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川手甫雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

川手 甫雄(かわて すけお、1881年明治14年)4月30日[1][2] - 1947年昭和22年)1月9日 [1][3][注釈 1])は、日本の政治家、農業経営者。衆議院議員立憲政友会)、山梨県北巨摩郡若神子村長。

来歴

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山梨県[4]北巨摩郡多麻村[1][2]須玉町[1]を経て現在の北杜市)で篠原俾孝の二男として生まれ[2]1900年(明治33年)に若神子村(現:北杜市)の川手四郎兵衛の婿養子として迎えられた[2]。農業を営んだ[4]

北巨摩郡会議員、若神子村会議員、若神子村長を務めた後[2]1919年(大正8年)に山梨県会議員に当選し4期在任し[1][2]、県参事会員、県会議長に在任した[2][4]1932年(昭和7年)2月、第18回衆議院議員総選挙立憲政友会から立候補して当選し[1][2]、衆議院議員を1期務め[4]、政友会山梨支部幹事長兼相談役となった[1]。議員在職中の1934年満州国建国に功労があったとして勲四等を受賞した[2]

その後、山梨県畜産組合連合会会長、駒電力株式会社[注釈 2]社長、山梨県農業会初代会長などを務めた[1][2]

親族

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脚注

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注釈

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  1. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』193頁では1月21日。
  2. ^ 1942年関東配電に統合。
  3. ^ 『山梨人事興信録』1916年版、1928年版、1940年版では泰次となっている。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 『山梨百科事典』増補改訂版、247頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『山梨人事興信録 第三輯』カの部556頁。
  3. ^ 北杜市偉人伝 川手甫雄碑 北杜市須玉町
  4. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』193頁。
  5. ^ a b c 『山梨興信録』1979年、265頁。

参考文献

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  • 『衆議院議事録』第六十二巻。
  • 甲府興信所編『山梨人事興信録 第三輯』甲府興信所、1940年。
  • 『山梨百科事典』増補改訂版、山梨日日新聞社、1989年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。