コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

東頸城郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfubot (会話 | 投稿記録) による 2023年4月30日 (日) 23:03個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.rekihaku.ac.jp) (Botによる編集))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日本 > 中部地方 > 新潟県 > 東頸城郡
新潟県東頸城郡の範囲(水色:後に他郡から編入した区域 薄黄:後に他郡に編入された区域)

東頸城郡東頚城郡、ひがしくびきぐん)は、新潟県にあった

郡域

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、以下の区域にあたる。

  • 上越市の一部
  • 十日町市の一部(荒瀬および清水、苧島、中子、滝沢、片桐山、孟地、犬伏、海老、松代東山、松之山東山、松之山上鰕池、松之山東川以西)[3]
  • 柏崎市の一部(高柳町田代)[4]

歴史

郡発足までの沿革

  • 慶応4年7月27日1868年9月13日) - 幕府領が柏崎県(第1次)の管轄となる。
  • 明治元年11月5日(1868年12月18日) - 柏崎県を廃して新潟府に合併することが布達される(実行されず)。
  • 明治初年 - 寺社領および高田藩領の一部(山口村・朴之木村・菅沼村)が柏崎県の管轄となる。
  • 明治2年
  • 明治4年
  • 明治6年(1873年
    • 6月10日 - 全域が新潟県の管轄となる。
    • 東浦田村・西浦田村・南浦田新田・北浦田村・中立山新田・藤原新田・本山新田が合併して浦田村となる。(167村)

郡発足以降の沿革

  • 明治12年(1879年
    • 4月9日 - 郡区町村編制法の新潟県での施行により、頸城郡のうち167村に行政区画としての東頸城郡が発足。郡役所を安塚村に設置。
    • 刈羽郡嶺村の所属郡が本郡に変更。(168村)
  • 明治15年(1882年) – 坂下村の一部(枝郷青苧平・原)より東山村が分立。(169村)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により以下の町村が発足。(33村)
  • 大正12年(1923年3月31日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年6月30日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和29年(1954年
    • 3月31日 - 松代村・山平村が合併し、改めて松代村が発足。(13村)
    • 10月1日 - 松代村が町制施行して松代町となる。(1町12村)
    • 11月1日 - 牧村・沖見村が合併し、改めて牧村が発足。(1町11村)
  • 昭和30年(1955年
    • 3月31日(1町6村)
      • 松之山村・浦田村が合併し、改めて松之山村が発足。
      • 菱里村・小黒村および安塚村の一部(中猪子田・下猪子田・上猪子田・小谷島・虫川・小蒲生田・横住・真光寺・谷・法定寺・熊沢を除く)が合併し、改めて安塚村が発足。
      • 下保倉村および安塚村の残部(中猪子田・下猪子田・上猪子田・小谷島・虫川・小蒲生田・横住・真光寺・谷・法定寺・熊沢)が合併して浦川原村が発足。
      • 大島村・保倉村・旭村が合併し、改めて大島村が発足。
    • 8月1日 - 安塚村が町制施行して安塚町となる。(2町5村)
  • 昭和33年(1958年)11月1日 - 松之山村が町制施行して松之山町となる。(3町4村)
  • 昭和34年(1959年1月1日 - 奴奈川村が松代町に編入。(3町3村)
  • 昭和42年(1967年)4月1日 - 松代町が中魚沼郡川西町の一部(桐山)を編入。
  • 昭和60年(1985年)4月1日 - 松代町の一部(田代)が刈羽郡高柳町に編入。
  • 平成17年(2005年
    • 1月1日 - 安塚町・浦川原村・大島村・牧村が上越市に編入。(2町)
    • 4月1日 - 松代町・松之山町が十日町市および中魚沼郡川西町・中里村と合併し、改めて十日町市が発足。同日東頸城郡消滅。

行政

歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治12年(1879年)4月9日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注

  1. ^ これらの区域は1889年中頸城郡から編入。
  2. ^ 1897年に中頸城郡に編入。
  3. ^ 桐山を1967年中魚沼郡から編入。
  4. ^ 1985年刈羽郡に編入。
  5. ^ 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 15 新潟県、角川書店、1989年9月1日。ISBN 4040011503 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

外部リンク

『越佐地図教科書』(国立国会図書館デジタルコレクション)- 1896年(明治29年)1月出版。人口 57,342人、戸数 8,959との記述あり

先代
頸城郡
行政区の変遷
1879年 - 2005年
次代
(消滅)