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Wikipedia:記事名の付け方

半保護されたページ

これはこのページの過去の版です。Kurz (会話 | 投稿記録) による 2009年12月22日 (火) 12:51個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (「記事名を付けるには」節を導入。ノートの合意による。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

jawp jawt jawb jawq jawn

このページは記事に好ましい題名(タイトル)をつけるためのガイドラインです。

記事の題名は、まず何よりも「日本語話者の大多数にとって、最も曖昧でなく、最も理解しやすいもの」である必要があります。そしてその次に「その記事へのリンクを作成しやすいもの」であることも重要です。

ウィキペディアでは、言葉を二重大括弧(ブラケット)([[ ]])でくくることで内部リンクを貼れますので、他の記事の文中に登場する時にリンクしやすいような記事名をつけるためにも、この指針は重要です。以下の記述はあくまで指針であり、絶対守らなければならないルールではありませんし、ウィキペディアが発展してゆく中でまだまだ改善されるかもしれません。とは言え、以下の指針はこれまでのウィキペディアの経験の中で確立されたものですから、まずはこれに則って執筆して下さい。

ウィキペディアの使用しているシステムにおいて、ページ名がどのように機能するか、技術的にどのような制限があるかなどについては、Help:ページ名を参照してください。

記事名を付けるには

ウィキペディアにおいては、あらゆる記事にはひとつ題名を付ける必要があります。記事名は理想的には次のような基準を満たすのが望ましいです。

  • 認知度が高い - 信頼できる情報源において最も一般的に使われており、その記事の内容を現すのに最も著名であると考えられるもの。
  • 見つけやすい - 読者にとって記事の中で見つけやすいもの(そして編集者にとって最も自然に他の記事にリンクできるもの)。
  • 曖昧でない - その記事の内容を曖昧さなく見分けるのに必要な程度に的確な名称であること。
  • 簡潔 - 短く、要点をついているもの。(曖昧さ回避の場合でも、カッコ内を短く保つことは必要です)
  • 首尾一貫している - 他の似たような記事においても、同じように使われているもの。

たいていの記事には、この基準の大部分ないし全てを満たすような、シンプルかつ明瞭な名称があるでしょう。その場合には、そのままそれを使ってください。しかし、複数の基準を満たすために他の基準を犠牲とする必要があるかもしれません。そういった場合には、記事名は信頼できる情報源における慣例を参考にしつつ、議論して決めてください。具体的な分野、特定の問題における命名の指針が、ウィキペディアの基本方針文書においてまとめられています。もしそういった指針がない場合には、前述の原則を常に心に止めながら、議論して作成します。なお、記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください。

一般的な指針

全角と半角の使い分け

表記の仕方は表記ガイドにある指針に従います。つまり、

  • カタカナは全角を用いる。
  • 英数字は半角を用いる。
  • 記号はコンマ、コロン、スペース、!?、&、@、=など半角にあるものは半角を使用。

ただし記号に関しては、下のような例外があります。また、後述の#特殊記号の使用は慎重にすることも参照してください。

システム上、以下の記号は記事名に使用できません。必要であればこれらの記号の全角文字版を使用できますが、注意して用いてください。

  • # < > [ ] { } |

コロン (:) もシステム上の制約により使用できない場合(言語間リンク名前空間の区切りとみなされる場合、項目名の先頭など)があり、その場合は上に準じます。

正式な名称を使うこと

記事名は基本的には日本語での正式名称を使用します(ただし記事によっては#その他の慣例にあるように自動車関連の記事などに一部例外あり)。その際、名称が外国語のものは文字種に応じて#略号・記号・片仮名語ならびに#漢字を適切に使うことに従ってください。よく使われる略称、別名、別表記などは記事名に使うのではなく、正式な記事名へのリダイレクト(転送)ページにしましょう。詳しくはWikipedia:リダイレクトを参照してください。

訳語やある事象に関する記事など、正式な名称がない場合は日本語での適切な名称を採用します。ただし、記事の投稿後に記事名について論争が起こった場合、ノートでの合意形成を行いましょう。

括弧内に別名、原語や読み仮名を併記してはなりません。記事名でなく本文で行うようにしてください。

正式名称があまりにも長すぎる場合には、適切な通称を使っても構いません(例:ワンセグなど)。この場合もノートで合意形成を行いましょう(参照:ワンセグのノートページ)。また通称を使用する場合は定義の最後に「正式には〜と称すが、本項では通称である〜で記述する」などと書き込みます。

略号・記号・片仮名語

略号 (アルファベットなど、頭字語も含む)、記号、片仮名語は基本的に用いず、格好悪いと思っても「できる限り」漢字・平仮名による表記を優先します。漢字・平仮名による表記がない場合は原則として片仮名で表記します。しかし略号・記号・片仮名表記を排除する意図はなく、慣例なども考慮し、最終的には日本語圏においてその表記が一般的であるかを重視して記事名を決めます。なお、採用しなかった表記からは、必要に応じてリダイレクトを張りましょう。

以下の例では、記事名として現在採用されているものを行の先頭に、その他考えられるものをその後に並べています。

ISO/IEC 10646など、複数の頭字語(アクロニム)の組み合わせで、アルファベットなどをそのままひとつずつ発音するものについては、アルファベットなどで表記します。この場合、アイエスオースラッシュアイイーシーなどとはしません(コンピュータ関連用語に多い)。

発音ではなく文字の形に意味がある場合、また、数字の代わりにABCを用いて分けているランキングや、記号的な用い方で外国語の文字を使用している場合など、カタカナで表記する事でかえって意味が通じにくくなる物はそのままの表記にします。

題名などの固有名詞の場合は、片仮名や略号、記号を置き換える必要はありません。

漢字を適切に使うこと

  • 複数の字体がある漢字については、常用漢字表にある字体を使うことが原則です。ただし、固有名詞にこの原則は適用されません。
  • 固有名詞のほか、正式名称あるいは慣例で常用漢字外の字や字体が用いられる場合には、JIS X 0208にある文字の範囲で記事名に使用しても構いません。
  • 中国語ならびに朝鮮語の単語を記事名とする場合、原則として使用される漢字は可能な範囲で常用漢字表にある字体または正字体にこの優先順で置き換えて表記し、JIS X 0208外の漢字はカタカナで代用します。常用漢字体で代用されている簡体字の場合も元となる繁体字によって処理するものとします。
  • フリガナを含めてはなりません。フリガナは記事本文に入れましょう。
  • 送り仮名本則を使います。
  • 特に音読みの部分はできるだけ漢字を用いて表現しましょう。
  • 詳細: Wikipedia:記事名の付け方 (漢字の使用)
  • Wikipedia:表示できない文字の代替画像一覧に表示できない文字の代わりに記事内で用いる画像がまとめてあります。

使い方に注意すべき記号

「/」と「:」の記号は、記事名と副題との区切りに用いられることがありますが、区切りとして用いるべきではありません。これらの記号を名称の一部として含む記事(TCP/IPマジック:ザ・ギャザリングなど)があるためです。区切りが必要な場合には、パイプのトリックも使えるので、「記事名 (分類)」のような形式を用いてください。

特殊記号の使用は慎重にすること

以下の特殊記号は使えません(Help:ページ名参照のこと)。

# < > [ ] { } |

このほか、“_” (アンダースコア)と “ ” (半角空白)は同一視され、常に空白で表示されます。(例: [[Shift JIS]] = [[Shift JIS]])

実体参照やエンコーディングを直接記事名に用いても、システムによって参照先に自動変換されてしまうので無意味です。したがって実体参照は使わないで下さい。またコーディングなどに使われる%や&を使うと、予定していたのとは異なる記事名になってしまう場合もあります。(例:[[BO&Oslash;WY]] → BOØWY、 [[%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8]] → メインページ

特殊記号が使えない、冒頭に小文字のアルファベットが入るが表示上は大文字になってしまう(aikoなど)、などの制約によって正確な記事名が表せない場合、{{記事名の制約}} または {{小文字}} を使ってその旨を記事冒頭で表示することが提案されています。使い方についてはTemplate‐ノート:記事名の制約をご覧下さい。

長さの限界

記事名の長さには、限界があります。UTF-8換算で255バイト、すべて漢字・かなであれば85文字です(おおよその目安として、ラテンアルファベットとキーボード上にある記号は1バイト、アクセント付きアルファベット・ラテン以外のアルファベット・特殊記号は2バイト、漢字・かな・ハングルは3バイトです)。

システム上の使用可能文字の制限

ウィキペディアで使用されているソフトウエアの仕様により、ページ名(記事名・リダイレクト名・テンプレート名・カテゴリ名などを含む)にUnicodeの基本多言語面(コードでは U+0000 から U+FFFF まで)にある文字のみを使用してください。基本多言語面以外の文字を使用するとシステムに障害がおこったときに復旧に失敗する可能性があります。

記事名の重複を回避する手段

「ひまわり」は絵画作品のタイトルであり、植物の名前であり、気象衛星の名前であり、他にも音楽や小説や喫茶店などの名前などであるかもしれません。「ひまわり」という記事名でそれら全ての物事を記述することにすると記事が長くなり、ひとつの記事内に関連の薄い事柄が同居することにもなります。そこで、「ひまわり (絵画)」「ひまわり (小説)」などといった形で半角スペースの後に半角カッコで括った分類名を記事名の末尾につけるという方法をとることになっています(これを「曖昧さの回避」「曖昧さ回避」などと呼びます)。

より詳しい方法については、Wikipedia:曖昧さ回避を参照して下さい。記事名の選び方、記事の構成などをどのようにするとよいかが説明してあります。

ある記事の子記事を作る場合

例えばバスケットボールについて「望まれない競技態度」という項目があったとして、これを別の記事に分けたいと思うことがあります。この場合、[[望まれない競技態度]]という記事を作ることは、何の競技についての記事であるかが明確でないため、閲覧者が混乱するかもしれません。

また、例えば雑誌で「その他の分類」という項目が非常に大きな段落になったとしても、[[その他の分類]]という記事を作ると、あまりにも一般的な表現で閲覧者が混乱するかもしれません。さらに言えば、もし使われなくなった時には、この記事は育つことも転用されることも難しく、全く顧みられない孤立した記事になるかもしれません。

他の記事について別の執筆者が同様の項目を立てたいと思った際に「曖昧さ回避」のページとして使うこともありえますが、この場合はむしろ最初に記事を分ける際に、「バスケットボールで望ましくない競技態度」「雑誌の分類法の数々」とするなど記事名をよく吟味するか、記事を分ける必要が本当にあるのかを検討するべきです。

その他の慣例

特記の無い限り、基本的に上の#一般的な指針は全て適用されます。

人名

  1. 日本人
    • 姓・名の順に、間にスペースなどを入れずに記す。原則として敬称・肩書はなし。
    • 日本人の名前にはペンネームなどに特殊記号やアルファベットなどを用いているものがあるが、これらはそのまま表記し、カタカナ化などはしない。
    • JIS X 0208にない漢字は記事名として用いず、読み方に即したひらがな、またはカタカナを使用する(言い換えれば、一般に機種依存文字に区分される漢字は用いない。Windowsで表示可能でも、他のOS、一部のブラウザで表示できない場合があるため)。
  2. 中国人、韓国人などで名前の表記が通常漢字である場合
    • 原則として漢字名を使用する。日本人の名前と同様に扱う。機種依存文字に区分される漢字の扱いも日本人に準ずる。
    • 中国語の簡体字などで、日本で用いられている漢字と対応するものがある場合には、それを用いる。 見当たらない場合にはカタカナ表記を用いてもよい。
    • 用いられている漢字が見当たらない場合には、読み方に則したカタカナを使用する。
  3. ハンガリー人
    • 姓名間の区切りは全角中黒「・」で示し、ミドルネームは原則として省略する。
  4. アラブおよびその他のイスラム系諸国の人名
    (これについてはWikipedia:記事名の付け方/アラブ人等イスラム系の人名で再検討を行っています)
    • アラブ諸国のアラビア語名は標準アラビア語の発音に準ずるが、現代人(第一次世界大戦以降に活躍した者)はその国での呼び方を優先する。
    • イランのアラビア語名は標準アラビア語の発音に準ずるが、近現代人(19世紀以降)は現代ペルシア語での発音を優先する。
    • オスマン人はオスマン語を優先し、現代トルコ語の発音に準じる。(例えば、メフメトはムハンマドとしない)
    • 定冠詞(アル、アン、アッ)は全角イコール「=」で繋ぐ。
    • イダーファ(○○・アル=○○)を除き、原則として記事名からは定冠詞を省略する。
    • イダーファは原則として分かち書きするが、アブドゥル○○など、イダーファによって二つ以上の単語が分かちがたい名前をなすと見られる場合は例外として分かち書きしない。
    • ナサブ(イブン(ビン、ブン、ビント)何某)の「イブン」と「何某」は全角イコール「=」ではなく全角中黒「・」で結ぶ。
    • ウマイヤ朝・アッバース朝など「王朝」の君主は、イスム(本人の名)あるいはラカブ(尊称)に適宜「○世」などを付加した形を記事名とする。
    • 原則として上記以外は、必ずイスムあるいはクンヤ(アブー・○○)にナサブ(イブン○○)あるいはニスバ(出自名・家名)をつける。
    • もっぱらラカブのみによって知られる人物はラカブのみによって記事名とする。(例えば、ラシード・アッ=ディーン)
    • もっぱらナサブのみによって知られる人物はナサブのみによって記事名とする。(例えば、イブン・スィーナー)
      • 現状では「もっぱら〜によって知られている」かどうかは根拠が示しにくいことなどが問題点として残されています。
  5. その他の国の人物
    • 名(ファーストネーム)・姓(ファミリーネーム)の順。姓名間の区切りは全角中黒「・」で示し、ミドルネームは原則として省略する。
      • 例: 「ジェラール・フィリップ」。
    • 原語ではハイフン「-」で結ばれた2つの語が名前に含まれている場合は、ハイフンの代わりに全角イコール「=」を使う。
    • ブラジル出身のサッカー選手については、原則として記事名は本名とする。
  6. 聖書に出てくる人名の表記は日本聖書協会『新共同訳聖書』に準じる。
  7. 日系人、華僑、祖国を離れて活動する東アジア人など、漢字に由来する人名であっても、カタカナ表記が通例になっている場合
  8. 競走馬名などの動物の固有名、架空の人名、神名、キャラクター名も、原則として以上の人名の指針に準じる。

年・月日

ウィキペディアでは、年、月日のそれぞれについてひとつページを設け、その年や日に起こったできごとの紹介などをする。この記事のタイトルには半角数字と漢字を用いる。10年紀および世紀ごとの記事も同様としている。

ただし、記事が少ない間、各年ではなく年代のページにまとめられており、16世紀以前および紀元前では100年ごとになっている。これは今後分割されることもあり得るものの、古い時代については各世紀へとリダイレクトすること。

和暦については元号のみをリンクし、西暦を並記すること。明治以前の和暦では西暦と和暦の間で日付も一致していないため、リンクする記事では1582年10月4日以前ではユリウス暦、同10月15日以後ではグレゴリオ暦の日付も並記すること。

芸術作品

小説・詩・映画・舞台・音楽・絵画などの芸術作品は、基本的に通常の記事と同様に扱う。日本以外の国の作品については邦題があればそれを用い、邦題がまだつけられておらず原題しか無い場合(この場合、後に邦題が付けられたらそれに移行する)、および邦題もまた外来語である場合には#外来語にならい、発音をカナで表記して記事名とする。日本の作品だがタイトルは外来語であるという場合も同様。記事名自体に「」や『』は付けない。

  • 他の記事と重複がある場合、スペースと半角カッコによる曖昧さ回避で、映画や小説であることを明記する。

音楽に関する記事名の付け方については、PJ 音楽、映画に関する記事名の付け方については、PJ 映画にガイドラインがあるので参照してください。

学術雑誌

  • 基本的に通常の記事と同様に扱う。ただし、日本語での正式な名称が存在せず、カタカナ表記にすると可読性を著しく損なう・または認識が難しくなる場合は ラテン文字表記を用いる。原語での正式な表記がラテン文字表記でなくても、広く使われているラテン文字表記がある場合には、それを使ってもかまわない。

歴史的事件

出来る限り一般的に知られており通用しやすい名称を使用する。

地名

  • 日本:
    • 都道府県名は「都」「道」「府」「県」を含めた名称を使う。(例: 「東京都」、「秋田県」)
    • 市区町村などは都道府県名・郡名を含まない名称を使う。(例: 「千代田区」、「男鹿市」、「倶知安町」)
    • 同一名称の地名がある場合には、それぞれの記事名について「どこの」地名であるかで曖昧さ回避を行なう。
      • 例: 北区 → 「北区 (東京都)」、「北区 (札幌市)」などの記事を設け、「北区」のページ自体は曖昧さ回避のページとし、それら個別の記事へのリンクとそのリンク先の簡単な説明にあてる。
  • 中国・韓国:
    • 漢字表記は人名の表記方法と同じ。
  • その他:
    • 地名、島等の名前同士で同一名称がある場合には、それぞれの記事名について国名で曖昧さ回避を行なう。同一国内で複数の同一地名がある場合には、州名などにより区別する。
    • 地名の原綴の区切りには原則的に・(全角中黒)、もしくは=(全角等号)を使用する。ここで、全角中黒は半角スペースの、全角等号は二重ハイフンの代用である。ただし、既にこのような区切り記号を用いない慣例ができている地名についてはその限りではない。

国名

  • 現在、世界にある国々については、既に記事が作られています。これらの記事名は、必ずしも正式名称ではありませんが、他の記事との連携を考えて現在の記事名となっています。よって、正式名称でないからという理由で記事名を変更する必要はありません。しかし、将来、国名が変更されたり、あるいは、現在の記事名の下で別の記事を作成したい場合があるかもしれません。その場合は、各記事のノートで提案して下さい。
  • 過去にあった国については、もっとも一般的な呼称を記事名にするのが適切です。(例: 「神聖ローマ帝国」)
  • 架空の国については、作品中の正式名称を記事名にするのが適切です。

団体名

原則:

  • 団体の名称に含まれている、法的地位を示す語句(例: 株式会社、公益財団法人、Inc.(インコーポレイテッド)、Ltd.(リミテッド))は、記事名には含めない。ただし、日本法人で当該語句が名称の中間(両端以外)に位置する場合は、この限りでない。

特例:

※注意:この条項の解釈については議論があります。この条項に基づく改名は慎重にお願いします。詳しくはノートをご覧ください。
  • 記事名に法的地位を示す語句を含めなければ、その記事と他の記事(主題は団体に限らない)の間で曖昧さを回避できない場合、記事名に含めてもよい。
  • 日本法による法的地位を示す語句以外で、日本法人の名称に含まれる、日本以外の法による法的地位を表しうる語句は、記事名に含めてもよい。
  • その団体に、法的地位を示す語句を含まない通称が無い場合、当該語句を記事名に含めてもよい。
    • 例: ○「日本電信電話公社」(民営化前のNTT。通称は「電電」や「日本電信電話」ではなく「電電公社」。)
  • どこの国の団体かによらず、一般にアルファベット表記が日本語表記よりも多く使われている場合であっても日本語による表記を使用すること(Wikipedia:外来語表記法も参照)。
    ただし、日本国の法令に基づき設立された会社その他の法人で商号等法人の正式名称にアルファベット表記が使われているものについては、カナ表記はしない。なお、「商号等法人の名称にアルファベット表記が使われているもの」とは登記上の名称がアルファベット表記のものはもちろん、登記上の名称にアルファベット表記は使われていないが、この法人が対外的表示でアルファベット表記を使用しているものも該当する。 反対に、英字の通称はあるが法人の名称としては使用していないものは、カナ表記されている正式名称の通りとする。

その他:

  • 以上にかかわらず、カテゴリやプロジェクトに確立された慣例が存在する場合は、それに従う。
  • 上記原則または特例に従った記事名のほかに、通称・一般に使われているアルファベット表記がある場合は、その表記でリダイレクトを作成することが望ましい。

学校関連

学校法人に関してはWikipedia:ウィキプロジェクト 学校/学校法人の記事についてによって命名規則が定められているので参照のこと。

鉄道関連

鉄道路線、 鉄道駅、鉄道車両に関する記事名は鉄道サブページを参照のこと。

生物名

自動車・乗用車関連

一覧系記事

  • 一覧系記事の記事名は、何がどのような基準で記事に列挙されるのか、明確に分かるようにします。
  • 記事名の末尾は「○○の一覧」か「○○一覧」とします。どちらを採用するかは、同様の一覧系記事の記事名や語感などを考慮して決めます(「○○のリスト」「○○リスト」という記事名は用いません。このような記事名の一覧系記事も存在しますが、「○○の一覧」か「○○一覧」に統一することを推奨します)。
  • 同じものを対象とする、「長さ順」「面積順」などの各種の指標順の一覧は、再整列可能な表の機能を用いることで一つの記事で表示することができますので、別個に作成する必要はありません。ただし、量や内容から判断して別個に作成する方が望ましいのであれば、この限りではありません。
  • 「長さ順」「面積順」などの各種の指標順の一覧を作成する場合であっても、記事名に「○○順」は不要です。これは、例えば「○○の普及率順の一覧」という一覧を、「単純な普及率順ではなく、地域別の方がわかりやすい」と判断して、並べ替えたとしたら、記事名まで改名せねばならなくなるためです。
    • 「国のインターネット普及率順の一覧」 → ○「国のインターネット普及率の一覧
    • 「山の高さ順の一覧」「山の一覧 (高さ順)」 → ○「山の高さの一覧
  • 同様の理由により、「○○別」という記事名も原則不要ですが、同じものを対象とする一覧が目的に応じて2つ以上ある場合は、区別のためにつけます。
    • 中国の古典の時代別一覧」と「中国の古典の分野別一覧

その他

上記以外にも各ウィキプロジェクトにおいて記事名の付け方の合意があるものもあります。詳細は各ウィキプロジェクトのページをご覧ください。

関連情報

記事名を変える場合

記事を作った後に、この記事を読んで記事名を変えたくなってしまうことがあるかもしれません。良かれと思って決めた記事名が、他の執筆者と議論していくうちに不適当だったと考えが変わることもあるでしょう。その場合は記事の移動を行ってください。新しい記事を作ってそのまままるごとコピーすると履歴の継承がなされなかったりするなど、システム上、問題があるので、方法はWikipedia:ページの改名を参照してください。

関連項目