コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

加太駅 (三重県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加太駅
改修後の駅舎(2024年5月)
かぶと
Kabuto
(5.4 km)
(8.9[1] km) 柘植
地図
所在地 三重県亀山市加太市場1622
北緯34度50分33.09秒 東経136度20分25.04秒 / 北緯34.8425250度 東経136.3402889度 / 34.8425250; 136.3402889座標: 北緯34度50分33.09秒 東経136度20分25.04秒 / 北緯34.8425250度 東経136.3402889度 / 34.8425250; 136.3402889
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 関西本線
キロ程 71.0 km(名古屋起点)
亀山から11.1 km
電報略号 カト
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
48人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1896年明治29年)9月21日[3]
備考 無人駅[4]
テンプレートを表示

加太駅(かぶとえき)は、三重県亀山市加太市場にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線である[2]

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有し[1][2]、列車交換が可能な地上駅である。元は2面3線であった。場内・出発の各信号機とも一方向のみの設置のため、逆線入線はできない。駅舎は加茂方面行ホーム側にあり、亀山方面行ホームへは無蓋跨線橋にて連絡している。

関西本線の非電化区間では関駅とともに終日完全無人駅となっており、自動券売機は設置されていない[13]

2022年に改修された駅舎には、待合室のほかに旧事務室を利用した「加太サロン」(展示コーナーなど)を設置している[6][1]。これは、地域の交流拠点として整備されたものである[4][14]

のりば

[編集]
ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 V 関西本線 下り 柘植加茂方面[15]
反対側 上り 亀山方面[15]

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

利用状況

[編集]

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[16]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 121
1998年 119
1999年 109
2000年 106
2001年 99
2002年 99
2003年 97
2004年 85
2005年 88
2006年 85
2007年 80
2008年 71
2009年 62
2010年 62
2011年 66
2012年 67
2013年 71
2014年 67
2015年 63
2016年 64
2017年 63
2018年 53
2019年 48

駅周辺

[編集]

亀山市加太地区の中心地の北側に位置する。城跡は駅北側、国道(旧道)・加太川・名阪国道は駅南側にあるが、名阪国道は駅から少し離れた所を通る。

バス路線

[編集]
改修前の駅舎と加太地区福祉バス(2019年7月)

駅舎の前に「加太駅前」停留所があり、下記の路線が発着する。

亀山市コミュニティバス
(※平日のみ運行。ただし、年末年始期間(12月30日 - 翌年1月3日)は全便運休[18]

隣の駅

[編集]
西日本旅客鉄道(JR西日本)
V 関西本線
関駅 - 加太駅 - 柘植駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 歴史に埋もれた関西本線非電化区間に再び脚光が リニア→非電化1両編成の乗り換えが実現するか」『日刊スポーツ』2022年3月17日。オリジナルの2023年3月17日時点におけるアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
  2. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、20頁。 
  3. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、338頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b c d e f 鉄道の難所「加太越え」加太駅舎が交流拠点に 三重」『日本経済新聞』2022年3月24日。オリジナルの2022年7月6日時点におけるアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
  5. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第8号、朝日新聞出版、2009年8月30日、13頁。 
  6. ^ a b c d 広報かめやま 2022年4月1日号” (PDF). 亀山市. pp. 2-3 (2022年4月1日). 2022年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
  7. ^ a b ノスタルジック加太駅”. ノッティーハウスリビング ちいきの木の家具製作所 (2021年12月6日). 2022年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧。
  8. ^ “「通報」●関西本線関駅ほか9駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 8. (1983年3月30日) 
  9. ^ JR西日本から加太駅舎無償譲渡 地域活性化拠点に 亀山市」『伊勢新聞』2019年7月27日。オリジナルの2021年10月21日時点におけるアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
  10. ^ JR関西本線加太駅が「鉄道遺産」に 亀山市、無償譲渡受け整備へ」『産経新聞』2019年7月28日。2023年3月30日閲覧。
  11. ^ 関西本線 加茂駅〜亀山駅間 ICOCAエリア拡大日決定! 〜2021年3月13日サービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年1月19日。オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210119051654/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210119_00_ICareakakudai.pdf2021年1月19日閲覧 
  12. ^ 完成ようこそ加太駅”. ノッティーハウスリビング(ちいきの木の家具製作所) (2022年4月14日). 2022年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
  13. ^ 加太駅|駅情報”. JRおでかけネット. 2019年7月28日閲覧。
  14. ^ 4月1日JR加太駅舎リニューアルオープン 当時の姿残し、駅舎内に憩いの場「加太サロン」設ける 亀山」『伊勢新聞』2022年3月28日。オリジナルの2022年9月11日時点におけるアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
  15. ^ a b 加太駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日閲覧。
  16. ^ 三重県統計書”. 三重県. 2020年5月5日閲覧。
  17. ^ 鹿伏兎城跡(加太城跡)”. 観光三重. 三重県観光連盟. 2022年10月26日閲覧。
  18. ^ 亀山市コミュニティバス 加太福祉バス(加太地区福祉バス)”. 亀山市 (2022年4月7日). 2022年8月29日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]