滑川温泉
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滑川温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 山形県米沢市大字大沢15番地 |
座標 | 北緯37度46分57秒 東経140度13分40秒 / 北緯37.78250度 東経140.22778度座標: 北緯37度46分57秒 東経140度13分40秒 / 北緯37.78250度 東経140.22778度 |
交通 |
車:東北自動車道福島飯坂ICから約40分 鉄道:JR東日本峠駅下車、駅から送迎車約20分(要予約) |
泉質 | 炭酸水素塩泉 |
液性の分類 | 中性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
滑川温泉(なめがわおんせん)は、山形県米沢市大字大沢15番地[1](旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。米沢八湯の一つで一軒宿の福島屋旅館は「温泉米沢八湯会」に加盟している[2]。冬季(11月上旬 - 4月下旬)は休業する[1]。
泉質
[編集]- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性温泉)[1]
自家源泉を3つ持ち、全て源泉かけ流しである。青白く濁る湯は肌に優しい[1]。
温泉街
[編集]合資会社福島屋が運営する一軒宿の「福島屋」(総客室数25室)がある[2]。所在地は山形県米沢市大字大沢字滑川15番地である[2]。吾妻連峰の板谷峠に位置し、電気も水道も通っておらず、水力発電と貯水タンクの水で賄っている[1]。渓流沿いの岩風呂、檜風呂、内風呂(いずれも混浴、女性専用の時間帯あり)が存在する[3]。
近隣(一軒宿から徒歩30分の地点)には日本の滝百選にも選ばれている滑川大滝がある[1]。
歴史
[編集]発見は1742年[1]。郷士斎藤盛房が、川中で足を滑らせ転倒した際に高温の石に触れ、温泉を発見した。温泉名もこれに因み、川で滑ったことから滑川となった。
一軒宿は1763年に、笹木正直が米沢藩の許可を得て開業[1]。湯治場として賑わった。その名残で余裕が有る場合は一人でも宿泊を受け付けてもらえる。また現在も自炊部が存在しており長期の湯治に便利。
アクセス
[編集]- 車:東北自動車道福島飯坂ICから約40分。
- 鉄道:JR東日本奥羽本線(山形線)峠駅下車、駅から送迎車約20分(要予約)。
- 温泉送迎車は基本的に宿泊者向けなので、事前に要確認。駅周辺の二次交通機関はない。
- 峠駅から歩いていくことも可能。200m前後の登山になるため体力がある人向け。約一時間前後(上り坂であるため個人差有り)を見込んでおく必要が有る。日帰り入浴(500円)の際は列車時間に注意。