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劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影

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HUNTER×HUNTER > HUNTER×HUNTER (2011年のアニメ) > 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
劇場版 HUNTER×HUNTER
緋色の幻影ファントム・ルージュ
監督 佐藤雄三
脚本 米村正二
原作 POT(冨樫義博)『HUNTER×HUNTER
製作 藤本鈴子
茨木政彦
伊藤和明
市川南
岡田浩行
藤門浩之
髙橋誠
ハンター協会 2013
製作総指揮 城朋子
出演者 潘めぐみ
伊瀬茉莉也
藤原啓治
沢城みゆき
浪川大輔
平野綾
藤木直人[脚注 1]
川島海荷[脚注 1]
音楽 平野義久
主題歌 ゆずREASON
撮影 浅川茂輝
編集 寺内聡
製作会社 マッドハウス
配給 東宝
公開 2013年1月12日
上映時間 97分[脚注 2][脚注 3]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 12.1億円[3][4]
次作 劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-
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劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』(げきじょうばん ハンターハンター ファントム・ルージュ)は、2013年1月12日に全国東宝系にて公開された日本のアニメーション映画。漫画『HUNTER×HUNTER』初の劇場作品。日本テレビ放送網開局60周年記念作品[5]

キャッチコピーは、「Vengeance is mine.〈復讐は 我が手で。〉」「復讐×裏切りのバトルロイヤル」「この復讐こそが、宿命。」。

概要

2012年3月14日、劇場版アニメの制作が発表された。発表時が2012年であったことから14年ぶりと報じられた[6]。この当時、ストーリーは完全オリジナルとなる予定[7]とされたが、後に原作者の約10年前の未公開ネームを元にした話になることが発表された[8]。公開後は連載15周年記念と報じられた[9]

2012年7月18日、正式タイトルを「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」とすることが決定した。またTVアニメが3日前の2012年7月15日放送の第39話「ネガイ×ト×チカイ」から幻影旅団が登場したことにちなみ、劇場版でも同じく幻影旅団が参加することも報じられた[10]

2012年7月23日、クラピカの目が緋色に光り、その右目に数字の「4」の字が浮かんだイメージイラストが公開された[11][12]。このイメージイラストは後に、小説版の表紙、チラシ、パンフレット、前売券購入者先着50,000名限定のクリアファイル[13]、公式アプリ背景画像、予告映像のタイトルコール直前などに使われた。

2012年11月1日、主題歌をゆず、パイロ役を川島海荷が担当することが発表された。また、主題歌の作成方法も組曲形式での作成となることも発表された[14][15][16]

2012年11月18日、オモカゲ役を藤木直人が担当することが発表された[17][18][19]。藤木は役の決定は演技力と落ち着いた声とプロデューサーから評価されてのオファーであったと述べている[17]

2012年12月21日、トイズファクトリー運営の「Toy's Hop」から「REASON」完全生産限定版のジャケットイラストがプリントされたTシャツが発売された[20][21][脚注 4]

2012年12月23日、「ジャンプフェスタ2013」のジャンプスーパーステージ会場でゴン役の潘めぐみ、キルア役の伊瀬茉莉也、クラピカ役の沢城みゆき、レオリオ役の藤原啓治が登場。ゲストとしてパイロ役の川島海荷も参加。本作の内容をネタバレギリギリまで語った。また小説版が2013年1月15日に発売されることも告知された[23][24]。レツ役として出演した平野綾も、会場で出番待ちの間、会場を探索し読者に状況を解説、潘めぐみ、伊瀬茉莉也と合流したことをブログで述べている[25]

2013年1月6日、特別番組「劇場版ハンター×ハンター公開記念!知っておきたいハンターの謎SP」が放映[26]ニコニコ生放送にてゴン=フリークス役の潘めぐみ、キルア=ゾルディック役の伊瀬茉莉也、レオリオ役の藤原啓治による映画に関連した公開座談会、テレビアニメ版第47話「セイヤク×ト×セイヤク」の上映が行われた[27]

2013年1月8日、東京のニッショーホールにて試写会が行われ、700人が集まった[28]。会場にはゴン、キルアの着ぐるみ[29][30][31][32]、パイロ役の川島海荷、オモカゲ役の藤木直人、ゆずが登場。藤木直人は緋色のネクタイ[33]、川島海荷は緋色のドレス[34]と作品趣旨に沿った衣装で登場した。登場した3人は鈴木崇司[35]を司会者として原作への思い、制作への思いを語った[36][37][38]。 藤木直人は好きな登場人物はクラピカ、覚悟があると述べた[35]。北川悠仁は「仕事場で漫画を読めた」「楽屋で週刊少年ジャンプの編集長と会って感激だった」と挨拶した[脚注 5]。「REASON」の原曲が絆を扱う曲だったのを『HUNTER×HUNTER』でも沿うものがあるかもしれないとの「REASON」制作エピソードも明かされた[35]。終盤には客席へのプレゼントとして主題歌「REASON」の生演奏が行われた[39][40][41][35][42]。このイベント会場での生演奏は次作『HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』でも、2013年12月25日、ヴィーナスフォートで500人を前に行われたイベントで『HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』主題歌「表裏一体」に変えて披露され、居合わせたゴン役の潘めぐみが感極まり号泣した[43][44][45][46][47]

2013年1月12日、東京のバルト9でパイロ役の川島海荷、オモカゲ役の藤木直人が登場、舞台挨拶が行われると共に毛筆書きで今年なりたい「ハンター」を示しあった[48][49][50]。また作品のエンドロール後にネテロの姿が映し出され、次にHUNTER×HUNTER第2弾の劇場版を製作予定であることが発表された[51][52]。舞台挨拶で「ハンター」を示し合うイベントは、次作として正式に公開された『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』の試写会舞台挨拶でも、狩った(ハントした)ものが、今年2013年度の自分へのクリスマスプレゼントという口実で行われた [53]

2013年6月22日、2013年度サンフランシスコ国際映画祭アニメーション部門6作品の1つとして上映されることが発表された[54]。他の5作品は『おおかみこどもの雨と雪』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』『ベルセルク 黄金時代篇 II ドルドレイ攻略』『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー』『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』である。

2013年7月24日にDVD・Blu-rayが発売された。オリコン最高位第15位(DVD)[55]。2013年度TSUTAYA DVD/Blu-ray レンタルランキング アニメ部門 第17位[56][57]

2013年12月27日深夜、地上波で初放送された[58][脚注 6]

製作経緯

監督の佐藤雄三はTVアニメ版に『逆境無頼カイジ 破戒録篇』の作業中から参加、原作『HUNTER×HUNTER』全巻は参加後に読んだ、良くも悪くもキーパーソンはオモカゲ、絵コンテは4人で作成、自分が一本化して実質絵コンテは自分、通常ならば1,300 - 1,400カットのところを1,600カットにしてしまい凝縮した、長時間の視聴に考慮して色彩を抑えた、ゴンの真っ直ぐ、キルアの弱さを描いた、と述べている[参考文献 1]

総作画監督の田崎聡は原作ではテレビコードに掛かるシーンの実現にチャレンジしたい、劇場版だと緩くなるのでやりやすいだろう、冨樫義博の未公開ネームとラフから後ろ姿を作った、大人めにした、オモカゲとレツの線が多くてゴンとの釣り合いが大変、イルミは印象を変えた、キルアは髪の毛が大変だった、と述べている[参考文献 1]

解説

冒頭にはテレビアニメ第2作版でも行われたハンサイクロペディア「ゴンとキルアによるハンサイクロペディア」により、ゴン、キルア、クラピカ、幻影旅団、レオリオ、ヒソカ、イルミのあらましが紹介され、カウントリーダーによるカウントダウン後に本編が開始する。

小説版では劇中でゴンとキルアがレツと出会い、レツと仲良くしているゴンへのキルアの怒りは、レツヘの警戒心であることが、アニメーションと文章の表現の違いもあり明示されている。その一方でキルア役の伊瀬茉莉也は、キルアにとって「友達」は特別な存在で、ゴンが簡単にレツを「友達だよ」と紹介したことに戸惑っていると述べている[59]。天野ひろゆきは、後に続くゴンとレツがジャレてキルアがムッとするシーンを女の子のキュンポイントや三角関係と評している[59]

監督の佐藤雄三は、アクションシーンは原作初期のバトルモノ感を再現した、ウボォーギンの技が演出上放出系と誤解させるような演出になった、ノブナガの「円」をアニメにおこした際の表現方法が分からず、居合をベースとしたエフェクトになった、と述べている[60]

劇場パンフレットでは、主要キャスト、監督佐藤雄三、脚本米村正二、ゆずのインタビュー、「念」の説明、ストーリー[脚注 7]等が紹介された。表紙見開きにクラピカ(衣服にはオモカゲの顏)、真上にクロロの顏として囲うように他旅団メンバー(ヒソカはいない)、裏表紙見開きにオモカゲの描き下ろしイラストが『HUNTER×HUNTER』原作者の冨樫義博より手掛けられた。インタビューの内容として、監督の佐藤は、キルアとクラピカのトラウマがテーマ、脚本の米村は、4人の友情を描いた、キルアの視点で脚本を書いた、レオリオはクラピカに対して復讐に走るクラピカを元の世界に戻せる人、人は絆に変われる、見えてくる世界が変わってくるのだと述べている。ストーリーの紹介では「友情×裏切り×復讐」という、1999年度、2011年度のアニメ版サブタイトル同様「○○×○○×○○」と、韻を踏んだフレーズが添えられた。

パイロ役を演じた川島海荷は、『HUNTER×HUNTER』出会いのキッカケを、弟が読んでいたのを自分も全部読んだ、好きな登場人物はクラピカ[23]、感情が高ぶるシーンで男の子の役なのに声が女の子になってしまうほど高くなり抑制に苦労した、収録時の画面は、色が塗られていない絵コンテ[38]の鉛筆画、キャラに口がなくて、声に合わせて後で口をつける、と聞かされた、絵だけで音楽が入っていなかった、とテレビドガッチのインタビューで述べている[61][参考文献 1]

興行成績

全国257スクリーンで公開され、2013年1月12、13日の初日2日間で興収4億5,677万9,000円、動員35万7,976人[62]になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で2012年12月15日公開開始から4週連続1位を維持していた『ONE PIECE FILM Z』を追い抜き初登場第1位となった[63][62]。初日の来場者内訳も公開され、男女比42:58、10代 - 20代が70%以上とされた[63]。初日時の状況についてゴン役の潘めぐみは親友の話としてレイトショーの枠が一つ増えたと述べている[64]

2013年1月19日、公開1週間で動員55万人を記録した[65][64]。初日2日間とあわせたこの数字にメディアと配給元は興収20億を見込めると報道した[63][66][65][62]

2013年8月12日[67][68]、興行収入は12億1,000万円であることが最終興行収入値として報道された[3]

座席シェア率では、公開初日2日間は18%で、2013年1月12・13日付の座席シェア率ランキングでは1位[69]だったが、1週間後の1月19・20日付の座席シェア率では9.8%だった。これは同日公開された座席シェア率ベスト10の中で最も下落率が高い値となった[70]

次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』とは、『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』側が初日ランキング第3位、動員13万993人、興収1億5,803万1,050円[71]と次作を上回り、現在の『劇場版 HUNTER×HUNTER』2作中、唯一の1位ランキング作品、初日の動員・興収で1位作品となっている。

ストーリー

「お前には友達はできない」。目の前に転がるサッカーボールを取ってくれとキルアに寄ってくる子供に代わりにボールを受け取り、蹴ったボールに殺され、兄イルミに繰り返しそう告げられる夢から目覚めたキルアは、ゴンと共に飛行船でとある町に移動している最中だった。やがて到着先でレオリオと再会したゴンとキルアは、レオリオがこの町の近くでクルタ族の生き残りが目撃されたという情報を得、その真偽を確かめるためにシャンハシティを訪れたクラピカに同行してここに訪れていたことを知る。調査の結果、クラピカとレオリオが見つけたのは竪琴を弾く少年・パイロ――クルタ族の一人であり、クラピカのかつての友。だが再会を喜ぶ間もなく、パイロはクラピカの両目を奪い去ってしまった。

病院で療養していたクラピカのもとを訪れたゴンとキルアは事の真相を確かめるべく、いくつかの手掛かりをもとに調査に打って出る。やがてたどり着いた大きな時計塔のある町で、ゴンはマリオネットを操って路上ライブにいそしみ、ライブ終了後に投げ銭を受け取る人形師に出会う。人形師の名はレツといった。

同じ頃、療養中のクラピカと付添いで残っていたレオリオのところに、幻影旅団No.4のヒソカが現れる。彼には目を奪った相手に心当たりがあった。ヒソカは語る。その人物は、自分が幻影旅団に入る前にNo.4の番号を持っていた男だった。ゴンたちを倒すのは自分であって欲しかった故の情報提供だ。

人形の魅力を語るレツと一緒に就寝後、クラピカに倒されたはずのウボォーギンが現れた。ウボォーギンは超破壊拳(ビックバンインパクト)で駆使してゴンとキルに襲いかかった。ウボォーギンとの力の差に、キルアは兄イルミに教えられた言葉のとおりに撤退を表明するがゴンは勝機を模索、キルアは従い、ウボォーギンと向き合った。指示を出すゴンがウボォーギンの強襲にやられ、キルアは再び撤退を思い浮かべる中、尚もゴンは立ち上がりキルアを庇った。ウボォーギンはゴン目掛けて突撃するが、その動きは止められた。幻影旅団メンバーのノブナガが現れ、ウボォーギンの胸を十字に切り裂いたからだ。ウボォーギンが再び超破壊拳を繰り出そうとするとノブナガがとどめをさした。とどめをさされたウボォーギンは両の目が落ちてその場に崩れ落ちた。そこへ現れたのは幻影旅団元No.4オモカゲ。オモカゲに首を蹴られたウボォーギンの体は小さな人形になった。ウボォーギンは人形だったのだ。オモカゲは準備が整っていないことを理由に撤退。ノブナガも同じく撤退した。

ウボォーギンの人形の強襲に服がボロボロになったレツに新しい服を着せたいと、ゴンは洋服屋にレツを誘った。試着室から出てきたレツは髪にかかったカチューシャと赤色のドレス姿に女の子の姿になっていた。レツを褒めるゴンにキルアは再びレツに違和感をおぼえた。キルアはゴンを連れ出し、耳打ちするがゴンは意に返さなかった。ゴンに通じないこと理解したその時、キルアの中で兄イルミの言葉が思い出された。キルアは必死に打ち消した。その様子を見ていたレツはマリオネットに命令を送ると独りでに動き出してゴンとキルアの方へ向かっていった。レツは先ほどゴンとキルアに向けて人形を放ったことなど忘れたようなそぶりで2人に声をかけた。

レツに連れられて向かった先は古ぼけた洋館だった。ゴンとキルアは危険に巻き込ませないようレツを遠ざけ洋館に向かった。洋館の中へ入ったゴンとキルアの前に現れたのはキルアの兄イルミだった。ただ本物のイルミと違う点があった。両の目がなく空洞になっていること——イルミの人形——だった。キルアは目の前のイルミが人形だと分かっていながらも幼少の頃よりの兄という存在そのものに怯え、身動きがとれなくなった。身動きのとれないキルアに向かってくるイルミの人形に対しゴンが制するがイルミの人形が放った針に弾かれてしまう。一旦体制を整えようと動きをとったキルアに対してイルミの人形が一言呟いた。ゴンは激怒し、イルミの人形に向かうが再び弾かれてしまう。兄の言葉が過り再び動けなくなったキルアにイルミの人形が詰め寄った。イルミの人形はキルアの目を奪い取ろうと「魂呼ばい」をかけるが、立ち上がったゴンが庇い、ゴンの両目が代わりに奪い取られた。ゴンの目が埋まったイルミの人形はオモカゲの指示だったことを言い残して立ち去った。

ゴンを助けられなかったばかりか、逃げ腰をみせてしまったキルアは自己嫌悪に陥り洋館を飛び出した。自暴自棄になったキルアは目の前に向かってくる列車を前にして線路に立ち竦むが、線路に飛び出したゴンにより線路から担ぎ出される。列車が去った後、ゴンはキルアに、キルアは裏切らない、たとえ裏切ったとしても、それでも信じることを伝えた。やがて話題はレツの話題になり、またオモカゲとの関係を先に述べたのはキルアではなくゴンだった。そこへレオリオとクラピカがゴンの携帯電話GPS追跡機能を頼りに駆け付けてきた。4人は再び洋館を目指して駆け出していった。

洋館の中ではレツとオモカゲが向き合い、これまでの自分たちの経緯を語り合っていた。オモカゲは時がくるのを心待ちにし、以前の兄を想うレツは咎めたが、その声はオモカゲには届かなかった。レツの目がオモカゲの目へと移っていった。

洋館に辿り着いた4人はそれぞれに思う中、クラピカがパイロを弄ばれた思いと首謀者が幻影旅団元メンバーという責任感から1人駆け出していった。一画が礼拝堂となった部屋に出ると、パイロ、イルミの人形、そしてオモカゲが現れた。次に目を奪うのはキルアとレオリオと、オモカゲは捕獲の意義を述べた。ゴンはレツの存在を問い掛けるとレツが現れたが、その両目は閉じられていた。目が閉じられている理由をオモカゲから告げられたゴンは本人の意志とは無関係に生かされていることに激怒した。オモカゲは合図を送るとパイロとイルミの人形が動き出し、ゴンたちに襲い掛かった。

クラピカはパイロの人形が呟く思い出話に翻弄されながらもレオリオの声に励まされ、パイロの顛末を噛み締め、パイロの人形を払った。パイロの人形はクラピカと交わした約束を確認し、安堵したパイロの人形は元の人形の姿へと戻っていった。

一方、ゴンとキルアはイルミの人形と対峙していた。イルミの人形は再びキルアに詰め寄り、キルアをたじろがせるが、ゴンのキルアを信じる思いにキルアは立ち上がり2人での攻撃にイルミの人形は倒された。

オモカゲは再度合図を送ると、今度は幻影旅団メンバー達の人形が現れた。幻影旅団メンバーの人形が襲い掛かろうとした時、その幻影旅団メンバーの人形をトランプが振り払った。振り返るとヒソカが参戦にきていた。ヒソカの登場に幻影旅団メンバーの始末を任せたクラピカはオモカゲの下へ向かう。オモカゲは人形受胎(ドールキャッチャー)により幻影旅団メンバーの人形の中からフランクリン、フィンクス、ノブナガの人形を取り込んだ。3体の人形の力を取り込んだオモカゲはゴン、キルア、クラピカ、レオリオを翻弄するが一瞬の隙をついてクラピカが鎖を放つ。しかしノブナガの人形を取り込んだオモカゲに「円」で弾かれていた。オモカゲに追い詰められた中、ゴンはレツを指す。彼女は抱えていた人形に短剣を刺していた。狼狽えるオモカゲにクラピカが詰め寄る。クラピカの問い掛けに対するオモカゲの返事に応えたのは、パイロを弄ばれ、オモカゲを鎖で捉えたクラピカではなく、暗殺稼業に業を背負おうとしたキルアでもなかった。レツだった。レツはオモカゲとの日々を思いながら、オモカゲにとどめをさした。

とどめをさされたオモカゲは最期の力で再び人形を動かした。その中を本物の幻影旅団メンバーが現れた。生き返った人形たちも、本物の幻影旅団メンバーとヒソカの前では歯が立たなかった。ヒソカとクラピカ、そして合流した幻影旅団メンバーたちは、共通の敵相手に共闘したまでにすぎないことを交わし、散っていった。全てが一段落ついた瞬間、レツが燭台の炎を持って洋館へ消えていった。しばらくして洋館は炎に包まれた。ゴンとキルアに、束の間の今を生きられることに感謝の言葉を述べながら。

ゴン、キルア、クラピカ、レオリオは、それぞれに今向かう道を確認し、3番ゲートはヨークシンシティ、6番ゲートはカキン国を案内するアナウンスが流れる中、クラピカ、ゴンとキルア、レオリオに別れて、それぞれに飛行船に乗って散っていった。その飛行船をヒソカ[脚注 8]、クロロ、ビスケット=クルーガー[脚注 9]、カイト[脚注 10][脚注 8]、ジン=フリークス[脚注 11]が、順に見上げていた。

登場人物

主要人物

ゴン=フリークス
声 - 潘めぐみ
キルア=ゾルディック
声 - 伊瀬茉莉也
レオリオ
声 - 藤原啓治
クラピカ
声 - 沢城みゆき
ヒソカ
声 - 浪川大輔

幻影旅団

クロロ=ルシルフル
声 - 宮野真守
ノブナガ=ハザマ
声 - 内田直哉
ウボォーギン
声 - 大塚明夫
オモカゲが作り出した人形として登場。
フェイタン
声 - 山口勝平
シャルナーク
声 - 日髙のり子
フランクリン
声 - 木内秀信
パクノダ
声 - 朴璐美
オモカゲが作り出した人形として登場。
朴璐美は冒頭でゴンとキルアが乗っている飛行船の客室乗務員役も担当している[59]
フィンクス
声 - KENN
シズク
声 - 荒川美穂
マチ
声 - 前田玲奈

ゾルディック家

イルミ=ゾルディック
声 - 松風雅也

TVアニメ本編でミルキ=ゾルディック役をつとめた[77]斉藤貴美子が、自己抑制試験に挑戦中のクラピカとパイロの前に現れたチンピラAチンピラBチンピラCたちの振る舞いの証人となった老婆役として参加している[59]

陰獣

蚯蚓(みみず)
声 - 大西健晴
病犬(やまいぬ)
声 - 元村哲也
豪猪(やまあらし)
声 - 坂熊孝彦
蛭(ひる)
声 - 木内秀信

全員、オモカゲが作り出した人形として登場。

テレビアニメ版で蚯蚓、病犬、豪猪役をつとめた大西健晴、元村哲也、坂熊孝彦がエンドロールでクレジット(役名なし)されている。DVD/Blu-ray付属のアフレコ台本ではキャラクター名がカタカナ表記で、対する声優名がクレジットされている。

オリジナルキャラクター

オモカゲ(面影)
声 - 藤木直人(特別出演)
元幻影旅団No.4。今までは幻影旅団にいたがヒソカに倒され、彼と入れ替わる形で脱退した。
ところが実際にヒソカが倒したのはオモカゲ自身が作った人形(影武者)であり、本人はその後も生存していた。自らを「神の人形師」と呼ぶ特質系の念能力で、人間の眼球を使ってその者を人形として蘇生させ(対象が生存していたとしても、眼球と対象に関する情報さえ揃っていれば同様に創造が可能)、同時に操ることができる。その人形はオモカゲ自身の命令に絶対服従となる他、操られながらも生前の記憶を失ってはいないという特性を持つため、時には自らの意に沿わない命令にさえ従わなければならない制約を負う(「オモカゲにとってはその悲劇がたまらないらしい」ともヒソカが語っている)。また、「ドールキャッチャー」という念能力によって人形を自身に取り込むことにより、人形と化した死者が生前使用していた念能力をオモカゲ自身が使用することもできる。本編では幻影旅団に殺されたパイロを蘇生させ、彼にクラピカの目を奪わせる。同様にイルミの人形にゴンの目を奪わせ自らの「コレクション」にしようと目論むが、元々の行動動機は人形として甦らせた自身の妹・レツに相応しい目を探し求めるためであった。後にアジトである古城でゴン、キルア、クラピカ、レオリオと戦うが敗れ、直後にレツに殺された。
パイロ
声 - 川島海荷(特別出演)
クルタ族の一人で、クラピカの親友。外伝漫画『クラピカ追憶編』にも登場。短い茶色の髪に茶色の瞳を持ち、劇場版ではクラピカよりも小柄だが、漫画版ではほぼ同じ背丈である。
過去に崖から落ちそうになったクラピカを助け、その後遺症で目と足が不自由。特に目は日に日に悪化しており、目薬が手放せない状態にあるが、当人は自身の不調の原因を覚えていない。無鉄砲な面のあるクラピカとは対照的に基本的に大人しい性格で、さりげなく大人を出し抜く強かさもある。幻影旅団によるクルタ族虐殺事件によって死亡したが、後にオモカゲによって蘇生されて操られていた。クラピカと同じ二刀での剣術を心得ており、レオリオを一撃で吹き飛ばすなど実力も高い。最終的にはクラピカとの一騎打ちに敗れたものの、生前答えを聞けなかった問いを改めてクラピカに求め、それに対する返答に満足した様子で昇天した。
レツ
声 - 平野綾
ゴンとキルアが町中で出会った人形師。
言葉遣いは少年のそれに近いものを用いるが、本来は少女であるうえ、オモカゲの妹・レツを元に創られた人形(ただし「人形は生前の記憶を失わない」という特徴上人格そのものはレツ本人)でもある。元となった妹はかつて兄の実験により目を失って死亡している。ゴンとはすぐに交友関係になったが、キルアには警戒されていた。当初は女の子であることを隠すために長い金髪を帽子の中に押し込み、少年のような格好をしていた。中盤で服を無くし、ドレスに着替えたことで正体が明らかとなる。物語の終盤で兄の元に戻り、戸惑いながらも一度は彼の狂行を止めようとしたが聞き入れられなかった。兄が敗北した後に彼を止めを刺し、ゴン達に感謝しながら兄の亡骸と共に城の崩壊に巻き込まれて死亡した。
長老
声 ‐ 二又一成
クルタ族の長老で、外伝漫画『クラピカ追憶編』にも登場する。
同胞が外の世界へ行くことを快く思っておらず、根負けしてクラピカに外に出る試験を受けさせるも、不合格になるような細工を事前にいくつも施していた。しかしクラピカが(パイロの機転もあって)合格すると、パイロの病状を詳しく示し、「思う存分探してこい」と告げる。その後、幻影旅団による虐殺で死亡する。
クラピカの両親
外伝漫画『クラピカ追憶編』にも登場した好奇心旺盛で活発な母親と、温厚だが少々心配性な父親。外見・性格共にクラピカは母親似である。
母親はクラピカが外の世界へ行くことを望んでいたが、父親は「外の連中は信じられない」と複雑な思いを抱えていた。その後、クラピカが旅立った後に幻影旅団の虐殺によって死亡した。

その他

声 ‐ 元村哲也 - 日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』にヤマイヌ[78]ラターザ[79]役で出演。また試写会の1つに参加し[80]、劇場で改めて視聴した[81]と本人公式ブログで述べている
声 ‐ 大西健晴 - 日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』にチェリー[82]トチーノ[78]ミミズ[78]ブタ型[83]役で出演
声 ‐ 坂熊孝彦[84] - 日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』にアゴン[82]ヤマアラシ[78]ノームデュー[79]スウヘイル[79]マンヘイム[79]ゼツク[79]ペクバ[85]カメ型[83]役で出演
声 ‐ 斉藤貴美子 - 日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』にミルキ女医役で出演[77]
声 ‐ 村川梨衣 - 劇場アニメ初出演[86]。日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』にレイナ役で出演[85]
声 ‐ 狩野博貴
声 ‐ 川畑一志
声 ‐ 遠山秀太郎
声 ‐ 前田大輔
声 ‐ 真崎颯太郎

スタッフ

主題歌

REASON
作詞・作曲:北川悠仁岩沢厚治前山田健一、編曲:前山田健一、歌 - ゆず[90]、レーベル - セーニャ・アンド・カンパニー

2013年9月24日、同曲を手掛けたゆず/前山田コンビが次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』の主題歌「表裏一体」も手掛けた[91][92][93][94][95][96]

2013年10月8日深夜、フルサイズ版、『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』劇場本編での使用に先立ってTVサイズ版が日本テレビ製作のTVアニメ『HUNTER×HUNTER』放送の第99話「コンビネーション×ト×エボリューション」からの新エンディングテーマ曲、iTunesでは2013年10月9日付で先行公開された[97][98]

0巻(No.0)

『HUNTER×HUNTER No.0』は劇場入場者100万名限定配布の限定コミックス。2013年12月3日、来場者へプレゼントされることが明かされた[99][100]。原作者が約10年前の未公開ネームから構成された、劇場版に連なる外伝漫画『クラピカ追憶編』(63ページ[99][100])を収録。また追憶編は前後編として『週刊少年ジャンプ』2013年1号・2号(2012年12月3日、12月10日発売)にも掲載[100][101]ジャンプ・コミックスを表す「Jc」のロゴタイプの記載はあるが、ISBNバーコードの記載はない。劇場公開当時、在庫管理についてプロデューサーKは、各劇場が管理しているため劇場毎としては把握していない、各劇場に問い合わせて欲しいと述べている[102][103]。動員55万人[65]を突破した際には「後45万冊しかない」との表現で宣伝がされた[64]

他の収録内容として原作者冨樫義博への一問一答があり[99]、直筆で返している[100]。またこの中に原作『HUNTER×HUNTER』での幻影旅団、クラピカの今後について述べた内容がある[104][105][106][99]。この質問項目は、既にできあがっていた0巻を手にしたゴン=フリークス役の潘めぐみとキルア=ゾルディック役の伊瀬茉莉也が、本書0巻の収録内容としてニコニコ生放送で放映された『劇場版「HUNTER×HUNTER」公開記念座談会&TV版「#47」無料放送』で、その衝撃的な内容に声を上げて紹介した[27]

冨樫は他にも2012年12月28日に発売された『HUNTER×HUNTER』の第32巻にて登場人物のゴン、キルア、クラピカが、それぞれ本作『劇場版「HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』を宣伝する3コマ漫画「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 公開記念 描き下ろし3コマ」を描き下ろしている。1人が3コマ内で1人ずつ宣伝していき、ゴン、キルア、クラピカと順に続いていく。ゴンとキルアだけは「ハンターハンター出演中の」という前フリをおいて紹介されている[参考文献 2]。また劇場公開当時の公式サイトで鑑賞者へのメッセージ寄せていた[107]

次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』でも、本書配布数100万の半分であり、初日後1週間の動員55万人[65]を割る50万人に、書家武田双雲が書いた「ハンター十ヶ条」が書かれた手ぬぐいを配布するイベントとして類似の企画がされた[108]。なお、この「ハンター十ヶ条」の条文自体は、既に原作No.331「X日(デー)」に全文が掲載されている[参考文献 2]

潘めぐみと伊瀬茉莉也以外による感想として、パイロ役の川島海荷は「劇場版でのシーンが本書にも描かれている。パイロがたくさん出てきて嬉しい」と述べている[52]

小説版

  • 『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』 田中創、集英社、2013年1月15日発売、ISBN 978-4087032871

JUMP j-BOOKSレーベルより発売。始まりがキルアの夢の中でのできごとから、クラピカによるパイロと約束を交わした際のエピソード(12-15頁)、キルアがイルミの人形との戦いで撤退し、線路を歩く中を迫ってきた列車に逃げないでいるところを担ぎ出されるシーンが、酒瓶を持った男に絡まれ、殺そうとするところをゴンが制止し、酒瓶を持った男が逃げ出してしまう形に変更(141-142頁)、最後に飛行船に乗り込み、5人が見上げるラストが、飛行船に乗り込む直前にクラピカがパイロとの約束を思い出し、再びあの時と同じ返事をする時点で終了する(239-240頁)等の違いがある。

視聴を公言している著名人

  • 潘恵子 - メディアでも取り上げられた[65]。ゴン役であり娘である潘めぐみがTwitterで詳細をつぶやいている[109]
  • 中川翔子[110] - 「BARFOUT!」の原作コミックの魅力特集記事にも筆をよせている[参考文献 1]
  • 山本美月[53] - 次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』にも煉獄役で出演。川島海荷に同じく好きな登場人物はクラピカと答えている[111][112][113][114]
  • 前島亜美[115] - 次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』にもゲスト声優として少しだけ出演している[116]

炎上騒動

劇場公開開始後、TwitterでプロデューサーKが映画情報サイト「Yahoo!映画」での本作レビューを嘲笑するつぶやきをツイートした(現在このつぶやきは削除されている[117]。配信後は、そのつぶやきもあわせてのレビューが投稿され[118][119][120]、「燃料投下」と評したレビューも投稿された[121]。つぶやきをツイートしたプロデューサーKは、それぞれに意見がある、この作品には善悪で語れないものがある、お互いに盛り上げていきましょう、とする旨のつぶやきをツイートした[122]

プロデューサーKがツイートしたつぶやきは、レビューの中でコピーペーストされ、元のつぶやきが削除された現在もレビュー内に確認できる[120]

関連商品

映画公開にさきがけ、セブン-イレブン各店舗にて映画ポスター掲示、映画公開の記念キャンペーンを展開[123]、16種類構成の緋色の追憶編一番くじ[124][125][126][127]、店内の特定商品350円分購入ごとにレシートに記載されたシリアルナンバーを送信するとポスターに描かれたイラストがプリントされたnanacoカード他、コラボグッズが当たる抽選イベント[128][129]ロッテよりセブン-イレブンのみ、期間限定の全20種類シール入りのウェハース菓子「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 ドッキリテクスチャー ウエハースチョコ」(JANコード:4903333177561)[130][131][132][133]森永製菓よりキルアの好きなチョコロボ君を模したチョコレート菓子「チョコロボ君 チーズケーキ味」、株式会社たらみよりフタにポスターのイラスト、またこの容器自体をフタとする側面に幻影旅団(ヒソカの背面にはオモカゲ)のイラストが描かれたマグカップつきの「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 赤ぶどうゼリー」(JANコード:4955129014741)が販売された。CMも放映され、ゴン役の髪のセットに2時間もかかったとプロデューサーKはツイートしている[134]。1番くじ、チョコロボ君は日テレ系通販番組『女神のマルシェ』2013年1月11日回の放送でも紹介された[135]

通販サイト「au Brand Garden」より本作仕様のスマートフォンカバー3種類がauのiPhone/Android端末毎に用意され発売された[136]。対応のiPhone端末はiPhone4SiPhone5、iPhone5C、iPhone5S、Android端末はFJL22HTL21HTL22INFOBARIS11LGIS11SISW11FISW11KLGL22SCL21SHL21SHL22SOL22URBANOである。

2012年12月7日、東京都交通局とのタイアップ企画として、都営バス車内、都営地下鉄各駅[脚注 16]、その他施設から用紙を入手し、都営バス業10系統を用いて4施設に用意された4つのキーワードを集めて用紙付属のはがきに4つのキーワードを書いて送ると、抽選で映画に関連したグッズが当たるタイアップ企画がされた[137]。次作『HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』でも近鉄と組み、大阪阿部野橋駅河堀口駅藤井寺駅古市駅河内長野駅橿原神宮前駅大和八木駅近鉄奈良駅生駒駅鶴橋駅全10駅のいずれか2駅を選びスタンプを押して「あべのアポロシネマ」に持っていくと特典がもらえる類似のタイアップ企画が行われた[138]

2012年12月25日[139][140]Mobageにて「HUNTER×HUNTER バトルコレクション」サービスが開始[141]App StoreauスマートパスGoogle Playにてスマートフォンアプリ2種が公式アプリとして公開された[142][143]。Mobageでは2012年12月25日0時 - 2013年1月31日23時59分の間、「HUNTER×HUNTER バトルコレクション」の利用者全員の中から希望者に、ポスターに描かれたゴンとクラピカ、キルアとレオリオの組み合わせの二種類の背景アバターの配布がされた[144]

初の映画公開を記念して配信された[145]公式アプリ「HUNTER×HUNTER」(auスマートパス版/GooglePlay版)には、アラーム鳴動時やフィルター展開時の背景画像に本作の宣伝用のカットの一つでもあるクラピカの右目が緋色に光っている画像が用いられた。この画像はアニメ本編のキメラ=アント編の開始とともにアニメ公式サイトの背景画像[146]や DVD/Blu-ray 第1巻目のジャケットイラスト[147]に変わり、アニメ本編でも本アプリの宣伝がされた。また、以前のクラピカ画像はアプリトップページにて2013年12月15日時点でもスクリーンショットとして確認できる。

ポスターやチラシに仕掛けを施した企画[148]は、ARアプリ「SATCH VIEWER」開発元、映画製作の参加企業であるKDDIに同一の『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』でも、読み取るための対象物が映画館シールという形を変えて企画された[149]

DVD・Blu-ray

  • 『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』2013年7月24日発売、バップ、VPBV-13786(DVD)、VPXV-71269(Blu-ray)
    • オーディオコメンタリーにスペシャルゲストとして登場した天野ひろゆきは『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』で修羅役に決定した[150][151]。また天野は2013年12月19日に本作に同じくバルト9で行われた試写会で、好きな登場人物はクラピカと述べている[152]

CD

  • 『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 ORIGINAL SOUNDTRACK』、バップ、2013年1月9日発売
  • 『REASON』、トイズファクトリー、2013年1月9日発売 - 完全限定生産の「HUNTER×HUNTER Ver.」、通常生産の「ゆず Ver.」がある

書籍

ジグソーパズル

  • 『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』300PIECES ジグソーパズル、天田印刷加工

脚注

注釈

  1. ^ a b ゲスト出演
  2. ^ 映画.com情報では95分と紹介されている[1]
  3. ^ シネマトゥデイ情報では1時間35分(95分)と紹介されている[2]
  4. ^ 商品は既に完売している[22]
  5. ^ 2013年1月8日時点での「週刊少年ジャンプ」編集長は瓶子吉久である
  6. ^ 2013年12月27日は、ちょうど『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』公開開始日でもある
  7. ^ ネタバレになるので鑑賞後に見てください、との注意書きがある
  8. ^ a b 2014年5月28日、「会長選挙・アルカ編」が放送されることが報道された[72]
  9. ^ 2012年12月10日、ビスケが登場するグリードアイランド編第59話「セリ×ト×アセリ」からのエンディングテーマ曲に本作の「REASON」が使用されることが報道された[73]
  10. ^ 2013年2月25日、キメラ=アント編の公開とともにカイト役が池田秀一であることが報道された[74]
  11. ^ 「会長選挙・アルカ編」放送予定の紹介文やイラスト内にジンが会長選挙・アルカ編で十二支んの1人として登場することが確認できる[75][76]
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』製作スタッフ・会社
  13. ^ スタッフの1人更家芙実が出身校の大阪アニメーションカレッジ専門学校で卒業生の参加作品として紹介された[87][88]
  14. ^ a b 色彩設計兼務
  15. ^ 『HUNTER×HUNTER』担当漫画編集者
  16. ^ 押上駅目黒駅白金台駅白金高輪駅新線新宿駅除く

出典

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関連項目

  • アミバ - 『北斗の拳』の登場人物。トキになりすまし、秘孔の研究に「奇跡の村」の住人を実験利用した。実験利用された住人は彼に木人形(デク)と呼ばれた
  • 大空翼 - 「ボールは友達」を信条とする『キャプテン翼』主人公。なお、アニメで青年期の声優をつとめた佐々木望は、本作と同じく冨樫義博を原作とする作品『幽☆遊☆白書』のアニメで主人公浦飯幽助役をつとめた
  • プレスコ
  • ビックリマン
  • 劇場版BLEACH 地獄篇 - 来場者先着100万人に「The Hell verse」がプレゼントされた
  • ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE- - 来場者先着150万人にDVD「MOTION COMIC NARUTO」がプレゼントされた
  • ONE PIECE FILM Z - 来場者先着200万人にコミックス「第千巻」がプレゼントされた
  • 劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ - 来場者特典として「コミックス 零(ゼロ)巻風メモ帳」がプレゼントされた。なお「企画協力」として本作に参加した齊藤優は『銀魂』の担当編集の経験がある
  • 表裏一体 - 次作『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』主題歌。完全限定生産の「HUNTER×HUNTER Ver.」、通常生産の「ゆず Ver.」がある。2曲目が「REASON」で3曲目が「流れ星キラリ」、5曲目は「REASON」カラオケ(Instrumental)版。「HUNTER×HUNTER Ver.」4曲目の「約束の唄」には本作『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』に出演したクロロ(宮野真守)が参加、「HUNTER×HUNTER Ver.」ジャケットイラストにもヒソカを片側としてクロロが対になるように描かれている
  • バカッター
  • クラピカ

外部リンク