギャレオンを労う姿も見せた。
磯貝桜(いそがい さくら)
声 - 吉田古奈美
宇宙開発公団総裁としての大河の秘書。
大河不在には公団の指揮を執るが大河がGGGの長官であることはGGG再編成まで知らずにいた。大河の必殺技であるチタンヘッド・ドライバーの唯一の伝承者でもあり、大河のことを男性として意識している節がある。
EI-18事件でマイクロゾンダーに寄生された際にはどじょう掬いを披露。
数納鷹泰(すのう たかやす)
声 - 柏倉つとむ
護のクラスメイト(物語開始時)。
家庭が金銭的に豊かで小学生には似つかわしくない高価なものを持ち歩き、やたらと見せびらかしては自慢することが多いが、その度にレイコに言い負かされている。泣き虫。後に護、華、末男と共に少年GGG隊員となるも、高校卒業後は大学生となっていた。
狐森レイコ(こもり レイコ)
声 - ならはしみき
護のクラスメイト(物語開始時)。
高飛車な性格の女王様タイプだが見た目に反して怪力の持ち主。愛称はこもりん。凱のことを「チョベリカチョロン様(超ベリーカッチョいい超ロン毛様の略らしい)」と呼んで憧れている。その為、命に対して、勝手にライバル意識を持つ。
鷹泰以上の金持ちだが彼の自慢話を言い負かす場合は基本的に「口」のみであり、鷹泰のように高級品を見せつけることはしていない。実際には彼女の家はとうの昔に没落しており、現在は質素な生活を送っていることが、ドラマCD3において判明した。また、クラスメイトで唯一真実を知っている末男が他言無用でいることから内心では彼に惹かれている。後に護、華、末男と共に少年GGG隊員となるも、高校卒業後はわかば、たまよと共に女子大に進学。
鈴木わかば(すずき わかば)
護のクラスメイトでレイコの取り巻き。体型は末男とほぼ同じ。
手里たまよ(てざと たまよ)
護のクラスメイトでレイコの取り巻き。無口な性格。
先生
声 - 山田美穂
小学生時代の護たちの担任の女性教師。本名は不明。
ゾンダー事件に幾度となく巻き込まれるが生徒の避難を優先する責任感を発揮。ただし、マイクが臨海学校に遊びに来た際には驚きのあまり、気絶している。
戒道夫人(かいどうふじん)
声 - 森沢芙美
戒道の養母。
阿蘇山麓にて生後間もない乳児を保護し、幾巳の名を与え、我が子として育てた。元々夫はいないため、母子家庭である。戒道とは互いに親子の絆を作っていくも息子との別れの日が来ることも予感していた。東京大決戦で戒道が消息を絶った後は、彼の無事を祈りつつも、海岸で涙する日々を過ごしていた矢先、腸原種に融合され、戒道への切り札に利用されてしまう。戒道の手で助けられた後は、元の生活に戻る。
『FINAL』では入院生活を送っていたが、遊星主との戦いを終えて、地球に帰還した戒道と本当の再会を果たす。小説版では自身が入院中に戒道が帰ってきても良いように信用できる人たちのメモを自宅に残していたことが描かれた。
牛山三男(うしやま みつお)
牛山兄弟の三男で中学生。
眼鏡をかけており、ミリタリーに関しては海軍派。
牛山兄弟で唯一GGG関連に関わらず、大学院に進みフィールドワークで世界中を飛び回っている。気弱で繊細な草食系男子。海外で助けられた縁でチャンディーとケイと行動を共にしており、覚醒人V2強奪にも関わる。
風祭スミレ(かざまつり スミレ)
声 - 日高奈留美
凱と命の高校時代の後輩。現在はGパーク・シーの水族館でのヴァルナーの飼育員として働いている。命と同じく新体操部に所属していた。
1年前に別の水族館で働いていた際、遠足に来ていた護たちと知り合い友達になった。
『BLOCKADED NUMBERS』と『FINAL』に登場。
楊美鈴(ヤン・メイリン)
龍里の妻。『FINAL』第2話に登場。
龍里と共にQパーツ実験に立ち会い、護(レプリジン)の襲撃に見舞われながらも我が子を手放さなかった。
楊の子供
楊夫妻の子供で赤ん坊の男児。
両親と共にQパーツ実験に立ち会った際、護(レプリジン)の襲撃に見舞われるも風龍と雷龍に守られる。

緑の星

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カイン
声 - 千葉耕市
ラティオとしての護の実父で緑の星の指導者。
ゾンダーの侵略による三重連太陽系滅亡を受け、ラティオとオリジナルGストーンをギャレオンに乗せ、脱出させる。
ギャレオンの中に人格が複製されているもののパスダーとの戦いで受けた損傷が激しかった為、護がオリジナルGストーンを得た時とザ・パワーのエネルギーを借りた時のみ表に現れ、護の力の封印を解いていった。
三重連太陽系の滅亡が予想された際、自身は平和的な他の次元宇宙への移住を主張し、他の次元宇宙を滅ぼしてでも存続させようとする赤の星のアベルとは反目。このことがソール11遊星主への対抗策としてジェネシックを作り出した理由とされている[5]
マザー[注 21]
声 - 池田昌子
カインの妻でラティオとしての護の実母。
夫同様に機界昇華されてしまったが、その意識はGクリスタルのマザーシステムとして残っており、遊星主大戦において、命をジェネシックドライブに導いた。
テレビシリーズでは第37話と第46話のイメージシーンのみでの登場であり、台詞があったのはOVA第6話のみ。また、本名は最後まで明かされなかった。

原種

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Zマスター
声 - 吉田古奈美、緒方賢一
原種の集合体で、全ゾンダーのシステムを統べる存在。体の各部位に原種が潜み、31体の力を行使可能。木星と体を接続し、ザ・パワーの莫大なエネルギーを得て勇者たちをも凌ぐ超巨大なエネルギー生命体と化す。同じくその力を得た勇者たちを圧倒、ESウィンドウを通し地球にゾンダー胞子を送ることに成功するも、最終的にはキングジェイダーによる臨界点の暴走で消滅。ゾンダークリスタルに変化後、護の手で完全に消滅させられるが、その間際に「我は滅ぶ。だが…」と言い残す。
ZX-07 腕原種(うでげんしゅ)
声 - 茶風林
機界最強7原種(ZX-07~13)の一体で事実上のリーダー格。武闘派である半面、戦略家としての一面も持つ。戦艦ニュージャージーエジプトピラミッド、太陽観測衛星及びエウロパと融合し、右腕から強力な超重力波を振るう。7原種の中では唯一木星決戦まで生き残り、キングジェイダーからクリスタルを奪い返してZマスターに姿を変えた後、素体はザ・パワーの力で一気に完全体ゾンダーに進化。素体は筋肉質の巨漢で、名前はアームストロング。ZX-01 巨腕原種と「腕」の一字が重複するが、巨腕原種は英字名が「HAND」であり「手」を司る。
素体となったアームストロングは浄解される描写が無く生死不明だったが、米たにヨシトモのTwitterにおいて生存が明言され、ノベライズでその描写を入れる予定だったがお蔵入りになったことが明かされた[6]。その後『覇界王 ~ガオガイガー対ベターマン~上巻』[7]収録の書き下ろしにおいて、機界新種の別個体となるも戒道によって晴れて浄解を受け、記憶の回復と共に新天地での新たな生活を得ていた事が描かれた。
ZX-08 爪原種(つめげんしゅ)
声 - 谷山紀章
スキンヘッドのニューハーフ風の男性に融合した原種。右手の長い爪はあらゆる物質を切り裂くことが可能。オービットベースにて耳原種と共にGGGメインスタッフたちを襲うが、その際に命の姿を見て「おや?その人間は…」と後の伏線になる発言をしている。
ZX-09 耳原種(みみげんしゅ)
声 - 小西克幸
パンクロッカー風の男性に融合した原種。大きな耳には大量のピアスが備わっており、これを人間の額に打ち込むことで自在に操る。
ZX-10 瞳原種(ひとみげんしゅ)
声 - 伊藤舞子
ドレス姿の少女に融合した原種。索敵や行動予測能力に優れる。オービットベース襲撃時には腕原種に同行し、凱やソルダートJと戦うこれを援護した。
ZX-11 腸原種(ちょうげんしゅ)
声 - 森沢芙美
戒道夫人に融合した原種。普段は目深にかぶったフードで顔を隠しており、腹から伸びる腸管でマイクロブラックホールを形成、これを武器とする。7原種によるオービットベース襲撃作戦ではこれに同行せず、自身が奪取したベロー・ウッドの艦内にて人質たちのもとに留まった。その素顔は初見では戒道を動揺させたものの、チチェン=イッツァでの再対決時には通用せず、原種核の浄解と同時に養母の身柄も解放された。
ZX-12 肋骨原種(ろっこつげんしゅ)
声 - 岩田光央
サラリーマン風の男性に融合した原種。腹より伸ばした肋骨から放つ波動は、あらゆる物質を原子レベルにまで分解する。オービットベース襲撃作戦では、基地を覆うプロテクトシェードの粒子単位の隙間をその能力ですり抜け、肝臓原種と共にアマテラス内の勇者ロボたちを襲った。
モデルは本作品の脚本家の一人・北嶋博明[1]
ZX-13 肝臓原種(かんぞうげんしゅ)
声 - 江川央生
恰幅のよい紳士風の男性に融合した原種。原子レベルまで分解された物質を瞬時に再生する能力を持ち、自身も含め肋骨原種に分解された原種たちもオービットベース侵入後にこの能力で復元した。
モデルは本作品の脚本家の一人・竹田裕一郎[1]
ZX-31 心臓原種
声 - 石井康嗣
31原種の指令塔的存在でZマスターの中核。外側の人格とは対照的に穏やかな口調で喋る。自分の前に立ちはだかる凱に対して「宇宙に平和をもたらすには全ての知的生命体はマイナス思念を持たない機界生命体に進化させるべき」というゾンダー本来の目的を説く。戦闘時は強大な重力波で相手を拘束し、鞭のような血管部分から赤い光弾を発射する。スターガオガイガーを苦戦させるが、GGG勇者ロボ軍団の連続攻撃で動脈に穴を空けられ、そこから侵入したキングジェイダーによりザ・パワーを暴走させられたことで中枢部崩壊に繋がった。
パリアッチョ
声 - 吉田古奈美
ピエロ姿の女性の風貌をした生体データベースで、パスダーの核より収録した情報を引き継ぎ原種に指令を与える。移動する際には、乗っている玉に自身を収納し飛ぶ。考えを読みづらい性格で、無機質に命令を下していた。その正体は心臓原種の端末の一つ。終盤で本体と融合し、最終決戦の末にZマスターもろとも滅びた。
パスダー
声 - 緒方賢一
原種の尖兵として、地球に現れたゾンダリアン。別名・EI-01
心臓原種の端末の1つであり、巨大な顔の姿をしているが立体映像にすぎず、ゾンダーシップやゾンダリアンタワーこそが本体。
2003年にゾンダーシップの姿で地球に赴いている最中にギャレオンの攻撃を受けて、ゾンダーシップを失いながらも地球に辿り着き、東京タワーの地下に潜伏後、ゾンダリアンタワーとゾンダーメタルを作り上げた。地球飛来時に凱が操縦するスピリット号と衝突し、凱に瀕死の重傷を負わせ、人間の身体を捨てざるを得なくし、命の両親の命を奪った上、新種の種子も植え付け、ゾヌーダが生まれるきっかけを作る等、物語の全ての元凶でもある。
機界四天王が敗れた後は魔王サタン(スワン談)のような姿をしたゾンダーロボに変身。東京を宇宙船に改造し、それで宇宙へ脱出しようとする。GGG機動部隊との戦闘では東京中の電力を味方につけていることもあって、優位に立ち、対消滅攻撃で機動部隊を追い詰めていくが弾丸Xにより強化されたガオガイガーたちに押されていき、コアのある部分にゴルディオンハンマーを受けて撃破されるもコア自体は辛うじて脱出に成功し、パリアッチョに回収された。Zマスターと融合した際、その意思として復活を果たすもその時の戦闘で今度こそ消滅する。

機界四天王

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ピッツァ
声 - 真殿光昭
機界四天王の一員。
赤い仮面の鳥人のような姿をしており、人間態の際は仮面の部分は帽子になる。
戦士であると同時に戦略家でもあり、「空は良い」という口癖が表すように空をこよなく愛し、主に空戦タイプのゾンダーを生み出す。イゾルデの件以降、凱をライバル視するようになる。
故郷の星が機界昇華され、記憶も失うが戦士として生きて死にたい一心からペンチノンの誘いを受け、ゾンダリアンになった。この為、四天王ではゾンダリアン歴が最も短く、「遠い昔の記憶」という意識に時折悩まされる。
東京メタルプラント作戦ではHSTと融合し、EI-26へと変化。乱気流を利用したガオガイガーの零距離ブロウクンマグナムとゴルディオンハンマーに敗北しながらも生き延び、凱に挑むもハイパーモードの前に敗北。その戦いで記憶を取り戻し、パスダーに特攻しながらも返り討ちに遭い、火の鳥の姿で死を待ちながら空を漂っていたところ、戒道の浄解で真の姿であるソルダートJとして復活する。
プリマーダ
声 - 紗ゆり
機界四天王の紅一点。
自動車のパーツを纏った姿をしており、人間態はワンピースと帽子を纏う。
自ら「愛の踊り子」を名乗り、踊るように動き、主に車両や内燃機関のゾンダーを生み出す。GGGのロボットをブサイクと捉える一方、角ばったロボットに対しては美しいと言い放ち、ゾンダーロボに名前をつけたりと周囲とは異なった美的感覚を持つ。ゾンダリアン化前はポロネズの妻だった為、彼と2人でいることが多い。
東京メタルプラント作戦では首都高速道路や自動車群と融合し、EI-29へと変化。EI-28に姿を変えたポロネズと共に計画を推し進めるも超竜神のダブルトンファーでEI-28と衝突させられて、ゾンダーロボの姿を失う。行動不能になった超竜神へ襲いかかるも剥き出しとなったGSライドの波動を受け、ポロネズに救出されるが時すでに遅く、「あなた…」と言い残しながら消滅。
ソルダートJと腕原種の回想では彼女と同型のゾンダリアンが多数登場している。
ペンチノン
声 - 柏倉つとむ
機界四天王の1人。
一つ目玉と歯車の軸のような一対の腕と錨のような一対の腕の計四本の腕を持ったのような姿をしており、人間態はセーラー服姿の不気味な顔にマスクをした船乗りの姿で常に何かに座っているのが特徴。
「ウリリリリリリィ!」という奇声を上げたり、船の汽笛のような笑い方をするものの冷静沈着な戦略家であり、主に水上・水中戦タイプのゾンダーを生み出す。ピッツァが凱をライバル視するように自身もイゾルデの件以降、ボルフォッグをライバル視するようになる。
東京メタルプラント作戦では海自はるな型護衛艦と融合し、EI-27へと変化。ビッグボルフォッグのガンマシンを破壊するが自爆装置が起動した多次元諜報潜水艦を吸収したために爆発を起こす。その正体は赤の星で生み出されたジェイアーク級戦艦の生体コンピューター・トモロの変化体で今度は自分がピッツァことソルダートJと戒道に救われ、本来の任務に復帰する。
ポロネズ
声 - 塩屋浩三
機界四天王の1人。
芋虫頭にカブトムシのような角の付いた駅長の姿をしており、人間態は帽子とサングラスと面のダンディーな紳士。
常に丁寧な口調で話し、汽笛の音がするパイプを吹かせ、主に機関車や新幹線などから鉄道車両のゾンダーを生み出す。ゾンダリアン化前はプリマーダの夫であったと同時に紫の星の科学者であったらしい。
東京メタルプラント作戦では山手線と融合し、EI-28へと変化。超竜神の手でEI-29(プリマーダ)と衝突させられて、ゾンダーロボの姿を失う。プリマーダ消滅後に撤退するも護に浄解され、彼に感謝しつつも自分が戻れないことを告げて、消滅の運命を受け入れた。

赤の星

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ソルダートJ
声 - 真殿光昭
戒道によって浄解された、ピッツァ本来の姿。赤の星によって原種と戦うために生み出された、31人の生体サイボーグからなる「ソルダート師団」の生き残り。単体での飛行能力も有する。誇り高き空の戦士であり、正々堂々を良しとする。師団最強の戦士であり、本名は「ソルダート No.J-002(ナンバージェイダブルオーツー)」だが、今では、その名で呼ぶ者は、彼の過去を知る一部の者だけである。ソルダートはイタリア語で「兵士」の意。普段は「J」と呼ばれる。武器は両腕部装甲下に一基ずつ収納されているプラズマソード・ラディアントリッパー
凱とのライバル関係は変わらず、原種という共通の敵を持ちながら「この星(地球)の運命など知ったことか」と地球防衛には関心がない態度を見せるも「原種は完全には目覚めていない状態なので、地球人にも勝ち目がある」と助言し、七原種戦以降はGGGと共闘することも少なくなかった。Zマスター戦では最強勇者ロボ軍団のことを初めて「勇者」と呼び、素直に共闘する。Zマスターへの攻撃の際に我が身を投げ打ってGGGの活路を開き、凱に「決着はいずれつける。貴様も死ぬな…」と激励の言葉をかけて生死不明となった。
その後、宇宙の果てへと飛ばされ、宇宙全体が収縮を始めていることを確認。その原因がソール11遊星主であることを確認するが、彼らに感づかれ捕らわれてしまう。その寸前に戒道を脱出させ、地球に危機を知らせる役目を託した。
遊星主大戦では当初は捕虜とされ拘束されていたが、レプリ地球において、ルネのGストーンにより拘束から解放。遊星主への反撃を開始した。
トモロ0117
声 - 柏倉つとむ
戒道によって浄解された、ペンチノン本来の姿。赤の星で作られた31隻の対原種用ジェイアーク級超弩級戦艦の生体メインコンピュータ。青の星での再結成時にはJの戦闘をサポートする。ジェイキャリアモードでは戦艦の指揮を担当。武器管制のバックアップも受け持つ。
ペンチノン時代のライバルであるボルフォッグとは互いに「かけがえのない友人」となった。
ソルダートNo.J-019
声 - 真殿光昭[注 22]
ソルダート師団の生き残り。
J-002同様にゾンダリアン化するが、J-002が腕原種との戦いの最中、対消滅前にJジュエルが破損し、彷徨っていた所をペンチノンから誘われ、戦士として生きることを望み、ゾンダリアン化したのに対し、こちらは強くなることを望み、自らJジュエルを破壊し、黒いソルダートJの姿をしたゾンダリアンに変貌。原種の命ずるがまま、破壊活動を行う最中、主なきジェイバトラーを得る。その力は、原種にも匹敵する程になった。
大戦を生き残った女性型アルマを自ら殺めたことで全ての記憶が戻るも束縛は解除されず、自らの罪であるアルマを模したアンドロイドを戦艦の玉座に置き、遥かな時の果て、ジェイアーク抹殺を望む腕原種に呼ばれ、青の星へ訪れる。戒道の手で浄解されかけるが、原種たちの真の目的である「アルマは原種と対消滅する存在でもあるゆえに、原種級のJ-019を浄解させて、戒道を消す」ための罠であったことから、それに気づき、浄解をやめるように言い、Jのラディアントリッパーで介錯してもらった。その亡骸は女性アルマやジェイバトラーの残骸と共に太陽で火葬される。
コミック『勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』ではソール11遊星主によりレプリジンとして復活し、パルパレーパにケミカルボルトを打ち込まれ、その先兵として再度J-002に襲い掛かるが敗北。最終的に体が崩壊し死亡した。
アルマ女性体
機界昇華を生き延びたアルマの一人。戒道とは違い女性である。
戦後、ある星にいた所をゾンダリアンとなったJ-019によって殺害される。以降、J-019は自分の罪を忘れないために彼女を模したアンドロイドを作った。最終的には、J-019やジェイバトラーの残骸と共に太陽で火葬される。

ソール11遊星主

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パルス・アベル
声:紗ゆり
三重連太陽系のひとつ赤の星の指導者「アベル」を基に作られたプログラム。少女のような容姿だが、性別不明。遊星主達のリーダー格として、ピルナス、ピア・デケムと行動を共にする。性格は冷酷非情で目的遂行を優先し手段は選ばない。この性格がオリジナルからなのか、プログラム故かは不明。アルマ同様サイコキネシス能力を有し、外套を広げると多数の重火器が現れ、その中は裸。決戦時はピア・デケム・ピークに座乗し、対キングジェイダーの指揮を執る。アベルを元にしたプログラムである為、全てのJジュエルの緊急凍結コマンドを実行する権限を持つ[注 23]。自分の意に沿わないJ-002のことを欠陥品と呼んだが、その彼からは逆に生みの親のコピーであるにもかかわらず、「不良品」「害虫」などと蔑称される。
パルパレーパ
声:梁田清之
のような翼と右腕に注射器メスを組み合わせた剣を持つ医者に似た姿をした遊星主。常に高い位置から相手を見下しながら自分たちを神と豪語し、強者こそ生き延びる権利があると主張する傲慢な武断派で、遊星主の中でも戦闘の要的な存在である。ラウドは右目の眼帯部にある。人の中枢神経を麻痺させるパレッス[注 24]粒子や対象の肉体を当人の意思とは関係無く操るケミカルボルトなどのケミカル攻撃を得意とする。戦闘時には分子配列型巨大球体とケミカル・フュージョンすることによりメカノイド「パルパレーパ・プラス」に、その背部のシリンダータイプカーベタを自身の体に突き刺し己の体内にケミカルナノマシンを注入、強化形態「パルパレーパ・プラジュナー[注 25]」に変化する。
ピルナス
声:半場友恵
パルス・アベルの護衛を任務とする遊星主。の羽と針を生やしボンデージファッションのグラマラスな女性の姿をし、自身を「美と快楽の女神」と称する性格はサディスティックで冷酷非情。左腕に火炎放射器を備え、鎖を使い相手を締め上げて相手の苦痛や悲鳴を己の快楽として心底いたぶる事を楽しむ。しかし、死ぬ寸前まで追い詰める事を楽しむあまり拷問をやめてしまうな性格が災いし、結果的にキングジェイダーの復活を促してしまう。仮面の裏には人形のような素顔を持つ。
ピア・デケム
アベル、ピルナスと行動を共にする大鎌を携えた死神騎士姿の遊星主。呼吸音のみで言葉を話せないが単体でも強大な戦闘力を持つ。普段巨大空母ピア・デケム・ピットの制御を担当、戦闘時には乗艦とギガ・フュージョンしジャイアントメカノイド「ピア・デケム・ピーク」と化す。素体時にはピルナスと共にJやルネを幾度も襲い、苦しめる。母艦内部にはパルス・アベルの手によって捕らえた幾巳を生体ユニットと同時に人質として取り込んでおり、レプリアルゼンチンロス・グラシアレスにて、GストーンとJジュエルの共振により復活を遂げたキングジェイダーとの死闘を展開する。
ペイ・ラ・カイン
声:千葉耕市(FINAL.04)→大木民夫(FINAL.06、08)
護の実父にして緑の星の指導者であったカインを基に造りだされた恒星系再生復元プログラムの一員。外見はカインと変わらないが、断末魔に見せた本来の姿は人形のような姿をしている。オリジナル同様ギャレオンとフュージョンすることが可能らしくヘルアンドヘヴン・ウィータをも使えるが、パルス・アベルやピルナスと同じくパーツキューブとフュージョンする能力は無い。三重連太陽系再建後に再生させた民衆達の指導者となる事が想定されていたらしい。しかし、ノベライズ版『FINAL』によれば本来は遊星主が暴走した際の安全装置として組み込まれ、その時には彼がジェネシックとなって遊星主と戦う予定だったとされるが、護のレプリジンのようにプログラム操作されたのか、一貫してパルス・アベルの下僕として行動、目的の完遂のため、ジェネシックギャレオンへの抑止策として、逆にGクリスタルに眠るギャレオンを奪取しようとする。ジェネシック復活後は軌道上で護と死闘を繰り広げる。
ピサ・ソール
長髪の女性に酷似した遊星主で、事実上の中枢。パスキューマシンを用いた物質復元装置とフュージョンすることで本来の姿である恒星サイズの再生マシンへと変貌する。機界昇華時、唯一生き残り、他の主を再生させ本来の使命を実行する。ベターマン・ルーメに似ている。ピサ・ソールがある限り、遊星主たちは何度傷つき破壊されようとも完全修復、大量増殖することが可能だが、大量再生した後はエネルギーチャージの充填により再生不能になる。強力なレプリションフィールドで常に覆われており、外部からの侵入を妨げるが、これも大量再生時には消滅する。単体では戦闘能力は持たず、他の10体に護られている存在。
ピーヴァータ
プラヌス
ペチュルオン
ペルクリオ
ポルタン
共に素体時の風貌はマントで覆われており不明。詳細は勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ#ソール11遊星主を参照。

バイオネット

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プロフェッサー・モズマ
声 - 市川治
バイオネットの総帥。number 41.5に登場。
ジュピターXと融合したモモコによって消滅させられた。
フレール・カーディフ
『獅子の女王〈リオン・レーヌ〉』に登場。雷牙の妻の1人でルネの母親。
バイオネットのエージェントとして、雷牙に近づくも彼を本当に愛してしまい、ルネを身籠った後、雷牙の前から姿を消す。ルネを女手1つで育てながら格闘技も教えるがルネが14歳の時にバイオネットのラプラス博士とメビウス教授の手で裏切り者として射殺されてしまう。
アニメではOVA第7話のエンディング映像にのみ登場。
ギムレット
声 - 青野武
国際シンジケート・バイオネットの幹部で科学者。
醜い素顔を隠すために仮面を着用し、魔法使いや道化師を思わせる風貌をしており、紳士的な態度とは裏腹に狡猾で残忍。口癖は「いけませんねぇ」。
新型ガオーマシン強奪の首謀者であったが香港にて、それらを奪還された上、自分の要塞もろともガオファイガーの一撃で吹き飛ばされ、バイオネットの技術でメタルサイボーグとして生まれ変わった[注 26]
Qパーツを強奪し、その力を利用して、ギムレット・アンプルーレになるがガオファイガーにより機体は消滅。命乞いもむなしく、ルネのバズーカ砲で止めを刺される。
ファッションデザイナーの夢に挫折したという過去があり、拉致した命に様々な衣装を着せてうさ晴らしをしていた。
ラプラス博士、メビウス教授
『獅子の女王〈リオン・レーヌ〉』に登場。バイオネットの幹部の科学者達。
自身の科学に狂気的な思想を持ち、自身の脳神経を機械のボディに移植している。ルネを不完全なサイボーグに改造した張本人でもある。
フツヌシ事件にて光竜を洗脳し、封印されていたディビジョン艦・物質瞬間創世艦フツヌシの制御コアに組み込み、フェイクGSライド、フェイクGSライドを搭載した巨大兵器Gギガテスクを創世し破壊の限りを行うが、光竜はルネと闇竜によって奪還されてしまい、最終的にはガオガイガーが装備したハイパーツール・モレキュルプラーネによってGギガテスクごと消滅した。
鳥羽操
『獅子の女王〈リオン・レーヌ〉』に登場。
シュヴァルツェ・オイレ
『獅子の女王〈リオン・レーヌ〉』に登場。
鰐淵シュウ(わにぶち シュウ)
バイオネットの一員。『エヴォリュダーGUY』に登場。
プロトタイプ・メタルサイボーグであり、首から下は触手が束ねられたような姿をしている。組織では珍しく、正々堂々とした人物であり、勝利のためなら己の命をも顧みない高いプライドの持ち主。
高校時代は凱と命の友人であり、凱とはスポーツや勉強のライバルだったが一度も勝つことができず、凱に全てをかけた決闘を挑み、凱もシャトルフライトを終えた後に受けることを約束したがパスダー飛来によるシャトル事故により、凱との決着という目標を失う。その後、死んだはずだった凱がサイボーグとして復活したことを知ると凱と戦う力を得るためにバイオネットに加わり、自らの命を削ることを覚悟でメタルサイボーグとなった。
ガオファーとガオーマシンを奪取することに成功し、凱を越えるためにガオファイガーへの合体を決行。その最中に凱が自分との決闘の約束を覚えていた事を知り、「勇者」という言葉も送られるが合体の負荷に自身の肉体が耐えきれず[注 27]、四散してしまう。

ID5

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猿頭寺耕市(えんどうじ こういち)
声 - 柏倉つとむ
猿頭寺耕助の父親でID5ではブルーモンキーと名乗っていた。number 41.5に登場。
天才的な才能を有するシステムエンジニア兼プログラマーであり、GGGが使用するコンピュータのオペレーションシステムは彼のプログラミングで開発された基本OSが組み込まれたものである。
1995年のバイオネットからのジュピターX奪回作戦時に仲間たちを守るべく、兵士を道連れにする形で自爆・殉職した。
久我モモコ(くが モモコ)
声 - 鶴ひろみ
ID5の紅一点でコードネームはピンククーガー。number 41.5に登場。
若くして、内閣調査室随一の爆発物のエキスパートと称される通り、爆弾作りが得意で趣味にまでしている少々危険な人物。勇猛果敢で冷静な判断力と確固たる決断力の持ち主であるが基本的に可憐な少女で繊細な心の持ち主。大河や火麻を「ニイチャン」と呼んで親しんでいた。
1995年のバイオネットからのジュピターX奪回作戦時に死亡したかと思われていたがモズマの手でサイボーグとして復活し、大河と火麻と再会。モズマのメンテナンスなしでは生きていけない身体ゆえに自由を求め、ジュピターXと融合するも暴走の末に死亡。
大河が晩婚だったのも火麻が40代の現在でも独身なのも彼らが内心では彼女に想いを寄せており、行方不明になった彼女の死を長年受け入れられなかったからである。
カースケ
声 - 吉田古奈美
ID5メンバーのハシブトガラスでコードネームはブラッククロウ。number 41.5に登場。
バイオネットの遺伝子操作により、人間と同等の知能を有し、言語による人間との意思疎通も可能。大河に保護された後、ID5の一員となり、追撃・潜入捜査・偵察任務を主とする。
1995年のバイオネットからのジュピターX奪回作戦時に追い詰められた仲間たちを逃がすべく、自ら囮となるがバイオネット兵士からの火炎放射器による反撃の前に殉職した。この事を大河と火麻は現在でも引き摺っており、「食事の際には焼き鳥唐揚げフライドチキンといった鶏肉料理は絶対に口にしてはいけない」という暗黙の掟がある。

その他

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獅子王絆(ししおう きずな)
声 - 吉田古奈美
凱の母にして、麗雄の妻。
木星探査船ジュピロスVに乗船するが事故により死亡し、ザ・パワーの力で精神生命体になる。その力を以てしても遠く離れた凱への意思伝達は極めて断片的なものとなり、凱が宇宙にいる場合に限りその画像回路へ自身の感情を象った3つの分身の姿を状況に応じて送信していた。
設定上では、分身たちの名前はクスクス(笑顔、衣装はモスグリーン)、ムカムカ(怒り顔、衣装は赤)、メソメソ(泣き顔、衣装は緑)とされている。
公式HPによると『ベターマン』のカクタス・プリックルやパピヨンとは有人木星探査計画のメンバーという縁もあった。
ガガガッチ
声 - 半場友恵
ロボットアニメ作品『熱血勇者マン ガガガッチ』の主人公。
他にはお供ライオンのギャレボンやライバルのキングスノーがいる。ちなみに『ベターマン』において、劇場版のポスターが登場。
本作のプロデューサーは、腕原種の手でEI-74に変えられた。
ロゼ・アプロヴァール
声 - 有馬瑞香
国連事務総長兼国連最高評議会議長。フランス出身。GGGの直属の上司に該当する。
老齢ながら冷静にして剛胆な人物で高いカリスマ性を持ち、判断力にも優れる。さらに各国要人との間にも広い人脈を有する。大河や火麻とは旧知の仲で大河を「幸太郎坊や」火麻を「激坊主」と呼んでいる。長官不在時のGハンマー・F.F.・各種ハイパーツール群の使用許可を出す権限を有し、G・クラッシャーの発動にも彼女による許可が必要不可欠である。
初登場はPS版43.2話。アニメ本編への登場は『FINAL』のみ。
木星のザ・パワーをエネルギーとして利用しようとする国連会議の最中、宇宙収縮現象の報告を聞き大河を鶴の一声で静止し、裏から楊司令たちに手を回しクーデターと称して手配を済ませ、GGGを追放処分として大河たちを宇宙に送り出した。
ベターマン・ラミア
声 - 子安武人
「GRAND GLORIOUS GATHERING」「覇界王」に登場。『ベターマン』からのゲストキャラクター。
レプリ地球にいるパピヨンとセンシングマインドを通じて邂逅。
ナレーション
声 - 小林清志
『プロジェクトZ』『覇界王ドラマCD』をのぞく本作の語り部役。
劇中の状況や新出用語などを解説。OP映像ラストの「これは人類存亡をかけて戦う熱き勇者たちの物語である」[注 28]、次回予告の「君達に最新情報を公開しよう」「次回もこのチャンネルでファイナル・フュージョン承認!」「これが勝利の鍵だ」等が決まり文句。劇中の人物と絡むことは特になかったが唯一の例外として、最強キャラクターセットVol.4『光竜&闇竜編』の予告では錯乱状態で歌い続けるソルダートJにナレーションを妨害された挙げ句、「えーい、うるさい!」と一喝して、これを黙らせている。
CDアルバム『ガ王 勇者王誕生! 10連発!!』では主題歌「勇者王誕生!」歌唱指導カラオケにて指導役を担当。

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は、生命維持のためのサイボーグ体だったがギャレオンからもたらされた情報により、戦闘用サイボーグに再改造してもらう。その影響で命との再会までは1年間の昏睡状態になっていた。CDドラマ1「サイボーグ誕生」参照。
  2. ^ これは昔の作品によく見られた「心を病んだスーパーヒーロー」の逆として、凱が「心は健全だが身体に弱点を抱えるヒーロー」と位置づけられたため。『完全収録 勇者王ガオガイガー』参照。
  3. ^ 子供の頃、食べたコンニャクが喉に詰まり、危うく窒息死しかけたため。
  4. ^ 人と無機物の融合体という視点では、ゾンダーと同じ存在。ノベライズ『FINAL』上巻参照
  5. ^ このポストは護の為、文字通り特別に与えられたもの。
  6. ^ おじさん呼ばわりに対し、凱は大人気なく反論していた隙を突かれ、EI-02に海に落とされ、ガイガー時に護たちを助け出して、お礼を言われた際にもおじさんと呼ばれ、反論した直後に敵の反撃を受けている。
  7. ^ ブレイブサーガ2』では『太陽の勇者ファイバード』の火鳥勇太郎が凱の名前を「おじさん」と勘違いしたことから、凱の命に関わる事態を引き起こすエピソードがある。
  8. ^ 実際はカイン(ペイ・ラ・カイン)にテレパシーで呼び出されて会う事であり、新種のことは方便である。ノベライズFINAL 天海護の神話参照。
  9. ^ 高校時代における凱の命に対しての第一印象は「変な女」。CDドラマ1「サイボーグ誕生」参照。
  10. ^ とはいえ、体型維持には気を遣っているようで「ケーキをドカ食いしたその後にサイクリングマシンを必死になってこぎ回す姿」をボルフォッグに盗撮されていた。PSゲーム『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』number.43,2「金の牙・銀の爪」参照。
  11. ^ 街を歩いていればナンパをされ、電車に乗れば痴漢されるなど苦労が続いており、両親だけでなく凱まで喪った悲しみから幸せな周囲を逆恨みしていた時期もあった。CDドラマ1「サイボーグ誕生」参照。
  12. ^ TVシリーズ放送年の1997年当時、存在を確認されていた木星の衛星は16個であり、本作品もこれに従った為、木星に向かった原種17体の内、1体が衛星と融合していないことになった。
  13. ^ 多数のプロレスグッズを雀捕りの罠のように使われ、ギムレットに捕まったこともある。CDドラマ「五月(メイ)探偵リオン」参照。
  14. ^ ノベライズではこの数日前に大河と接触事前の打ち合わせをしていた。ノベライズ『FINAL』上巻参照。
  15. ^ スーパーロボット大戦30[4]
  16. ^ 『FINAL』では、よーぜふの子供たちを可愛がるシーンが描かれた。
  17. ^ 苫小牧本店は母方の叔父母と祖父母が経営。
  18. ^ 雷牙曰く、普通の少女として私生活を送る分にはコート着用のみで済むはずだったものの戦う関係上、排熱機関が不安定となる。
  19. ^ ホビージャパン』'98年4月号によると、凱の場合は熱を光に変換・放出する方式でこの問題を解消しているが、機械化部分の割合が凱より少ないルネではこれが不可能だったとのこと。
  20. ^ 勇者ロボたちがジュピロス5の調査に赴いた際、ボルフォッグは殺害される直前の犬神の記憶を垣間見た事があるが人格と共に記憶までコピーすることは不可能であり、「私にはこの記憶はないはず」と困惑していた。CDドラマ「ロボット闇酷冒険記」参照。
  21. ^ キャストクレジットではと表記。
  22. ^ 『【ボイスコミック】勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー-灼熱の不死鳥-』[8]
  23. ^ アルマこと戒道もこの権限を持つが、アベルに比べ限定的で現在の自分の担当する艦とその乗員、すなわちソルダートJ-002とジェイアークのみに限定される。
  24. ^ paresseux。フランス語でナマケモノ、また七つの大罪の「怠惰」の意。
  25. ^ Prajna。サンスクリット語で「智慧」の意。
  26. ^ 最強キャラクターセットVol.6のCDドラマ「五月(メイ)探偵リオン」では、この時は半機械化のハーフサイボーグの処置で済んだもののエピソード内でルネに更なる重傷を負わされたためにメタルサイボーグへ再改造されたと判明した。
  27. ^ メタル・サイボーグ自体疑似ゾンダーであり、事実上反物質体でエネルギーが低く、押しつぶされたのがその理由。
  28. ^ 32-48話では「君も史上最強の勇者王伝説にフュージョンせよ」となる。最終回は「これは命の限りに燃えた勇者王最後の物語である」。

出典

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  1. ^ a b c d 『NEWTYPE FILM BOOK 勇者王ガオガイガー 2』p.61参照。
  2. ^ 『勇者王ガオガイガー』DVD-BOX Vol.10の解説書
  3. ^ a b c DVD第12巻のカバーにも登場している。
  4. ^ 竹田裕一郎の2021年7月13日のツイート2021年7月17日閲覧。
  5. ^ a b ノベライズ『FINAL』下巻参照。
  6. ^ Twitter / yonetanikantoku
  7. ^ 新紀元社、2017年発売 ISBN 978-4-7753-1504-0 C0093
  8. ^ 【ボイスコミック】勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー-灼熱の不死鳥-”. 2022年11月9日閲覧。

関連項目

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