京王片倉駅
表示
(片倉駅 (京王電気軌道)から転送)
京王片倉駅 | |
---|---|
駅舎 | |
けいおうかたくら Keiō-katakura | |
◄KO33 北野 (1.7 km) (1.5 km) 山田 KO49► | |
所在地 | 東京都八王子市片倉町34-9 |
駅番号 | KO48 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
所属路線 | ■高尾線 |
キロ程 |
1.7 km(北野起点) 新宿から37.8 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[京王 1]5,068人/日 -2023年- |
開業年月日 |
1931年(昭和6年)3月20日(御陵線片倉駅として) 1967年(昭和42年)10月1日 |
備考 | 早朝夜間は駅員無配置 |
京王片倉駅(けいおうかたくらえき)は、東京都八王子市片倉町にある、京王電鉄高尾線の駅である。京王西管区所属[1]。駅番号はKO48。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)3月20日 - 京王御陵線の片倉駅として開業。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 東京急行電鉄(大東急)に併合。同社御陵線の駅となる。
- 1945年(昭和20年)1月21日 - 御陵線の不要不急線指定により休止。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急から京王帝都電鉄が分離。同社の駅となる
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 高尾線の京王片倉駅として再開業[2]。
- 2013年(平成25年)2月22日 - 準特急停車駅となる(ただし急行は引き続き通過)[3][4]。
- 2022年(令和4年)3月12日 - 準特急が廃止され、代わって特急の停車駅となる[5][6]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。傾斜地に立地するため、線路は高尾山口寄りは地平、北野寄りは高架となる。改札口は上りホームから一段下にあり、改札口から下りホームに行くには高架下の通路を経由する(エレベーターは専用の跨線橋を設置して整備)。横浜線片倉駅方面から来ると駅舎入り口が見つかりにくいため、高架下をくぐった先で左折するよう案内を掲示している。
なお、国道16号を跨ぐ下り線の鉄橋は、前身の御陵線開業時からのものである。鉄橋の銘板には「昭和五年 株式会社横河橋梁製作所」とある。
かつてトイレは上りホームにあり、ユニバーサルデザインの一環としての「だれでもトイレ」は女性用トイレと兼用になっていたが、2008年度に改札口を入って左手に移転し、「だれでもトイレ」は独立した形で設置された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 高尾線 | 下り | めじろ台・高尾・高尾山口方面 |
2 | 上り | 北野・府中・明大前・新宿・ 都営新宿線方面 |
- 上りの各駅停車は次の北野駅で京王八王子駅始発の特急・急行列車に、また特急列車は各駅停車に接続する(一部の列車を除く)。
-
ホーム風景
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は5,068人である[京王 1]。
近年の1日平均乗降人員及び乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[8] |
1日平均 乗車人員[9] |
出典 |
---|---|---|---|
1967年(昭和42年) | 535 | ||
1970年(昭和45年) | 1,800 | ||
1975年(昭和50年) | 2,156 | ||
1980年(昭和55年) | 3,159 | ||
1985年(昭和60年) | 3,860 | ||
1987年(昭和62年) | 4,282 | ||
1990年(平成 | 2年)3,691 | 1,811 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)1,836 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)1,822 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)1,833 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)1,841 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)3,819 | 1,880 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)1,929 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)1,811 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 1,871 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 1,918 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 3,883 | 1,945 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [4]3,839 | 1,915 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 1,849 | [* 13] | |
2003年(平成15年) | 3,787 | 1,880 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 3,813 | 1,899 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 4,069 | 1,942 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 4,034 | 1,997 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 4,137 | 2,055 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 4,237 | 2,104 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 4,219 | 2,096 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 4,186 | 2,082 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 4,177 | 2,074 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 4,433 | 2,200 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [4]4,610 | 2,285 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 4,652 | 2,299 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 4,699 | 2,325 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 4,767 | 2,359 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 4,936 | 2,444 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 5,069 | 2,496 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 5,054 | 2,486 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)3,831 | 1,885 | [* 31] |
2021年(令和 | 3年)[京王 2]4,261 | 2,112 | [* 32] |
2022年(令和 | 4年)[京王 3]4,724 | 2,342 | [* 33] |
2023年(令和 | 5年)[京王 1]5,068 |
駅周辺
[編集]- 国道16号
- 八王子市役所由井事務所
- 八王子市立由井中学校
- 八王子片倉郵便局
- 八王子子安南郵便局
- 八王子医療刑務所 - 2018年1月に閉所(昭島市の国際法務総合センターへ機能を移転)
- 片倉城跡公園
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線 片倉駅 - 南東に直線距離で約600m、徒歩で約820m(約10分)ほど離れている。正式な乗換駅ではない。
- キャスティング八王子店(釣具店)
バス路線
[編集]最寄り停留所は「片倉城址」である。以下の路線が神奈川中央交通・京王バスにより運行されている。但し、神奈中は国道16号沿い、京王は北野街道沿いに乗り場が設置されている。
駅名の由来
[編集]所在地の地名による。地名の由来は古来よりカタクリの群生地であったことから。
現駅名は、御陵線休止中の1957年12月28日に当時の日本国有鉄道(国鉄)横浜線に片倉駅が開設されていたため、1967年に高尾線として再開した際に「京王片倉」と改称された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 京王電鉄鉄道営業部管理課「駅管区・乗務区のあらまし」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、43頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 鈴木洋「京王電鉄 高尾線の移り変わり」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、126頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 『ダイヤ改定予告 2月22日、京王線・井の頭線のダイヤを刷新します。』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2012年11月5日。オリジナルの2019年5月8日時点におけるアーカイブ 。2021年5月3日閲覧。
- ^ a b c 京王電鉄鉄道営業部運転課「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、27・32頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 『2022年3月12日(土)始発から京王線ダイヤ改正を実施します 平日も京王ライナーの停車駅に明大前が加わります。』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2022年1月27日。オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブ 。2022年1月27日閲覧。
- ^ 『2022年春 「さらに便利で快適な移動」が実現 京王線 ダイヤ改正を実施します』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2021年12月10日。オリジナルの2021年12月13日時点におけるアーカイブ 。2021年12月19日閲覧。
- ^ 統計八王子 - 八王子市
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
利用状況に関する資料
[編集]- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- ^ 東京都統計年鑑(令和2年)
- ^ 東京都統計年鑑(令和3年)
- ^ 東京都統計年鑑(令和4年)
- 京王電鉄の1日平均利用客数