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滑川温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
滑川温泉
地図
温泉情報
所在地 山形県米沢市大字大沢15番地
座標 北緯37度46分57秒 東経140度13分40秒 / 北緯37.78250度 東経140.22778度 / 37.78250; 140.22778座標: 北緯37度46分57秒 東経140度13分40秒 / 北緯37.78250度 東経140.22778度 / 37.78250; 140.22778
交通 車:東北自動車道福島飯坂ICから約40分
鉄道:JR東日本峠駅下車、駅から送迎車約20分(要予約)
泉質 炭酸水素塩泉
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
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滑川温泉(なめがわおんせん)は、山形県米沢市大字大沢15番地[1](旧国出羽国明治以降は羽前国)にある温泉。米沢八湯の一つで一軒宿の福島屋旅館は「温泉米沢八湯会」に加盟している[2]。冬季(11月上旬 - 4月下旬)は休業する[1]

泉質

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  • 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性温泉)[1]

自家源泉を3つ持ち、全て源泉かけ流しである。青白く濁る湯は肌に優しい[1]

温泉街

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合資会社福島屋が運営する一軒宿の「福島屋」(総客室数25室)がある[2]。所在地は山形県米沢市大字大沢字滑川15番地である[2]。吾妻連峰の板谷峠に位置し、電気も水道も通っておらず、水力発電と貯水タンクの水で賄っている[1]。渓流沿いの岩風呂、檜風呂、内風呂(いずれも混浴、女性専用の時間帯あり)が存在する[3]

近隣(一軒宿から徒歩30分の地点)には日本の滝百選にも選ばれている滑川大滝がある[1]

歴史

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発見は1742年[1]。郷士斎藤盛房が、川中で足を滑らせ転倒した際に高温の石に触れ、温泉を発見した。温泉名もこれに因み、川で滑ったことから滑川となった。

一軒宿は1763年に、笹木正直が米沢藩の許可を得て開業[1]湯治場として賑わった。その名残で余裕が有る場合は一人でも宿泊を受け付けてもらえる。また現在も自炊部が存在しており長期の湯治に便利。

アクセス

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  • 車:東北自動車道福島飯坂ICから約40分。
  • 鉄道:JR東日本奥羽本線(山形線)峠駅下車、駅から送迎車約20分(要予約)。
    • 温泉送迎車は基本的に宿泊者向けなので、事前に要確認。駅周辺の二次交通機関はない。
    • 峠駅から歩いていくことも可能。200m前後の登山になるため体力がある人向け。約一時間前後(上り坂であるため個人差有り)を見込んでおく必要が有る。日帰り入浴(500円)の際は列車時間に注意。

周辺

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『行きたい! 残したい! すごい温泉100』イカロス出版、2023年、48頁。
  2. ^ a b c 温泉米沢八湯会”. 国土交通省. 2023年7月4日閲覧。
  3. ^ 『行きたい! 残したい! すごい温泉100』イカロス出版、2023年、48 - 49頁。

外部リンク

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